夫に対してキレるモラハラ妻になってしまっているのですが、なかなかやめられません。

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私のカウンセリングというのは表面的に起きている事象に対して「なんでそうなる必要があったんでしょうね？」という背景を見ていきます。
旦那に怒りをぶつけまくってしまうのも心理的な理由が必ずあるんです。
その理由を変えて行けば表面的な事象だって変わらざるを得ないよね？というお話です。

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さて、一般論から始めるのですが、自立系武闘派女子のみなさまが発せられる暴言はガラスのハートをお持ちの男性にとって一瞬で心臓を射抜く効果があり、また、本気ではなくとも軽くツンと彼を突くだけで骨をも砕くらしいので、みなさまにおかれましてはご自身のパワーをぜひとも御自覚なさいますよう、謹んで申し上げる次第でございます。

ということで、Ａさんは夫に対してそんな態度を取ってしまう自分がすっごく嫌いになりませんか？ダメ妻でほんとしょうもない奴で離婚されてもしょうがないとか思っていませんか？

男女問わず「モラハラ」とか「ＤＶ」というのはどんどん過激になっていくもので、そのたびに罪悪感とそこから来る自己嫌悪によって悪循環になるのですね。

ご自身では「自分に甘い」とおっしゃっていますけど、確かにそういうところもあるかもしれませんが、その一方で、だいぶ自分を責めていらっしゃるようにもお見受けします。

まあよく「自分に甘い」と申告される方がいらっしゃるんですけど、私が知る限り、「自分は自分自身に甘いんです！」と自分に厳しくしている方が多いものです。

で、アンガーマネジメント等について私もちゃんと学んだわけではないので何とも言えないのですが、ほんとうにそんな自分を変えたいと思うのであれば、段階を踏んで行かれるのが良いかと思います。

本を読んでもあまり変わらないならば、次はどんな手を打ちましょうか？

Youtubeを見まくるとか、カウンセリングに行ってみるとか、病院を探してみるとか、アンガーマネジメントを教えてくれる講座に参加するとか、根本さんのお弟子を巡ってみるとか、いっそのこと根本さんにたくさん課金してみるとかいろいろ手は考えられますね。

ほんとに変わりたいと望むのであれば、そうした手を打ち続けることができるでしょう。

けれど、実は変わりたくないとか「今の自分を受け入れてくれー！」と叫んでいるとか「誰か溺れてるあたしを助けてくれー！」とかでしたら、なかなか行動には移れないでしょう。

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似たような事例はもちろんいくつもありまして、例えば、ある方は大人しそうな顔に似合わずなかなかの激しい方でして、彼氏を心身ともどもサンドバックにしておりました。

それで足繁くカウンセリングに通ってくれていて少しずつマシになり、やがて彼の転勤と共に結婚し、専業主婦になった途端、その激しさは鳴りを潜めることになりました。

家のことをしているのが幸せで、一日中家に居られることが喜びということに気付いたそうで、「ああ、専業主婦がライフワークってこともあるんだよね」ということを教えてくれた方でもあります。

また、別の方もたいへん情熱的な方で一度怒りに火が付くとかなり旦那に暴言・暴力を振るってしまう方でしたが、その情熱と怒りってのはセクシャリティなんだよね？そこを抑圧してないかい？というところを見て行ったところ、半年くらいで旦那がビビるくらい優しい妻に変貌しまして「今までのあたしはあたしじゃなかった」とおっしゃっていました。

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ということで私がいつも見ていくのは「なんでそんなに暴れまわらなきゃいけないんだろうね？」というところでして、「まあ、怒りが出ちゃったらしょうがないよねー。だって、感情とウンコってのは同じでさ、肛門からウンコが出てきたところで止めるのって無理だよね？しかも、久しぶりのお通じだったりしたら量もハンパないでしょ？だから、ちゃんとトイレで踏ん張るのがお勧めなんだよね。キッチンやリビングでウンコ出しまくってたらやっぱ掃除も大変だしね。」という見解を持っています。

＞職場や友人にキレることはないですが、夫にはキレてヒスを起こすことが良くあります。(実家にいた頃は母に)

ということは心理的な距離が近い人に対してウンコを出しちゃうってことですけれど、それはどういう意味があるんだろう？と思うわけです。

ああ、そういう形で甘えてるのかなあ？とか、それくらい分かってもらいたい気持ちが強いのかなあ？とか、外でいい人をし過ぎてるのかなあ？とか、色々と考えられるんです。

たぶん、Ａさんもここ最近扱ってる「エネルギーが強すぎるからその扱い方をちゃんと学ばないと地球を破壊しちゃうよ？」というパターンに当てはまるかと思うんです。

エネルギーがとても強い人はちゃんと３次元の地球に合わせた使い方をしないといろんなものが壊れちゃうよね？～フルマラソンを全力疾走するような人生にしてない！？～

とすれば、Ａさんの生い立ちから含めて「どんなキャラなのか？」「どう自分と付き合ってきたのか？」「だいぶ抑圧的な生き方をしてないか？」「その情熱をどんな風に使ってきたのか？」などをヒアリングしていきたいところですね。

もちろん、そこでは両親やきょうだいについてもツッコミを入れたいですし、スクールカースト的にはどこに属していたかも知りたいところです。

そうすると「なんで旦那に対してそこまでキレちゃうんでしょうね？」という理由が見えてくると思うんです。

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＞長い間、私と一緒に居てくれてたくさんの安心や幸せを貰っています。

