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書けないものを無理に書く必要はありません。向いてない人もいるしね。
「心の中に溜まっているドロドロした感情を吐き出すこと」が御恨み帳の目的ですから、ほかの方法を使ってもいいんです。
ただ、慣れないうちはうまく言葉にならなかったり、自分の中から出てくる言葉にショックを受けたりすることもありますが、だんだん上手に書けるようになっていきます。
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私の場合は ちょっと無理やりにでも書く(カサブタを剥がすような感じ)と 収まるのが早いように思います。
同じように悩める友人に 書いて出すのを提案してみましたが 書けないそうです。
書こうと思っても 手が動かない。
書こうとする事がストレスになってるみたい。
話を聞いてると ドロドロめちゃくちゃ溜まってるなぁ 少しでも出せたら楽になれるかもなぁ って思います。
無理もさせたくないので 根本さんのメルマガを紹介しておきました!
書けない 書いて出せない という時は どのようにすればいいのでしょうか?
(Sさん)
御恨み帳?何それ?おいしいの?という方はこちらを参照くださいませ!!
*【保存版】御恨み帳(お恨み帳)の書き方~心の健康を維持するための素敵なノート~
*御恨み帳をなぜ書くのか?書くとどうなるのか?
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>無理もさせたくないので 根本さんのメルマガを紹介しておきました!
ありがとうございます。
まことにありがとうございます!(激しく手もみをしながら)
>書けない 書いて出せない という時は どのようにすればいいのでしょうか?
うーん・・・・無理やり書くもんとちゃうしなあ・・・。書けないなら書かなきゃいいんじゃないかなあ・・・(遠い目)
書かなきゃ!と思うとストレスになっちゃうしね。
自分にはめちゃくちゃヒットするけど、その友達にはハマらなかったんですよねー。
残念だけど。
少しでも出せたら楽になるって分かってるだけに「惜しいなあ、もったいないなあ」と思っちゃうかもしれないけれど、やっぱり無理に書くのはお勧めしません。
だから、そういう方にはメルマガとかブログとかvoicyとかYoutubeを紹介していただければ根本が手もみしながら「あざーっす!!」と言います(笑)
私もよくセミナーやカウンセリングで「御恨み帳が書けません!」という声をいただくのですが、同じようにお答えしています。
そもそもなぜ御恨み帳を書くのか?というと、「心の中に溜まっているドロドロした感情を吐き出してすっきりさせるため」です。
御恨み帳なら一人でもできるし、書くことで感情が解放できるし、視覚化できるから自分の気持ちを再確認できるってメリットはあるんですけど、うまく書けない人もたくさんいらっしゃいます。
もちろん、慣れ、の問題もあります。
御恨みに限らず、自分の感情を言語化するのって意外と難しいものです。
自分の気持ちを「言葉」に置き換えて表現するわけですから、「この感情、なんて言えばいいんやろう?」って思うこともよくあると思います。
うまく言葉にできない。
言葉にすると自分の気持ちとはちょっと違う気がする。
そんな体験もありますね。
一般的に「女子」は幼少期からのトレーニングによって「気持ちを言葉で表すこと」が得意な人が多いです。
カウンセリングをしていても、こちらが感心するくらい自分の気持ちを上手に表現されます。
それでも本人は自分の気持ちをすべて言い表せたとは感じていないもんですけどね。
しかし、思考的な人や、育った環境におしゃべりな人がわちゃわちゃいてあまり話をする機会が少なかった方などは、感情を表現することを苦手に感じちゃったりするんです。
もちろん、言語化する作業もスキルですから繰り返し練習すればだんだんうまくできるようになっていきます。
「はじめの頃は全然書けなかったけど、何とか頑張って書くようにしたら書けるようになりました!」という方もたくさんいらっしゃいます。
また、自分の中にあるドロドロしたネガティブな感情を認めたくなくてそれで書くことに抵抗が出る、とか、あるいは、そうしたことを書くことに対して今度は罪悪感を覚えてしまったりする、という話もよくお聞きします。
だから、やっぱり慣れというか、練習というか、繰り返し書き出すことでだんだん慣れていくし、それで少しでも気分がすっきりして効果を確認できると、だんだん抵抗なく放送禁止用語をバンバン書き出せるようになります。
そもそも御恨み帳って怒りをうまく表現できない方のために提案していた方法なので、はじめからうまく行かないことは織り込み済みなんんですね。
それで和紙で作った本格的っぽい御恨み帳に、敢えて筆ペンで書き出すなどの「演出」をしてみると、案外すらすら書けるようになったりします。
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で、結局のところ「心の中に溜まっているドロドロした感情を吐き出してすっきりさせるため」のものですから、御恨み帳以外にもあらゆる方法が考えられるんです。
書くのがそもそも苦手という方も絶望せずに、自分に合う方法を研究していただければと思います。
〇誰かにひたすらその思いを聴いてもらう。
カウンセラー相手に話をするのが無難ですが、そうでなくても自分が信頼できる人に「今日は腹の中の感情を吐き出したいので、ただ聴いてもらえますか?」ってお願いして30分くらいひたすら聴いてもらうのもアリです。
〇一人カラオケに行って「御恨み系の曲」を歌いまくる。
私は音楽に詳しくないので「天城越え」くらいしか思いつかないんですけど(笑)、自分の気持ちにフィットした歌を大声で歌うのも発散になります。
〇夕日に向かって叫ぶ!
