本当にしたいことが怖すぎて何年も手を出せない心理とは？

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怖すぎて手を出せない、ということにも実は何らかの意味があり、目的があるもので、カウンセラーはそこを突っつくことを生業としているのですね。
そして、その怖れを越える方法もいろいろとあるわけですが、でも、大事なのは「本音」なんです。どうしたいのか？という。

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あら、ＪＫ（最近はＪＣ？）みたいなことをおっしゃるのね。きゃーえっちー（昭和）。

とても端的かつ分かりやすくかつ面白く書いてくださってありがとうございますー！

本当にしたいことをヤルのが怖い！！
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周りが認めてくれることでお茶を濁す！
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そこから目を向けるべく何かでごまかす！
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全然満たされん！埋まらない！
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でも、怖いから一歩が踏み出せない！！
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（一番上に戻る）

という無限ループにハマってるわけですよね。
くるくる回るハムスターの如く。

それだけ本気でヤリたいことがあるんですよねー。
それって何だろう？

個人セッションだったら真っ先に「それって何よ？ねえ、何よ？」としつこく聞き出すんだろうな、と思いつつ、「Ｔさん、ブログで相談することでそのツッコミから逃げよったな。」とか思いつつ、「個人セッションとか来たら逃げ道完全にふさがれることが分かってるからメールで送ってきたんやな。」などと思う今日この頃です。

＞なんだかんだそれがわかってて夢みてるのかもしれません。

ええ、そういう心理ってめちゃくちゃよく分かるんです。

「夢を叶えたいけど、夢が叶うのが怖い」というのもあります。

「めちゃくちゃ楽しみにしていたハワイ旅行は、それを計画している間が一番幸せ」という心理もあります。

「早く来てー！！！」と思いながらも焦らしに焦らされている間が一番コーフンするという心理もあります。

１５年も焦らし、焦らされてるんですよね？

そりゃあもう本番が始まっちゃうのってめちゃくちゃつまんなくなっちゃいそうで、ずーっとこのまんま「早く来て！いや、まだ焦らして！でも、早く来て！でもまだ来ちゃイヤ！」とやってる方が気持ちも高まるってもんかもしれませんね。

でも、ふつう１５年も「怖い、怖い」ってやってたらどこかで腹が括れたり、追い詰められて動くしかなくなったり、「もうええわ！」となって諦めたり、逆に開き直って突撃したりするもんなんですけど、、、、なんでそんな長いこと怖れを感じ続けられたのでしょうか？

それくらい本気だし、それくらい大事なものだし、それくらい命がけだし、それくらいライフワークだってことを知っているからでしょうか？

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でも、これだけは言っておきたいんですけど、Ｔさんは別に「臆病」ではありません。
臆病な人って、怖れを感じて手を出さないだけでなく、怖れを感じることすら怖れてそこに蓋をしちゃうんです。

ヤリたいことがあってすごく怖くて、その怖れを見るのも怖くて、だから、「私はこのままでいいんだ。それをやらなくてもいいんだ。自分には向いてないんだ。その資格がないんだ。」とひたすら自分に言い聞かせるんです。

だから、１５年もなんだかんだその怖れを持ち続けられるＴさんは全然臆病じゃないんです。
むしろ、勇敢とすら言えるでしょう。

だから、その誤解だけは解いておきたいと思うのです。

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ただ、それだけ長いこと怖れの中にいると「ガッカリ感」すなわち失望するのが怖くて、夢を夢のままに留め置きたくなるものです。

そして、その間に怖れの作用によってめちゃくちゃデカい壁を作ってしまうので、そう簡単には乗り越えられず、結果、そのヤリたいことを遠くから眺めるだけになっちゃうものです。

しかも、「怖れを感じていることが習慣化」してしまうので、怖れを感じてることがふつうになっちゃって自分でもどうしていいのか分からなくなるんですね。

で、こういうときって根本先生なんかはすぐに「それを人に言いまくれ！ヤリたいことをＳＮＳで拡散しまくれ！そして、人の手を借りろ！人に手伝ってもらえ！」なんてことをすぐに言っちゃうんですけど、たぶん、それくらいはもうされてますよね？

