寂しい子ども時代を過ごしたからこそ得られるホームメーカーという才能とその活かし方。



うちの読者様にはダメンズメーカーや野良猫メーカーなども多数いらっしゃるわけですが、ホームメーカーって才能もあるんだよ、というお話です。
それは寂しくて居場所を感じられない不安な子ども時代を送った方が持っている才能で、それを与えることで開花させることで人の居場所になってあげられるようになるのです。

根本裕幸先生、こんにちは。辛い時、悩んだ時は「〇〇(悩み事) 根本裕幸」と検索しては、ぴったりのブログがヒットして救われている私です。いつもありがとうございます!
私の両親は小学5年生の時に別れました。
私は愛人の子だったので、父は土日しか家におらず、母は寂しさからか平日は飲み歩いて家を空けることが多かったです。幼少期のわたしはひとりで過ごすことが多かった記憶があります。

中学2年生の時、母から恋人も一緒に暮らしたいと言われました。わたしは拒否しましたが、母から「お母さんが幸せになるのを許してくれないの?」と言われ、認めざるを得ませんでした。今となれば母の気持ちは理解できますが、この時は悲しくて辛かったです。

父とは定期的に会ってました。私は父の前ではひどくわがままでした。高校3年生のある日、父からもう2度と会わないと突然言われました。理由は父の会社の業績が悪くなり、経済的援助ができなくなるからと言われました。一方的に別れを告げられ、悲しくて辛くて後悔している出来事です。

大学生になり、はじめてできた彼氏に対して、父と同じような無茶なわがままを言っていました。彼はすごく愛してくれたのですが、私のあまりのわがままに愛想をつかせて振られました。
この時、大切な人を傷付けるどうしようもない人間なのだと思い、恋人にわがままを言わなくなりました。その後もたくさん恋愛をして結婚しようと言ってくれる人もいましたが、どうしても受け入れられず別れてきました。
なぜこんなにも生きづらいのか考えた時に先生のブログに出会い、感銘を受けました。自分の自己肯定感の低さ、愛への自信のなさ、他人軸の生き方など、日々気付きと学びに繋がっていて感謝しています。

今回、喪中もあり実家に帰らず年越しを1人でしました。恋人は友人と年越しをして実家に帰ると言われました。
それなりに楽しく過ごしていたのですが、彼から実家で楽しく過ごしている話を聞き、突然、感じたことのない寂しさが込み上げてきて、ワンワン泣きました。
私にはお正月を家族で過ごす文化がなく、すごく羨ましかったのだと思います。私が本当に欲しいものは安心できる暖かい家庭だと気付きました。
日常的に欲しいものは手に入れています。今のこの気持ちをどう解消すれば良いのでしょうか。誰かに話すと楽になるのか?恋人に話しても大丈夫なのか?自分で解決すべきなのか?悩んでいます。
(Yさん)

実は私がカウンセラーとしてデビューして初めて長くセッションさせていただいた方がYさんと同じ愛人の子でした。
もう20年以上前ですけれど、数年間定期的にお会いしていましたし、ほんといろんなことを教えてくださったのでカウンセラーとしての私のお師匠みたいな人でしたねー。

ということで、本当に欲しいものに気付けて良かったですよね!というお話です。

愛人の娘として育ち、母は夜は家にいないことが多く、多感な中2のときに母が新たな恋人を連れてくる、父からは突然絶縁される、という環境だけを見てもずっと寂しかったこと、不安をいつも抱えていたこと、そして、居場所をずっと感じられなかったことなど様々な思いを抱えられてきたことと思います。

そんな環境の中では「自分の面倒は自分で見るしかねぇ」と自立するほかなく、立派な武闘派女子として成長されたことと思う次第です。はい。

そしたら「安心できる温かい家庭」が何よりも欲しくなるのは自然なことでしょう。
そして、それがYさんの才能のひとつであることも間違いはありません。

「ホームメーカー」という才能があります。
うちのブログ読者には多数の「ダメンズメーカー」「野良猫メーカー」「ロックマンメーカー」などがおりますが、それとは一味違ったもので、「みんなが安心して過ごせるオアシスのような場所を作る才能」のことを言います。

結婚すれば、家族みんなが安心してみんなが寛げる居心地の良い家庭を築くことができます。
また、人を家に招き、ホスピタリティに溢れた時空間を演出し、みんなを喜ばせることができます。

家に招かずとも仲間同士がつながれる場を作ることができたり、そんな雰囲気のお店を開店させることもできます。

また、そのホスピタリティ豊かな性質から高価格商品を提供するサービス業や営業職、接客業などにも向いています。

「Yさんと一緒にいるとなんかめちゃくちゃ安心すんだよね」という言葉を各方面から頂ける人物になるでしょう。

・・・なんて話をされてピンと来るでしょうか?
全然今の自分とはキャラが違う、と思われるでしょうか?

