「自分の理想の人と出会えないってことは、その理想が間違ってるかもしれない」という可能性を受け入れる勇気が必要だ。



自分が理想とするパートナーは本音のパートナーではなく、何らかの事情で第一希望をあきらめた上での理想なのかもしれません。
そうすると自分が望んでいる現実とは真逆の現実が引き寄せられるもの。
起きてることを正しいとして受け入れる勇気がとても大切です。

根本先生
こんにちは。いつも一方的にお世話になっております。
今の彼のことです。
彼とは出会ってすぐに猛烈に惹かれ、すぐに付き合うことになりました。
彼からのアプローチもあり、私も幸せになりたい!と久しぶりに思い、彼との未来まで想像しました。
ですが、例により、1カ月でパタッと会うことはなくなってしまい、1~4日に1回のLINEのみでここ2カ月過ごしています。忙しくて会えないと言われているので、会っていません。
超自立の超ハードワーカーな方です。
最初の1カ月しか会っていないため、あまり詳しくはありませんが、実家とも少し距離を置いている感じです。
私の父も超自立の超ハードワーカーでした。そんな父とは逆の人と結婚したいと家にいてくれる人を理想としましたが、私自身の一回目の結婚相手も超自立の超ハードワーカーでした。(後で知りました)。
11年結婚生活を送りましたので、この生態については、本当に知り尽くしています。
本当に根本先生の50の生態のままです。どうしたら上手くいくのか、近づきすぎても自分が傷つくだけなので、丁度いい距離を探し続けているような結婚生活でした。
とにかく辛い結婚生活でしたが、離婚をし、執着を手放し、やっと好きになった人がまた同じ人でショックな部分もあります。
私自身どうしたいのか。自問自答しているけど答えが出ません。私自身は、愛情が有り余っていて、楽しい人たちが周りにたくさんいます。仕事もできる方だと思うし、異性から好意を寄せられる事も多いです。でもその人たちに惹かれる事はありません。

恋に関しては求めている人と惹かれる人に剥離があるため、常に心に穴が空いている感じです。
惹かれる人といても理想とは違うため、子どもの頃の自分を傷つけていると思います。
私の理想は子供の頃の自分の思いですよね。ですが父のような人にしか惹かれないのはどうしたらいいのか、これはニーズなのも分かっているし、自分軸ではないのも分かっています。
ロックマンに求めない事も可能ですが、どれが幸せなのか分からなくなってしまいました。
今は会えないので余計に辛いし、少しずつ壁を越えたとしても、ロックマンはロックマンなままなのも知っています。
あの生態はそのまま受け入れているつもりです。ですが、子どもの頃の理想を手放すのか、惹かれる相手を手放すのか、自分軸って難しいです。
(Kさん)

まあ、結局のところ「あんたも好きねぇ」という話なのでございますけれど、やはりサガと言いますか、そんなにもファザコンなのかしら?やはり超ハードワーカーの自立男を愛したい情熱が盛っているのでしょうか。

たぶん、ほんとうの理想はそんなハードワーカーな人(=お父ちゃんの投影)とラブラブな関係になり、心行くまで愛し、愛される状態になることじゃないのかなあ?と思うのですが、その点はどうでしょうか?

「お父ちゃんがハードワーカーで子ども時代に寂しい思いをした。だから、あたしはお父ちゃんとは逆の家にいてくれる人がいい!」と考えるのは自然なことかもしれませんが、果たしてそれが「ほんとうの願い」なのかどうかは疑問符が100万個くらい付くんですよね。

それってベストじゃなくね?次点じゃね?というわけです。

「ほんとうはハードワーカーで超自立な彼と幸せになりたいけれど、それは父ちゃんとも、元旦那とも無理だったから、逆のタイプがする」という風に。

でも、その本当の願いを受け入れる、認める、願うことって痛いんです。

だってどうせ無理だもん。
そんなこと願ったって叶わないもん。
だったら望まないほうがいいじゃん。
でしょ?そう思わない?

