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ついつい「こんな自分はイヤだ。ダメだ。」と思ってしまい、そんな自分を隠したり、否定したりすることに一生懸命になるんですけど、でも、それで幸せになりました?
たぶん、そうして隠すよりも受け入れる覚悟をした方が幸福度は圧倒的に高まると思うんですよ。
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自分のキャラを受け入れる覚悟はできてる?感受性が強いとか気が利くとか外見とか天然とか感情的だとか嘆いたところでそれが自分のキャラなんだからしょうがないよね。それを嫌がってもなくなるもんじゃないから逃げずに受け止めてそれで生きていく覺悟が必要だと思いませんか?それが自分なんだから。
— 根本裕幸|カウンセラー・作家・講師 (@nemotohiroyuki) August 6, 2022
自己肯定感をあげようぜ!というプロジェクトのひとつに「それが今の自分なんやからしゃあないやん!」と自分に声掛けしまくるって方法があるんですけれど、みなさん、できてる??ちゃんとヤってる??
先日Youtubeのライブ配信を久々にしたときもそれを思い起こさせる質問がいくつかありまして、「まあ、分からんでもないけど、それって自己否定になっちゃうんだよなあ」とか、「そう思うのもしゃあないけど、でも、それが自分なんだよね」とか思っていたものです。
先日もあるカウンセリングで「人の気持ちが分かり過ぎて辛いっす」という話題が出ました。うちの読者あるあるの「高性能レーダー完備」な、感受性の豊かな女子なわけですね。
で、職場でもあれこれ気付いちゃうし、友達と話をしていると相手のニーズが見えて来ちゃうし、男の人と一緒にいると相手の下心が透けて見えちゃうようで。
そういう人って結果的に周りの人から頼られ、甘えられることが多いので、それにも疲れちゃうわけですね。
だから彼女としては「もう少し鈍感になりたい」という希望をお持ちになるわけです。
まあ、例によってそんな背景にはおかんとの関係があるわけですけれど「そっちはそっちで見ていくとして、とりあえずそのキャラを受け入れようぜ!」という話をしていきました。
人に対して敏感で、相手の気持ちが分かっちゃって、それで先回りする器用さも持ち合わせていて、というのは長所なんですけれど、多くの長所がそうであるように「諸刃の剣」となって自分を傷つけることもよくあるものです。
ただ、それが自分なんですよね。
良くも悪くも自分なんですよ。
だから、拒否しようが隠そうが抑圧しようが、それが自分なことには変わりないんです。
それを受け入れようって覚悟が必要なんじゃない?と思うわけです。
先日のライブ配信でも「よく気が付くことが嫌だ」「エンパスなのが苦しい」という質問もいただいたんですけれど、「それが自分なんだからしゃあないやん?それで生きていくしかないんだから、それを受け入れて生きる覚悟が必要なんじゃない?」とお答えしました。(たぶん)
自分がこんな自分嫌だー!!と思うのは勝手だけど、だからってそんな自分はすぐには変わらないでしょ?だったら、受け入れたほうが良くない?その覚悟を持った方がよくない?と思うのです。
この話、長所にだけ言えることじゃないのですよね。
そもそも長所と短所って表裏ですから実は同じものなんです。
「だらしない自分が嫌い!」って言ったってさ、その「だらしない自分」で何年生きてきたのよ?という話です。
もし、それが本気でイヤだったらとっくに改善してると思わない?
ただただ自分を嫌うために「だらしない自分が嫌だ!」って言い続けてるだけなんじゃないの?
結局、自分をいじめたいだけなんじゃないの?
という風に思うわけです。
ちなみに「だらしない」ってのは短所側の見方ですが、それを長所側から見たらどうなると思います?
「ゆるい」「自由」「マイペース」「細かいことを気にしない」などなど。
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つまり、「自分のこういうところが嫌!!」と思ったときってのは、受け入れ拒否をしていて、そういう自分で生きる覚悟ができてないってことなので、人生に対して逃げ腰になってる状態を表します。
「感受性が強い」というキャラを受け入れられないので、当然ながら、それを活かす生き方もできていません。
なんとかそんな自分をごまかそうと、隠そうと、見せないようにしようとするのですが、でも、「感じちゃうのはしょうがない」ですよね?
だから、それを「受け入れる覚悟」が必要なんです。
「あたしは感受性が強い!もう、それは事実なんだからしゃあないんだ!」と夕日に向かって毎日叫ぶ必要があるわけです。
そうして自分を受け入れていくことができると、その時点で生き方が変わるわけです。
「感受性が強い自分はどう生きるのが幸せなのか?」ということを真剣に考えられるようになります。
つまり、その要素から目を逸らして逃げるんじゃなくて、正面から向き合って自分らしい生き方を模索できるようになるのです。
その方がたぶん圧倒的に早く楽になります。
例えば、ある人はその感受性の強さを仕事に活かすべくカウンセラーやセラピストになりましたし、またある人はそのスイッチを持つべく精進しまして「鈍感」になれることに成功しました。
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そう言えば、この話を書きながら思ったんですけど、セクシャリティの強さってまさに今日のネタに当てはまるなあ、と。
性欲だったり、性的興味だったりが強いとどうしたって隠してしまうようになります。
でも、それもまた生き辛さにつながるわけですよね。
昨日の女性性とセクシャリティのグループセッションでもそんな話題が出たのですが、自分のセクシャルな部分にどこまで素直に正直になれるか?は幸福度に比例すると思ってます。
セクシャリティが強いんだからしゃあないやん、そんな自分を素直に出して生きて行こうぜ!というのが今後のテーマになるのです。
でも、この「それが今の自分なんだからしゃあないやん!」という開き直りとも言うべき宣言は、自分に圧倒的な自由をもたらしてくれます。
以前、そんな話をしたクライアントさんはその1か月後に見違えるかと思うくらいセクシーな服でカウンセリングにいらしたのですね。
1か月前は「そういう服は興味あるけど人目が気になる。周りの人になんて言われるか、どう思われるか怖い。すぐヤれる女だと思われるのも嫌だ。ウンヌンカンヌン」とうだうだ言っていたのですが、実際やってみたら、なんか自分にすーっとフィットして気分が軽くなり、ものすごい自由を感じたそうです。
そしたら人に対する態度もずいぶん変わったようで、最近は周りの人から「何があったん?」とめちゃくちゃ聞かれるほどの変化したんです。
「オナニーもほんとは好きなのになんかいけないことをしてる気がして我慢してたんですけど、それをもういいやと開き直って好きにしてみたら、変な話すごく楽しくなっちゃって」とニコニコしながら話してくれたんですよね。
もちろん、当時付き合っていた恋人も大喜びで。
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逆説的な話、もっと自由になりたい、もっと自分を解放したい、と思ったら、そうして自分にかけてる制限を外してあげるのが一番シンプルですよね。
その制限ってのは「こんな自分はイヤだ。ダメだ。」と思ってる部分でして、その部分を「それが自分なんやからしゃあないやん」と開き直ることで、一気に解放されていくんです。
繰り返しますが、これは短所だと思ってるところにも有効です。短所と長所は表裏一体ですから。
ということでみなさまも少なからず思い当たるところがあると思うので「それが今の自分なんやからしゃあないやん!」を口癖にして、自分を受け入れて行きましょう。
そして、その自分で生きる覚悟を決める、肚を括ったら、きっとすぐに人生変わり始めます。
自分が強くなったように感じるし、自由を感じるし、そんな自分が好きになっていきます。
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『自分を引き受ける覚悟。それが今の自分なんやからしゃあないやん!という自己肯定感。』
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