鎧を脱いで彼との距離を縮めるために自立系武闘派女子がやるべき大切なプロセス。



武闘派女子でも男性性を使ってガンガン攻めてきた方ほど、男性との距離を縮め、受け入れることには抵抗を示すものです。
そこで、実際にどうしたら彼との距離を縮められるか?について具体的な方法を考えてみました。

昨年突然夫から離婚宣告。先生に辿り着き、自己肯定感本、罪悪感本、ブログを読み、お恨み帳やワークに取り組み、お弟子さんカウンセリングを利用、イメージワークも続けました。掘れば掘る程自己への理解が深まり、随分軽くなりました。
夫の言葉はきついものの、行動は愛を見ることができました。途中で夫の不倫も発覚したけど、更に自分に集中。夏まで激しい離婚催促、暴言暴力と大暴れの夫でしたが、私が修復を楽しめるようになってきた頃、夫も優しく変化。最近はほぼ毎日帰宅、同じベッドで眠り一緒に食事します。私はやりたかった仕事が舞い込み、趣味も増え、充実の日々。

ところが夫が少しずつ距離を詰めてきた時、うまく縮められない私に気がつきました。夫がロックマンになってしまったと思ってましたが、実は私が鉄仮面女子なのでは?

夫の両親はモラハラの父が勝手に離婚届を提出し離婚。
働き詰めの母に寂しさを感じ、年上の私に母親を求めました。彼を助けたい気持ちから気づけば母親役となり、セックスレスに。
私は暴力をふるう父と統合失調症&人格障害を持つ母親を持つ末っ子(幼い頃に妹が事故死)です。母は10代の頃突然死。その傷は徐々に癒え、失ってた楽しい幼少期の記憶も父や母への感謝も復活しました。
感情を押し殺して生きてきて夫に「感情が見えない」と言われてた私も、感情にアクセスできるようになり、よく笑い、よく泣きます。
私は理性的で思考が強く、何でも一人でやるし抱え込みがち。でも甘えん坊な面も。親密感の恐れなんて私に関係ないと思ってたけど、色んな問題を癒やしていったらそこにぶち当たりました。着込んだ鎧はだいぶ脱げてきた感覚があるのですが。
死にたいとまで思っていた私は、先生のおかげで今楽しく生きています。お礼を伝えたくてメールしました。でも夫と歩んでいけたらきっともっと楽しい。ネタにしてくだされば幸いです。
(Cさん)

ご夫婦ともなかなかのネタをお持ちのようで、そりゃあ、ロックマンvs鉄仮面ちゃんのバトルになるよなあ、と納得いたしました。

確かにCさんもそういう環境で育てば夫の離婚宣言に対して猛然と反旗を掲げ、翻意させるほどのエネルギーを有するのも無理はないなあ、と思うのです。

昨年から今年にかけてはもちろんですけれど、人生を通してめちゃくちゃ頑張ってきたんだろうと思い、もしかしてその出力は最強の機関車と言われるEF200を凌ぐんじゃねえか?と思うほどです。もしかして深夜の東海道本線を20両の貨車を引っ張って爆走してませんか?

そして、それは強みであり、才能レベルに磨き上げられたものなので、今後の人生において大いに役立ってくれるものと思います。

さて、ツッコミどころは満載なのですが、着込んだ鎧を脱げてきたことはさすが!の一言で素晴らしいことなのですが、その中からはどんな女が現れたのでしょう?

可憐で可愛らしいお姫様なのか、武将という名にふさわしき女王様なのか、あるいは、か弱く大人しい女の子なのか。

鎧って自分を守るために身に着けるものですよね。
誰もがその必要があって身に着けてるわけですが、過酷な人生を辿れば辿るほど、それは分厚く、また、強固なものになります。

それゆえ、「感情が見えない」と言われるほどに理性的になることも少なくありません。

しかし、確かに敵から身を守ることもできますし、勇んで戦場を駆け巡ることもできるのですが、鎧を通じての交流ではつながりは感じられませんし、また、ほんとうの自分を理解してくれる人もあまり現れません。

それゆえ孤独感との付き合いが長くなり、なんでも一人でできるようになるものの、親密感を得ることは難しくなるでしょう。

そして、鎧を纏わねばならないくらい逼迫した環境(戦場)で育ったわけですから、鎧を脱ぐことは非常に強い怖れ(抵抗)を招きます。

そして、幼少期から鎧を身に着け、一流の自立系武闘派女子になったのであれば、その内側にはまだ幼き少女がいるケースも多いものです。

「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」(清流出版)