その点につきましてはYさんが自覚していようがいまいが関係なく「いや、そういうもんなんすよ」とお伝えして話を強引に先に進める所存です。笑

ちなみに冒頭で話した私のクライアントさんにそんな話を伝えると食い気味に「そんなことありません。根本さんはあたしのこと何も分かってないです。」と言ってくるタイプの方でしたが、その後、様々な証拠を列挙したお陰でめちゃくちゃイヤそうに「そうなんですかねえ。全然信じられないけど、そうなんですかねえ。」と言ってました。笑

寂しさを知っているということは、その寂しさに寄り添うことができます。
居場所のなさを感じながら生きてきたということは、居場所を作ることにかけては天才的な能力を発揮します。

だって相手の気持ちが分かるから。

こういうとき何て言って欲しいんだろう?
そんなときどうしてもらえたら嬉しいんだろう?
ここをどういう風にしたら喜んでくれるだろう?

そんな気持ちが誰よりも切実に分かるから。

相手の寂しさに共感できるから、どういう風に接してあげたら相手が嬉しいのかを察知することができるし、ほど良い強さのサービスを与えることができるんです。

だから、その寂しさも居場所のなさも不安も「与える側」で見ることができれば、それは才能として開花させることができるのです。

だいぶ前ですが、とある居酒屋の店主が年末年始もふつうに店を開けるって言ってたんです。
「へえ、珍しいですねー」と言うと、その店主は

「一応、うち蕎麦もやるからさ、年越しそばは作るだろ?それにこの辺は一人暮らしのサラリーマンとか多くてな、実家がない奴とか帰りたいけど帰れねえ奴もいるわけよ。俺も正月に店閉めたってヒマしてるだけだからよ。そんな奴らがここに来てくれたら売上も伸びるんじゃねえかと思うわけよ。商売よ、商売。」

などと謙遜しながら優しさを思い切り振りまいてました。

ちなみにその店主、あんまり詳しくは話してはくれないんですけど「俺も子どもの頃は大変でさ。俺なんて居ないほうが良かったんじゃねえかといつも思ってたんよ。それで中学卒業したらすぐに東京に出てきて飯屋で修業したってわけよ」という話をしてくれたことがあります。

「ああ、才能ってこういう風に開かれるんだ!!」と強く思ったのを覚えています。

なんせその大衆酒場、いつ行ってもいつも常連でいっぱいだし、居酒屋なのにメニューは家庭料理も多く、オムライスとかハンバーグとかの定食を夜も出してて学生さんとかサラリーマンが普通にカツカレーとか食ってるような店でした。

ということで、私のカウンセリングはすぐに痛みよりも才能の方に話が転じてしまうんですけど、Yさん、分かりました?自分の才能。

拒否しようが受け入れようがそれは自由ですけど、自分の中にはそんな才能があるんだなあ、ふーん、と思ってもらえたら幸いです。

で、まあ、才能は分かったけど、じゃあ、それを活かすべ、とすぐに行動できるかというとなかなかそうは行かなくて、そこで厄介なのが「依存心」という奴です。

厄介な奴とか言っちゃいけないんですけど、たぶん、気分的にはそう感じるので敢えてそう表してみました。

で、その依存心というのは要するに子ども時代に満たされなかった数々の思いなわけで、

「なんで自分がしてもらえなかったのにしなきゃいけないのよ」
「寂しさを誰かに埋めて欲しいし、居場所を与えてくれる人が欲しいのに、自分で作るの?」
「私は誰かに満たしてもらえることってないの?それが欲しいのに?」
「今だっていろんな人に与えてるのに、もっと与えなきゃいけないの?」

などのニーズが出て来ちゃうわけですね。

Yさんのようにその寂しさ等を彼氏にぶつけて重たくなって振られるって経験をしちゃうと、なおさらその子ども時代に満たされなかった思いを出すことができませんからなおさらニーズが強くなっちゃうかもしれません。

「満たされたい」「誰かに面倒みてもらいたい」というニーズが自分の才能を殺しちゃうこともよくあるわけで、ここは丁寧に扱ってあげたいところです。

ずーっと寂しくて居場所がなくて不安だったYさんの感情をセラピーなどによって解放していくのもひとつの大切なアプローチです。

インナーチャイルドセラピーという手法もありますし、カウンセリングで子ども時代の話をあれこれ聴いてもらうことだってすごく効果的です。

自分自身で心の中にいる「寂しがりやなYちゃん」に語り掛けるのもとても有効です。

どちらにせよ「誰かに癒してもらう」のではなく、「自分で自分を癒す手伝いを誰かにしてもらう」という意識を持ってないと“誰か”に強い依存をしてしまうものです。

また、そうして誰かの手を借りて感情を解放し、子ども時代の寂しい思いを緩和させることや居場所を感じられるようになることは可能なのですが、それでプロセスが完了するのではなく、「与える」ということをして初めてその寂しさも居場所のなさも不安も癒される、ということはぜひ知っておいてください。

