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以前は問題だったことが今は気にならなくなるってことってよくあることかもしれません。
諦めちゃった場合もあれば、自分が成長してその問題を受け入れてしまって大丈夫になってるケースもあります。
そこでとっても大切なことは「今、幸せ?」という問いの素直な答えだと思うんです。
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全く顔は出して居ませんが、、ブログはほぼ目を通しています。
(意外に?根本さんの名前も売り込んでいます)
「子どもが欲しいと思えない心理~いい子をずっとやってきて理想の親役を見つけたんなら無理はないよね?~」
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この内容が衝撃でした。
結婚していないものの、自分のことかと。
私もついに子供を持てないくらいの年齢になりました。
ここまできて、最近感じることは、
「何かからのプレッシャーが無くなる、もうほっといてもらえる」
感覚です。
根本さんもご存知の彼とは、未だ仲が良いです。
毎日引っ付いて寝ます。
しかし、お互い子供のまんま、です。
本当に私も彼も子供で居たいような、そんな感じなのだと腑に落ちます。
今までは、「このままではいけない」「大人にならなきゃ」「セックスが無いなんて問題、私はスキなはずきっと」とずっと焦ってきました。
まぁ子供を持つタイムリミットも感じていたのかもしれません。
しかし、今は「問題」という意識が薄れています。
だって、何度ぶち壊そうとしても彼との関係は切れずに強固になっているし、、、
子供が居たら、を想像すると、気にしい、怖がりの自分は居たらもうほんと大変だったな、と思うこともあるし、、
何より、彼は私のことが大好きみたいなんですよね。
(まだちょっと何でこんなのがいいのかな、はありますけれど)
彼との関係は、親子なのかもしれず。私も彼の前では、子供です。たまに女性。
それを問題と思えば問題になる。
今まで問題だ、とほんとどうしたら、、と考えてきました。
それが、今は自分の幼少期を考えると、仕方ないか、と思うのです。
このままで今生終えたらいいよ、と。
この問題だ、と思っていたことが、状況は変わらないのに、問題では無くなるような、問題意識が薄れるのって、何なんでしょうか?
諦めなのでしょうか?
気が向いたら取り上げてください(苦笑)
(Rさん)
この記事、けっこう刺さった方が多いらしく、血まみれになって感想を送ってくださった方が少なくありませんでした。みんな、ドMですねえ~♪
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「子どもが欲しいと思えない心理~いい子をずっとやってきて理想の親役を見つけたんなら無理はないよね?~」
さて、お久しぶりです~ということで、相変わらず彼とラブラブなようでよかったですー。
「かつて問題だったことが状況は変わらないのに問題じゃなくなる」とか「問題と思えば問題だけど、そんな気にならない」ということって意外とあると思うんですよねー。
10代のときは気になってしょうがなかった鼻筋が大人になってみれば、まあ、そんなに気にならない、とか、転職活動を焦っていた30代には何かとスキルアップを試みてたけど、アラフォーを迎えた現在、そこまで気にならなくなった、とか、いろいろあると思います。
まあ、うちの武闘派女子の読者の中には「前は結婚に焦ってたけどなあ。今はこのまんまでもええと思うようになってん」と縁側で渋茶を啜りながら饅頭喰らってる奴もいます。
私は基本的に「問題だと思わなきゃ別にそれでいいんじゃない?」というスタンスなので、「まあ、それでいいんじゃねーの?」とお答えするもんです。
>この問題だ、と思っていたことが、状況は変わらないのに、問題では無くなるような、問題意識が薄れるのって、何なんでしょうか?
見た目の状況が変わらなくても、心境は変わってる可能性ってありますよねー。
年齢を重ねることで見える世界が変わってくるもんですし、また、年齢と共に「変わることへの意欲」てのは減っていくものと思います。
5年前と今とで物事に対する感じ方ってけっこう変わってないでしょうか?
大人になるにつれてかつては受け入れられなかったことに適応して、受け入れられるようになることってたくさんあると思うんです。
そうすることで問題が問題じゃなくなったり、問題と上手に付き合って行けるようになったりしますね。
そうした変化が今の状況を問題視しない理由になると思います。
また、年齢と共に変化することへの抵抗は強まるのは致し方ないと思います。
以前よりもずっと世間を知っているし、知識も増えてきたし、年齢的なことを考えると先々のことも見えてくるし、そもそも体力は落ちているし、そうすると安定志向になって変化を拒むようになるし、、、というわけです。
それがいろいろと別の問題を生むことも多いのですが(続に言う「老害」とか)、でも、本人がまず幸せであることが大事なので、「いやー、けっこういい人生じゃね?」と思って笑って暮らせてるなら何も問題はないと思うんです。
敢えて問題を作り出そうとする必要もないですしね。
「今、幸せ」ならそれでよいと思いませんか?
お互いに子どもを望んでいなくて、結婚してないけど今の関係がいいと思っているなら、それは二人のベストな関係性だし、自分にとっても幸せな状況ですよね。
だったら、それを「ありがてえなー」と受け入れることが大切だと思うのです。
>諦めなのでしょうか?