さて、そんなCさんとご主人はそのたゆまぬ努力によって“お互いに”まったく新しいステージに入られたようですね。

この混乱を経て「俺にはこいつしかいねえ」「あたしにはあんたしかいないわ」と絆も深まったでしょう。

しかし、その分、新たなステージでの過ごし方はお互い初心者なんですよね。

鎧を着て荒野で対峙することには慣れっこでも、裸になって一緒に風呂に入るなんてのはやったことがないわけで、「根本さん、いざというときのためにあっしのまとめ髪の中に毒針を仕込んでおいた方がよろしいでしょうか?あいつはハゲなんで裸になっちまえば武器を持ちこむことなんざできませんから。」などと聞いて見たくなるのも自然なことです。

しかも、なんとか離婚を回避するためにこの1年はCさんが攻める側だったのですが、関係性が改善に向かえば当然、向こうも攻めに転じるわけです。

武闘派女子の中にも様々なポジションがありまして、よく私はサッカーに例えるんですけれど、後方待機部隊なんてのはいわゆるDF(ディフェンダー)なのに対し、突撃部隊の方々は往々にしてFW(フォワード)なわけで、攻撃は得意だけど守備は苦手なわけです。

となると、自分から夫に近付くのは全然OKなのに、夫が自分に近付いてくるのはNGな気分になっちまうわけですね。

実際に私のセミナーやカウンセリングでもこの辺を“実験”することがあります。

2人でペアになり、一定の距離を置きます。
そして、自分が近づく側、近づかれる側、両方を体験して「どっちが気分が良いか?」「どのくらいの距離までなら大丈夫か?」などを体感するんです。

そうすると自立系な方々ほど「近づくのはいいけど、近づかれるのはやだ」という表現をされるのですね。

ただ、これも面白いところで、野良猫気質を表す「自立の依存」タイプの方だと、近づかれる方がまだ楽、という風になったりして「あら、意外!突撃部隊だと思ってたのに意外とそうじゃないの?」という疑問を持つこともあります。

また、「恋愛(異性)だと近づかれる方がいいけれど、仕事だと自分から近づく方が断然楽」なんてケースもあり、様々なパターンが現れるものです。

さて、そうして夫に距離を縮められると「なんかやだ。怖い」と感じられるCさんは、そういう意味で、「受け入れる」という点がちょっと苦手ということですね。

となるとカウンセリングであればセックスについてもお聴きしたくなるもので、女性ってのは男性を受け入れる側じゃないですか。

その距離を縮められるのがちょっとやだという状態がそのままセックスにも表れているのかどうか?という点で興味があるわけです。

セックスってのはまさに裸の攻防でして、お互いの素が現れてしまう場です。

そこで「いやいやセックスは大好きですよ。ガンガン来い!って感じっすわ」という状態なのか、「はあ、確かに挿入されるのはあんまり好きじゃないっす」という気分なのかで、Cさんの本質がより分かるようになります。

ただ、ちょくちょく紹介していますように、武闘派女子のセックスは往々にして格闘技化することが多く、「時間無制限、先にイったほうが負け!」というゲームになっちまうこともあるんですね。

そうなると「本当の意味で男性を受け入れる」ということはちょっとできてないのかなあ?という判断になります。

心を開いて人を受け入れる、ということは、Cさんの育った環境、はたまた、夫との関係性においてはちょっと困難な場だったかと思います。

感情を押し殺して理性的に振舞うことでその戦乱の時代を生き抜いて来られたわけですから、なんぼ絆が深まった夫が相手とはいえ、そう簡単に心を開く(鎧を脱ぐ)ということは難しく感じます。

だからまずは「その気持ちに素直になってみよう!」というところから新しいステージの物語を始めていきます。

夫に距離を縮められるとどんな感情が出てくるのか?
怖いのか、キモいのか、ウザいのか、重たいのか、等々。

また、Cさんのようなタイプだと感情というよりは感覚の方が反応することもあります。
震えが出たり、とっさに攻撃的になりそうになったり、逃げたい感覚がしたり。
何らかのネガティブなイメージが脳裏に浮かぶ場合もあります。(十字架に貼り付けになる、体を拘束されて犯される、ナイフを突き付けられる、のような)

