自立系武闘派女子の次のステージとは何か?~女性性を許し、サレンダーすることで得られる新しい世界とは?~



よく「武闘派女子って卒業できるんですか?」的な質問を頂くのですが、それは武器を捨てて丸腰で生きる、という風に取られがちですが、実はそれだけじゃないんです。
武器を捨てることと武器を持って戦うことなど、選択肢を持つこと(すなわち自由になること)が次のステージなのです。

いつもお世話になっております!!(一方的に)

「女が男より稼いでるとか、仕事ができるとか、そういうカップルはうまくいかないって言いますよね?~競争心と、素の自分でいることと~」

こちらで取り上げていただき、感想もブログに載せていただきありがとうございました。
その後この彼と3回ほどデートし、毎日LINEをしておりましたが、彼の「仕事、ヤル気ねーw」とか「まあ俺は、ただの趣味だしw君はがんばってんねーww」とかいうLINEが相次いで、こちらはせっかく日々を楽しんでおるのにダルい男じゃのう…ということで面倒になり絶賛フェイドアウト中です。
(こういう時、バッサリ斬られるのと男の人はどっちがいいんですかね。手を汚すのは面倒ですが)

いや、そんなことはどうでもよくてですね。

自立系武闘派女子と根本先生に免許皆伝頂いた女として(薄々自覚はありましたがそこまでとは思ってませんでした)、お伝えしたいことがございましてご連絡いたしました。

もももしかして、自立したまま、武闘派なままでもいいんですね!?

自立系武闘派女子の進路としては、ヘラクレスオオカブト捕獲でサレンダー…が唯一の道かと思っていたのですが、もしかして、もしかして私、今のまま武闘派で自立がいちばん自分らしいかも…?

そう思いました。

ダルい男がヘラクレスなはずもなく、ヘラクレス君への欲求を捨てきれないとしても「いつか出会ったときに向こうから捕獲網を投げてくるくらいに、刀磨いとくか!」ぐらいでもいいかもしれないと、そう思う所存であります。
新刊買いました!
ありがとうございました。
(Hさん)

刀を磨いてたら網を投げられてもそれを見事に切り刻んじゃうんじゃない?と一抹の不安を覚えた根本です。こんにちは。まあ、刀を磨くという表現をなさるところに筋金入りの武闘派としての気概を感じた今日この頃です。

さて、本日一番大事な話から始めたいと思いますね。

>新刊買いました!

ありがとうございます!!
ありがとうございます!!

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)

これですよね?
まことにありがとうございます!

おそらく、うちの読者のみなさまは各地の書店に押しかけて読書用、保管用、友達にプレゼントする用、家族に送り付ける用、職場の同僚に渡す用、図書館に寄付する用と6冊は最低購入していただいているかと思うのですが、それにしては販売部数が伸び悩んでるということはkindleとかで買ってくださってるんですかね?ね?

ちなみに講座やワークショップもありますよ。

*柏/オンライン:1/14(金)19:00-20:30 NHK文化センター柏教室「今日こそ、自分を甘やかす。~厳しすぎる自分から自然体な自分へ~」

*東京/オンライン:1/30(日)13:00-17:00 「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」

武闘派女子には刺さりまくる内容だと思うので、勇気のある方はぜひ参戦してさらに刀を磨いていただければと思います。

さて、本日はかなり身内ネタに近い内容かと思いますので、私の記事をごく最近読み始めた方には分からない用語が出てくるかと思いますが、何となくで呼んでいただければ幸いです。

>(こういう時、バッサリ斬られるのと男の人はどっちがいいんですかね。手を汚すのは面倒ですが)

で、「ヘラクレス君を捕獲したと思ったらダルいわあ。これ、いらんわー」という嘆きをカウンセリングルームではよく耳にしているのですが、「サクッと斬るのでも、スルーしとくでもどっちでもいいよ。まあ、相手の今後を思うなら斬ってあげたらいいと思うし、面倒なことになりそうだと思ったらそのままフェードアウトしてもいいんじゃね?」などと答えております。

手を汚すのはさすがに面倒ですけど、一回石鹸で洗えばきれいに落ちるほどだと思うんですけどね。

で、以前より「武闘派女子を卒業したい」とか「そもそも卒業できるんですか?」という声を頂いており、死んだふりして聞いてなかったんですけど、そろそろそんな話もしてみたいと思う次第です。

>自立系武闘派女子の進路としては、ヘラクレスオオカブト捕獲でサレンダー…が唯一の道かと思っていたのですが、もしかして、もしかして私、今のまま武闘派で自立がいちばん自分らしいかも…?

