メンバーに恵まれ、収入も良い環境に就職できたのですが自分の立ち位置がよく分からなくて不安になる~戦隊モノに見る“家族の5つの役割”について~ *



いい環境を手に入れるとそれを失いたくない気持ちと感謝の気持ちが相まってもっと貢献しなければ!と思っちゃうのですが、それを自己判断・自己完結させないことが大切なポイントです。
そういうときこそ自分軸に立ち、ベストを尽くすことが求められているのです。

根本先生、こんにちは。
私は1年ほど前、先生のカウンセリングを受けました。
内容としては、「過干渉の母と野良猫ロックマンの父を持ち、さらに容姿の事、部活でのいじめ、職場でのパワハラでボロボロになり、さらに職場で見つけたロックマンに依存し、ボロボロなんですが。」という自武女のテンプレ的なものでした。
先生からは、お恨み帳を書くこと、そして休むことを勧めて頂きまして、その通り実践して無事生還しました。
そして今、無事に就職でき、何よりとても良いメンバーに恵まれ、かつ収入も良いという環境を手に入れる事が出来ました。本当にありがとうございました。

さて、本日は初めてこちらでネタを送らせていただきたいと思います。
最近、やたらと頭の中に浮かぶ「戦隊モノ」(昭和生まれの話ですみません笑)についてです。
戦隊モノでは必ずイケメンのリーダー、力持ち、おちゃらけキャラ、そしてピンクの衣装を着た女子が登場します。幼い頃から「何で女子は弱いと分かっているのに、女子をメンバーにするのか」と思っていましたが、最近、職場での女子の在り方を考えるうち、このような事を考えるようになりました。
実際、私は今の職場(ロジカルな思考を求められる職種です)で、どういう立ち位置で有るべきか悩んでいまして、戦隊モノが頭に浮かぶのは、その事を投影しているのだと思うのですが、男性性優位なスキルを求められる職場での女性性のあり方について、先生からのアドバイスを頂きたいです。
今のところ「私は全力で頑張ってるのですが、力が及ばない所が多々有ります。そんな時は、ごめんなさい。いつも助けてくれる素晴らしいメンバーに囲まれて私は恵まれています。」と思って過ごすようにしていますが、やはりいつか「使えねー」と言われてしまうかも、と時に不安になります。
お忙しい中、このような抽象的な内容で申し訳ありませんが、取り上げて頂けると幸いです。
(Aさん)

それは素晴らしい環境を手に入れられましたねー。おめでとうございます。
そして、戦隊ものが頭に浮かぶところ、さすがは武闘派でいらっしゃいますね!

そう、自立系武闘派女子というのは重箱の隅を突っついて問題を見つけ、火のないところにモクモクと煙を起こそうとするほど成長意欲の高い種族のようです。

そして自立系であるがゆえに様々な局面で自己完結を得意とする傾向もあり、カウンセリングなどでは「それってほんまに問題なん?」とツッコミを入れられることも多々あるものです。

やはり長年問題と付き合ってきたせいか、「ああ~幸せ~♪ありがてぇなー♪」という環境に不慣れ故、問題を見つけると安心しちまうのでしょうか?

・・・さあ、そんな言葉でドキッとした皆様にお届けする今日のネタですが、だからってAさんの問題が「火のないところに~」っていわけではありませんのでご安心ください。

おそらくメンバーに恵まれ、給料も良いということで、そのありがたい思いから「何か自分もお返しをせねば!ちゃんと貢献しないとヤバい!」という発想に至っていると思うのですが、もしかするとそれは井の中の蛙状態なのかも!という発想も大事です。

>私は今の職場(ロジカルな思考を求められる職種です)で、どういう立ち位置で有るべきか悩んでいまして

という点について、「それって上司とか周りの人たちに聞いてみればいいじゃん?」とか「面接のときや内定を頂いたときに役割を伝えられなかった?」とか実際に聞いてみたいものです。

もしかしてAさんも自分ひとりで考えて結論出そうとする自己完結型の思考があるのでしょうか?

また、「力が及ばないところ」についても「今後の成長分を見込まれてる状況」なのか「即戦力として採用された状況」なのかによっても見方が変わりますよね?

やっぱその辺も上司や周りの人に聞いてみる(直談判してみる)ということが必要なんじゃないでしょうか?

