ママが私に嫉妬する。

ダメ出しされたり、やる気に水を差すような行動をされたりする背景の一つに「嫉妬」があります。
あなたの価値を見ているので、そんな感情が出て来てしまうのです。

今日はリクエストにお応えしたいと思います~!!
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 1.私の身内は、お金や物で気持ちを表現しようとします。
子供や孫が可愛いからお小遣いを渡す・物を買ってあげる。愛情が深いほど高額になるのです。決して愛情を気持ちや心で表現しようとはしないのです。どうしてなのでしょう?

2.子供の頃なにかを覚えようと、初めての事にトライしたとき、親から「こんなことも出来ないの!?。ママが子供の頃は・・・」とよく言われました。
誰しも、最初から上手には出来ないと思うのですが、どうして覚えよう・トライしてみようという気持ちに水を差すようなことを言ってしまうのでしょうか?
(Kさん)
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今日は「2」についてお答えしましょう。

「ダメ出しする親」「やる気に水を差す親」っていますよね。
何しようとしても「あんたには無理」って言ってきたり、バカにしたり、偉そうにしたり。それでいながら自分の話ばかり聴いて欲しがって、自慢だったりしてね。

Kさんもけっこう「侵入」されたりしたのでしょうか?
お母さんに領海侵犯されてだいぶ傷ついたこともあったのでしょうか。

小さい頃ってその言葉を素直に受け取ってしまうんですね。
「こんなこともできないの?」て言われると、そうか、自分はこんなこともできないダメな子なんだと思います。

それ故に、大きくなったときに自分に自信が持てなかったり、素晴らしい実績を残しても喜べなかったりするんですね。
「ダメな子」だから、もっと頑張らなきゃってハードワークが癖になる人もいます。
大人になってからの人間関係でも、他人との間に壁を作ってしまう原因にもなりますし、自信が持てないのでつい強がってしまったり、自分を大きく見せてしまったりすることもあります。

また、思春期を迎え、自意識が強くなると、そんな親に反発することができるようになり、ケンカが激しくなることもありますし、逆に、さらに親に抑え込まれて自己主張が苦手になることもあります。

「私はダメな子」というのが根っこに付いてしまい、いつも亡霊のように脳裏をよぎるのです。

その思いを手放すための一つの方法は「ママを許す」ということで、そのために必要なのがKさんのご質問「どうしてママはそういうことをするのだろう?」ということです。

これは「理解」をするためにとても大切なもので、常識から「なんでママはそういうことを言うの!ひどい!」と判断してしまうとそこで関係が停滞してしまいます。

さて、Kさんのママ。周りからの評価ってどうだったのでしょうか?
あまり褒められたり、認められたりってされてないんじゃないでしょうか?
だから、人のことも認められないし、「私を認めてよ」「私ってすごいでしょ?」て態度に出やすくなります。

要するに「相手を落とすことで自分を上げる」ということをしてるわけです。
何で娘に対してそんなことをするんだろう?って思いますよね~。

もしかしたら、娘にしか言えないのかもしれません。
パパとの関係はどうでしたか?うまく行っていましたか?
それともパパに対しても同じような態度を出していましたか?

そんなお母さんってほんと自信がないんです。
もし、Kさんが何かを頑張ってそれで優秀になったら「こんな何も価値のない私なんて、娘にもバカにされるし、見捨てられるんだわ」と思うんです。
全然娘からの愛を受け取れてないのです。

そして、足を引っ張ることで娘を自分の手元に置いておきたい、と思うんです。
自信がないだけでなく、寂しさもあるのかもしれません。

しかし、深層心理で見れば、そんな風に水を差さなきゃいけないくらい、ママはKさんの価値、才能、能力を知っている、ということになります。
だって、やってもダメって分かってる子だったら、水を差すようなことを言わなくてもいいんです。
「本当はこの子は素晴らしい子。だから、きっと私は見捨てられる」みたいな怖れが強いわけですね。

そして、こうしたママが自信のなさ、自己評価の低さ、寂しさなどで作られる感情が「嫉妬」です。
そう、ママはKさんに嫉妬していたのです。
(ちなみに大人になってからもなぜか周りの女子に嫉妬されることってありませんか?)

なんて、娘に嫉妬するの???って疑問に思いませんか?
でも、これ、本当によくあることなんです。
ママ自身も「なんで娘に嫉妬してるんだろう?」って思います(というか、意識レベルでは嫉妬に気付いてないことも多いです)し、「娘に嫉妬する親なんて恥ずかしい」と自己嫌悪しているものです。

お母さんの人生ってどんな感じだったのでしょうか?
周りからちやほやされてきた人生でしょうか?
あまり価値を認められることのない人生でしょうか?

例えば、お母さんが自分がしたいことができず、我慢を強いられた人生だとすると、自由なふるまいをする娘に嫉妬します。
自分が父親から愛されてないと感じていたら、自分の夫が娘を可愛がってたら嫉妬します。
「あんたは器量が悪い子」って親に言われて育ったら、何もしなくても可愛い娘に嫉妬します。
自分はしたいことができず、我慢の人生だったとしたら、これからあらゆる可能性を持っている娘に嫉妬します。
自分が夫との関係が悪く、結婚を後悔しているとしたら、幸せな恋をする可能性のある娘に嫉妬します。

・・・。
そう、あらゆるところにこの嫉妬が出てきます。

嫉妬は嫌な感情です。
感じたくないので、ママ自身も気付いてない可能性が高いです。

でも、嫉妬は価値を見るからこそ生まれる感情です。

先ほどの繰り返しになりますが、「あんたは素晴らしい」とママは娘を認めてるからこそ、Kさんに嫉妬の思いを持ち、何かと水を差すようなことをしてくるのです。

一度、お母さんの人生を振り返ってみましょう。
それを「母」として意識するのではなく、「一人の大人の女性の人生」として客観的に見ることをお勧めします。

そうすることで、また違う見方ができるのではないでしょうか。

もし、今度お母さんや他の人に同じことをされたら、「ああ、この人は自信がなくて私に見捨てられるのが怖いんだな~。それくらい私の価値を認めてくれているんだな~。」と思ってみてください。

それだけで感じ方がずいぶん違うし、その言葉を真に受けてケンカしなくても済むようになるでしょう。

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