「いい子」を演じるとアンダーグラウンドを必須とし、2人分の人生を生きることになるんだけど、それくらい大器で可能性がいっぱいあるってことなんですよね。



母親に叱られないようにいい子になると、そこで溜まったストレスを吐き出すためにアンダーグラウンドを求めるようになります。
その結果、表と裏の自分という2人の人生を生きることになるんですけど、それができるくらい器がデカく、エネルギーも強く、才能も豊かだと言えるわけですね。

はじめまして。いつもブログ読んでおります。
私はごく普通の家庭で長女として育ちましたが、共働きの中、母親がワンオペだったということもあり小さいころから、母親に叱られて育ちました。小さいころは父親が大好きだったのですが、中学受験の時に母親が「あんたって期待外れね」といつも言うのを、そばで見て笑っていたり同調したりする父親が許せなくなり、中学に入ると父親とは口をきかなくなりました
そして働き始めると予想にたがわず、アンダーグラウンドの世界へ・・新入社員の時の31歳も年上のクライアントから始まり、業者、社内、親会社の外国人達とも関係を結んでしまいました(全員家族持ち)
旦那はとてもいい人で優しいです。こんな人と子供のいる家庭を持ったら普通は幸せなんだろうなと思います。割と早くに結婚しましたが、子供を作ろうとしなかったため今は不妊治療の真っ最中です。
表向きはいい子ちゃんですが、裏ではやることやった挙句に浮気相手が幸せな家庭を築いていることを羨んだりしています。こんな私でも人並に一人を好きになって好きになられて、という経験がしたいです。
どこから取り組めばよいか、アドバイスいただけたら嬉しいです!
(Aさん)

うちのブログによく登場する「いい子ちゃんの心理」そのもので、過去にもいろいろと似た話はしているのですが、復讐、もとい、復習を兼ねてお話していきたいと思います。

とりあえずこの辺の心理については下記の動画をガン見していただくとよく分かりやすいですよ!!

★セミナー動画:応用心理学講座「旦那もいるけど彼氏もいる問題~分裂したマインドがもたらす現代社会の問題~」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/46448

★セミナー動画:応用心理学講座「自立すればするほどアンダーグラウンドが必要となる理由~なぜ、経営者はお姉ちゃんのいる店に行くのか?~」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/46456

さて、「母から叱られて育つ」とどうしても「いい子」になるものですね。

母の前では怒られないようにいい子に振舞うことが癖になってしまい、それが社会に投影されて、先生、友達、先輩、上司、同僚、彼氏の前でも「いい子」になることが当たり前になるものです。

つまり、母に怒られないように振る舞っていたことが癖になって、先生、友達、先輩、上司、同僚、彼氏などにも「怒られないようにいい子に振舞う」ということです。

思春期になれば反抗期を迎え、父を嫌いになることも王道路線なんですけど、「母に嫌われないために父を嫌いになる」という心理もありまして、実はそこがアンダーグラウンドの入り口になることも多いのです。

「いい子」として振舞っているとストレスが溜まるものです。

お母さんに怒られないために「家に帰ってきたら宿題をすぐにやるいい子」を演じたときに「遊びたい私の本音」は心の中に封印されます。

「お手伝いしなさい!」と言われたらいい子は表向き素直に「はーい!」と言ってお手伝いするんですけど「やだなー。めんどくせーなー。遊びたいなー」という思いは抑圧されますから、それもストレスになります。

そうすると溜まったストレスはウンコと一緒で排出したいので、何かで発散しようとします。

「裏で妹に意地悪をしていた」
「学校で大人しい子をイジメてた」
「こっそり万引きとかしてた」
「自傷行為がやめられなくなった」
「門限ぎりぎりまで家に帰らなかった」

みたいな感じで。

その中に「父のことを嫌いになる」というのも含めても良いと思います。

つまり、それも発散方法のひとつなんです。

ここをもう少し補足すると、共働きでワンオペ育児の母もストレスを溜めます。

それを発散する相手として「子ども」が選ばれることが多いです。

だからけっこう理不尽なことで怒られたり、ちゃんとやってるのに文句を言われたりするでしょうし、また、父や祖父母、職場の人たちへの不満を聞かされる愚痴の聞き役になることもあるでしょう。

つまり、ストレスの発散先に自分がなっちゃうので、そこでもストレスを感じることになります。

また、父を嫌いになるのってAさんが挙げてくれた理由も大きいんですけど、それ以前に、母が父の悪口をけっこう言ってたんじゃないか?という想定もできます。

「父のことが大好きだったんだけど、母が父の悪口を言ってるから、母に怒られないようにするためには父を嫌いにならなきゃいけない」という心理です。

だから、逆に母が父に感謝し、愛情を示している家庭では、思春期になっても父のことを好きなままでいる子に育ちます。

さて、そうすると「表のいい子と裏の悪い子」という“分離”が心の中で起こります。

>表向きはいい子ちゃんですが、裏ではやることやった挙句に浮気相手が幸せな家庭を築いていることを羨んだりしています。

こう思うのはふつうのことだから「裏」でも何でもないんですけど、それを「裏」だと思ってしまうところにAさんの「分離」が見て取れるわけです。

そうすると「表の私vs裏の私」という葛藤が常に起こりますよねー。

それもまたストレスになるんです。

そうすると表の社会で常に「いい子」をしてるんですけど、Aさんの場合、それがけっこう強いのかもしれません。

だから「ごく普通の家庭で」という客観的評価は正しいのかもしれませんが、そのごく普通の家庭の中でAさんはかなりのストレスを溜め込んで来られたんじゃないかと思います。

