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セクシャリティってのは生命力ですから、自分を楽しませ、喜ばせることを最優先にやっていれば、性的な行為を通らずともどんどんイキイキとした人生を送ることができます。
しかし、性的魅力が才能レベルにあるならば、そこを素通りして本当にそれ以外のことを楽しめるのか?という疑問は残るものです。
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ありがとうございます。
セクシュアリティについての質問です。
性的な行為等なしで生命力としてのセクシュアリティやエネルギーを開花させることはできないのでしょうか?
先生の過去の記事を拝見していくと「動き出すためにはセクシュアリティのエネルギーが必要(意訳)」という言葉を見かけます。
記事にかかれていることでできそうなものを試してみましたが、気持ち悪くなるのです。
パートナーがいるときはそれなりに性欲はある方だと思います。
ですがいないときは性行為もオナニーもコスパ・タイパが最悪だと感じます。
AVその他も体も反応はしますが、たびたび吐き気や頭痛、下腹部に痛みや凍るような冷たさを感じて嫌になります。
それでも続行すると、ただの賢者タイムかもしれませんが、ひどい虚無感に襲われたり、(やらないけれど)体を傷つけたくなるような心地になります。
そういえば昔は性行為も自傷行為も同じだと思っていました。
他に思い当たるようなことは
・数年前の離婚原因の一つが元夫の風俗通い
・仕事や家事で心身が疲れきって元夫の要求に応えきれず「お前は俺の性欲についてきていない」と否定された
・高校生くらいのときに母がおそらく複数人と不倫をしていることに気づきながら、家が荒れるのが嫌で誰にも言わなかった
・幼少期から悪戯されかけたり痴漢にあったりしていた
・思春期の頃に母に不快な体の触られ方をした
・小学校高学年の頃にたびたび学校の先生から体を触られた
などです。
これらについては今はもうあまり怒りも何もないように思います。
運動嫌いですが運動や筋トレその他で現状から進むための「生命力としてのセクシュアリティ」を開けないものかと思い質問しました。
長くなってすみません。
ネタにしていただければありがたいです。
(Yさん)
セクシャリティ(セクシュアリティ/セクシャル・エネルギー)というのは必ずしも性的なものに限定されないということなので、別角度から解放していくことって別に難しいことではないと思います。
狭義のセクシャリティ=性的なこと
広義のセクシャリティ=生命力
そんな風に解釈しておくとよいと思います。
けど、その辺がごっちゃになっちゃうこともよくありますね。
セクシャリティを解放するには性的なことを通らねばならない!みたいな。
確かにつながっていますし、それが手っ取り早いところもありますが、性的なものに抵抗がある場合、とりあえず他のアプローチに進むのも悪いことではありません。
要するに「ライフワークを生きようぜ!」というところになりまして、好きなこと、やりたいこと、楽しいこと、自分が笑顔になれることをガンガンやっていくのがお勧めです。
ライフワークというものが明確になっていなくても、目の前のことを一生懸命取り組むってのもライフワークにつながる道ですので、日々の生活を充実させる=喜びで満たそうとする、ということもすごく役立つアプローチと思います。
Yさんが書いてくださったリストを見れば、それはそれはセクシャリティが豊かな方だと思いますが、逆に言えば、トラウマになりすぎて性的なものに嫌悪感を覚えるのも無理はないと思います。
そうした痛みを癒していくのも大切なことですが、少なくても「Yさんも随分と立派なエンジンを積んではりますなあ」ということは知っておいた方が良いかと思います。
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セクシャリティを解放していくと、人は勝手にキラキラしてきます。
いわゆる「華がある」という状態になって、パッと目を引くようになったり、何かと周りに人が寄ってきたりするものです。
仲にはめんどくさい奴もいますので、セクシャリティが開いていくにつれて「No!」をしっかりと表現すること求められることも少なくありません。
また、その現れ方も人それぞれで、華やかでバイタリティのある姿になることもあれば、女神様のような慈愛深い姿を見せることもありますし、いわゆる「セクシー」になることもありますし、無邪気ですごく可愛らしい姿になることもあります。
でも、少なくとも(嫌なことも、辛いこともあるけれど)人生を楽しんでる!生まれてきてよかった!うひょーっ!!という気分だったり、「ありがてーなー、ほんまありがたいなー」という思いだったりを日ごろから感じられている状態です。
要するに「幸せだなあ」としみじみ感じられる状態と言ってもいいでしょう。
それは「大地」と「天」が自分を通してつながっている状態でもありますから、物事の流れが非常にスムーズな状態ですから、引き寄せの法則だって稼働しやすくなりますね。
で、それをチャクラを使って説明するとセクシャリティというのは第一、第二チャクラに関する部分であり、Yさんのようにトラウマがあったり、また、何らかの事情でセクシャリティを封印しているということは、それらのチャクラが閉じてしまってる状態とも言えます。
そうすると大地とのつながりが切れてしまいますから、何をしていても地に足が着かず、「あたし、何してるんだろ?」という状態となり、極端に言えば「生きてるようで生きてない状態」みたいになったりします。
この辺の説明が理解できると「セクシャリティ=生命力」というのがよく分かってくるんじゃないかと思います。