という気持ちがあるからこそ、旦那に怒りをぶつけられるんですよね。

その怒りは「痛み」なんですよね。助けを求める声なんですよね。

だから、一番助けてほしい人に怒りをぶつけちゃうんです。

一緒に生きていきたい相手だからこそ、自分の痛みを分かってほしくて、その痛みを出しちゃうんです。

「迷子になってる子はママの顔を見ると大号泣する」んですよね。

ママの顔を見つけると安心して、それまで抑えてきた不安や怖さや寂しさや悲しさや申し訳なさが一気に溢れてくるんです。

感情って安心すると出やすくなります。

だから、トイレの個室って周りが壁で囲まれている上に音姫まで完備されていて安心できる環境ですよね？だから、ウンコが出やすいんです。

試しに渋谷のスクランブル交差点でウンコしようと思ってください。全然安心できませんから便意に反してウンコは出ませんよね？

たくさんの安心や幸せをもらっているからこそ、それだけの怒りが出ちゃうのです。

そして、繰り返しになりますが、その怒りは「痛み」なわけですから、じゃあ、Ａさんはどんな痛みを抱えているのでしょう？というのがカウンセリング的な流れとなります。

おそらくそれは幼少期に遡ってみていく必要がありますよね。

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また、エネルギーが強い方ってのは怒りんぼな方も多くてですね、何かとぷりぷり怒ってることが多いのですね。

蒸気機関車がアイドリング中も煙を吐いてるのと同じなわけです。

自分が持つエネルギーをコントロールできず、だからこそ、抑圧してしまっているわけで、その抑圧に対する反発が「怒り」となって出てくるんです。

自分では自由に好きなことをやって生きていて、そんな抑圧してるつもりがないっておっしゃる方もいるんですけど、「それでもなお、まだ抑圧があるんじゃねえの？」と思うわけです。

そもそもが規格外なわけですから、「他の人の自由とあんたの自由は違うんだよ」という話になるわけです。

だからもっと自分らしい生き方にシフトしていかなきゃいけないんだよねー！と思うのです。

これってけっこう文章で伝えるのは難しいんですよね。

私たちってやっぱ周りの人と自分を比べるわけです。

それで自分の周りの人の“平均値”のようなものを基準にして「ふつうはこうする」「常識ではこう」という風に思います。

そして、その基準に対して自分が上だの下だのと判断して、自分はダメだー、と否定したり、逆に優越感に浸ったりするんですね。

ただ、その基準というのはあくまで周りの人を見て決められるものじゃないですか。

だから、その基準に自分を当てはめて良いかどうか？が問題なんです。

エネルギーが強い人ってのはそういう基準で見ちゃいけなくて「あたしはあたし」の自分軸精神がとても大切なわけです。

だから他の人と比べるのではなく「あたしはこうだ」という意識を持つことが非常に大切なのですね。

で、そんな方がそうした常識を自分に当てはめたり、周りから押し付けられたりしたら、そりゃあストレスになりますよね。

エネルギーが強い人ほど「ふつうの人の常識」はストレスになるんです。

それどころか「自分は他の人と同じことができない」なんて思い込んで自分を責めたりするものですから、ますますストレスは溜まるのですね。

で、「このままでは地球を破壊してしまう！」と思ったときに夫や母というサンドバックを見つけてうおりゃーー！！と彼らに炎をぶつけてしまうのですね。

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ちなみにそんな情熱系な女子たちが最近キックボクシングや総合格闘技を習いに行ってるという話をよく耳にしますが、それは大変すばらしい試みで、ぜひとも日ごろのストレスを本物のサンドバックにぶつけていただき、ついでにリアル武闘派女子になっていただければと思っているところです。そういう意味でＡさんも近所のジムに通ってみるのも良いかもしれません。

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だから結局のところＡさんにとっては「もっと自分のことを知りましょう！」という課題を持ってみるといいでしょう。

自分が思っている自分とほんとうの自分はもしかしたら違うかもしれないよ？というわけです。

そして、自分を知りつつ、自分の身の丈に合った生き方をしていきましょうね！というのが次のテーマになるでしょう。

「いやいや、あんたはもっとガンガン前に出たほうがいいよ」
「たぶんもっと女を楽しんだ方が幸せみたいね」
「つい自分を隠しちゃうからもっとオープンになっていこう」
「遠慮するのが癖になってるからやりたいことにもっと貪欲になってみようぜ」
「思い切って海外に移住するのもアリかもよ。その夢、もう叶えてもいいんじゃない？」

そして、そういう方にはよく「今の自分がもっと大胆になるとしたらどういう風になると思う？」と自由に想像してもらうことにします。

「もっと大胆に」
「もっと解放的に」
「もっと自由に」

ということを想像することによって意識を広げてみようと思うのですね。

そして、その発想が「会社を辞めてやりたいことを仕事にする」とか「もっと趣味に打ち込む」とか「性欲にもっと素直になって旦那とヤリまくる」とか「歌手デビューを目指す」とか具体的なアイデアに至ったらできる範囲でそれをやっていきます。

そうすることで本来の自分サイズに生活を改めていくのです。

その結果として「あれ？夫に最近怒りをぶつけてないなあ」という現実が創造されるのです。

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