コロナちゃん騒動は「本来の私」と「愛」に気付かせてくれる。



新型コロナウィルス(通称:コロナちゃん)が世界的に広がりを見せている状況の中、いかがお過ごしでしょうか?
在宅勤務やリモートワークで家にいる時間が長くなったり、先行きが見えなくて不安にさいなまれていたり、あるいは、特に何も変わらず日常を送っていたり、皆さんそれぞれの向き合い方をされているかと思います。

私が東京の拠点としている神楽坂には大飲食店街なのですが、キャンセルが相次ぎ、一見のお客さんも来なくなって閑古鳥が鳴いている店もあれば、「コロナの影響ですか?うちはありがたいことに全然ないですね」とお話される店主もいました。

そんな話をしていたら馴染みのバーのマスターが
「ふだんの取り組みがこういうときに出るのかもしれないですね。ふだんからお客さんを大事にしているところは、こういうときもあまり影響でないと思うんです。うちも常連さんたちが『大丈夫?』って言いながらよく顔を出してくれのであまり影響受けてないですから」
なんて話をしていました。

その真偽はともかくとして、今日お伝えする話は「今回の騒動で、ふだんのあなたの心のあり方が如実に出て来るよね?」というものです。

個人セッションやセミナー等でみなさまのお話を伺っていると、今回のできごとを通じて「本来の私」が表面化しているのではないか?と思うようになりました。

そもそも外側の世界で起きているできごとは、コロナちゃんの話であっても、旦那に離婚を切り出されたことでも、上司から理不尽なパワハラを受けていることでも、野良猫君が再び行方不明になったことでも、単なる「スイッチ」に過ぎないと考えられます。

よくこんな例え話をしています。

「旦那さんから離婚を切り出されたこと、そのものが問題じゃないんですよね。
もし、あなたが秘密裏に年下の素敵な彼氏を作り『早く一緒になりたいね!』なんて語り合っている状況で、その話をされたなら、あなたな内心ガッツポーズをして彼との運命なんかを感じてしまうでしょう。
でも、もし、あなたが表面上はいがみ合っていたとしても、心の中では旦那さんのことを愛しているのであれば、その話はものすごくショックであり、目の前が真っ暗になってしまうでしょう。

つまり、旦那が切り出した離婚話はあなたの心の状態によっていかようにも変化するものなのです。」

外側の世界に起きていることは「ただ起きている」だけでして、すべて「ニュートラル」です。
そこに私たちは「自分の感情(心のパターン)」を元にして「意味付け」をします。
だから、外側の世界に起きていることをどう自分が受け取っているのか?どう見ているのか?を考えてみると自分の心のパターンを逆に知ることができるのです。

つまり、コロナちゃん騒動で、すごく不安になっていらっしゃる方は、もともと不安が強く、いろいろと心配してしまう癖があったのではないでしょうか?

また、政府や会社の姿勢に批判的な見方をされる方は、それ以前から何かと批判的な目線を持っていたのではないでしょうか?

あるいは、家族のことが心配になってしまった方は、何かと家族のことをあれこれ心配していたり、家族のことを深く愛していらっしゃるのではないでしょうか。

さらには、全然自分には関係ないわ、と思って普段通りに生活している方は、もともと周りの目線を気にせず、マイペースに過ごしているタイプではないでしょうか?

それから、日夜ネットなどでコロナちゃん情報を収集して、むしろ不安を加速させてしまう方もまた、元々心の中に不安を強く抱えていたのかもしれないし、その収集した情報をいろんな人に語って歩いているなら、やはりその癖は元々あったものでしょう。

さらにこの件でお金のこと(収入など)が心配になっている方は、やはり普段からお金の問題を持ち合わせていませんでしたか?

コロナちゃんのニュースから悲観的な未来を想像してしまうならば、それ以前からもあまり未来に対して明るいものは見ていなかったのでは?と思うんですけど、いかがでしょうか?

逆に、今回のことが逆に新たなことにチャレンジするチャンス!と捉えている方は、たぶん、元々前向きに物事に取り組む傾向があるんだろうと思います。

また、自分がコロナちゃんにかかってしまったらどうしよう?という不安についても、様々なケースがあるでしょう。

会社や家族にすごく迷惑をかけてしまう!と思っている方は、そもそも罪悪感が強かったり、ふだんから人に迷惑をかけないように気を使って来たりしていませんか?

もし重症化したら苦しい思いをしなきゃいけないからそれは絶対嫌だ!と思う方は、ほんとうは自分のことが大好きで、愛していらっしゃるということに気付いた方がいいかもしれません。
ほんとうに自分のことが嫌いだったら、そんな風に思いませんもんね。

感染したら自暴自棄になってしまいそうに思う方は、ふだんから自分を傷つける言動をしてきませんでしたか?

なぜか無気力になってしまっている人は、今まで無理して頑張ってこられたんじゃないでしょうか?