しかも、自武女あるあるのひとつとして著名な「受け取れない問題」というのがありまして、周りからは十分評価されているにもかかわらず、自己判断により自分に未熟者の烙印を押すドMプレイを楽しむ武闘派女子たちも多数いらっしゃいます。

つまり、基準を勝手に引き上げて「ああ、自分はダメだ!」と思い込む技を得意とするのですね。

しかも、その基準というのは「周りのベテランたちがふつうにできていること」という他人軸なものだけでなく、「今の自分ができてることよりも2段階くらい上」に勝手に設定した自分いじめ目的のものもありますよね。

「それって自分をいじめたくてそんな基準を持ってるんじゃね?」という話をカウンセリングやセミナーの場ではよくさせていただいているものです。

その辺は「自分に厳しすぎる」という修行僧マインドがなせるわざであり、同時に「自分の価値を受け取れない問題」という仕事以外のジャンルにも波及しそうな問題にもなっていきます。

そういう方はぜひとも次の本並びに動画をガン見していただくことをお勧めします。

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)
セミナー動画「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」

ということで、やはり「そういう思いを持っているなら上司や信頼できる先輩に、その気持ちを話してみること」をお勧めしたいと思うのですが、それは難しいのでしょうか?

とはいえ、「あたしはダメなんじゃ!このままじゃあかんのじゃ!」という思い込みが強いと、仮に上司から「今のままで十分戦力になっているよ」との言葉を賜っても素直に受け取れないんですけどね。

さて、戦隊モノの話には全然触れてなかったわけですが、そこでプリキュアやセーラームーンが登場しないところもまた何かのマインドを表しているんでしょうね、ふふふ。(匂わせ)

さて、ゴレンジャーから脈々と続く戦隊モノは多少のアレンジを加えながらもAさんご指摘の通り「イケメンのリーダー、力持ち、おちゃらけキャラ、そしてピンクの衣装を着た女子」が登場します。(クールな戦略家ポジションもありますが)

で、面白いのが5人組ということでして、これは「家族の5つの役割」にも通じる深い意味がありそうです。

おそらく昭和の時代は女性はあくまで「華」の役割で、主力として考えられなかった社会背景があります。

そこにいてくれるだけでいい、みたいなポジションで、武闘派女子としては受け入れがたき扱いですよね。

だからなのか、最近の戦隊モノは女子が2名に増員されたりしてますし、主人公の「レッド」も以前のような完全無敵なヒーロー像というよりは人間味のあるキャラとして描かれるようになりました。

その一方、セーラームーン以降は「男なんてアテにならん!女子のみで十分戦えるぞ!」というアニメが人気でして、私はひそかに「国レベルで自武女の養成をしているのでは?」と思っているところです。

ちなみにそれらのアニメに没頭してしまいますと適役がほとんど男性であるがゆえに「男は敵だ!倒すべき相手だ!」という思い込みが浸透してしまわないか気になるところです。

そういう意味で、昭和な時代は「とりあえず女性がいるとその場が華やかになり、男たちがやる気になる」みたいな意味でピンク役の女子が求められていたと思うのですが、当然ながらそれは過去の遺物であり、今の時代は「レッド並みに戦えるピンク」という設定になっています。

だから、「単にお茶くみをしてニコニコしてりゃいい」わけではなく、戦力として計算されてることが多いのが現状です。(もちろん、いまだに昭和な企業も少なくないですが)

そういう意味で立ち位置が分からなくなってしまうこともあるかと思いますが、今の時代は女の子も黒や青のランドセルを背負う時代ですから、性差はあまり意識しなくても良くなってきてますね。

さて、チーム/グループにおいては「家族の5つの役割」が不思議と成り立つことが多いとされています。

この辺については下記の記事を参考になさってくださいませ。

「家族の5つの役割~組織・グループの問題解決に役立つ視点~」
「(続)家族の5つの役割~役割は担わない方がいいのでは?また、役割が欠けたときはどうなるの?~」

また、最新刊の「兄弟姉妹の心理学」にもこの役割についてがっつり触れています。

「兄弟姉妹の心理学 弟がいる姉はなぜ幸せになれないのか」(WAVE出版)

さらに、この件についてはお弟子のヤタくんが近々講座を開いてくれます。(そののち動画として販売される予定)

★オンライン:11/17(木)20:00-22:00 椙山眞伍(ヤタ)の心理学基礎講座②「家族の役割」
https://watashijiku-life.com/pemalink-828-12989

