【実践編】「私の方がAさんより●●できるのに!」という嫉妬心を掘り下げて、具体的な解決方法を提案する回。



嫉妬本の発売日ということで今日も嫉妬について取り上げますが、今回は実践編。
実際に頂いたネタを元に、その嫉妬の裏には何があるのか?そして、何が本当の問題なのか?そこからどう抜け出せば良いのか?というプロセスを描いてみました。

根本さん

度々質問、失礼します!こちらの記事読んで、疑問が湧いてきました。

私の場合、嫉妬した時「なんで私の方がAさんより●●できるのに、評価されないの?幸せになれないの?」と、よくむくれています。

「Aさんよりも●●できる」と、自分の能力を自覚し認めているのに、なぜ嫉妬するのでしょう?まだまだ価値を認め足りてないのでしょうか??

逆にAさんが自分よりも明らかに上だと認めていれば、嫉妬しないです。(オリンピック選手相手に嫉妬しないのと同じような原理で)

そもそも自分と人を比べて優劣つけて見ている時点で、自己肯定偏差値がまだまだ低いんだろうなと思うのですが、それなのになぜ「私のほうがもっとできてるのに」って思うんだろう?自己肯定感が低いなら、こんなセリフ、出てこないはずですよね?謎です。。。

怒りの矛先は変わり、能力や価値を正当に分かってくれない世間に対する怒りも湧いてきてきます。

もっと深く見ていくと、嫉妬対象や世間に対してではなく、自分の才能をうまく活かしてあげられず腐らせてしまっている自分に対して、イライラしてるのも分かります。

でもタイミングとか、トラウマとか、環境などが足枷になっていて、能力を思う存分発揮できないときって(言い訳かもしれませんが)、焦りとかもどかしさとか悔しさが出てきて、叫びたくなるほど嫉妬してしまいます。

そんなときでも、どうしたら根本さんのように相手を純粋に「羨ましいな」と思いながら、自分もその夢に近づく歩みを止めないように進むことができるでしょうか。

本当に苦しいです。ご回答いただけたら嬉しいです。

p/s 本、予約しました!!
(Eさん)

というわけで今日は #嫉妬本 の発売日なので、思い切り嫉妬をテーマにしてみようと思います。
最近のブログの嫉妬推しで少々食傷気味の方もいらっしゃるかと思いますけど、「まあ、発売日だし、許して進ぜよう」と広い心を持ってみていただければ幸いです。

ていうか、今日の記事もけっこう刺さると思いますけどね!

ということで、まだ購入されてない方はこちらからどうぞ!近くの書店さんで取り寄せていただいてもいいっすよ!(置いてない店も多いと思うので!)

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)

ちなみにEさんがおっしゃる「こちらの記事」とはこちら!

「嫉妬するのも嫉妬されるのも、自分の価値や魅力を過小評価しているから起きること。」

>私の場合、嫉妬した時「なんで私の方がAさんより●●できるのに、評価されないの?幸せになれないの?」と、よくむくれています。

こういう風に思うことって皆様ありませんか?

Aさんより仕事ができるのに・・
Aさんよりいい女なのに・・・
Aさんより気を遣えるのに・・・
Aさんより頑張っているのに・・・
Aさんより能力は上なのに・・・
Aさんよりあなたのことを愛しているのに・・・
Aさんよりオシャレなのに・・・

こういう思いってふだんから何かと出てくるものだと思うんですよね。
ちなみに今日一日だけとってみてもすでに感じちゃってる人もいらっしゃるかと思います。

だから、

>「Aさんよりも●●できる」と、自分の能力を自覚し認めているのに、なぜ嫉妬するのでしょう?まだまだ価値を認め足りてないのでしょうか??

という風に感じられるのも無理はないと思います。

まだまだ価値を認め切れてないと言われたら「はい。そうですか。」と棒読みで答えられると思うので、その辺を優しく突っついて行こうと思います。

単純に言えば「Aさんより」という“比較”が出てくる時点で、自分の能力を認めてるとは言い難い、という点がポイントです。

さすがはEさんで聡い方なので、その辺もお気づきですね。

>そもそも自分と人を比べて優劣つけて見ている時点で、自己肯定偏差値がまだまだ低いんだろうなと思うのですが、それなのになぜ「私のほうがもっとできてるのに」って思うんだろう?自己肯定感が低いなら、こんなセリフ、出てこないはずですよね?謎です。。。

