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婚活に限りませんが、いろいろとマニュアルやルールを押し付けられる場面に遭遇するかと思うんです。
そうするとつい武闘派女子は「戦う」というモードを選んでしまうんですけど、そこで大事なのは「自分軸」なんですよね、やっぱり。
なので自分軸に立った話を皆様にできるだけ分かりやすい例を用いて紹介したいと思います。
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只今絶賛婚活中の東京在住アラフィフです。
婚活し婚活を勉強するほど、根本さんはじめ心理学のあれやこれやと心の世界で学んだことと若干の矛盾というか疑問が出てきてしまいなかなかの煩悶中でございます。
心理学も婚活も大切なことは実は同じで私の理解が浅いだけの気もしますが…。
が、しかしです。愚痴です。もう愚痴なんです。愚痴らせて下さい。
心理学は自己肯定感ですよね…?
ありのままの自分を肯定して頑張ることも程々に、まずは自愛ですよね…?そう学んでかなり楽になりました。
楽になって自分て悪くないかも?
むしろなかなか素敵なんじゃない?!
ありのままの私けっこうイケてない?!
と前向きになり、遠巻きにしてた婚活へ向かいはじめたのですが、ですが…どっこい、たっかい壁にぶち当たっております。
ありのまま?何言っての?
理想の相手のイメージ?何言ってんの?
それより自分が相手にしてやれること!
相手の幸せに貢献できること!
相手相手相手!!
与えよ、ならば与えられん…の世界でした。
学ぶほど、失敗するほど、どうにも婚活戦線では、自分より相手、希望より現実受容。
そりゃそうか…私アラフィフだし。
まぁ、そうなんですけど…ここで折れてゴールイン出来ても成田離婚(古過ぎる)が目に浮かぶ今日この頃。
ちなみに婚活用の服装するのも辛いです…。
女子アナ服て。。いっちばん嫌やねん!
嫌いやねん!
わたし服好きやねん!
Yohji Yamamotoでキメて何がいけないねん!
誰が魔女子さん、ねん!
黒着てたら、赤い巨大リボンの幼女連想するそっちもなかなかやで?!
って…すみません直前の婚活のお恨みが噴出してまいました。
こんな時はお恨み帳っと…。
硯、割れんばかりに研いでますハイ。
買っといて良かった本格セット。
墨汁の香りって鎮静効果ありますね。
まぁ、お恨み書道開始すると修羅のごとくで鎮静効果も吹っ飛ぶのですが。
「黒は墨の色ですね…そうだ、今やってる水墨画展もし良かったら行きませんか?」
なんていう紳士現れてくれませんかね…妄想が過ぎました。
てか妄想しちゃダメなの?
婚活戦線で妄想や理想は博打なの?
入会金ドブに捨てることになるの?
と、まぁお恨み帳が閻魔帳になりつつある全身墨染の女より詰問じゃなかった…質問いやSOSでした。
(Cさん)
Cさん、おもろいなー。めっちゃおもろいなー笑
文才ありますねえー!
硯、まだ割れてませんか?
鎮静効果を感じるからって、日々墨汁を飲み干したりしてませんか?
御恨み帳を勢いで書きすぎて、家の壁にまで書いてしまってませんか?