この5つの役割というのは「ヒーロー」「犠牲者」「傍観者」「問題児」「チャーマー」(呼び方は色々変わります)から成り立つもので、それぞれが家族を救うためにそれらの役割を持つものです。

これはビジネスにおいても重要で、どんな組織においても先頭を切ってみんなを引っ張るリーダー(ヒーロー)がおり、お母さん役で調整役になったり、組織を陰で支える「犠牲者」がいます。

また、一歩組織から引いて全体を見てる「傍観者」に、いじられキャラとして癒しをもたらす「チャーマー」、そして、何かと問題を起こす「問題児」が生まれます。

これは人の心理を表すものなので、「チームの問題児を排除して一安心と思ったら、別の人が問題児になった」みたいなことが起こるんですね。

これらの5つの役割は誰の心の中にもあるもので、グループのバランスを取り合うようにそのうちのどれかが発動されるんです。

だから戦隊モノの編成についてもこれらの5つの役割が配分されてることが分かるでしょう。

言われるまでもなくレッドはヒーローで、イエローはチャーマー。そして、クールな戦略家のブルーは傍観者、ヒーローに反発しやすいグリーンは問題児、みんなを支える潤滑油であるピンク、と言ったところでしょうか。
もちろん、ストーリーごとにその役割が変わることもありますね。

とはいえ、その役割は1つに固定されることはなく、複数の役割を兼務することもあり、ヒーローが問題児になったり、傍観者がヒーローになる回もありますね。

さて、そうした5つの役割に自分のポジションを照らし合わせてみれば、今のAさんは自分を問題児のように扱ってらっしゃるようですが、実際はどうなんでしょう?

ピンクの役割(=犠牲者)を求められているんでしょうか?
それともヒーローになることが必要なのでしょうか?
あるいは意外とチャーマーなんでしょうか?

そんな視点で自分のチームを見回してみると自分が求められる役割もなんとなく見えてくるのですが、これはなかなか一人では判断できないかもしれません。

そうした心理を見てくると、必ずしも自分がヒーローとなってそのチームを引っ張っていくことが求められてるわけでもないことに気付けますし、問題児になってると気づいたら、反発・反逆・自己嫌悪するのではなく、「他のメンバーが気づかない問題点に気付ける」という点を活かすことでチームに貢献することができます。

そしたらもっとAさんも気持ちが楽になるんじゃないでしょうか?

だから、今のところは

>「私は全力で頑張ってるのですが、力が及ばない所が多々有ります。そんな時は、ごめんなさい。いつも助けてくれる素晴らしいメンバーに囲まれて私は恵まれています。」

という風に思っていれば十分だと思いますし、そういう自分を否定することなく、ただただ環境に感謝して「今の自分ができることにベストを尽くす」という意識でいることが大事ではないでしょうか?

結局、それしかできませんからねー。

恵まれた環境にいると人はそこに執着するようになります。

「一度覚えた贅沢は忘れられない」なんて言いますが、生活水準を下げることに抵抗を覚えるのもそうした理由です。

そうして今の環境に執着が生まれると、それを手放したくないがゆえに何とかそこに居続けられるように頑張るのですが、その結果、他人軸になってしまうんです。

「会社から必要ない人材だと思われないようにハードワークする」みたいにね。

その裏にはおそらくAさんも感じていらっしゃるであろう「自分はこの場に相応しくないのではないか?ここにいてはいけないんじゃないか?」という怖れがあるわけです。

だから、「いつか使えねーと思われるんじゃないか?」という不安も無理のないことですが、それって思い切り他人軸ですよね?

しかし、せっかくありがたい環境に身を置かせてもらっているのに、それで自分を責め、否定し、ハードワークするなんてかえってもったいないと思いません?

そこでは感謝し、ベストを尽くすことで十分なのです。

つまり、自分軸に意識を向けなさいな、ということが今のAさんには必要なのかもしれません。

これは自己判断・自己完結を避けるためにも重要なこと。

「こんなありがたい環境で働かせてもらってあたしは幸せだよ」とちびまる子ちゃん風に言ってりゃいいんです。

ということで「受け取る」「感謝する」ということがやはり今のAさんには大切な心がけなのかもしれません。

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ということでなんかステマみたいになっちゃいましたけど、けど、もう札束をぶら下げてスラム街を歩くことはやめようね!というお話でした。

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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