というのもあるかもしれません。
女性にとっての出産ってのはやっぱり制限がありますから、子どもを産む気はなくてもその年齢が近づけば何かとざわつく部分もあろうかと思います。
また、他のテーマでも今の生活やパートナーシップがいい感じに幸せなら、自分が抱えてる問題の優先順位ってやっぱり下がっていくと思うんですよね。
それを諦めと言っていいかはわかりませんが、なんだかんだ「問題とうまく付き合っている」ならば、やっぱりそれは成功なんですよね。
ってことで「幸せならそれが一番ねー」ということです。
彼との関係が「男女というより親子?子供同士?」と見れば問題かもしれないけれど、そのことにお互い悩んでなかったり、それで特に困ったことが起きてなければいいと思うんですよねー。
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ただ、この「諦め」とか「変化への抵抗」というのは重要なテーマなので、Rさんの話からは外れてそこにフォーカスを当ててみたいと思います。
出産に限らず、転職、起業、移住、結婚、離婚、引っ越し等々、人生に影響を与えるライフイベントはそのインパクトが大きければ大きいほど年齢と共にその気力は失われていきます。
20代の頃は変化への欲求も強く、実際に行動に起こしたこともある方が、40代になるとむしろ逆に安定を求めるようになるのはけっこうあるあるな話ですよね。
そりゃあ、守るものもできるし、責任も重たくなるし、経験値も増えてるし、ということで、安定を求めることを正当化しやすいのですが、その裏には「変化への怖れ」や「チャレンジすることへの諦め」と言った問題が隠れていることがあります。
年齢と共に体力が落ちてきて、それに比例するように気力も落ちている、という解釈も可能かもしれませんが、私はそこにはちょっと疑問を感じていまして、確かに体力は落ちてるけど、一方で気力は年齢にさほど関係ないんじゃないか?とも思ってます。
むしろ、年齢や体力の低下を大義名分にして「変化しないこと」を正当化しているんじゃないの?と思える部分もあるわけです。
でも、それを「諦め」と認めてしまうのはやっぱり抵抗があるので、その大義名分を活用するわけです。
これは私がライフワークをテーマにしてからちょくちょく気になっていた点なんです。
例えば、やりたいことがある!転職・起業したい!!と思ったとき、アラサーの方ってあっさりと言うほどさっさと行動するんです。
しかし、アラフォーになるとそこでけっこう躊躇し、うだうだ言い、何かと言い訳をして先延ばしする人が増えてきます。
変化することへの怖れが確実に高まっているようです。
また、一般的には女性よりも男性の方が安定志向なので、男性の方が大きな変化を拒む傾向があります。
もちろん、それは別に悪いことではないので自分を責めなくていいのですが、人生経験や様々な知識がむしろ足かせになっているのかもしれませんね。
そういう方は「今さら・・・」「もういい年齢だし・・・」「ここまで頑張ってきたんだから・・・」「もう遅いですよね?」みたいな口癖を持っていて、それを根拠に自分のやりたいことを封印していきます。
もちろん、変化するにはエネルギーを要しますから、やっぱり体力も重要なんですけど、でも、20代の頃にはない知識と経験を駆使すれば、自分が想像するほどエネルギーを消費しないと思うんですね。
分かりやすい例が「20代の頃の引っ越しはできるだけお金がかからないように自分の手で進める」のが「40代の引っ越しはお任せパックをお願いして、お金で解決する」みたいな。
でも、変化すると景色が変わりますから、ゼロからまた始める必要が出てきますよね。
新しい環境に慣れる必要がありますよね。
今までの経験や知識が通用しなくなる可能性がありますよね?
それを想像するとなかなか変化に踏み切れないということになるのでしょう。
でも、それが悪いことか?と言われたらやっぱり違って、今の状況を熟成させ、より良いものに磨いていくことも大事だと思うんです。
職人の世界ってまさにそうですよね。
また、地域に根差した活動をしてるなら引越しするのは抵抗があるでしょうし、今の会社でやりたいことがあるならば転職・起業は不要でしょう。
つまり、「今、幸せか?」というのが何よりも重要なんです。
ただ、大人になってくると変な知識が付いて「幸せだと思い込む」ということもやっちまいがちですよね。
「変化することがイヤだから、今の状況が幸せなんだと思い込む」というのは、かなり苦しい言い訳なのですが、案外まかり通っているものです。
さて、みなさんはいかがでしょうか?
自分の気持ちに素直になることが怖くないですか?
もし、素直になったときに今の状況に問題を感じてることに気づいたらヤバくないですか?
もし、何か変化したいと思っている自分に気付いちゃったらマズいですか?
ライフワークのカウンセリングじゃなくて、パートナーシップでもやっぱりこのテーマは非常に重要です。
「ほんとうにこのままでいいと思ってる?」
「今、ほんとうに幸せ?」
「やりたいこと、やってる?毎日楽しんでる?」
そんな問いに素直にYesと答えられないならば、もしかしてあなたは何かしらの変化をほんとうは望んでいるのかもしれません。
少なくても現状に満足していなくて、ほんとはもっとこうしたい!というものがあるのかもしれません。
それを認めるのってめちゃくちゃ勇気が要ると思います。
けど、その素直な気持ちに蓋をして正当化して諦めてという人生って後々どうなるか分かりますよね?
「あのときああしておけばよかった」という後悔につながるのです。
「そうは言ったってさー」という反論が出てくるかもしれませんけど、そんな反論をしたくなるということは、なおさらあなたの心は変化を求めているのかもしれません。
「今、幸せ~♪」なら何の問題はないんです。
けど、「今、幸せ~・・・・だよね?だよね?だよね?」ってことは幸せじゃないってことです。
だから、何か動き始めるいいタイミングが来てるんじゃないでしょうか。
そんなとき、いきなり動こうとしても足がすくんでしまいます。
なので、そこは大人らしく「どうすれば動きやすいか?」ということに意識を向けてみましょう。
誰かに相談する、手伝ってもらう、知識を得る、等々、いろんな方法があると思います。
「この自分が動きやすくなるにはどうしたらいいのだろう?」
「何をしたら今の自分は行動するようになるのだろう?」
自分との付き合いは長いですから、その答えも見つかりやすいんじゃないかと思うんですが・・・。

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