幼い時に母を失ったことと親密感への怖れはつながっているのでしょうか?



記憶にない時代のできごとは覚えていないわけで、その体験がなくなったわけではありません。
だからそこかしこに影響が残ってしまい、それが親密感への怖れになっていることも少なくありません。

初めまして。
数日前に先生のブログを初めて拝見し、ずぅっと知りたかったことが書いてあってすごく感動しました。
それは親密感への怖れについてです。
私は今33歳独身女性です。20代まではそれなりにモテてきたつもりで彼氏もコンスタントにいました。
だけど最後に付き合った7年前(!?)の彼氏からピタッと彼氏が出来なくなりました。
なんとなく、いつもお付き合いすると振られるのが怖くていつか嫌われちゃう気がするのが怖くてその前に自分からお別れをすることがほとんどでした。
なんでなんだろう…ってずっと思ってた中、先生のブログ見てこれだー!!って思いました。
親密感への怖れ。。そうです、ものすごく怖いです。
恋人だけでなく、友人にもそう思います。
思い当たるのは、1歳の時の母との死別…なのかなって思います。でも正直ピンとはきてないです。
それとも、育て親の祖母との関係?
小さい頃は優しい祖母が大好きだったのに、ある日を境にものすごく怖い祖母になってそれがすごく怖かった記憶があります。それも理由なのかな。。
いつもいつも仲良くなってもその先にいけなくて、その度に落ち込んで、でもどうしたらいいのかわからなくて。
そこで先生のブログ読んで、初めてこの気持ちを言語化してくれた人がいた…この気持ちを知っている人がいる…そんで解決方法も知ってる…!!とめちゃくちゃ感動しました。
人といるとこんなに気持ちいいんだよ~安心するんだよ~って書いてあったけど全くピンとこなかった。
もうひとりぼっちは嫌ですーーー
どうしたら良いか是非教えて下さい!!
(Mさん)

みなさんの一番古い記憶って何でしょうか?何歳くらいのできごとでしょうか?
1歳のときの記憶ってのはふつうはもう忘れてしまって思い出せないものですけれど、なくなったんじゃなくて、その後の様々な体験によって奥の方に隠されてしまってるんです。

ショックなできごとがあったときも忘れちゃったりしますけれどね。

そして、意識としては思い出せないけれど、お母さんを失った衝撃というのはちゃんと心の中に残っているんです。

そして、それは私たちの「行動パターン」「思考パターン」「感情パターン」という形で表出してきます。

例えば、恋の棚卸しなどをやってみると、ある人との別れをきっかけに恋愛パターンがガラッと変わってることに気付くことがあります。

その人とよりを戻したいわけでも好きな気持ちが残っているわけでもないのに。

要するに「思い出せるか思い出せないか」の違いだけで、ちゃんと心の中には記憶が残っていて、その影響を私たちは受け続けてるんですね。

だから「なんでこんなことになっちゃうんだろう?」という問題も過去を遡ることで、そのトラウマを掘り当てていくわけです。

で、自分のこととしてではなく、一般的に1歳の女の子にとって母を失うことの衝撃はいかほどのものなのか?を想像してみることはできるでしょうか?

また、わずか1歳の女の子をおいて旅立たねばならないお母さんはどんな気持ちだったのでしょう?

そして、残された家族たちはどんな思いを持ったのでしょう?

お子さんがいらっしゃる方がそんなことを想像しちゃったら胸が張り裂けそうになるかもしれません。

物心が付く頃にはもうお母さんがいないことは当たり前になっていて、ただ知識としてお母さんが亡くなったことだけを知らされていて、周りの子どもたちは当たり前にお母さんがいるのに自分はいないんだ、という思いに寂しくなったりもしたけれど、「でも、知らんもんは知らんしなあ」なんて風に思っていたかもしれません。

そして、その1歳の女の子は「お母さんを失った家族」と共に時を過ごします。

周りから可哀想という目で見られたかもしれないし、お父さんやおばあちゃんが必死にこの子を育てようとしていたでしょうし、何よりも大切な人を失った悲しみと寂しさと不安が渦巻く空気の中でその子は育っていくのです。

