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感情が豊かな方や、予想外に大きな感情に飲み込まれてしまった場合などに、自分の気持ちが分からなくなって思考がぐるぐるしちゃうものだと思います。
そういうときのための気持ちの整理法を今日はいくつかご紹介したいと思います。
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「感情が先。感情重視。」のお話にとても興味をもち、ネタ提供させていただきます。
私は凝りずに婚活をしてますが、「パートナーとの愛情あふれる人生がほしい」VS「男性嫌悪」の感情バトルが勃発してます。
一回休息しようかと思うも、何もしないと不安感が強く、それはそれで感情的に厳しいものがあります。
かつて「この人に出会うために生まれてきたんだ」と思い合った人と味わった、愛情が循環していた日々を思い出しては、このままでは、自分で立てた「あれを真実のパートナーシップに完成させられなかった私は誰と出会っても無駄」説が本当になってしまう!と恐怖にかられます。(なので冒頭の根本さんの言葉は心臓に直撃しました。笑)
前向きな大きな感情としては、「自分の子どもに会いたい。世界の素晴らしいものを見せてあげたい、一緒に色んなことを感じたい」というのがあります。
この感情はライフワーク的な仕事に就けるようになり、また、母との確執もほぼ解消したことで湧いてきました。(根本さんのおかげです)
ただ、この感情をもって男性と合うと尚更「この人との子を生みたくない!まずそういう行為無理!」と時期尚早な拒絶感情が襲ってきます。まだ何も始まってないのに、相手に失礼すぎて自己嫌悪です。
こんな感じで統一感のない感情が日々うごめいています。自分が分離してきているような感覚もあり、好きなことが手につかない…
感情を捉えて、地に足をつけて現実を受け入れるにはどうしたらいいのでしょうか。
(Aさん)
元ネタはこちらです。
さて、「来世頑張ろうね!(満面の笑み)」という話を婚活難航中の女子に伝えるとほぼ確で「えー。やだ。今世がいい。来世とか遠すぎる。」とか言われるんですよね。不思議ですよねー(遠い目)。
で、元ネタの話もけっこう響いた方が多くてカウンセリングでも「あれ、めっちゃ刺さりました。今も血が出ています。」とお聞きするんですよね?で、「じゃあ、患部を拝見いたしましょうか?」というと「それ、セクハラやん」とキレられるんですけど不思議ですよねー(遠い目)。
ということで、「感情が先、思考は後」という話なんですけれど、そうすると「ヤバい!こんなんじゃなおさら結婚できん!」と思われる感情をたくさんお持ちの皆さんはきっと焦るんですよね。(だから、来世頑張ろう!って前向きなこと言ってるんですよー。笑)
それで「感情」と「現実」の間を右往左往して「どうしたらいいんだろう?」とますます訳が分からなくなるので、そういう場合は根本さんやお弟子に課金するといいですよ!すごくいいですよ!お勧めですよ!
で、何が右往左往してるか分かりますよね?