さて、ひとたび武闘派の道に入ったらもうそれ以外の生き方はできなくなるのか?というそもそも論から入りますが、私としては「え?別に卒業とかしなくてもよくね?」というのが正直な感想でございます。

ヘラクレスオオカブト君を見事捕獲し、めっちゃ愛されて、でも、めっちゃ怖くて、でも、サレンダーサレンダーサレンダーと呪いの如く自分に言い聞かせて「ああ、あたし、幸せかも(はあと)」と認められるようになった際に「これであたしも自武女卒業ですよね?」などとおっしゃるんですね。

「おめでとう。でも、その女子力高めなカバンからロケットランチャーが見えてるで?」とお伝えするとまるで乙女がパンツ見られたみたいに顔を赤らめて「で、でも、いつ必要になるか分からないじゃないですか」とおっしゃるんですよね。

しかも、セクハラ覚悟でスカートをめくってみれば太ももにサバイバルナイフを忍ばせているし、ニットの下にはオシャレな防弾チョッキを着けているし、「全然戦う気じゃん」ということがバレてしまうわけですね。

でも、誤解してほしくないのですが(つまりは安心してほしいのですが)、ヘラクレス君と出会い、幸せになったとしても、戦闘服を脱いでひらひらのワンピースに身を包む必要などないということです。

迷彩服が好きでライフルを背負って草原を闊歩するのがかっこいいと思うなら、それを辞める必要はないわけですね。

そもそもワケあって自立して、武闘派を名乗るようになったわけですけど、こちらのリストにあるように、自立系武闘派女子というのは基本、いい女なんです。

だから、そこに幸せな恋が訪れたとしても、ライフワークを見つけたとしても、そのいい女にさらに磨きがかかるだけなのですね。

そこでどこに磨きをかけるか?というのはほんま個人差がありすぎるわけです。

例えば、元々お姫さまで「あたしは愛されるにふさわしい女よ。ほれ、男ども、あたしの手に接吻をなさい」などいうマインドを持っていながら、幼少期の家族関係、思春期の友達関係、同時期からの恋愛関係、社会人になってからの職場関係などにより武器を手に取り、武闘派として生きてきた方は、お姫さまのマインドを持ちながら女王として君臨するか、王女として王に尽くすかの道が用意されています。

一方、生まれながらの武闘派で幼少期の家族関係、思春期の友達関係、同時期からの恋愛関係、社会人になってからの職場関係において、常に戦闘を繰り返してきた筋金入りの武闘派女子にとっては、おそらく王女としては手ぬるいので、女王として君臨することがふさわしいかと思います。

また、俗に言う「待つ女」として幼少期の家族関係、思春期の友達関係、同時期からの恋愛関係、社会人になってからの職場関係において、戦力を溜め込んできた方々は、自分が武闘派であるという自覚のないまま私のブログにハマるわけですが、一度スイッチが入れば一気呵成に戦力を解放し、「彼女が通った後はぺんぺん草も生えない」と言われるほどの戦闘能力を有するわけですけれど、その筋で行くならば王女になって王を裏で操作するポジションがお好みかと思います。

要するに「自立系武闘派女子」は、ヘラクレス君との恋において、あるいは、ライフワークとの出会いにおいて、さらに「進化」「発展」すると思った方が良いのですね。

そのためには女性性の解放がメジャーなアプローチの一つですが、それにより「自由」を手に入れられます。

自由と言うのは選択肢があるというほどの意味で、今までなら「戦う」一択だったところに「戦わない」という選択肢を加えることができます。

同様に「一人で頑張る」という選択肢しかなかったところに「誰かと一緒にやる」とか「誰かに任せる」という新たな道が示されます。

依存→自立ときて、次のプロセスである相互依存(win-win)の世界では、「自分でできることは自分でするけど、自分にできないことは人に頼める」という感覚ですね。

依存は「誰かにやってもらう」しか選択肢がなく、自立は「自分でやるしかねえ」と思っているところに、相互依存の世界に入れば「自分でやる」「お願いする」「一緒にやる」という選択肢を持つようになるのです。

