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セクシャリティが強いとそれに振り回されるので強く抑圧してしまい、なかなかオープンにすることができなくなります。
そうするとアンダーグラウンドというのは一見天国に見えるのですけれど、罪悪感はじめリスクがいっぱいあるので苦しくなります。
じゃあ、どうやって表の社会で平和利用して行こうか?を考えます。
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夫の浮気疑惑→精神崩壊→鬱病→自分が不倫→罪悪感で廃人→不倫やめる→自分に向き合う(イマココ)
な33歳の典型的な女です。笑
何で夫に浮気させたの?という根本さんの文章を見て、驚きと、相手は自身の投影というメッセージに、自分が不倫をしたかった、自分が離婚をしたかったことを知り、絶望しています…
しかし私にとってSEXは非常に大切なもので、人生になくてはならないもの。
夫とはレスです。家族になったと言われました。
私が夫以外の人としたことで、こんな素晴らしいSEXがあることを知ってしまい、夫とはもうこんなことできないよなぁと思ってまた道を踏み外してしまいそうです。
裏切りたくないのに夫以外の人とSEXをしたい。
悩み過ぎて毎日吐き気がしています。
離婚もよぎりますが、子どものことを考えるとできず。
家庭ではにこにこ笑顔の妻、裏で上手く発散できたら良かったんでしょうけど、メンタルが保てなくて上手くいきませんでした。
しかし家庭に収まっても本音のSEXしたいが満たされず、苦しいです。
大切な夫にコミットできない自分も嫌です。
夫にもお前はそのことしか考えてないと言われてしまいました…
レスになったのは不妊治療や私が夫に依存していたことによると思います。
なんかとても今生きづらくてしんどいです。
“私らしさ”も分からなくなり、迷宮入りしています。泣
とにかく何でこんなにも胸が苦しいのか分からなくて、、送ってみました。
お時間があれば目を通していただけると幸いです。
(Sさん)
情熱系武闘派女子という方々はその燃え盛る情熱の行き場がないと自家中毒を起こしてしまってとても危険なのですよね。
その情熱をできれば平和利用したいところなのですが、現代の科学を持っても制御法が確立されていないようで、今日もあちこちでツァーリ・ボンバ級の爆発が起きていることでしょう。
「典型的な女」とご自身でもお気づきのように、要するにセクシャリティがたいへん強いので、そのエネルギーの使い方をマスターしていくことが目標になるわけです。
でも、みなさまのお陰でそのあたりはだいぶ勉強させていただいたので、まあ何とかなるかな、という気はしております。
とりあえずSさんの旦那さまは火中の栗を拾う勇者とも言えますが、そんな妻を持ってしまえば「核シェルターの中に引きこもる」「ひたすら逃げまくる」「気配を消して空気になる」あたりの生き方しかなくなりそうです。
だから一見難攻不落のように見えますが、Sさん自身がどう在るか?によっていくらでも未来は変わりますので希望を持っていただければと思います。
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さて、流れの確認なのですけれど
>夫の浮気疑惑→精神崩壊→鬱病→自分が不倫→罪悪感で廃人→不倫やめる→自分に向き合う(イマココ)
そもそも妊活からの出産で「家族になっちまった」ということなのでしょうか?
そこから浮気疑惑が生まれたの?
そのときはだいぶ旦那を詰めちゃったんでしょうか?
たいへん情熱的に暴れはったんでしょうか?
そこで精神崩壊してうつ病になったということは、旦那に向いていたエネルギーが自分に向いた、ということですね。
そこから不倫することでエネルギーを外に向け、でも、その罪悪感で再びエネルギーが自分に向き、そして、何とか今は落ち着かせてるところでしょうか?ゆっちさんたちにもだいぶ助けられました?
>しかし私にとってSEXは非常に大切なもので、人生になくてはならないもの。
これは結婚前から思っていたこと?
結婚してから気付いたこと?
レスになってから思ったこと?
それとも不倫して初めて思ったこと?
もちろん潜在的にはあったものだと思いますけれど、そのきっかけってのは何かなあ?と。
少し話を逸らします。笑
「不倫して初めてセックスに目覚めた」という方はとても多いです。
優等生タイプの方に特に多いのですが、セックスってね、ちょっとタブーなところがあるじゃないですか。
だから、表のセックスではあんまり自分を出せないというか、いろいろと考えちゃうというか。
でも、アンダーグラウンドのセックスって失うもんも気を遣うもんもないからどんどん自分を出せるんですよね。
また罪悪感も刺激を作ってくれるのでよりハマりやすくなるんです。
そうするとまるで「セックス信仰」のようなマインドになってしまうことになります。
とはいえ、不倫のセックスというのはどうしたって罪悪感が付いてくるものですし、アンダーグラウンドで展開される“二人だけの世界”は居心地が良い一方で先は見えません。
それが苦しいのですけれど、そんな刺激的で解放的な性的快楽を味わってしまえば、表の社会にいる夫とできるとは思えないですから、このアンダーグラウンドにどっぷりハマってしまう人も少ないんです。
それで罪悪感と疲労感と先の見えない不安をたんまり抱えて根本先生の元を訪れると「まあ、情熱の女だもんねー。しょうがないよねえ」とか言われるんです。
頭で考えて答えが出るものでもないですし、ひとりでその感情を扱うのはまあ難しいですから、Sさんはもちろん、Sさんの気持ちが分かるわぁという方はカウンセリングやリトリートセミナーなどを利用された方が良いです。(案内は文末にあるよ!笑)
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セクシャリティが強い(=エネルギーが強い)人ってのは、そのエネルギーの強さゆえに自分自身に振り回されやすくなります。
だから強い力で抑圧するようになるもんです。
Sさんも幼少期からいろいろあったでしょう?