そんな風に先行きの見えない不安な状況というのは、ふだんは意識することのない自分の心のパターンを浮上させてくれるのです。

だから、人によって受け止め方も違うし、対応も行動も異なるのです。

よくよく考えて見れば当たり前のことかもしれませんが、改めて自分が持っているパターンについて気付くチャンスではないかと思うのです。

で、そういう話をすると「不安ばかり感じている自分はダメだ」と思われる方も出てくると思うんですけど、それもまたパターンなんですよね。

何かと不安になり、そんな自分を責める癖って元々あるでしょう?

だから、「どうあるべきか?」ということを考える前に、そうして不安になったり、心配したりしている自分をまずは受け入れることが大切なんです。

そうすると次の層に向かうことができます。

ある人をセッションしていました。
その不安と向き合ってみましょう、と。

家族が感染したらどうしよう、会社のみんなが苦しんでる姿は見たくない、自分も当然苦しみたくない、そんな思いが出てきました。

だから、彼女は一生懸命家族や会社の人たちに手洗いや消毒を勧め、自分もすごく気を付けています。
情報を得ようとしてもネガティブなニュースばかりが目について(不安なときって、これまた不安になるニュースを引き寄せるものですしね)、一層不安になってしまいます。

そんなとき、あることに気付いたんです。

こんなに不安になるのは、家族やみんなことをそれくらい深く愛しているからだ、と。
ついでに、自分のことも本当は大好きなんだ、と気付きました。

愛とつながると不安や怖れ、心配は消えていきます。

それくらい家族のことを愛し、周りの人たちのことを愛していることを実感できれば、その瞬間に不安は消えるのです。

彼女はその日を境にほとんど不安を感じなくなり、情報に振り回されることもなくなり、そして、その頃から目にするニュースもポジティブなものが増えていったと言います。

元々彼女自身、不安を感じやすいタイプで、悲観的な、心配症な性格だと思っていたのですが、それがすべて周りの人への愛が強いがゆえに起きることだと気付いたのです。

つまり、それだけみんなを愛しているから不安になる、のです。

そしたら、この状況の中でも楽観的になり、むしろ、これをチャンスとして家の片づけをしたり、仕事のやり方を見直したり、夫も自分も在宅勤務になった上に、子どもたちも会社が休みになったので、家族で旅行に出かけたりしています。

つまり、コロナちゃん騒動で見えてくる心のパターンをさらに掘り下げて見れば、そんな風に誰かへの愛を実感できるのです。

つまり、今回の騒動はあなたの内なる愛に気付かせてくれるチャンスなのかもしれません。

これと同じことは東日本大震災のときもありました。

家族のことを放っておいて仕事ばかりしていた人が家族を大事にするようになったり、自分を傷つける恋ばかりしていた人が自分の幸せをちゃんと考えるようになったり、あまり連絡を取らなかった実家の両親に頻繁に会いに行くようになったり、ほんとうに自分がしたい仕事は何だろう?って考えるようになったり、ね。

つまり、こうした社会的な大きなできごとはあなたの本質的な愛に気付かせてくれるチャンスなのかもしれないのです。

さて、あなたはどなたへの愛に気付いたでしょうか?

その上で、じゃあ、自分はどう「ある」か?というのがテーマだと思います。
「あり方(在り方)」ですね。

それこそ、自分軸が役立ちますね。

私はどうしたいの?
私はどうするの?
私は何がしたいの?

そうやって地に足を着けていくと「今、自分にできることは何だ?」という思いが生まれますし、「今できることしかできない」という思いに至るでしょう。

ちなみに私自身の話をすると、私も不安が強いタイプなので、1か月くらい前は少しナーバスになっていましたが、何が不安なんだ?何が嫌なんだ?という問いかけをしていったところ、家族を心配していることや、お客様が不安になっているだろうことを気にしていることが分かりました。

そして、何よりもセミナーを開催している立場として、どういう風に運営していくのが良いのかを決めること自体が自分が一番不安になっていることだと気付きました。

体調等については普段から免疫をあげる意識をしているし、家族も基本家にいるので本当はそんなに心配していなかったんですね。

それよりも正直に言えば「予定していることをそのまま実行できなくなって、変更を余儀なくされることがめんどくさい」というのが私の本音でした(笑)

でも、セミナーをオンラインに切り替えたり、オンライン受講も選択できるようにしたりしたら、逆に新たな楽しみが生まれましたし、日常生活を粛々と過ごすことしかできないわけだから、できることをやればいい、という思いに至りました。

以後、真偽が定かではなかったり、一方的にネガティブだったりする情報を遮断して(意外に今の時代はこの情報管理が最も重要な対策かもしれません)、あとはなるべく普段通りに生活をするようにしています。

私も意外だったのは、こうした問題が起きると必ず浮上してくる「お金の心配」が今回はまったくないことです。
東日本大震災の時はけっこう強く出てきていましたから、9年の間にだいぶ意識が変わったんだろうと思います。

そう、今日は3.11ですね。
色々な思いを感じながら、今日一日をまた地に足を着けて過ごしたいと思います。

★今日の話に関連のありそうな本や動画。

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)

動画配信/DVD「自己肯定感をあげる3daysプログラム」
https://nemotohiroyuki.jp/podcast/33750

今日の話を無料アプリのvoicyで音声で聴けますよ!
 
「コロナちゃん騒動から見えてくる「素の私」と「愛」」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/34337
 

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