もちろん「無感覚」「無感情」というのも反応のひとつになります。

そうした夫が距離を縮めてくる際に自分が感じることをひとつひとつ丁寧に見て行くのです。

そして、それを否定することなくただ認めるんです。

「ああ、あたし、怖がってるんだなあ」
「なんか、逃げ道を塞がれるような気がしてるんだなあ」

そんな風に自分を観察してみるわけです。

そうして自分が感じていることを自分で受け入れて行くのですが、それは見方を変えれば「あたしはあんたの味方だよ」ということを自分自身に教えることになります。

これが非常に重要でして、自己肯定感にもつながるものです。

FWでガンガン相手ゴールに向かって走ることが好きな人ほど、「え?それだけでいいんですか?え?そしたら次はどうしたらいいんですか?」と先を急ぎ勝ちなのですが、「いやいや、それを徹底するところから始めるんですよ」とお伝えします。

ただただ自分の感情や感覚を認める(受け入れる)ということはちょっとむず痒いかもしれませんけれど、まあ、それは慣れの問題も大きいですわね。

ただ、このプロセスが重要なのは、そうして自分の感情や感覚を受け入れることで、長らく封印してきた女性性にアクセスしていることです。

思考や理性ではなく、感情や感覚に目を向ける。
そして、それをただ受け入れる(認める)。

そうして女性性を少しずつ開いていくことが、今後のプロセスにおいて重要なことは言うまでもありません。

とはいえ、ここで終わってもいいんですけれど、それだけだとなんか物足りないと思いますので、もう少しやるべきことをお伝えしておきましょう。

自分の感情や感覚を受け入れながら、今度は視線を夫の方に向けます。

距離を縮めることに抵抗があるということは、夫のことを「敵」だと認識している自分がいるんです。

それは過去の人間関係の傷がまだ残っていること(親密感への怖れ)を表しているわけですが、まあ、それはしゃあないので、パートナーシップを通じてこれからそれを癒していくんです。

さて、そこでも感情や感覚を使うのですが、「え?夫はほんとうに敵なの?」と自分に問うのです。

さて、どんな答えが返ってくるでしょうか?
できるだけ心の声を拾ってみてください。

その上で、「夫が敵ではない証拠」を探して行きましょう。

これは思考や理性も動かせるので比較的やりやすいと思います。

思考によってその証拠を見つけ、感情と感覚でそれを受け入れて行きます。(そう、ここでもまた受け入れる!なのです。)

「大丈夫、大丈夫。この人は敵じゃないよ。ほら、ここにその証拠があるじゃない」と自分に語り掛けるんです。

その「夫が敵ではない証拠」というのは様々な形で見つかるでしょう。

夫からの愛情という形もあれば、夫の人格的な部分もあるでしょう。
夫の目に見える態度もそうですし、また、発言からそれを見出だすこともできるかもしれません。

そうして、夫のことを敵じゃないという風に受け入れて行くことを様々な場面で行います。

ここで後方待機部隊の方であれば「自分から与える」ということを課題にするのですが、Cさんの場合はそれはできてると思うのでここでは割愛します。

そうして「受け取る」「与える」ということをしていくと、お互いの間に「橋」がかかるようになり、その橋もどんどん強固なものとなり、そこで「つながり」というのが感じられるようになります。

カウンセリングやグループセッションであれば、ここで“半強制的に”サレンダーの各種ワークに取り組んだり、夫を受け入れるイメージワークをしたり、自分を愛するレッスンをしたりするのですが、それを一人でやるのはちょっと無理がある(危険でもある)ので、機会があればそういう場を使ってみてください。

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

さらに(ま、長いよね?まだ続くの?と思ったよね?)、もうひとつCさんにお勧めしておきたいことは「ヴィジョン・クエスト」と呼ばれるプロセスです。

すなわちライフワークにつながるヴィジョンを描いて行こうぜ!というものでして、それだけの馬力を持つCさんの能力を放っておくのはもったいないわけですね。

だからここを徹底的に見て行きたいと思うのです。

>私はやりたかった仕事が舞い込み、趣味も増え、充実の日々。

ってのをさらに拡大していきたいわけです。

ライフワークってのはパートナーシップと両輪を形成するものですから、ライフワークを充実させることがパートナーシップに好影響を与えることにつながるわけですね。

もちろん、そのライフワークってのがパートナーとのらぶらぶでれでれな毎日ってこともあるわけですし、そのパワーを使って何かを始めるのもアリですし、様々な未来がデザインできそうですよね。

ということで、なかなか慣れない新たなステージですが、逆に言えば、可能性の宝庫ってことでちょっとワクワクしながらこのプロセスに取り組んでいただけたらと思うのです。

★親密感への怖れもロックマン問題もライフワークも全部扱える特別な機会です。

東京:11/27(日)11:00-18:00 問題解決のための1DAYセミナー~愛で問題を乗り越えるとは?~
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鎧を脱いだのはいいけれど距離を縮めるのがやっぱり怖い。


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