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感情を出すことが恥ずかしい、ということは、感情を感じることに何らかの抵抗があるんじゃないか?それによって、感情をちゃんと感じられなくなってるんじゃないか?と推測できます。
だとしたら、まずは感情を感じられるようになることから始めてみるといいと思うんです。
感じることに許可が出れば、それが出てしまったとしても徐々に恥ずかしさはなくなっていくからです。
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感情を出してしまった時の恥ずかしさについて向き合い方を教えていただきたいです。
自分の感情が分からない、抑圧
→爆発、制御不能になる
→ポジティブな感情は適度に表現ができる
→ネガティブな感情は気が付くのも、伝えるのも苦手(今)
という状態なのですが
特に人と話していて語尾をキツめに言ってしまった時や嫌だと感じていたことが伝わっているだろうな、と後から気がついた時にもうその人に会いたくなくなるほどの恥ずかしさが襲ってきます。
罪悪感もあるかもしれません。
頭では仕方ないよね、とは思っているのですが。
自分で気が付いてないことが、態度に出てしまうのが問題なのかなと分析したりもしています。
まだまだ自分の中に固さ(頑固さ?)がある気がしていてもっと軽やかに柔らかく生きていきたいんですよね。
(Rさん)
そう、しゃあないよねー、と思うんですけど、いきなりバッと感情がでてしまうと恥ずかしいものですよねー。
そのバッと出たときに思わず目の前の人を吹き飛ばしたり、壁に穴を開けちゃったり、するんでしょう???
危ないですしねー。
「危」のマークをおでこあたりに付けときます?
さて、この「自分の感情が分からない、抑圧」というところなのですが、これはふだんからあんまり自分の感情が分からないのか、それともある特定の感情(怒り、寂しさ、嫉妬など)に気づかないのか、どっちなんでしょうか?
爆発して制御不能になって暴走して家を吹っ飛ばしたり、ビルに突っ込んで倒しちゃったりするんでしょう?
それくらいの感情ってことはやはり「怒り」とか「憎しみ」とかになるんでしょうか?
「劇」のマークを首からぶら下げておきます?
そもそも「感情を出すのが恥ずかしい」んですよね?
>語尾をキツめに言ってしまった時や嫌だと感じていたことが伝わっているだろうな
というシーン以外にもそういうことってあります?
例えば、人前で泣いちゃうのは大丈夫?それとも恥ずかしい?
「めっちゃ寂しいねん」って言えます?恥ずかしくて言えない?
すっごく悔しいときってそれを出せます?押し殺しちゃいます?
やはり恥ずかしい!ってときは隠しちゃいますか?
ポジティブな感情は大丈夫なんですよね?
めっちゃうれしいことがあったときはどうされます?踊っちゃいます?それとも静かにガッツポーズする感じ?
楽しいときはずっとニコニコしてる感じ?あるいは静かに味わってる感じ?
甘えたくなったときはどうします?そんなん恥ずかしくてよう出さんわ!って感じ?もちろん相手によると思うけど。
たぶん、「この感情は出してOK!これはNG!」というのがあると思うんです。
それを分別してみてもいいかもしれません。
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で、ある感情を出すと「恥ずかしい」って感じるってことは、その感情を「恥ずかしいもの」として扱ってるってことですよね。
「怒りを禁じてるとすると、「怒りを感じるのは恥ずかしいことだ」と思ってるってことです。
それはなぜでしょうか?
あるいは、怒りを感じるのはOKだけど、それを出すことにNGを出してるってことでしょうか?
だとしたら、それはなぜでしょうか?
昨日、ちょうど「怒りの心理学」という心理学講座をやってました。
そこでも話をしたんですけど、やはりそうした感情を感じる、感情表現というところは幼少期からの積み重ねであることが多いんですね。
「怒りを出したら親からめっちゃキレられた」とか「怒りを出しても誰も取り合ってくれず、冷たくあしらわれた」みたいなトラウマがあると、怒りを出すことを禁じますね。何なら怒りを感じないように麻痺させちゃうこともあります。
あるいは、家族にめっちゃ感情を出す人がいて、例えば「母は何かと怒ってた。いつも不機嫌で不満や愚痴ばかり言ってた」なんてことがあると、「怒りを出すと周りの人を不快にさせる」と学習します。
そうすると人間関係をうまくやりたい自分としては怒りは決して出しちゃいけない感情になるわけです。
「怒り」に限らず、「昔、泣き虫で何かと泣いてたんだけど家族や周りの人からバカにされたり、放っておかれたりして、それで泣くことが悔しくなって泣かないように我慢するようになった」なんてことだってあるでしょう。
Rさんの場合はどうでしょうか?
小さい頃から怒りんぼでしたか?
それとも身近に怒りんぼがいて嫌な思いをしてきましたか?
