抜け出したいけどいつも同じパターンにハマるんだったら「そろそろ本丸に突入せよ！」という合図では？

＊

自分なりに問題に取り組んで自分を変えようとして頑張ってきているのに、パターンは繰り返されるどころかもっと大きくなっているように感じるならば、そろそろ本丸に突入していく必要があるんじゃない？と解釈できます。
つまり、薄々気付いているアレと向き合えってことですよね。

＊

＞先生、この人なんで出てきたの？

と聞かれたら即座に

「なんで呼んだの？」

と返してしまいそうな私ですが、お元気でしょうか？まだ何とか持ちこたえていらっしゃいますでしょうか？

ということで、やはり一番気になったのはココですよね～

＞しかも全員魅力的。

既婚者を男として見ちゃってるってことでしょうか？

例えば「既婚者と分かった時点で冷める。ありえない。」という女子もいるわけですけれど、既婚者が恋愛対象になるのはなぜなのでしょう？？？

「まあ、好きになっちゃったのが既婚者だからしょうがないよね～」ということもアリなんですけれどね。

となると、

＞・対独身男性には蛙化するおじさんキラー

という一文が気になるわけでして、なんかこの辺にいろいろと仕掛けがありそうな気配がしますよねー。

となると、やはり王道な話ですが、

＞・厳格な父と自己肯定力谷底の母との間に産まれた3姉弟の長女

ということになりますでしょうか。

すなわち、「Ｋさんってファザコンっすよね？」という。

厳格な父度合いがどれほどか、また、お母さんの所作も大変気になるところなのですが、お父さんのこと、めちゃくちゃ追いかけてたか、お父ちゃんの愛をめちゃくちゃ求めていたか、そして、お父ちゃんからも愛されていたのか、みたいな点が気になるところです。

＊

厳格な父というキーワードだけで様々な妄想を繰り広げることができます。

●「父の前ではいい子にしていなければいけなかった。
そして、頑張って優等生をやってきた。
けれど、父の要求は高まるばかりで褒められたこともほとんどなかった。
そのストレスをアンダーグラウンドで解消する癖が付いてしまった。」

このパターンはとても多いと思いますし、実際、私のクライアントさんでもたいへんよく目にするケースですね。

ここでいうアンダーグラウンドというのは人によって違いますが、不倫もそのひとつになり得ますね。

●「厳格な父に反発して戦いを挑んできた。母を守る意識もあったと思う。
勝てなかったけれど、どこか戦友のような思いも抱いていた。
たぶん、父のことが好きで、父に認められたくて戦っていたんだと思う。
だから今も父のような人に惹かれる」

これはファザコンがストレートに出たパターンで、お父さんのことを追いかけまくるうちに父が理想のパートナーになったようなケースですね。

●「父のことが大嫌いで反発ばかりしていた。また弱い母のことも大嫌いだった。
だから、自立したのは早い時期だったと思う。ずっと家を出たかったし。
それで手に職をつけてさっさと家を出た。
たぶん、優しい父親を求めてるのだと思う。好きになる人はそんな人ばかりだ。」

こういうケースも武闘派女子の中には多いですね。父から家族を守るってのもあるし、似た性格の父とはよく衝突してたってケースもあるし。

で、こうした生い立ちから逆算して考えてみると「なぜ既婚者にばかり惹かれて、独身相手だと蛙化するの？」という理由が見えてくると思います。

すなわち「父」の存在が相当デカいんだろうなあ、という風に思うわけです。

Ｋさんがハードワーカーだったことも父への競争心・対抗心があったのかもしれないし、あるいは、子ども時代からハードワークを続けてきたことも可能性としてはありますよね。

＊

ということでＫさんがカウンセリングなどでお父さんとの関係を扱ってこられたのか気になるところではありますけれど、少なくても同じパターンが続くし、何なら難易度がどんどん上がっているように感じるのであれば、

「そろそろ本丸に突入しなはれ」

という神様からのメッセージだと解釈できます。

私たちは問題の本質から目を逸らしていると、どんどん問題が大きくなってそこを向き合わざるを得ない状況になっていくんです。

虫歯が痛いけど歯医者さんに行くのが嫌でクスリでなんとか痛みをごまかしているうちにどんどん痛みが大きくなって歯医者さんに行かざるを得なくなるって感じです。

たぶん、Ｋさんにとってはお父さんですかね？
それとも弱いお母ちゃんでしょうか？

こうした問題と向き合うことはとても価値のあることでして、ライフワークを生きるという意味でも、また、自分らしいパートナーシップを手に入れるためにもすごく大事なポイントです。

例えば、父に対抗するために「長男」のように育った武闘派女子も少なくないわけですが、彼女たちは本来豊かな女性性をどこかに封印してしまったため、時に人生の迷子になっています。

また、父を納得させるためにエリート街道を突っ走ってきた結果、男はすべからくライバルになり、戦う相手であって、パートナーを組む相手ではないという思い込みに至った武闘派女子もいます。

さらには、弱い母やきょうだいを守るために身を張って父親と戦ってきたがゆえに、家族への執着が強くなり過ぎて「結婚できねぇ」という問題を抱えている武闘派女子も珍しくありません。

となると、父や母、きょうだいとの関係から生まれた問題を解消しつつ、本来の自分を取り戻していくことが、ライフワークを生きるきっかけになるのです。

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ちょっとずつ変わってきて、なお、こんな厄介な存在が現れるならば、そろそろ本丸と向き合っていく時期じゃないでしょうか？と思うのですがいかがでしょうか？

とりあえず「父」や「母」の存在が「今の自分」に与えた影響を見ていきましょう。

また、子どもの頃、我慢したり犠牲したりしたこと、イヤだったけど仕方なくがんばったことを思い出してみるのもアリかと思います。

さらには、父や母の許せないところにフォーカスしてみるのもアリかと思います。

そして、ちょっと勇気があるならば自分を「ファザコン」だとして見てみると、いろいろと辻褄が合うところも出てくるかなあ、と思うわけです。

ということで、そろそろ本腰入れて自分と、家族と、人生と向き合って行きましょうか。

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