この辺ってめちゃくちゃややこしく感じられるところなのですけど、自己肯定感が低いから、こんなセリフが出てくるんです。はい。

たぶん、頭の中が「?」でいっぱいになっていると思うので、その辺を順を追って説明していこうと思います。

なんせ、嫉妬本の発売日なのでその辺は丁寧に書かなきゃ!とか思ってるんですよね。ラッキーっすね。

※お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、いつものとは異なり、今日は始めから「嫉妬について書くぞー!」というつもりで皆様から頂いているリクエストを検索しましたので、ごく最近に頂いたEさんのネタを採用させていただいております。ふだんは頂いた順に内容を見て採用させていただいております。

こちらの記事で書いたように【嫉妬=羨ましい!×ネガティブな感情】という根本が勝手に作った公式があるんですけど、EさんがAさんに嫉妬するということは、Aさんに対して何らかのネガティブな感情を感じているということですね。

で、とある偉い先生の本によれば、そのネガティブな感情の代表的なものとして、無価値感、劣等感、怒り、罪悪感、無力感、不安、怖れ、不信感、失敗感、競争心、独占欲といった感情がリストアップされています(p.23)。

ちなみにその偉い先生が書かれた本はこちらです。

で、すでにピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが「Aさんよりも●●できる」と感じている時点で、このリストで言えば「競争心」をAさんに対して感じているであろうことが言えます。

つまり、Eさんは気づいているかどうかは別として、Aさんを比較対象として認め、Aさんをライバル視し、競争心を抱いているってことなんですな。

そして、「Aさんよりも●●できる」という気持ちは「優越感」と言いまして、「劣等感」の裏返しの感情ですね。

たぶん、記事にしたこともあるかと思いますが、優越感と劣等感というのは真逆の感情のように見えて、実はイコールと言ってもいいもので、カウンセリング/セラピーの世界では「同じもの」として扱います。

つまり、Aさんを基準に自分を上に置く(優越感)か下に置く(劣等感)の違いがあるだけで、プライドが高い/自立的/競争心旺盛ならば優越感に、自信がない/自己肯定感が低いならば劣等感に触れるんですね。

そして、得てして何かに対して「優越感」を覚えている人は、別の対象に対しては「劣等感」を強く持っています。

つまり、優越感/劣等感は同時に存在しているとも言えるのですな。

そういう意味では皆さんが誰かに対して優越感に浸っているときは、別の対象に対して劣等感があるという目で見てみるといいと思います。なかなか認めがたいと思いますけど。

だから、EさんがなんでAさんに嫉妬しちゃうか?というと、Aさんに対して「競争心」があり、かつ「優越感」を覚えているから、と言えるのです。

で、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「Aさんを基準に」という時点で、Eさんは「他人軸」になっています。

つまり、「Aさん軸」になっているんですね。
だから、Aさんに感情を乱されることになるわけです。

じゃあ、Eさんはどうすればいいのか?と言えば、そう、本を読めばいいんですぅ~!今日発売の嫉妬本をじっくり読めばいいんですぅ~♪

・・・。

イラっとしました?笑

その対処法はいくつもあり、深さもまちまちなのですが、私がEさんにお勧めしたいのは次のアプローチです。

(1)Aさんの魅力、価値、すばらしさを見つけ、素直に認めてみる。
(2)それが自分自身の投影であることを受け入れ、それが自分の魅力でもあることを認める。
(3)Aさんとの心理的な距離を縮め、Aさんと仲良くなってしまう。
(4)そして、Aさんに「あたし、あんたに嫉妬してるんだよぉー!」と告白する。

難易度が後半に進むにつれて急激にアップするわけですけれど、(1)だけでもずいぶんと気持ちは軽くなると思いますし、また、自己肯定感もアップしていきます。

Aさんとの関係性が分からないので何とも言えないのですが、とりあえず(2)くらいまではやってみてはいかがでしょうか。

さて、その後のEさんの自己分析はさすがというべきでして、嫉妬を感じたときの本質的な解決方法にまで至られているところは素晴らしい!の一言です。

>怒りの矛先は変わり、能力や価値を正当に分かってくれない世間に対する怒りも湧いてきてきます。

あ、これが先ほどお話しした「優越感あるところに劣等感あり」という話ですね。
Aさんに対して優越感を覚える一方で、自分を認めてくれない世間に対して劣等感を感じているという状態と言えるんじゃないでしょうか。

