過去に捉われることなく、今に意識を向けたいのですが・・・


1人で考えているとどうしても思考に捉われるようになり、今を見失いがちになります。
信頼できるサポーターに身を委ねることで、その状況を変えることができます。

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こんにちは。いつもブログを愛読しております。丁寧で具体的な記事を楽しみにしています。
わたしの現在の悩みですが、根本先生のご意見をお伺いしたくリクエストいたします。
30歳過ぎの女性です。趣味とスキルアップを兼ねて勉強する時間をとりたくて2年半前に退職し、留学と労働半々のようなことをしています。
最初のうちはもちろんやる気もあり、嬉しかったのですが、勉強の難しさや、金銭面での焦りにすっかり負けてしまい、そもそもの目的よりも目先の損得に意識をとられてしまい、勉強の成果がいまいち出ないまま、気持ちだけが消耗していく日々となりました。焦った状態では愚痴や怒りなどの気持ちが渦巻いてしまい、「楽しむ」ことが上手にできないので、友人関係を作ることがすごく苦痛に感じます。勉強も、ゆっくりでもやれば成果は出ることは頭ではわかっていますがもうできません。
燃え尽き症候群かなと思って、好きなことをしたり、何もしないことを自分に許しましたが半年経っても一向に元気が戻ってくる気配がありません。
そんな中で思ったことは、自分の心のなかで時間が止まっているのではないかということです。落ち込んだときは主に10代後半から20代前半にあった失敗やいやな出来事達(仕事、人間関係、家族関係、恋愛などすべてにおいて)を思い出し、ダメ出ししたり反省することが癖になっていました。
数年前からは、それはもういいじゃないか、先に進もうよと自分に語りかける余裕ができました。しかし今、まったく違う場所でまったく違うことをしているにもかかわらず、まだ過去のことを考えることが多く、今の現実と自分との間に膜があるような感じがして、今に意識を持ってこれません。頭ではもちろんどこにいて何をしているのかはわかっています。人に対してもそれなりの対応はできます。ただ、そのあとものすごく疲れます。
過去のことにとらわれるのではなく、意識を今にもってきたいのです。今与えられていることには日々感謝しているつもりです。でも、気持ちが今にある感じがしません。どのようにして過去にとらわれるのをやめて、現在を生きることができるでしょうか。
長くなりましたが、なにかヒントをいただけますと大変ありがたく思います。
先生のますますのご活躍をお祈りいたします。
敬具
(Aさん)
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だいぶ煮詰まっていらっしゃるような感じがしますね。
頭で考えることが多くて二進も三進もいかなくなっているような状態ではないでしょうか。

思考に意識が取られるようになるとどうしても地に足が着かなくなります。
いわば、頭に血が上ったようあん状態になって、何をしても思考が邪魔をして、何もできなくなります。
そして、その状態で仮に成果を上げたとしても全然その価値を受け取れないですし、逆にその成果ですら否定的な見方をしてしまうようになります。

そういう時は「頭を冷やす」ということ、言い換えれば、グラウンディングをする、ということが求められるんですね。

特にこれは頭のいい人に多いんです。
Aさんの文章を読ませて頂ければ、Aさんがとても頭の回転の速い、人に気遣いのできる人だってことはすぐに分かります。
でも、その長所を生かせないと、逆に考えすぎてすぐに思考の罠にはまってしまう可能性を表しています。

燃え尽き症候群ではないかと思って、好きなことをする時間を作れたのは素晴らしいことです。
それこそが、Aさんが賢いところです。
しかし、惜しかったのはグラウンディングができないまま好きなことをしようとしてしまったことで、それだと効果はほとんど出ません。

例えるならば、ディズニーランドに行って思い切り遊ぼう!と思って移動中に「あれ?家の鍵かけたかな?」と不安になってしまうような感じで、地に足が着かない状態では、常に楽しみ、喜びに冷や水をかけるような思考が現れるものなんです。

勉強が進まない、これから先のことに不安を感じる、という状況ではどうしてもそうなってしまうので、Aさんには「自分」ときちんと向き合う、自分の気持ちを感じる、という地に足を着ける時間を特別に作ってみてはどうかな、と思うのです。

このプロセスはなかなか一人では難しいんですね。
週に1回ヨガに通って、心が安らぐ時間を作る、とか、定期的に瞑想会のようなものに参加して自分の心と向き合う時間を作る、とか、信頼できるメンターと定期的に面接重ねるとか、誰かのサポートがどうしても必要です。
もちろん、カウンセリングを定期的に利用することも有効な手段です。

なかなか自分のポジションや状態や価値や可能性は自分自身では見えませんから、そういう時にAさんを見てくれるコーチのような存在が必要なんですね。

過去のことが気になるのも、思考に捉われているからだと思います。
既に終わったことを敢えて引っ張り出してあれやこれやと思い直すということは、それだけ思考の罠に引っかかっている証拠なんですね。
だから、いまさらどうしようもないことが気になってしまうんです。
それは心の不安、怖れ、焦りなどが引き起こすもので、そこで思い出すことそのものに意味がないことも多いんですね。

自分1人ではどうしても煮詰まってしまいがち。
だから、誰かの手を借りて、ああ、間違ってなかったんだな、こういう風にすればいいんだな、ということに気付けば、心は安らぎを取戻し、そして、やるべきこと、今できることにもっと意識が向けられると思います。

ぜひ、1人でやろうとせずに今の状況を信頼できる人に委ねて任せてみましょう。
それが突破口になるかと思います。

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5、6月の根本のセミナー。

大阪:5/10(日)10:30~16:30 根本裕幸&理加のヒーリングセミナー(新大阪)

東京:5/14(木)19:00~21:00 心理学講座(神楽坂)(キャンセル待ち受付中)

東京:5/15(金)10:30~15:00 夫婦問題専門の問題解決セミナー(神楽坂)(残6席)

名古屋:5/21(木)11:30~13:30 根本裕幸のランチ会(講座付)(名駅)

大阪:5/22(金)11:30~13:30 根本裕幸・理加のランチ会(講座付)(豊中)

神戸:6/3(水)13:00~15:00 「夫のホンネ、妻のホンネ~知らないと損する夫婦トラブル解消法~」

大阪:6/5(金)19:00~21:00 心理学講座(梅田)「投影を学ぶと驚くほどに人の心が見えてくる。」

大阪:6/7(日)13:00~18:00 『心理カウンセラー×色気専門家 魅力と自信。本当の自分』根本裕幸・真島あみコラボセミナー(新大阪)

大阪:6/14(日)14:30~16:00 産経学園なんばパークス主催「ココロをほぐすエクササイズ集」(なんば)

6/27,28は沖縄リトリートセミナー。日常を離れ、心を解放し、ココロの荷物を降ろしてみませんか?(残4席。増席しました。)

6月以降は・・・>こちら!

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