だから、セクシャリティの解放として第一、第二チャクラを開いていくってのも一つの手でして、そのために「第一次産業(農業、漁業)」や「祭り」や「踊り」などを日常に入れておくのも効果的かと思います。
よく「畑をやんなさい」とか「田植えは最高」みたいな表現をブログ内でもしておりますが、そういう意味があるのですね。
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つまりは「性的なこと」でも良いし、「楽しいことをヤリまくる」でもいいし、「土いじりをする」でもいいし、「ダンスを踊る」でもいいということになります。
要するに「自分がイキイキできることならなんでもよいっす」ということがセクシャリティを解放することになるわけですし、それはすなわち「ライフワークを生きる」ということになります。
自分のご機嫌を取って自分が笑顔でいられることをするってことでも、自己肯定感をあげていくってことでも、好きなことだけやる!と決めて実践することでも、どれでも良いのわけです。
じゃあ、なんでもよろしいやん?という話になるのですが、そうは問屋が卸さねえという場合もあるのでここから先は個別論になっていくのです。
楽しいことをどんどん自分に与えてあげていくわけですが、そこに「才能」というものも絡んでくるんですね。
とりあえずYさんにはどんどん好きなことを自分に与えていってみて頂きたいのですが、そうした性的トラウマの数々があり、また、オナニーをしてみりゃいろいろな反応が起こるという状況を見ると、そこを避けて通って良いものか?という疑問が浮かぶんです。
つまり、そうしたトラウマの裏にある「性的魅力」というのがYさんにとって非常に大切な意味を持っている可能性があるわけです。
すでに気分が悪くなってきてるかと思いますので(苦笑)、さらに追い込みをかけるとしますと、Yさんのライフワークに「性」という要素は必ず入って来るんじゃねえか?と思わざるを得ないんですよね。
あ、はい。トイレ行ってきていいっすよ!笑
どういう形で「性」が入って来るのか?と言えば、性的な喜びはもちろん重要なのですが、異性にモテるとかチヤホヤされるってこともそうですし、女性にとっても魅力的な憧れの存在ということになりますし、さらに「若々しさ」というのもまたその一つです。
あ、はい。どうぞ、どうぞ、遠慮せず再びトイレに行って来てください。笑
これはまた悲しく切ない話なのですが、そうした性的な魅力をふんだんに持っているからこそ、性的なトラウマを抱えやすいという現実があるんです。ほんと嫌な話ですけれど。
子ども時代から「いつも!」「また!」「なんで!?」というくらい繰り返される問題はその人が生まれてきた目的ともつながる才能でして、それを受け入れ、才能として磨き上げて行くことでその解決が図られるのです。
例えば、似たような経験をたくさん持っていたとあるクライアントさんはゲロを吐きつつ、そうした痛みと向き合っていった結果、誰もが振り返る美しい女性になりました。
そして、彼女に憧れる女子が続出すると同時に、彼女の周りの人が彼女を守ってくれる環境が自然と出来上がり、それ以来、彼女に迂闊に近づく無作法者は誰一人いなくなりました。
また、別の女性は自らのセクシャリティをずっと傷つけ続けるようなことをしていましたが、そこを癒していった結果、彼女はヒーラーとして同じように傷ついた女性を癒すお仕事を始め、いきなり人気を博しました。
さらに、ずっと性的な嫌悪感を持っていた方は再婚相手と出会ってから性的喜びに目覚め、「アラフィフなのに・・・きゃ、恥ずかしい」とか言いながら、以前では信じられないくらいセックスの話ばかりするお姉さまになりました。
まあ、そんな感じの未来も見えるわけですけれど、あ、すいません。再びトイレでしょうか?どうぞどうぞ、ブログはいつでもあなたをお待ちしています。笑
そうして慢性的にある問題の裏には才能と呼ばれるものがありますから、そこを素通りしてライフワークを構築しようとするとやはりどこかに無理が生じるものと思うのです。
だから、仮にYさんにそうした才能がふんだんにあるとしたら、自分を楽しませよう!喜ばせよう!どんどん好きなことをやろう!と思って取り組んだとしても、意外に楽しめず、喜べず、好きなことのはずなのに長続きしない、という状態になると思います。
そもそも何が好きか分からない、とか、何がしたいのかイマイチぴんと来ない、とかだったり、やりたいことやってるはずなのにイマイチ盛り上がらない、とか、全然気分が変わらない、みたいな状態だったり。
中核にある「性」を素通りしているから、いまいちエネルギーが乗らないわけです。
だから、とりあえずは自分をもっと喜ばせようとあれこれやってみるといいのですが、あれこれやってみた結果、「うーん、やっぱりイマイチだ。」と感じた場合は、覚悟を決めて才能を向き合ってみることをお勧めしたいわけです。
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セクシャリティの話から才能の話になっちゃったんですけれど、まあ、それらはつながってるからいいですよね?笑
でも、これはあらゆる才能に言えることでして、子ども時代から繰り返し起こっている慢性的な問題がある場合、その問題から導かれる才能を無視しながらライフワークを構築しようと思っても、やっぱりうまく行かないことが多いのです。
強い拒否感や嫌悪感、否定的な感情を伴うので、ちょっと向き合うのもいやなんですけれど、「美味しいもの食べたくても歯が痛かったら無理だよね?歯医者が嫌いなのは分かるけれど、やっぱ行った方がいいんじゃね?」ということだと解釈頂けると幸いです。
だから、年貢の納め時だなあ、と思った際はカウンセリングなどを長期的な視点で利用されてみることも選択肢に入れていただけるとありがたいです。
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