まあ、「世間に対してモノ申す!」という気持ちになったときは間違いなく「投影」でして、どうやらEさんが自分自身の能力や価値を正当に評価してあげられてないようですね。

だからもっと自己承認を進めていく必要があるんです。

ちなみに一般的にはこうしたEさんの気持ちを「承認欲求」と言います。
この承認欲求、誰かに自分を認めて欲しい!という誰もが持つ欲求ですけど、結局のところ、自分で自分の能力を認めてあげられるまではなくならないものです。

>もっと深く見ていくと、嫉妬対象や世間に対してではなく、自分の才能をうまく活かしてあげられず腐らせてしまっている自分に対して、イライラしてるのも分かります。

はい。そういうことなんですよね。

他者に対する怒りって結局は自分自身への怒りであることがほとんどです。
さすがです。

1)自分の能力を認めていない!
2)だから自分の能力をうまく活かせない!
3)それで自分に対してイライラが止まらない!
4)それを社会に投影して「なんでみんなあたしを認めてくれないんだ!」と怒りを覚える。

こういう流れですね。

で、そうなるとカウンセラーは「なんで自分の能力を活かせてないの?」という疑問を持つのですが、

>でもタイミングとか、トラウマとか、環境などが足枷になっていて、能力を思う存分発揮できないときって(言い訳かもしれませんが)、焦りとかもどかしさとか悔しさが出てきて、叫びたくなるほど嫉妬してしまいます。

そう、タイミング、トラウマ、環境が足かせになってるというわけですね。

じゃあ、トラウマ癒しましょ!とか、環境変えたらどう?というのがカウンセラーの提案となるでしょう。

でも、結局のところ何が問題か?と言えば、「どうやらまだまだEさんは自分の価値・能力を過小評価しているらしい」という点です。

そして、まだまだ自分軸になり切れていないところがあるようです。

たぶん、この辺を突き詰めていけば、「自分を認めてくれなかった人と言えば誰?おかん?おとん?」という話になったり、「早くに自立されて競争心旺盛で今まで頑張ってきたんだよね?それが自分の成功法則になっちゃってるのかもね?」という話なったりすると思います。

自立系武闘派女子のみなさまは、ありあまる情熱を成長意欲だとか猪突猛進だとか一点突破全面展開などにぶち込まれるので、他者への競争心はなかなかのものがあります。(要するに負けず嫌いということですね。)

その一方で、心の中に寂しがり屋で甘えん坊で可愛らしい姫が取り残されていて、その子がもっと愛を求めているんだろうと思います。それが承認欲求になります。

そういう意味で、武闘派女子の皆さまは多かれ少なかれ自分の中にある依存心と自立心の葛藤、すなわち「愛された姫」vs「一国の女王様」の喧嘩に悩まされることになるんです。

だから、ついつい自己承認よりも他者承認を求めてしまい勝ちなのですが、そうするとEさんはじめ自立系な方々が嫌いな「依存心」が出てくるので、何とか正当化しようとします。

それが「あたしの方がAさんより●●できるのに!」という表現になるのです。

先ほどの課題に続いていくつかそんな自己承認が進む宿題を出しておきますので、がっついて取り組んでいただければと思います。(あ、本を買ったあとにやってね!笑)

(5)今まで自分なりに人に与えてきたこと、人のために頑張ってきたことをリストアップし、そんな自分を褒めちぎってあげる。
(6)(1)(2)の方法を他の人に対しても適用して自分の価値、魅力を徹底的に見つけ出す。
(7)そうしたプロセスを経て見えてくる「あたしが本当に欲しいもの」をリストアップする。
(8)その本当に欲しいものを自分がすでに持っている、あるいは、手に入れられることを知っている、と思い込む。
(9)その本当に欲しいものを手に入れたときに、自分が周りの人たちに与えたいことをリストアップする。
(10)自分が愛の塊であり、誰かを愛したい、誰かを幸せにしたい存在であることを思い知る。

・・・・ちょっと本の内容を飛び出してしまいましたが・・・笑

このプロセスを完了せずとも、進めていくだけでEさんに対する嫉妬は薄れ、素直に「羨ましい!いいな!あたしもそうなりたい!」と思えるようになるでしょう。

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)

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●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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【実践編】「Aさんより私の方が●●なのに、なぜAさんの方が評価されてるわけ?」と嫉妬したときの対処法。
 


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