「思考」です。
「感情はこうなってる、ってことは、現実はそうなっちゃうの?」とか「こんな感情持ってたら男の人と付き合えないじゃない!」とか「やっぱ仕事にネガティブな感情持ってたらライフワーク生きられないってこと?」とか、色々と“考えてしまう”わけです。
でもまあ、そうなるのも無理はないですし、考えることがクセであり、趣味であり、特技な方は「気付けば考えてる」ものですし、しかも!怖れや不安という感情は思考をぐるぐる回させる力がありますので「ヤバい!どうしよう!」と思った瞬間から思考が猛烈に回り始めるんだと思います。
Youtubeの再生回数が猛烈に回るとその分広告費が入ってウハウハになるんですけど、思考が猛烈に回っても疲れるだけで良いことはあまりないものです。
(ここで言う「思考」とはなにか?という話もあるのですが、余計ややこしくなるので今日は割愛します。少なくてもそこで考えていることは決して「論理的思考」ではないんです。)
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で、そういうときは「もっと感情に目を向けよう!」ということを意識します。
Aさんがとても感情豊かな方であることは文面を見ればよく分かりますが、それゆえにもっと感情を大切にしてあげても良いのでは?まずは感情を受け入れることが先決では?もっとその感情と向き合ってあげるのがいいんじゃね?と思うのです。
そうではなく、自分の感情にいちいち反応して恐れおののき、その感情をコントロールしたり、否定したりしてしまうので「思考がぐるぐる状態」が生まれるわけです。
そこから脱出するためにも、自分の気持ちを整理するためにも、自分の中で次の区分を持つと良いと思います。
(1)現実に起きていること
(2)頭で考えていること
(3)心が感じていること
この(2)(3)の区別が難しいんですけど、それが(1)にも影響を与えて「まだ現実になっていないことをさも現実に起きたことのように捉えてしまってる」という状態に陥ることは多々あります。
具体例をネチネチあげていくことにしましょう。
>私は凝りずに婚活をしてますが、「パートナーとの愛情あふれる人生がほしい」VS「男性嫌悪」の感情バトルが勃発してます。
(1)懲りずに婚活をしている
(2)感情バトルが勃発している、と捉えている
(3)男性嫌悪
この「パートナーとの愛情あふれる人生がほしい」という部分が(2)なのか(3)なのかはちょっと判別に苦しむところがありまして、何割かが(2)、残りが(3)みたいな感じかもしれません。
>一回休息しようかと思うも、何もしないと不安感が強く、それはそれで感情的に厳しいものがあります。
(1)なし
(2)一回休息しようかと思ってみたが、感情的に厳しいと考えている
(3)何もしないと不安感がある。
これまた「何もしないと不安感が強く」という部分が「思考」なのか「感情」なのかはちょっと判別が難しいです。
「不安感」を実際に感じているのか?それともそれもまた想像の産物なのか?によって分かれるんですよね。
>かつて「この人に出会うために生まれてきたんだ」と思い合った人と味わった、愛情が循環していた日々を思い出しては、このままでは、自分で立てた「あれを真実のパートナーシップに完成させられなかった私は誰と出会っても無駄」説が本当になってしまう!と恐怖にかられます。
(1)「この人に出会うために生まれてきたんだ」と思い合った人とはもう別れている。愛情が循環していた過去があった。
(2)「あれを真実のパートナーシップに完成させられなかった私は誰と出会っても無駄」説を打ち立てた。
(3)その説が本当になってしまうと恐怖にかられている。
これまた(3)も「そういう風に考えると怖くなる」ということで、思考が作り出した感情なので、ほんとうに感じている感情とはちょっと言いにくいんです。
>前向きな大きな感情としては、「自分の子どもに会いたい。世界の素晴らしいものを見せてあげたい、一緒に色んなことを感じたい」というのがあります。
このヴィジョンは大変素敵なものだと思うのですが、それを思うとめちゃくちゃワクワクしているのでしょうか?それともそう思った瞬間から何らかの怖れが生まれてくるのでしょうか?
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お気づきかと思いますが、意外と(1)ってないんですよね。
そして、ほとんどが「思考が感情を作り出してワクワクしたり怖れたりしている」ということなのです。
あ、別にそれが悪いわけじゃありません。
「自分の子どもに会いたい」というのも一見、感情(欲求)ですが、それが「思考が作った感情」なのか「湧き上がってくる感情」なのかも重要なんです。
それは注意深くその気持ちを見てあげる必要があり、自然と湧き上がってくる「子どもが欲しい。一緒にいろんな世界を見て、一緒に感じたい」という思いもあれば、「いやあ、年齢もそれなりだしそろそろ産んどかないと年齢的にヤバいんだよねー。」みたいな思考が混じっていることもあれば様々なんです。
だから注意深く感情を「観察する」ということが大切になってくるわけです。
そうするとお望みのような「地に足が着く」という感覚が分かってくると思うわけです。
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ただ、
>ただ、この感情をもって男性と合うと尚更「この人との子を生みたくない!まずそういう行為無理!」と時期尚早な拒絶感情が襲ってきます。
という部分がよく分からないのですが、「子どもが欲しい」と思うけれど、「この人との子を産みたくない」と思ってしまうのはなぜなんでしょう?
