他人との距離感が異常なほど気になる人はそれだけ才能が豊かなんだから「ふつうの人」として生きようとしない方がいいんじゃない?



とても敏感な人は他人との距離感が異常に気になったり、周りの人の影響を受けてしんどくなりやすかったり、人が凄く怖かったりするものです。
それは「個性」で「才能」なので「それが私だから」と受け入れること、そして、ちゃんと自分を守ってあげる意識を持つことがお勧めです。
さらには「人とうまくやんなくてもいい」という許可を出してあげましょう。

根本先生、
いつもリツイートといいね、ありがとうございます。
先生のお陰で様々な方からもいいねして頂き、元気を頂戴しております。

皆様のようにご相談をネタにして頂く事に憧れつつ勇気が湧かず、皆様のネタから勉強させて頂く日々でしたが、意を決しました!
今バクバク言わせながら書いておりますw

パニックのせい?で広場恐怖?なのか、電車に乗れなかったのですが、(自宅から駅に近付くにつれ増える人口も恐怖でしかありませんでした)、最近はちょっとずつちょっとずつ目的地や時間帯、路線によっては克服しつつあります。

他人との距離感が異常なほど気になる事に悩んでおります。
エスカレーターは前後3段以上は空けたいのですが詰めて来られる方々に恐怖を感じてしまいます……
人混みを歩かなければならない際もとにかく周りを気にして自ら車間距離ならぬ人間距離をとり、恐怖に備えるわけですが、トリッキーな動きの方にぶつかられてしまった時はぶつかったところが異常に気になり痒みを感じたり、自分にものすごく邪魔者感と言いますか、ステルスなのかな?と気に病んだりします……
潔癖症なのでしょうか……

男性女性問わず人が怖い理由としまして、痴漢にあったり、ストーカーされたり、レ◯プされたり……が関係あるのかな?と思い、先生のブログでセクシャリティについて勉強したり認めたり出来たつもりでいましたけど、今一つ腑に落とし切れてない部分があるのでしょうか……
克服出来る手段があればご教授頂きたく思います。
よろしくお願い致します。
(Aさん)

お!Aさん、ツイッター民でしたか!!こちらこそ、シェアありがとうございます!!

そして、これはまた貴重な才能をお持ちの方と出会えたようですー。

例えば、電車に乗れなかったり、人が怖かったり、他人との距離感に神経すり減らしたりって、日常生活が送りにくくてしんどいし、嫌だと思うんです。

そんな自分をダメ出ししたり、他の人と比べて「なんで私だけこんななんだろう?」と悩んだりしちゃいませんか?

それで過去を振り返れば、そんなセクシャリティ系の傷が浮かび上がってきて、その影響なのか・・・じゃあ、もっとセクシャリティを許した方がいいのか・・・と取り組んでこられたと思うんです。(それは素敵なアプローチなのでぜひ続けて!)

そして、そんな自分をなんとか矯正しようと頑張っていらっしゃると思うんです。
それが奏功して克服しつつある部分もありますよね。
それは素晴らしいことです。

が、やっぱりその前提として見ておかなきゃいけないのは、「自分(=Aさん)がとっても繊細かつ高性能なレーダーを持っている」という才能に関する部分です。

敏感すぎる人のための本がしばらく前にわんさか出てきまして、HSPという言葉も一般に広がってきました。

それは「ふつうの社会」においては「生き辛い」要因になるわけですけれど、逆に、それを個性であり、特徴であり、才能であり、特技である、という風に定義づけることができれば見方を変えることもできると思うんです。

要するに「一般の人たち」に「合わせる」とか、「一般社会」に「適応する」とか、「周りの人が当たり前にできていること」を「自分もしなきゃいけない」とか、そんなことを考えてたら、しんどいだけやで!!という話です。

まあ、自己肯定感ということになるのですが、原因が何かは横に置いといて、「自分は今、人との距離感がものすごく気になってものすごく消耗している」という現実をただただ“肯定する”ということです。

もっと言えば、そういう反応を自分が示しているのだから「それは正しいこと」と思って良いのです。

でも、他の人が間違っているわけでもなく、人混みを普通に歩ける人も「正しい」わけで、Aさんも周りの人もどっちも「正しい」のです。

でも、自分が間違っていて、周りが正しい、とか思ってしまうと、周りの人に合わせようとするんですね。

それは辛いものが苦手な私が、韓国料理店にて周りの人に合わせてユッケジャンスープをがぶ飲みするようなもんでして、そりゃあ、口の中もお腹も大変なことになりまっせ!という話と同じです。

だから、私は「これ、辛くない?」とスタッフに毒見をさせてからキムチを食し、「これは大丈夫!」とサムゲタンを啜るわけです。

「自分も正しいし、相手も正しい。そして、自分と相手は違う。だから、それぞれ合う生き方も全然違う。」というわけです。

これをちゃんと受け入れていないと、唐辛子系が食べられない自分のことを猛烈に否定し、それをおいしそうに食べてる人たちを羨んで生きるしかなくなるんです。

それが苦しみを生みます。

唐辛子が食べられないことが苦しみを生むのではなく、唐辛子を食べられない自分を否定するから苦しいのです。

つまりその苦しみは100%自作自演なんです。

Aさん、まだ「ふつうの人間になりたい!!」とか思ってます?うちのブログを読まれるということは、もうそれは諦められましたよね??(笑)ええ、そうするのがお勧めです。
そもそも「ふつうの人間」なんていないんですけれど。