この見方は現在地を知るうえでものすごく大切なんですよね。

で、そうして表と裏との分離が激しくなると、まるで二重人格のような生活を送るようになります。

ある厳格な家庭で育ったお嬢様は進学校~一流大学に進んだのですが、高校生の頃からパパ活を始め、大学時代は風俗で働きつつ、アダルト動画にも出演し、常に複数の人と付き合う生活をしていました。

成績優秀で先生からも褒められ、一家の誇りであった一方で、そうしたアンダーグラウンドにどっぷり漬かっていたのですね。

「昼間の自分と夜の自分は全然違う人間だと思って自分でも怖くなることがある」と彼女は何度も言っていました。

始めは服やコスメなどを買うお金目的で始めたのですが、十分お金を手に入れてもその生活が辞められず、名の知れた会社に就職してもその生活が手放せなくなっていて、ちょっと自分でもおかしいな?と思いカウンセリングに来てくれたんですね。

確かに初見ではそんな裏の顔を持っているとは思えないほどのお嬢でした。

Aさんも彼女の気持ちがちょっと分かるかもしれません。

そうした心理的な分離が起きていると、2つのものを常に用意するようになります。

表向きの夫と、裏用の彼氏。
表向きの生活と、裏の生活。
表用のファッションと、裏用のファッション。

表でいい子をしなきゃいけない分、裏の自分でバランスを取るんです。

そもそもがストレス発散のために作った裏の自分ですから、そこは刺激的である必要があります。

フリーな人よりも既婚者の方が刺激が強いので、当然ながらそっちを選ぶようになるわけです。

そして、その刺激に中毒みたいになって辞められなくなることも多いんです。

「それって依存症みたいなもんですよ」とさらっと伝えるんですけど、そういう自覚を持たないとなかなかその問題と向き合えない方も中にはいるんです。

こういう生き方って処世術のひとつで、裏の顔を持たなければとても精神が持たない人生だったことを表しています。

つまり、Aさん、それくらい苦しいんです。辛いんです。

それは過去形ではなく、現在進行形です。

でも、親子関係で芽生えたその苦しみって逃げ場がありません。

だから、アンダーグラウンドという閉じられた世界を創り、そこでストレスを発散しようとするんです。

>そして働き始めると予想にたがわず、アンダーグラウンドの世界へ・・新入社員の時の31歳も年上のクライアントから始まり、業者、社内、親会社の外国人達とも関係を結んでしまいました(全員家族持ち)

それくらい自分は辛かった、行き場のない思いを抱えていた、それくらいしんどい自分がいる、ということを自覚される必要があります。

そういうことをしなければいけないくらい、追い込まれてる自分がいるんです。

とはいえ、その代償はやっぱり大きくて、そこに「罪悪感」が付いてきます。

アンダーグラウンドにハマるとヤバいのは、ストレスを発散する目的でアンダーグラウンドに逃げ込んだのに、そこで罪悪感を新たに抱えるから、その罪悪感を発散するためにさらなるアンダーグラウンドに突き進まざるを得なくなるからです。

だから、どんどんドツボにハマるようになり、その生活から抜け出せなくなるんです。

それでカウンセリングなどではその罪悪感をまずは洗い流すことを軸にセッションを展開していくことが多くなるものです。

★罪悪感モノ

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』

さて、結局のところ2人分の人生はなかなか大変でございますから、表と裏の統合を果たすことが目標の一つになります。

その際、ライフワークをデザインしていくことになるのですが、そのライフワークを構成する「才能・価値・魅力」を発掘することから始めるものです。

例えば、それくらい分離したマインドを持てるということは、それくらい大きな器の持ち主だと言うことです。

また、セクシャリティも強いことは想像に難くないでしょう。

その他、お話を伺いながらクライアントさんの価値・魅力・才能をずーっと見つけていきます。

本人が否定的に語ることの中にも「言い換えればそれって魅力だよね?」と分かることもあります。

そこで私が意識するのは「小さくまとまるな!」ということでして、罪悪感が強かったり、母からの支配に怯えていたりした経緯から、どうしても自分を本来のサイズよりも小さく扱ってしまうものです。

だから、けっこう壮大に思える物語を私から提示されることも多く「え?それ、あたしのことですか?」という反応が起きることも珍しくないものです。

ちなみに先ほど紹介した彼女は数年カウンセリングに通う中で様々な気づきを得て「日本という器にあたしは収まらねえ!」ということで、米国に殴り込みをかけていきました。

そして、一時帰国の際、わざわざいらしてくれたんですけど見違えるほどのレディになっていました。現地でなかなか素敵な人と出会い、彼と一緒に日本向けのビジネスを始めたんだそうです。

Aさんも同じとは言いませんがたぶん、可能性はめちゃくちゃあると思います。

テーマとしては「表と裏の自分を統合する」ということになりますが、差し当たっては、
・母からの支配の脱却
・素直な自分(本当の自分)との出会い
・価値魅力才能の発掘
・ライフワークデザイン
・罪悪感の癒し

この辺から取り組んでみられると良いと思います。

あ、全部つながってますのでどこから手を付けてもらっても構いません。

あと妊活されてるそうですが、出産が大きなパラダイム転換となり、自分らしい人生を生きるきっかけになることも大いにありますので、こちらも前向きに取り組んでみてください。

とりあえず今日は「うわっ!あたしってダイヤの原石みたいなもんなんや!すご!」と思っといてくださいませー!

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いい子をやってるとアンダーグラウンドが必須になっちゃうよね?


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