だから、Hさん始め、読者の皆様方に分かりやすく伝えるならば、「いざとなりゃあ、今まで通り武器を持って敵陣に突っ込んで行ってもいいし、仲間を集めて一気呵成に攻め込んでも構わねぇし、なんなら信頼できる奴に任せてあんたは手を汚さねぇようにしたっていいわけだ」ということになります。

そういう意味では「自立」を手放すことは価値があるのだけど、「武闘派」の看板を下ろすかどうかは好きにしたらいいっすよ、ということです。

とはいえ、自立を手放すってのは自由になることだと分かっていても怖くて、ガラにもなく怖気づいちゃうもんだと思います。

人を信頼する。
人に任せる。
相手に身を委ねる。
流れに身を任せる。

いわゆる「サレンダー」という名のプロセスで、女性性がカギを握る世界なのですが、それは事情はどうであれ、一人で頑張って生きてきたからこそ、怖いんですね。

悪いことじゃなく、自然なことです。

それをもう一人で生きるのはイヤだ!とか、もう一人で頑張るのは限界だ!とか、もう一人でやるのはしんどい!となったときに、新たな選択肢として「サレンダー」という世界が提示されるのです。

だから、怖くて当たり前だし、イヤなのも当たり前です。

「自立したまま武闘派として生きます!」というのも選択肢なわけで、それを選ぶのも一つの手です。

でも、そこで行き詰まりを感じ、このままでは幸せを感じられないし、何よりもしんどいし、寂しい、という思いが出てくるならば、一歩前に出て「手放す」という選択をするんです。

そのために何をすべきかと言えば「自分を信頼する」ということじゃないでしょうか。

自分の価値をもっと認める。
自分が愛されてることをもっと受け取る。
自分が今まで成し遂げてきたことに価値を見る。
今の自分が魅力にあふれていることを受け入れる。
自分を助けたいと思っている人の存在を知る。

今の自分で十分素晴らしいわけですが、その次のステップに行くためには、自分をもっと信頼して、自分をもっと好きになって、そして、その自分を誰かに愛させてあげるということを自分に許してあげてもいいんじゃない?というのが相互依存への誘いというわけです。

そんな頑張り屋さんのHさんや同志の皆さまには例の本はけっこう刺さったと思いますが(ちなみに武闘派の元締めである吉田れんは会うたびに「あの本、きついわ。あたしそんなに自分に厳しいのかな、と思っちゃう」とうだうだ言っておりました。)、「自立以外の選択肢を自分に与えてあげる」というのが「自分を甘やかす」という意味だと思うのです。

「これ、自分で頑張るのもいいけど、誰かに任せてもいい、どっちにする?」という選択肢を持つことなんです。これ、楽じゃないっすかね?

すなわち、武闘派の看板を下ろすことなく、時には女王様に、時には王女様になれるとすれば、めっちゃ楽じゃね?と思うのです。

ちなみに女王様マインドというのは「与える・受け取る」の両方を自分に許せた存在のことを言い、国民の信頼と愛を受け取って、国のために与え続ける存在を言います。

愛することも愛されることもどちらも自分に許可している状態であり、リーダーシップの一つの姿ですね。

近々そんなセミナーを企画しようと思ってますので楽しみにしていただければと思います。

ということで熟練の読者様にとっては「知ってるよ!」と言われそうな話も多かったかと思いますが、たぶん、Hさんにとって今、一番必要なのはもっと自分の価値や魅力を認めることじゃないかな、と思いました。

自分が尊敬できるような、うっとりしてしまうような、そして、これが重要なのですが、対等に接することができるような、そんな男の方が良くないですかね?

そういう男と出会うためにも、新たな選択肢を手に入れていただければと思う次第です。

★そんな武闘派女子がもっと自分を甘やかせるようになる本とセミナー

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)

*柏/オンライン:1/14(金)19:00-20:30 NHK文化センター柏教室「今日こそ、自分を甘やかす。~厳しすぎる自分から自然体な自分へ~」

*東京/オンライン:1/30(日)13:00-17:00 「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」

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