だから、本当の理想を封印して、別の理想を作って見ないようにするんですけど、案外その作戦ってうまく行かないんです。

ほんとうは美大に行きたかったけれど、「そんなことで就職はどうするんだ!学費も高いじゃないか!」と親に猛反対され、自分を納得させてふつうの大学に行ったとします。

その大学生活ってどれくらい楽しめると思いますか?
もちろん、楽しもうとするでしょうし、それなりに楽しいと思うけれど、美大生と道ですれ違ったりしたときにチクッとする感覚があること想像できるでしょうか?

そのたびに「いやいやあたしは今の道で良かったんだ。親も喜んでくれたし、今の大学の方が就職に有利だし」と自分を納得させるかもしれませんし、「大学の美術部で十分。あたしの実力なんてこんなもんだから」と思い込もうとするかもしれませんが。

似た話ってあちこちにあるでしょう?

夢をあきらめて妥協した話。
もちろん、そこから復活する道はたくさんあるけれど、本気でしたいことをあきらめた分だけけっこう後を引くものです。

で、これ、恋愛においても同じことが言えるんです。
ややこしいのは、その自覚が持ちにくいってことでして。

ある人は、スーパーダメンズの父親を持ち、母親が苦労している姿を見て育ちました。
自分はちゃんとした人と結婚する!と幼少期から心に誓っていたのですが、なぜか好きになる男はダメンズもしくは既婚者ばかり。

幸せになりたい!と思うのに、全然理想的な人とは出会えません。

でも、「ほんとうはあのお父ちゃんを助けたかったし、癒したかったし、そのお父ちゃんに幸せになってほしかったし、それを果たせなかった自分に罪悪感(無力感)を持っているから、お父ちゃんと似た人を選んじゃうんだよね」という風に見るとたいへん辻褄が合うんです。

ただ問題はそれを受け入れられるかどうか?という点でございましてね。

どうしたって「いやいやそんなわけはない」とか「そんなこと望んだこともない」とか「おい、テキトーなこと言うてたら東京湾に沈めるぞ!」とか思っちゃうものだと思います。

なので、私もあんまりそういう指摘はしたくないんですけど(苦笑)、でも、やっぱり状況を見るとそう考えたほうが辻褄が合っちゃうんで、ついつい言っちゃうんですよね。

起きてることをただただ受け入れる、ということはなかなか難しいものです。

そんなわけはない!と否定したくなることも良くあることと思います。

けれど、「起きてることはすべて正しい」とか「起きてることはすべて自分が望んだこと」という前提を受け入れることが大事なんです。

Kさんのお話にしても、「家にいてくれる人がいい!そういう人と幸せな家庭を築くんだ!」という理想をほんとうに叶えたいなら、そういう人を好きになると思うんですよね。

たぶん今までもそういう人と出会って来たし、今だって近くにいるかもしれないけれど、そういう人には男を感じないし、惚れないし、いい男だと思えないんだろうと思います。

それで華麗にスルーしちゃいます。
むしろ、スルーしちゃってることにも気付かないかもしれません。

そうすると「意識的には望んでないんだけどロックマンばっかり好きになるってことは、ほんとうの私はそういう男を望んでいるのかもしれない」と思ってみるわけです。

それで父親と同じ匂いがする男にすーっと惹かれちゃうのだ、と。

だから、Kさんの理想ってのは「第一希望をあきらめた上での第二希望じゃね?」と思うわけです。

起きてることを受け入れる、ということはそういうことです。

とはいえ、先ほども書きましたが、この第一希望を認めるのはものすごく抵抗があります。

ここをもう少し心理的に解説すると、「パパみたいな人が大好き!」と思ってるKさんがいるとします。

しかし、そんなことを思っていてもしょうがないし、実際寂しかったし、お母さんは大変そうだったし、ということで、その思いの上に「パパみたいじゃない人がいい!」という理想を作り上げます。

この理想は「思考的」であったり、「感情的」だったりします。

しかし、私たちの本音というのはそれよりももっと深い層にあるものです。

そして、その深い層が現実を作り出してしまうのです。

この深い層のことを深層心理って言ったり、無意識層と言ったり、潜在意識の深いところと言ったり表現は様々です。

また、別角度から見ると「習慣性」という話もできます。

自分がどう感じるか?は別として、私たちは幼少期の家族関係をベースに人間関係を構築していきます。

お父ちゃんが仕事が超忙しくてあまり家にいなくて寂しい思いをして、お母ちゃんも大変そうでかわいそうだった、と思っていたとしても、それが「ふつうの家族」「当たり前の状態」として私たちは受け入れていきます。

