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メンター(心の師匠)と呼ばれる人を3,4人は持っておいた方がいいと言われます。
つまり、人生の指針となってくれる価値観や生き方を見せてくれる方々のことですが、その方にすべてを求めようとしたら、そりゃあしんどいと思います。
そんなメンターの見つけ方やその活かし方についてお話しします。
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どんどん自分を認められており、今日は女神である実感まででてきました(!)。先生のブログで、「女神」という言葉があって、出来たイメージなんだと思います。
たとえ鬼子母神でも女神ですよね。キャラさまざま、やおよろずに神はいて、自分もそのひとり。
想像の中で、まわりの女性皆さんにイメージに合った花の冠を被ってもらい、白のワンピースを着てもらうと、皆が女神でした。だからわたしも~!、そんなおめでたい思考に至りました。
わたしだって、人を救い癒やすことのできる女神。ほどほどに、そんな妄想して楽しみ自己肯定感あげてまいります!
質問なのですが、メンター(目指したい人)の見つけ方について教えていただきたいです。
憧れる人はいますが、その方のすべてに憧れることはなかなかできないと感じます。ご苦労なさっていることが見えたり、芸能人であればゴシップが出たり。
こんな人になりたい。でも、それには我慢しないと。そんな思考に至ってしまいます。
いいとこどりでこの人のここだけ、などとメンターを探してもいいのでしょうか。
ご教授頂けたら幸いです。
来年も、引き続き根本先生の信者でおります!いつも、ありがとうございます。
(Mさん)
年末に頂いたメッセージを新年に堂々と掲載する私です。こんにちは。今日はあったかいですね!笑
さて、
>どんどん自分を認められており、今日は女神である実感まででてきました(!)
なんとすごーい!!すばらしー!!おめでとー!!
そして、
>そんなおめでたい思考に至りました。
これ、大事っすよねー。幸せになる秘訣の一つですよねー。
「おめでたいなあ」というのは最高の誉め言葉なので、これからもどんどんアホになっていただけたらと思う次第です。
でも、「わたしもわたしも~!」という思考はめちゃくちゃいいですよねー。
そんな素直さがあるとどんどん人は変化していくし幸せにもなるし、ぜひともその道を邁進していきましょう。はい。
さて、話は一転してメンターの見つけ方なんですけど、
>憧れる人はいますが、その方のすべてに憧れることはなかなかできないと感じます。
なんて風に、すべてを求めちまったらそりゃあ見つからねーよなーと思うんですよね。
しかも、身近な人ならともかく、芸能人とかだったらその人のほんとの姿を見ることってまあ無理ですよね。
だから、
>いいとこどりでこの人のここだけ、などとメンターを探してもいいのでしょうか。
ということが必然だと思います。
あの人のここがいい。そっちは知らん。
この人のここが素晴らしい!でも、あっちは興味なし。
そういう積み重ねでいいと思うんですよねー。
すべてを求めようなんてことをしたら体がもちませんわ。
メンターというのは「心の師匠」と言われるもので、生き方、考え方、価値観から、表現力、コミュニケーション能力、仕事の進め方、外見、ファッションセンスなど、様々な要素で「あら、素敵。憧れるわー」という人を一方的に指名する“制度”です。
要するに「お師匠さん」という見方でもいいですし、「目指すべき存在」でもいいですし、「生き方のヒントをくれる人」でもいいです。
その人とから学びたいこと、得たいこと、そして、その人の存在によって救われるような部分があればだれでも可です。
だから、メンターというのは最低でも3,4人作っておくといいよ、と言われます。
いろんな人のいろんな価値観や生き方に触れる中で、こういう生き方もいいなあ、ああいう価値観で生きたいよなあ、と思う人を何人か作ってみるんです。
もちろん、それは矛盾していてもいいですよ。
そして、できれば1,2人くらいは「実際に会える人」を用意したいものですね。
実際に相談したり、話が聞けたりする距離感の人。
そしたら、人生の方向性が決まりやすくなりますし、一人で問題を抱え込むこともなくなりますし、また、勝手に勇気や元気ややる気をもらえたりしますから、すごく大事な存在です。
けど、大事なことは単に「憧れの人」で終わらせないことですね。
その人から吸収したことは、実践して初めて自分のものになります。
あの価値観がいいなあ、と思ったら、その価値観を積極的に自分が採り入れてみるんです。
あの生き方が素敵だわ、と思ったら、その生き方を真似してみるんです。できる範囲で。
そこで「自分には無理だ―」とか自己否定が出て来てしまうならば、その人はメンターと呼べるかどうかは微妙っすね。
そこが「ファン」や「憧れの人」と「メンター」の違いだと思います。
>こんな人になりたい。でも、それには我慢しないと。そんな思考に至ってしまいます。
例えば、メンターが苦労を重ねて今の生き方や価値観に至ったとするならば、そこを目指すとなると、同じような苦労をしなきゃいけないか?というと、まったくそんなことはないわけです。
その人が苦労を重ねて得た生き方や価値観を提示してくれているならば、それをそっくりそのまま頂いちゃえばいいんですね。
もちろん、形だけ真似してもだめで、中身が大事ですけどね。
そもそも、その人が苦労して道を作ってくれたのならば、その上を歩いていけばいいわけで、新たに別の道を同じ方法で作るのって遠回りになると思いません?
そりゃあ、武闘派の皆様は道なき道を突き進むことに快楽を覚えるM女ばかりかもしれませんが、せっかくメンターが道を作ってくれたなら、そこを歩いて行っていち早くメンターがたどり着いた境地に至ればいいと思うんです。
そして、メンターがまだ創り上げていない道をガツガツ掘り進めたらいいんじゃないかと思うのです。
※ちなみにこの話は親子関係にもそっくり当てはまりますけどね。
例えば、私も「師匠」と呼ばれる立場ですけれど、自分が単独でセミナーを開催するのに4年かかったから、弟子たちにも同じくらい時間をかけさせたいなんて思いません。
私が4年かかったんだったら、弟子たちには1年でも2年でも早く、そこに至ってほしいと思っています。
そういう意味で、これ↓とか、
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/38385
これ↓とか、
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/38959
これ!とか
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/39082
の企画を立ち上げました。
なので、当然ながら「メンターのすべてに憧れる」とか「メンターのすべてを採り入れる」なんてことはしないほうがいいのです。
美味しいとこどりで十分ですね。
「あの人のここはめっちゃ憧れるけど、あそこはちょっと嫌だなあ」というところがあっても当然だし、別に何ら問題ありません。
憧れる部分だけ採り入れて実践していけば全然OKですね。
そう思えば、けっこう簡単にメンターって見つかると思います。
憧れの芸能人とか、目指したいビジネスマンとかでもいいですが、職場の上司、先輩、学生時代の恩師、習い事の先生など、けっこう候補者はいると思います。
その人に興味を持ち、その人の生き方や価値観を深く知り、そして、自分に採り入れられるところは採り入れればいいんですね。
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例えば、私がメンターだと思っている方のひとりは、その価値観や表現力、メンタルの強さ、愛されキャラ、変態さ、などはすごく憧れるし、採り入れたいと思っていますが、そのすべてに共感しているわけではなく、その価値観の一部は「ちょっと合わないなあ」と思うところがありますし、自分の愛車やスマホケースをクマちゃんの柄にしようとかは思わないので、まさに美味しいとこどりをさせてもらっています。
というところで、やっぱりここでも「自分軸」が大事だよね!ということになるんですねー。
今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
『メンターの見つけ方とその活かし方』
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