ただ、たまにしか会えたなかったけどパパにわがままを言えたり、振られてしまったけど初めてできた彼に甘えられたり、今も恋人がいたり、また、年末にも寂しさに気付いて大泣きできたりして、そうした感情は少しは癒されているのかな、とも思います。

そして、このとき、とても大切なことは「自分を満たしてくれる依存先」を探すのではなく、「自分と一緒にいてくれる仲間」を見つけようとする意識でもあります。

これはYさんだけでなく、皆さんにお伝えしておきたいのですが、子ども時代に満たされなかった感情を大人になって満たそうとすると、「親代わり」の人を求めるようになります。

この「親代わり」をパートナーに求めたり、上司などに求めたりするのですが、当然ながらあなたはもう子どもではありません。

残念ながらその事実は受け止めないと、いつまでもかわいいイチゴ柄のパンツを履き続けることになるんですね。

大事なのは「自分を満たしてくれる存在ではなく、対等に付き合える仲間」なのです。
もちろん、居場所も寂しさも不安も、そうしたつながりが癒してくれます。

ということで、そんな仲間づくりのためにもライフワークに踏み出そうぜ!という話になるわけで、そのライフワークってのが、Yさんにとってはホームメーカーという才能を活かした生き方になると思われるのです。

ということで、まず1つ目の提案としては、今のお住まいを「自分が心地よい空間」に育てていくことです。

まずは自己充足というわけで、自分が自分に与えます。

そこでは人のことは考えず、自分が好きな空間に自分の部屋を仕立てていくのですが、Yさんのような方はある程度それができてる人も少なくないかもしれません。

なお同時にファッションについても「自分が好きな服」を身に纏うことをお勧めしております。

そして、2つ目の提案としては、恋人と過ごす空間を心地よいものに転じて行こう!というわけで、自分のお気に入りの部屋を二人で幸せに過ごすための空間にバージョンアップさせていきます。

こうして、自分と恋人がお互いに気持ちよく過ごせる部屋を作っていくことを目指しましょう。

で、そこからはそのお部屋をベース基地にしてライフワークを構築していきます。

・自分が好きなこと。やってみたいこと。
・自分が人に与えたいもの。人を喜ばせたいこと。
・自分が心地よい仲間たちとやってみたいこと。

これらについてノートにまずは書き出してみてください。

浮かばないものについては考えたことがないことだろうと思われるので、いいテーマだと思って、あれこれ考え続けてみてください。

ライフワークの実現と言ったっていきなり動き出す必要はなく、自分の心の中から湧き上がる思いを汲むところからがスタートです。

そうして、その思いを受けて、自分自身、パートナー、仲間たち、という風に自分を軸に近い人たちを幸せにしてあげようとして動き出すわけですね。

そんな風な生き方を目指してひとつひとつできるところから取り組んでいただければと思います。

さて、Yさんの文章にほぼほぼ触れていないのはさすがに失礼なんじゃないかと勝手に思いまして、この話の続きとして引用させていただきたいと思います。

>私が本当に欲しいものは安心できる暖かい家庭だと気付きました。

これに気付けたことはめちゃくちゃデカいのですが、私のお勧めは「いきなりそれを目指さない」ということです。

だって、知らないんですもの。

想像はできるし、見たこともあるかもしれないけれど、体験したことがないんですもの。

その点、Yさんの恋人はいろいろとそのことを知ってるかもしれませんが、それはあくまで為参考で、「それこそが温かい家庭なんだ!」とか信じ込まないほうが良いです。

なぜかというと「安心できる温かい家庭」という言葉はとても抽象的だからです。
具体性がないんですよね。

つまり、彼にとっての「安心できる温かい家庭」がYさんにとっても同じなのか分からないんですよね。

近くにいい参考書があるのは間違いないですが、それをしゃにむに目指さなくてもいいんです。

先ほどお話しした、自分が自分に与えること(自己充足)、そして、恋人と一緒に幸せを感じられる場を作っていくこと、それがYさんにとって(いや、正確にはYさんと彼にとって)安心できる温かい環境づくりになると思うんですよね。

つまり、「安心できる温かい家庭」というのは「結果そうなったんだよね」という風に思っておき、まずは自分が自分を喜ばせることにエネルギーを向ける方がいいんです。

「そういう家庭が欲しいなあ」と漠然と思っておくだけでよいってことですね。

ということで、私としましては、その才能を存分に活かして幸せになっていただきたいなあ、そしたら、おかんにもおとんにも生まれてきたことにも感謝できるようになるよねー、というお話でした。

あ、あと余談ですけど「人の居場所になってあげる」ということも可能ですので、カウンセラーとしてもとても向いてると思いますよ。

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