この「精神崩壊→鬱病」という段取りを経るってことは、その火種はおそらく結婚前からずっとあったものとお見受けします。
だから子ども時代から結婚前までの人生について教えてほしいと思うのです。
つまり、何らかの要因でセクシャリティを抑圧して「ふつうの人」として育ってきたんじゃないかなあ?と。
でも、なんぼ自らの強いセクシャリティを強い力で抑えていてもどこかで爆発しちゃうもんです。そのタイミングがいつか?の違いだけで。
そうして自分を抑えてますから、常に違和感を覚えていたはず。
なんか違う。なんかこれじゃない。なんかおかしい。
でも、そのエネルギーの強さで頑張るものですから表面的にはうまくいくことも多いです。
それで何かのきっかけで爆発して「せんせー、どうしよ。。。」という状態になるのです。
感覚的にはセクシャリティ(セクシュアル・エネルギー)は「怖いもの」あるいは「汚いもの」という風に認知されています。
だから抑圧したまま、見て見ぬふりをするものです。
性欲や性的好奇心が強いかも?と気づいたのは何歳頃でしょうか?
また、自分がバイタリティ溢れる女だと気づいたのはいつ頃でしょうか?
何となく、薄々、気付いているものですけれど、それをどう扱っていいのかが分からないと思いますから、間違った使い方をして自分を傷つけ、罪悪感を溜めるか、抑圧したまま「清楚で清純な道」を進みやすくなるのです。
その間もずーっと強すぎるほどの情熱、そのセクシャリティは出口を伺っています。
でも、やっぱ表の社会ではそれを出す勇気はないわけです。
暴走してしまったら、、、相手にドン引きされてしまったら、、、大切な人を失ってしまったら、、、とやはり怖れが出てくるんです。
そんなときにアンダーグラウンドを知るわけです。
アンダーグラウンドは表には決して出ない/出せないふたりだけの世界。
どんなに暴れても、どんな自分を出しても、どんだけ淫らになっても大丈夫な場所。
だから、セックスの喜びを知るんです。
こんなにいいものだと知らなかった!と感動を覚えるのです。
そして、こんないいものなくては生きられない!と思うようになるのです。
つまり、アンダーグラウンドで性の喜びに目覚めたのは、実に深い意味があるのです。
幼少期よりずっと抑圧してきた自分を解放できた喜び、そして、100%ではないにせよ、表の社会よりもずっと自分を出せる喜びがたまらないのです。
Sさんが「またやっちまいそうだ」と感じるのも無理はありません。
アンダーグラウンドじゃなきゃ出せない自分を知ってしまったのですから。
だから、こうした経験を何度も繰り返すとほんと「依存症」みたいになるんです。
分かっているけど辞められない、やめていても何かのきっかけで復活してしまう、そして、またその世界に浸り込んでしまう、、、まるでクスリか何かの世界みたいですね。
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なので安全な場所で、セクシャリティを受け入れましょう、ということをしていきます。
自分にそのエネルギーを許していく、という表現も使います。
目を逸らさずに自分自身と向き合っていくのです。
私は自分の感覚から「セクシャリティを自分の体になじませる」という表現をしています。
そうして「アンダーグラウンド限定」から「いつでも使い放題」にセクシャリティの扱いを変えていくのです。
そうしていくと面白いですよ。
レスが解消したり、女としての自信がめきめき出てきたり、欲しいものや目指す未来がはっきり分かってきたり、ライフワークが見つかったり。
セクシャリティと真正面から向き合い、消化していくことを心身で覚えていくと案外サクッとそんな未来が手に入ります。
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ということなので、
>しかし家庭に収まっても本音のSEXしたいが満たされず、苦しいです。
大切な夫にコミットできない自分も嫌です。
そんなことはまだ無理にきまってますから考えないでくださいませ。
今、Sさんがどんな風に自分と向き合われてきたのか分からないので重複するかもしれませんが、カウンセリングで出す課題をいくつか紹介しますので取り組んでみてください。
これだけで心が少し軽くなるかもしれません。
○親子関係・きょうだいとの関係を振り返る。
○幼少期からの印象的なできごと(良いことも悪いことも)を時系列で並べてみる。
○男関係の棚卸しをしてみる(片思いやワンナイトも含む)
○最高のセックスを5パターン以上考えてみる。(記録しておく)
○自分がどんな女になりたいのか?を自由にイメージしてみる。女優さんなどモデルを探しても良い。
○その女が身に着けそうな服やアクセサリ、髪型にする。
○自分が今までハマった趣味や推しを列挙する。
たぶん、これで1,2か月は暇をつぶせると思います。
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Sさんから見れば「あり得ない」「ミラクル!」な未来が待っているかもしれません。
そして、みなさんにとっても自らのエネルギーをちゃんと使いこなせるようになることが今世の目標ですね。
とりあえず、自分の内側には磨かれつつあるダイヤの原石がある、と思っておいてください。
だいぶサイズでかいですね。笑
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