かつて好きだった人が影響を及ぼしているのでしょうか?
だとすると、その彼に対する執着心がまだまだ根強く残っているわけで、そこをちゃんと扱ってあげるのが先決かと思います。
*「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
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また、「そういう行為が無理」というのは、やはりその彼のことを引きずっていて他の人に心を開けなくなっているからなのか?そもそもそういう行為に対して抵抗があるのか?またその両方なのかどれなのでしょうか?
これもまたきちんと向き合っておくとよいテーマですよね。
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という風に(1)(2)(3)に分けて現実、思考、感情を分けて捉えていくと気持ちが整理されるだけでなく、何に向き合うべきか?がおぼろげながらも見えてくると思います。
>この感情はライフワーク的な仕事に就けるようになり、また、母との確執もほぼ解消したことで湧いてきました。(根本さんのおかげです)
という非常に大きく、素晴らしい成功体験をお持ちですから、それを自信に変えて新たなテーマに取り組んでみるといいと思うんです。
この成功体験があるのとないのでは大きな違いですからねー。
特に( )内はぜひ身近な人だけでなく、SNSにおいても拡散しておかれると非常に良いでしょう!お勧めです!マジで!すぐにやって!笑
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さて、Aさんもそうですが、感情が豊かな方は思考を使ってしまうと大いに感情に振り回され、自分の本音も分からなくなってごちゃつくものです。
そういう方に特におすすめしているのが「頭の中だけで考えない」ってことでして、自分が感じていることをノートやスマホなどに書き出したり、人にしゃべったりして、自分の中だけで扱わないことはすっごく大事です。
「子どもが欲しい!けど男は嫌い!」という思いが出てきたときに、頭の中だけで処理しようとすると・・・
「そんなこと言ってたら結婚もできないし、出産だって無理じゃん。そもそもその行為自体が嫌だし、絶望的じゃん。じゃあ、子どもを産むことを諦めるか?っていうのも違うし、それは絶対あきらめたくない。けど、どうしたらいいのか分からない。男の人を信用するのって今のあたしには無理だと思うし。そんなこと言ってたってしょうがないし、めっちゃ焦るし、不安にもなるし、あんないい人二度と出会わないと思うし。でも、ほんとあの人の子どもが産みたかったなー。そも思ったらなんか涙が出そう。まだ忘れられてないんだよな。また会いたいけど会ってもどうのこうのできるわけじゃないし、けど、もしかしてまだ好きなのかな。でも、やっぱそこは諦めて次にいかないと・・・。」
まだこれは皆様が読みやすいように文章化してますけど、こんな感じでどんどん話題が逸れて行ったり、思考と感情が入り乱れたりするものでしょう?
こういうのを「書いてみる」とか「話を聴いてくれる人に話してみる」とすっきり整理しやすいわけです。
ちなみにそういうときに「根本さんに会ったら話したいこと・聞きたいことノート」を作っておくこともお勧めしています。
実際に根本さんに会うことがなくても、そう思ってノートに書くことで気持ちが整理されるし、変に抱え込まない、考えすぎないことになります。
セーフティネットって呼んでます。
ぐるぐる考え始めたらそうして「目に見える方法」や「耳に聞こえる方法」をぜひ採り入れてみてください。
だれもしゃべる人がいなければ家の猫とか観葉植物に話しかけてもいいくらいです。
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たぶん「結婚は来世にしたら?」とお伝えしたってことは、「そのことを考えるよりも先にやっておくことがあるんじゃね?」という意図があるはずです。
自分の気持ちを整理するとか本音を知るとか元カレを手放すとかそこに意識を向ける前にやっておくことがある、という風に。
だから、改めて自分と向き合う時間を作ってみてください。
感情が豊かで振り回されやすい方は「自分軸」を確立していくとその傾向がずいぶんと和らぎますから、「私は・・」「彼が・・」等々、主語を意識しておくのもいいでしょう。
ということで感情が取っ散らかっている方のための気持ちの整理法を今日はお伝えいたしました。参考になれば幸いでございます。
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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