どちらにせよ、本質的な解決をしていこうと思えば、幼少期の人間関係を見つめ直していきましょう。
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人間関係はバランスを取るものですから、「母親がヒステリックだと娘はクールになる」という現象がよく起こります。母親のヒスに付き合って感情的になってたら関係が成り立たなくなるので、その感情的な母親に理性的・理論的な娘になってバランスを取るわけです。
もちろん、姉が感情的だったから妹がクールになる、みたいにきょうだい間でももちろん起こります。
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また、「恥ずかしい」という気持ちは人目を気にするようになる思春期以降に感じやすいものです。
となると小学校高学年~高校生くらいの頃の自分を思い出していくのも役立ちます。
「感情を出してしまって恥ずかしい思いをしたことがトラウマになってる」とか「おませだったので大人びてクールに振舞ってた」とか「やたら感情的な人が多くて嫌な思いをした」みたいな状況があったのかもしれません。
そうすると本当は感情的で怒りんぼな情熱系女子だったのに、「周りの状況を見てやばいと思い、めちゃくちゃ頑張ってクールに振舞えるようキャラ変した」という物語も推測できます。
このときも「感情を出す」ということはもちろんNGなのですが、その感情を「感じないようにする」んです。めちゃくちゃ頑張るんです。
これまた、思春期の頃の自分を思い出していく作業をしていきたいものです。
思春期の頃にキャラ変した方、いらっしゃいませんか?けっこう多いと思うけど。
「こういう自分だとみんなとうまくできない」とか「嫌われる」なんて思うと、全精力をかけて自分のキャラを変えようとするものです。
それで「素直な自分、自然体の自分、ありのままの自分」を封印して「仮面(ペルソナ)」や「鎧」を纏うようになるんです。
それってほんとは生きづらいんですけど、「嫌われるよりはマシ」と思っちゃうんです。
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だから、そもそも「感情を出す」だけでなく「感じる」ということも禁止しているのでは?と思うんです。ネガティブな感情に気づきにくいのもそのせいではないかな?
そうすると「感情を出しても恥ずかしくなーい!」となるためには、「感情を感じることもOK!」というところから始めてみると良さそうです。
もちろん、先ほどの幼少期~思春期の頃も振り返りながらね。
〇インナーチャイルドは怒ってる?
幼い自分をイメージしてみましょう。
その中に「激怒してるわたし」はいませんか?
他に自分でNGだと思っている感情を感じている自分はいませんか?
もし、「怒りまくっているわたし」が発見できたら、その子に会いに行って「もっと怒っていいよ!どんどん怒っていいよ!」と承認してあげてください。
そして、その怒りをしっかり大人の私(インナーアダルト)が受け止めてあげてください。
子どもの怒りは床に転がりまくるほど強いものですよね?
そんなインナーチャイルドをクールに見るのではなく、もちろん、見下したり、呆れたりせず、その怒りを共感しながら受け止める、というのがポイントです。
これはけっこう必須な科目かと思われます。
〇インナーチャイルドが無表情・無感情。
幼い自分をイメージするとその子が無表情だったり、感情を何も感じていないように見えたりすることがあります。
ずいぶんと感情を抑圧しすぎて感情が麻痺しちゃっていることを表します。
(中にはその子の目に光がなく、生きていないような“デッドネス・チャイルド”というケースもありますが、それはまた別のテーマになります。)
無表情なインナーチャイルドに対しては傍にいて少しずつコミュニケーションを取っていくことを目指します。
手を握ってあげたり、質問したり、寄り添ってあげたりしながら少しずつ表情を取り戻していきます。
〇インナーチャイルドと遊ぶ
インナーチャイルドが子どもらしい雰囲気を取り戻して来たら、一緒に遊んであげるんです。
公園に行ったり、一緒にお絵描きしたり、お歌を歌ったりして、その子が飽きて疲れて眠ってしまうまで思い切り遊んであげます。
これは今の自分自身の中に喜び、楽しみを取り戻していくプロセスです。
〇例えば、それを中学生の頃のわたし、でやってみる。
インナーチャイルドというと3,4歳の子どもを指すんですけど、じゃあ、10歳の自分に会いに行く、中学生の自分と話をしてみる、という風に年齢を変えていくこともできます。
例えば、中2の頃の自分をイメージし、その自分に会いに行き、あれこれ話をしてみる、みたいな感じです。
そこに怒り、不安、不満、寂しさ、悲しみ、怖れ、などの感情があればそれを吐き出させてあげるんです。
その子が笑顔になるように話を聞いてあげるし、一緒に遊んで楽しんでみるんです。
そうして「自分の感情」を取り戻していきましょう。
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こうして内なる自分と向き合っていくと、そこにはそうした感情体験が付いてきます。
一緒に泣いてあげてもいいし、一緒に怒ってあげてもいい、そうして感情を取り戻していくことで、だんだん「感情を感じる」ことができるようになるし、それに対する恥ずかしさも減っていきます。
特にインナーチャイルドが元気になっていくと、自然と自分も元気になっていくものです。
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さて、他にも家族や思春期の同級生と向き合うのも効果的なアプローチになることが多いものです。
ヒステリックなお母ちゃんともう一度、改めて向き合ってみる。
母の怒りを怖れていたけれど、その母を受け入れたり、手放したりしていくんです。
そうすることで、ヒステリックな母ちゃんのことが怖くなくなれば、Rさんも怒りに対する怖れは少なくなっていきます。
つまり、怒りを受け入れることができるようになった、というわけです。
そうして感情を感じることがどんどんOKになっていけば、仮にそれが出ることに抵抗も減っていくでしょう。
恥ずかしくなくなるには少し慣れも必要かもしれませんが、感情を感じることに許可が出せていけば、何かの拍子に感情が出ちゃったとしても、「てへっ」くらいで済むようになっていくのです。
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