それが“当たり前の環境”として。

そうすると恋人と距離が近づくことで「また失うんじゃないか?」という恐怖を感じてしまうのも理解できるんじゃないでしょうか。

大好きになればなるほど、求めれば求めるほど、甘えれば甘えるほど、失う恐怖は増していくんです。

だとしたら、最初から好きにならなければいい、求めなければいい、という思いを持つようになるのも自然なことでしょう。

また、仮に恋人ができても失うことが怖すぎて、“自らの手で”離れたほうがいいと思ってしまうでしょう。

そうしたルーツがあった上に「ある日を境にものすごく怖い祖母になって」という出来事が重なっているのかもしれません。

そうすると人のことを信用することができなくなりますよね。

「今は優しいけど、突然豹変して怖い人になるんじゃないか?」という疑いをずっと持ち続けることになるでしょう。

となれば、Mさんとしては常に状況をコントロールするしかなくなりますよね。

何かにのめり込むことも怖くてできなくなるし、人に心を許すことだってできなくなるでしょう。

だっていつ裏切られるか分からないですもの。

だとすると、「お一人様」で生きることが前提となるので、迂闊に人を近づけないし、(外面よく振舞っていても)心を開いて人と話すことなんてできなくなるもんです。

ということで「まあ、なるようになってる」のが今のMさんの恋愛事情なわけですねー。

とりあえずお母さんを失った件については愛ちゃんの記事も参考になるかもしれません。

https://ainohito.com/anataigainodarenimo/

https://ainohito.com/shinnjitekuretearigato/

彼女とはちょっと状況が違うのでピンと来ない可能性もありますが、「母を失ったこと」の気持ちを知ることはできると思います。

>私は今33歳独身女性です。20代まではそれなりにモテてきたつもりで彼氏もコンスタントにいました。
>だけど最後に付き合った7年前(!?)の彼氏からピタッと彼氏が出来なくなりました。

で、たぶん7年前くらいから「大人」になったんだろうなあ、と思います。

「おいおい、20代は恋多き女だったのに、30代になった途端、男日照りになっちまったぜ!」というカウンセリングもちょくちょくあるんです。

そうすると「最後に付き合った人とどういう別れ方をしたのか?どんな恋だったのか?」というのはけっこうヒントになることが多いんですよね。

で、その「大人になっちまったんだな」という話をしたのは、要するに「恋に恋する子ども時代の恋」から「愛し愛されることができる大人になった」という意識の変化を表します。

何て言うんでしょうか、自覚が芽生えると言いますか、女性は25歳前後にこういう意識の変化が起こることが多いようで、

「25歳まではふつうに恋をしてきたのに、それを過ぎてから恋についてあれこれ考えるようになって臆病になった」

「25歳を過ぎて、かつての自分がいかに無謀な恋をしてきたかを思い知って怖くなり、そんな自分に嫌悪してる」

「ちゃんと先を見て恋愛しなきゃと思ってから、色々と雑念が入ってくるようになった」

みたいなお話があるものです。

みなさまはどうでしょうか?

心理的に見れば「結婚と出産」を意識し始める年齢ということになりますね。

さて、そんなMさんがどうやって親密感への怖れを克服していくのか?というプランについてはいくつもの道が想定できるので、もう少し情報が欲しいところです。

ということで一般論をお伝えすることになるんですけれど、一つの道筋は「愛されることよりも愛することで怖れは乗り越えられる」というものです。

昨日の記事にも通じるところなのですが、「愛されること」を求めるのは「受身」ですよね?

自分をどう愛してくれるかは相手に委ねられてしまうし、場合によっては「待つ女」になってしまいます。

愛されることも大事なんだけど、「愛する」ということに意識を向けることが大切な目標になります。

これは誰でもそうですね。

子ども時代は「(親などから)いかに愛されるのか」を考えるので、恋愛初期は「彼から愛されたい」という欲求が強くなります。

しかし、自立して大人になると主体的な意識が強くなってくるので「愛する」ということに興味を持ち始めます。

ところがそこで「自分は愛されてない」という子ども時代の思いが強く残っていると「愛する」というところに意識が移行できなくて、ずーっと「彼に愛されること」ばかりを考えるようになっちゃうんですね。

Mさんがこの辺の意識にどう残っているかは分からないのですが、主体的に愛することを意識することで怖れを乗り越えて行きます。

ま、そうするとね、「愛する怖れ」も出てくるんですけどね。

その怖れを乗り越えて愛を与えるってことをやっていくんです。

自分から与えるってことです。

※愛を与えるって話については昨日の記事も参考にしてくださいませー。
愛を出し惜しみしてないかい?

★過去のトラウマを癒したり、ヴィジョンを見たり、愛とつながって問題を乗り越える。

東京:11/27(日)11:00-18:00 問題解決のための1DAYセミナー~愛で問題を乗り越えるとは?~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/46692

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
また、感想を送ってくださったり、SNSで感想をつぶやいてくださったりすると根本がめっちゃ喜びます!

問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。
(こちらの方が圧倒的に採用率&回答率が高いです!!)


より深く学びたい方のためのオンラインスクール「根本裕幸のメルマガ&動画で学ぶ、めっちゃ使えるココロの法則」
無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
 
『(準備中)』
 


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)
 
 (準備中)
 


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

 『(準備中)』

★根本のSNS
Twitter:https://twitter.com/nemotohiroyuki
Facebook:https://www.facebook.com/nemotohiroyuki/
Instagram:https://www.instagram.com/nemotohiroyuki96/

★根本の個人セッション/グループセッションのご案内。
根本のセッション
★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
お弟子さん一覧
オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
お弟子さんたちのセッション・セミナー予定

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学講座

1か月通じて一つのテーマにてお届けする講座スタイルのオンラインスクール(毎週月曜配信!)
セミナー動画を配信中!!
セミナーDVD

あわせて読みたい