自立系武闘派女子の発言はなぜそんなに重みがあるのか?じゃあ、どうしたらいいのか?



それだけ経験値を積み、思考し、行動して来た武闘派女子たちはふつうの女子たちに比べて存在感や発言力などが圧倒的に強いケースが多いものです。
でも、それは彼女たちの価値を表しているものなので、それを直そうとするのはとてももったいないこと。どう活かすか?を考えるのが建設的なのです。

いつも楽しくブログを拝見している自称・自立系武闘派・戦場から帰ってきて平和な日々を送る女子です。

戦場に出ていた際は、根本先生には大変お世話になりました。お陰様で数年続いた野良猫さんとは1年前にお別れして、穏やかな日々を送っております。

宜しければネタとして取り上げていただければと思い、メッセージをお送りさせていただきます。

それは普通の女子と比べて、自立系武闘派女子の発する言葉には良くも悪くも威力があって、相手をビビらせてしまう問題というものです。

例え話ですが、Aさんという普通の女子と私が同じ発言をした場合。

Aさんだと特に何ともないのに、私が発言すると重く捉えられてしまったり、周りがシーンとなってしまったり(悪い意味がどうか不明)する時があります。

学生時代、仲の良い友達から「M子の言葉には重みがある」と言われました。
自分では普通のつもりなのですが…。

今までの恋愛を振り返ってみても、どうも相手にボールを投げたつもりが、相手にとってはバズーカ砲や手榴弾のように感じていたのではないかな?と若干申し訳ないような気持ちにもなります。

相手に対して優しくてふんわりとしたボールを投げるにはどうすればよろしいでしょうか?

ご教示いただけますと幸いです。
(M子さん)

え?そんなの無理ちゃう???(率直な感想)

だって、それだけ戦場で鍛えられたんですもの。
ふつうの女子はお箸より重たいものは持ったことがないけれど、武闘派女子のみなさんは手榴弾より軽いものは持ったことがないでしょう?
(噂では手の筋肉を鍛えるために、鋼鉄製の特注箸を使っておられるとか?)

自立系武闘派女子は、自立系であるがゆえにその言葉にどうしても重みが宿ってしまうもんです。

例えば、人生経験豊富なご長老の言葉ってふつうの言葉でも重みがあるでしょう?

あるいは、カウンセラーを気が付けば20年もやってる人の言葉ってふつうの人より重みがあると思いません?

同じようなもんだと思ってもらえれば良いっす。

そのAさんよりもM子さんの方がなぜかは分からないけれど人生経験が豊富なのかもしれないわけです。

それってゴールドジムに日々通って筋肉を鍛えに鍛えた人を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

スミスマシンとプロテインで鍛え上げられた肉体は100kgを越えるバーベルを軽々と上げる力があるわけですが、そんな方がふつうの人と握手しようもんなら、当然相手は「いてててててて・・・」となるわけです。

彼としては全然ふつうに手を握っただけなのに。

じゃあ、彼は二度と人と握手できないか?というとそうじゃなくて、それだけ自分に力があることを受け入れて、かなり弱めに相手の手を握ればいいわけです。

「これ痛い?あ、痛い。ごめん。じゃあ、これは?」という風に調整をかけていくわけです。

自立系な人たちはその経験値もさることながら、様々な場面で思案し、自分なりの哲学なり、成功法則なり、処世術なりを身に着けています。

なぜ、野良猫野郎はいい感じになってくると逃げるのか?
奴が飛びついてくるようなエサは何なのか?
奴が吸い寄せられるようなパンツはどんなタイプなのか?
私を離せなくなるようなベッドテクニックはどのレベルなのか?

日々、研究に勤しんでいらっしゃいます。

当然、職場ではなまじっか仕事ができ、面倒見もよいために、過酷なタスクを課せられることもあるでしょう。
それを鼻歌交じりにクリアしていくとしたら、そら、スキルもあがりまんがな。

そうすると自然と「あんたの言うことはなんでか説得力がハンパない」という発言を引き出すようになるわけです。

でも、その力は諸刃の剣で、誰かを傷つけたり、場をシーンとさせたりすることがある一方で、人に自信を付けさせたり、喜ばせたり、感動させたりする力も持ちます。

「M子さんに言われたら、なんか自信持っちゃうわ」
「M子さんが大丈夫って言ってくれたら、なんか大丈夫な気がしてきた!」
なんて発言も聞いたことがあろうかと思います。

つまり、それだけ「信頼に足る人物」であり、「人望がある存在」なのです。

その価値、受け取っていますか?

すべての価値や魅力には逆にネガティブな側面もあり、魅力的な人ほどその面が強調されることもあります。

だから、M子さんとしては「ふんわりとしたボール」を投げようとするよりも、自分のその価値を受け取って、相手や場の雰囲気に合わせて調整することが求められているのです。

「あたし、ふつうに投げると剛速球になるみたいだから気をつけてな!ちゃんと防具身に着けておいてよ!」ってな感じで。

例えば、20年カウンセラーをやってる人に彼氏のことを相談したときに「そらあかんわ。別れた方がええよ」と言われたらめちゃくちゃショックでしょ?

だから彼はそういうことは滅多に言わないし、「ま、大丈夫じゃね?何とかなるっしょ」とテキトーなことをよくおっしゃるようです。

もちろん、それは「何とかなるっしょ」という根拠を持っているからですけれど(決して慰めで言っているわけではないらしい)、その発言力を知っているから、敢えてそういうコミュニケーションをしているわけです。

そのつもりじゃないのに相手に重たく捉えられることがあるなあ、ということを知っておけば、言い方を工夫したり、フォローしたりすることができるでしょう?

言い方を工夫するってのは、なるべく明るい口調を使ったり、敢えて軽めの言葉遣いをしてみたり、笑いに持って行ったりすることだし、フォローするってのは「重たく感じた?いや、そんなつもりないねん」とか「大丈夫?そんな深刻にとらえなくても大丈夫だよ」とか言ってあげることですね。

場をシーンとさせちゃうのは、いきなり正論をぶちかましちゃったのかもしれないですけど、そういうことを知っておけば、その発言を訂正したり、あるいは発言前に言い方を工夫したりすることもできるでしょう。

つまり、自立系武闘派女子のみなさんの発言はその存在感から重みがあるわけで、それはネガティブな要素になることもあるけれど、その価値や魅力を表すものでもあるんです。

だったら、その価値をちゃんと活かしましょうよ!という話です。

こういうのって発言だけじゃなくて、自分の価値、魅力に関するものすべてに言えることです。

自分の価値や魅力を受け取っていないというのは、時に人を傷つけ、場をシーンとさせ、白けた空気を作り出してしまうものです。

それは美しさ、可愛らしさ、ファッションセンス、スタイルがいい、などの見た目に関わる部分から、気が利く、優しい、情熱的、愛情深い、頭がいい、コミュニケーション能力が高いなどの見えない部分にも言えることなんですね。

そういう意味で見ると、M子さんがちゃんと自分の価値に気付けるように、それをちゃんと受け取れるように、相手がビビってくれたり、場がシーンとなったりしているのかもしれません。

それはネガティブなサインではなく「もっと価値を受け取れよ!」というポジティブなサインとして捉えることも可能なんです。

そう、すべての事象は自分がどう見るかでポジティブにもネガティブにもなりますからね!

ということで、平和で穏やかな日常もそろそろ飽きが来ると思うので、そろそろ戦場に召集されても良いんじゃないかと思う今日この頃です(笑)

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 (準備中)
 

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