さて、「与える」ってことも大事なんですけどね。
その前提となるのが自己肯定感ってことになるんです。
(ものすごくざっくり説明しました)
だから、自己肯定感が低い状態で与えたってそれは犠牲や我慢にしかならないからしんどくね?じゃ、やめたほうがいいよ!という話をいつもしております。
(これもまたものすごくざっくり説明しました)
で、婚活戦線にしても、ビジネス(会社)にしても、当然ながら結果を出すことが重要になってくるので、成婚率を上げるためにも「今までうまく行った事例」を元に「こうしなさい、こうやりなさい、こういう方法をとりなさい」ってことをいろいろと指導してくれます。
いわゆる婚活のマニュアル化であり、ビジネスのルールであり、マナーとか言われる奴がそれにあたります。
「婚活の場では女子アナ的な服が男性に喜ばれるからそれを着なさい!だって結婚したいんでしょ?」という風になります。
まあ、就活するときのリクルートスーツだったり、お受験の際のパパ・ママのスーツだったりもそれにあたります。
就職して「個性を発揮せよ!」とか言われるのに、就活はみんな同じようなスーツを着てる矛盾がそこに生まれるわけですね。
もちろん、そうしたマニュアルやルールは「無難なもの」であり、時に「間違いがないもの」なのですが、裏を返すと「それで失敗しても言い訳ができる」とか「それでうまくいかなくても批判されない」と言った保守的な心理も動きます。
日本人に多いんですが「みんなと一緒のことをやってたら、仮に失敗しても恥ずかしくないし、みっともなくないし、炎上することもないだろう」という心理ですね。(したいからする、のではなく、みんなしてるからする、という奴です)(今、みんながしてるマスクもそんな傾向にありますね)
で、そうしたマニュアルやルールは「過去の成功体験の積み重ね」であり、参考にすべき点は大いにありますが、最大の問題は「自分に合ってるかどうか分からない」という点です。
女子アナ服が悪いんじゃなくて、女子アナ服が好きなのか?それとも好きじゃないのか?そして、それが似合うのか?似合わないのか?という点が全く考慮されていない、という点にあります。
だから、女子アナ服が元々好きで似合う人は快適に婚活戦線に向き合うことができるんですけど、それが嫌いだったり、似合わない人は「なんだかなあ?」というモチベーションで戦場に出ることになるわけですね。
そりゃあ、結果は明らかですよねー笑
だから、私からすれば「嫌だったらやめれば?」とあっさり答えてしまいますし、婚活システムだって「合わなきゃ退会するほうがよくね?」という話をしてしまいます。
なので私は仕事にしても、夫婦関係にしても、婚活でも、子育てでも「好きなの?自分に合ってるの?」というのをいつも質問しています。
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さて、そうなると毎度おなじみあの話になるんですけど、要するに「自分軸」ってことがここでも必要になってくるわけです。
マニュアルにはそう書いてあるけど果たしてそれがほんとなの?自分に合ってるの?という点はものすごく重要なことでして、そこを主体的にどうするかを決めることが大事なんです。
だから
「まあ、この相談所の人はけっこうコントロールしてくるっていうか、このあたしにああだこうだ言うてくるナマイキな奴らが多いから、サクッと琵琶湖に沈めちゃおうか?あ、そういうのはもう卒業したんだ!忘れてた!あぶないあぶない。じゃ、とりあえず退会するか。ま、高い勉強代になったけどしゃあないわな」
という風に思ってもいいですし、あるいは、
「うーん、その女子アナ服とやらは納得できんけど、こいつらが『姐さん、そこは我慢して一旦、うちらの言うことをきてくだせえ』と言うてくるんだったら、まあ、こいつらの顔を立てる上でもその服を着てやることもやぶさかじゃねえな」
という風に思ってもいいわけですし、
「あいつらは女子アナ服を着ろって言うけど、それはさすがに嫌だわ。それやったらYohji Yamamoto着込んで絶対成功して、あいつらをぎゃふんと言わせてやるからな」
という風に思ってもいいわけです。
マニュアルやルールというものがあったとして、それを受け入れるかどうするかってのを主体的に判断していくことが何よりも大事ってことですね。
(つまり、マニュアルやルールを否定することがかっこいいんです!という話とは全然違うってことです)
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で、自分軸に立ってみると「自分がどうしたいのか?どうするのか?」というところが見えてくるわけですが、それと同時に、相手の立場も見えてきます。