冗談めかしてよく書いてますけど、めちゃくちゃ効果的です。
人気のない海岸などなら思い切って声を出せるでしょう。
話すこともそうですが「声を出す」ということは「感情を出す」ということとイコールですので、だいぶすっきりするかと思います。
〇瞑想をする
御恨みを解放するっていうよりも、自分の心をただ見つめる(内観)ために瞑想を採り入れるのはお勧めです。
そもそも瞑想は地に足が着き、心の平穏を保つ有効な方法なので御恨み以外の目的でもガンガン使えますね。
〇怒りに任せて家事をすると家がピカピカになるよ!!
「ほんとに旦那ムカつく!」とか思いながら皿洗いをしたり、拭き掃除をしたりするとめちゃくちゃはかどる上にピカピカになって気分もすっきりした、という経験がある方も少なくないんじゃないでしょうか?
感情は感じれば感じるほど解放されるものなので、そうした効果があるんです。
そして、掃除や洗い物やゴミ捨て(断捨離)は「心の掃除、心の選択、心の断捨離」につながるので、効果もでかいです。
ちゃんと怒りを認めてあげることも大事です。
〇怒りを感じながら筋トレしたり、ランニングしたりする。
先ほどの家事の運動バージョンです。
「“怒り”と“やる気”のエネルギーは同じ」ですから、怒りを感じながら筋トレするといつもより重たいバーベルも持ち上げられたりします。
そして、体を使って汗をかいたり、疲れさせたりすると気分がめちゃくちゃよくなります。
けれどこちらはケガに注意しましょう。無理のない負荷をかけることが大事っす。
〇ハードロックを聴きながらヘドバンして感情を吐き出す。
ヘッドフォンを付けて大音量でハードロックなんぞをかけてヘッドバンキングなんかをするのも「運動」と同じ効果があります。
ヘドバンじゃなくても、ハードロックを聴きながら腕立てなんぞをやってみるとめちゃくちゃ効きます(笑)
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御恨み帳を書くにせよ、夕日に向かって叫ぶにせよ、雑巾がけをするにせよ、とにかく自分の中にある怒りやネガティブな感情を「認める」ってことが大事です。
「怒ってなんかいないもん!!!!!!」って怒りを否定していたら、その感情は心の中に溜まったまんまになります。
だから「怒ってもいいんだよ。ネガティブな感情も感じていいんだよ。人間だもの。」と自分に言い聞かせる必要があります。
そもそも感情なんて理不尽なものですから、「すごくよくしてくれる彼なのに、なんかムカついちゃう」ってこともあるし、「ひどいことばかりする彼なのに嫌いになれない」ってことも日常茶飯事ですね。
自分の気持ちをちゃんと認めてあげるってことが何よりも大事ってことですね。
で、
>私の場合は ちょっと無理やりにでも書く(カサブタを剥がすような感じ)と 収まるのが早いように思います。
おお!それはいいですねえ!!(しかし、Sさん、ドMですか?笑)
「感情は大げさに感じたほうが早く解放される」という特徴がありますので、ちょいと勢いを付けたり、無理やりでも頑張って書いてみたり、大げさな表現を使ったりしてみると早く抜け出せます。
「感情はウンコと同じっすよ!」といつも言ってますが、どんなひどい感情でも出しちゃえばすっきりするんです。便秘は苦しいでしょ?
なので、「御恨み帳は便器と同じっすよ!」と思いながら、書ける人はガンガン書き出してみると効果的かと思います。
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