あるいは、もう怖すぎて人に言うことすら憚られますよね？

ほんましょうもないカウンセラーですなぁ。笑

色々と手はあるんです。

私がよく使う手としては「そのヤリたいことを通過点にしちゃいなよ」というもの。

Ｔさんがヤリたいことのその先に意識を向けて、ヤリたいことを実現したあとのヴィジョンを描くって方法です。

分かりやすい例を言えば、婚活がなかなかうまくいかない女子に「結婚をゴールだなんて思うな！結婚したあとの夫婦関係や家事の役割分担、家計の管理、夜の回数まで詳細に設定せよ！さらに、子どもは何人？家はマンション？戸建て？どんな生活をしているのかを具体的に描き出せ！」などという指示を出します。

意識を「結婚」から先に向けることで「結婚」を単なる通過点にしちゃう作戦です。

・・・とはいえ、実際、重要なことなんですけどね。

また、「あんたと似たライフワークを実現している奴を密着マークせよ！なんなら話を聴きに行け！可能ならカバン持ちでも追っかけでもいいので距離を縮めよ！」という作戦を提案することもあります。

自分の数歩先を進んでいる人を「師匠」と見立てて、その人のあとを胸を張って堂々と歩いていく戦略です。

一人で飛び込もうとするから怖いんであって、先人の築いてくれた道を歩いていけば安全だし、気楽だし、何なら道案内までしてもらえるでしょ？

すぐ武闘派女子は「道なき道を進むのが漢だ！」とか言いながら山中に分け入っていこうとするので大変なんですよね、ほんま。

どんな世界でも「自分と似たヴィジョンを描いて数歩先を進んでいる人」はいるものですから、必ず見つかりますね。なんならもう見つけてるかもしれません。

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さて、ここからは捻った見方もお伝えしておきましょう。

情熱系女子がやりがちな傾向なんですけど、やっぱりドラマを楽しみたい！刺激を常に味わいたい！という心理が動くと、「怖い、怖い」と思っていることが何よりも“楽しい”のです。

ジェットコースターのカタカタ言いながら急坂を登っていくときのワクワク感。その坂が長ければ長いほどコーフンするものです。

その先に「きゃー！！！！！！」って絶叫が待っていることを想像するだけでびしょびしょに濡れちゃうほどですよね？ね？

だから、その坂の頂点に至るまでの刺激を“自分でコントロールして”ずっと楽しみたいと思うのであれば、怖い怖い言い続けることでそれが可能になるんです。

そうするとまったくもって変な話なのですが、Ｔさんにとってのライフワークというのが「ヤリたいことをヤル人生」ではなく、「ヤリたいことを怖い怖い言い続ける人生」なのかもしれないのです。

あら、やだ。
そんな風に言われたら、恥ずかしい。

そういう目で見れば１５年間、十分に楽しんだんじゃないでしょうか？（もちろん、楽しかったー！！という実感は全くないと思いますけど）

怖い怖いと言い続けて踏み出さないことそのものが刺激物であるならば、踏み出したら面白くないので、そこにとどまることを選択したくなります。

そして、いろんな人に相談した、いろんな方法やってみた、けど、ダメだった！ああ、あたしって臆病者！勇気よ、カモン！！と演出するのはドラマにおいてのクライマックスの一つと言えるでしょう。

そうすると「案外、今まさにライフワークを生きてる最中かもよ！？」なんて意地悪なカウンセラー氏に言われちゃうかもしれません。

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ということで、怖い怖いと思い続けられる裏にはそのような心理が隠れてるかもしれず、改めてじっくりその周辺を眺めてみると突破口が見えてくるかもしれません。

ま、結局のところ「で、どうすんの？やんの？やんないの？どうしたいのか正直に言ってごらん？」と詰められて「うぐぐぐぐ」となるプレイを待ち望んでいるのかもしれませんけど。。。

ま、必要ならカウンセリングも受けてみてくださいな。
私でもいいし、ライフワークを扱ってるお弟子も多いですしー。
一人で抱えててもしょうもないからねー。ほんま。

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