それが「習慣」になります。

私たちはその習慣に従って生きる特性がありますから、結婚して家庭を築こうとしたときに「家にあまりいない人」を選びやすくなるわけです。

好むと好まざると関係なく。
つまり、ここでは表面的な感情ってあまり関係ないんです。

「そういうもん」と受け入れてしまってるから「そういう状況」を作り出すのです。

だから、私から見ると、

>惹かれる人といても理想とは違うため、子どもの頃の自分を傷つけていると思います。

この話はまったく逆でして、子どもの頃の自分を傷つけているのはお父ちゃんみたいな人を選ばなかったときだと思った方がいいと思うのです。

むしろ、子どもの頃の自分がロックマンでハードワーカーな彼を引き寄せていると思ってもいいくらいです。

そういう話をすると「じゃあ、その習慣を変えたい!そのファザコンを直したい!」と思われるんですけど、それはやっぱり思考的な話。

一旦、勇気を出して、その本音と向き合ってみる必要があります。

これは「第二希望でいい!それで生きるんだ!」と固く固く誓った人ほどピンと来ない話ですし、抵抗は出てくるし、頑固になる部分です。

けれど、「思ってたことと全然違うことを言われた」とクライアントさんから評判の根本先生は平気でそんな話をぶち込んでくるんですわ。

だから、そこでKさんが向き合わなきゃいけないのは、お父さんに対する本音であり、お母さんに対する思いです。

お父ちゃんで寂しい思いをして、11年間の結婚生活でも寂しい思いをしたにも関わらず、なぜ、自分はそういう男を“求めている”のか?と。

そして、私は多くの場合、そこにKさんの才能が隠れていると見ていくんですよね。

そういう男に猛烈に惹かれてしまうのはなぜなのでしょう?

彼の中に何を見ているのでしょうか?

ひとつは、そういう頑張っている男を応援したい、支えたい、救いたい、癒したい、愛したい、という与える側の欲求。

もう一つは、そういう男に愛されたい、幸せにしてほしい、安心させてほしい、という受け取る側のニーズ。

また、忘れちゃいけないお母さんの存在。

お母さんのことが大好きで、その心理的距離が近ければ、私たちはお母さんみたいな人生を望みます。

お父さんが家にいないとどうしたって母と子どもの心理的距離は近づきますから、お母さんの影響をめちゃくちゃ受けるものです。

そこから生まれるアプローチは様々なものがあります。

〇寂しかった子ども時代の自分を大人になった自分が癒してあげること。お父さんに愛されたいと思っていたその自分を今の自分が愛してあげることで満たしてあげること。

〇お父さんに対してどんな思いを持っていたのか?そこに無力感や罪悪感があるとしたら、「自分はできることをやったのだ」と自分自身に教えてあげること。

〇お母さんを助けたいと思っていたのなら、自分は十分お母さんを助けたことを知ること。

〇お母さんとの心理的な距離を取ること。これは大人の女性としてのお母さんを信頼するプロセスでもあります。

〇お父さん、お母さんの幸せを知ること。そんな二人がなんだかんだ言って実は幸せだったことを知ること。

〇お父さんの気持ちを理解すること。たぶん、感じてはいたけど理解できてないお父さんの気持ちがまだまだあるはず。

〇そのような家庭で育った自分の価値や魅力、恩恵をちゃんと受け取ること。たぶん、今の生活にその恩恵がたぶんに活かされているはず。

〇それによって両親に心から感謝できるように自分をエスコートしていくこと。

〇そうした環境が自分に与えた「才能」を知り、それを活かしていくこと。

つまり手はたくさんあるんですよねって話ですけれど、こうした心の深い層にある部分はなかなか一人では手が届かないし、抵抗があってつい目を逸らしちゃうので、誰かカウンセラーを付けるのがお勧めです。

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いよいよ本丸突入って感じがするので、しっかりと向き合っていきましょう。

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