「まあ、婚活をサポートする側からしたら、そうしたマニュアルを提示するほうが無難だもんな。まあ、無理ないわな。向こうだって商売だから少しでも成婚率上げたいだろうしな。」
「たぶん、ファンタジー的な意味で妄想や理想やありのままの自分ってのを主張する人が多いんだろうなあ。自分軸からそう言うんじゃなくて、現実逃避や自分を変えたくない人がそういう主張してきたんだろうなあ。まあ、そういう奴は確かにその考え方を改めなきゃ難しいわな」
なんて風にね。
で、ここで「ファンタジー的な意味で」という部分に引っ掛かった方がいらっしゃるかと思いますので、補足をしておきたいと思います。
婚活戦線に限らず、夫婦関係でもビジネスでも子育てでもどんなことにも言えるんですけど、自分軸であることと、ファンタジックであることは全然違います。
自分軸である、ということは「私は」という主語がベースになることはもちろんなのですが、その際に、相手の意見を受け入れる余裕ができます。
「私はA,あなたはBね」という風に。
しかし、ファンタジーの世界は盲目的です。
なので「私はAがいいって言ったらAがいいの!Bなんて知らない!関係ない!」という態度になります。
自分軸というのは「私は、あなたは」の主語を明確にしながら話を聞くので、相手に理解を示すこともできますし、また、そのうえで自分の意見を変えることができます。
先ほどの話を再び蒸し返しますが、自分軸だとこういうコミュニケーションが取れます。
私:「あたしはYohji Yamamotoが好きで、魔女子さんと呼ばれても黒魔術を使いこなしたいと思っているんですけど、なんで女子アナ服をそんなに勧められるんですか?」
相手:「婚活戦線ではよく武闘派な女子が迷彩服や甲冑を着ていらっしゃったり、時には白装束をまとって来られたりして、男子たちが恐れおののき引いてしまう事件が多発しているんです。」
私:「ああ、そうなんですね。それで無難な線で女子アナ服を推されてるというわけですか。」
相手:「ええ、そうなんです。皆さんに『好きな服でいいですよ』と言ったら、そういう事態になり、男性会員様が激減してしまいます。そうすると女性の皆様のお相手がいらっしゃらなくなりますので、そんなお願いをさせていただいているんです。」
私:「確かにそれ、分かります。私もつい電車じゃなくて戦車で会場まで行こうかと思っていましたし、愛用のロケットランチャーは肌身離さず持っていたいと思いますから。」
相手:「ああ、それは困ります。火器や刀剣などの武器類は責任をもってクロークでお預かりさせていただきます。また、うちの駐車場には戦車用のスペースは残念ながらございませんので、そこもまた何とかご容赦いただければと思います。」
私:「ええ、分かったわ。あなたがそこまでおっしゃるなら戦車は駅前のタイムズに止めてふつうに電車で来ます。ただ、女子アナ服は死んでも着るな、というのがおじいちゃんの遺言なので、Yohji Yamamotoで伺うことだけはお許しください。あ、もちろん、武器もちゃんと預けますので」
※何度も女子アナ服の話が出てくるので、こいつは女子アナ服のフェチなんじゃないかと思われるかもしれませんが、分かりやすい例えなので使いまわしているだけです(もちろん、嫌いではありませんけど笑)。
というわけで、自分軸で居るとそうした会話が成り立つってことになります。
ただ、当然ながら、相手もまた自分軸で振舞っていただく必要があるので、そこで会話が成り立たなければ「ああ、こことは縁がなかったのね」と思われた方がよいかと思います。
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で、Cさんも成田離婚を予告されてますが(今でもそういうことってあるんでしょうか?)、自分が好きでもない服を着て、自分らしくないふるまいをした上で出会った人とうまくいくのか?というと、それはやっぱり眉唾ものでございまして、いつもお伝えするように、自分らしく、好きなように振舞うのが一番お勧めです。
そうすると「ああ、この人だったか!」という出会いをされる方がほんとにたくさんいらっしゃるんです。
もちろん、合わないところや嫌なところを見つけちゃったりしますよ。でも、それも含めてOK!と思える人ってちゃんといるんです。
さらに言えば、結婚して夫婦になることが必ずしも自分に合ってない人もいます。
だから、その辺も含めて「ありのままの自分」をぜひとも追及していただければと思います。
それってやっぱり自分の感覚ですから!
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