Aさんのその性質を「個性」として「正しいもの」としてまずは受け入れてあげます。

さらにその上で、その個性がもたらす恩恵について注目していきます。
そうすると、その個性は「才能」であり「強み」であり「長所」として活用できるようになるわけです。

とてもそれが強みなんて思えないと思うんですけど、自分の個性を肯定して、それが強みになるのかも?という見方をしていくと、だんだん「ああ、これが才能か?」というものが見えて来ます。

人間距離を測るくらい敏感なセンサーを持っている、ということは、どんな個性、才能があるのでしょう?

・相手の感情を読むことができる。
・人の気持ちを敏感に察知することができる。
・場の空気や気配を読むことができる。

まあ、この辺は鉄板として、少しスピ系な方向で見てみるのもアリかもしれません。

・他の人には聞こえない声や気配を感じられる
・その人の身体の状態が何となく分かる
・直観力が強いので、この先の状況を読むことができる
・その人の過去や未来が何となく見える
・自然や動物の心の声が聞こえる

そこにセクシャリティの豊かさも加えてみると、ヒーラー的な才能もあるでしょう。

エネルギーワーカー、セラピスト、占い師、ヨガのマスター、カウンセラーみたいなお仕事もアリですよね。(サービス業全般にいけるんですけど、ほんとうは)

これはほんと個別のものなので一般論の域を出ないんですけど、「他の人と違う個性が才能だとしたら?」という見方をしてみると、自分の人生に対する意識がどんどん変わっていくものです。

で、Aさんに真剣に考えて頂きたいことがありまして。それはある意味「自分を守る」という意識に基づくものです。

周りの人やふつうの人に合わせようとすることは、自分を否定し、傷つけることでもあるんですよね。

だから、自分をちゃんと守ってあげる、ということは、自分の個性をちゃんと大切にする、ということです。

韓国料理店でスンデゥブチゲを敢えて食べずに、プルコギをオーダーするような生き方です。

「電車に乗れないのであれば、電車に乗らなくてもいいライフスタイルを確立する」

「人混みが苦手ならば、人混みになるべく行かない生活をする」(ちなみに根本家も基本、この姿勢です!)

「人が多いところが苦手ならば、自然の多いところで生活する」

自分を守るために、これを「厳守」する生き方を模索していくのです。

変な話かもしれませんが「自分らしく生きる(ライフワーク)」って「自分を守る」ってことに他ならないんですよねー。

今までの常識にとらわれていたり、自己否定が癖になったりしていると、アイデアは全然出てきません。

無理!としか思えないものです。

だからこそ、そうした自分の個性を活かす道を必死こいて探して頂きたいんです。
それだけの価値のある問題だと思いますよ。

さて、最後にちょっと痛みに触れておこうと思います。

Aさんにとって自分を守ってくれる存在がずーっといなかったのかもしれません。
家族も友達も恋人も、Aさんが守る側で、守られる側に回ることがあまりなかったのかなあ、と思うんですけど、いかがでしょうか?

周りからあまり理解されず、むしろ、否定されることが多く、ひとりでずっと戦ってきたような、そんな感覚はありませんか?

そうすると他人軸になったり、常に自己否定が強くなったりして、常に「何者かになろう」「人間になりたい!」と思うようになっちゃうんですね。

そうではなく、「それが私だから!!」と自分に言い続けてあげることが大切なことだと思います。

そして、誰かと仲良くしなくてもいいし、人とうまくやれなくてもいい、と自分に言ってあげましょう。

>痴漢にあったり、ストーカーされたり、レ◯プされたり……が関係あるのかな?

まあ、ほんとそれは辛いことだし、女性性が傷つきまくることなんですけど・・・。そして、裏を返せばAさんのヒーラーとしての才能を表すわけです。

やっぱりAさん、才能豊かなんですよねー。

たぶん、ふつうの人のように生きるよりも、カウンセラーとかヒーラーとか占い師とか怪しい世界(!?)で生きる方が向いてるかもしれないですねえ(笑)

そんな自分を自分で愛してあげる、自分の身体や心に感謝をささげる、そんな意識を持って見ましょうか。

体を温めるとか、身体に触れてあげるとか、そして、こんなイメージをふだんから意識してみるといいかもしれません。

外出する際、着替えながら「美しい光の大きな卵」の中に入るイメージをしてみます。
その光を纏って外に出るんです。
何かの折にその光で守られていることを意識します。

それだけで他者からの影響を受けることが減っていくんじゃないかと思います。

「卵」って言いましたけど、「光の繭に包まれる」「光の壁で自分を守る」「光のATフィールドを常備する」みたいな表現でもいいです。しっくりするものを探してみてくださいませ。

★女性であることを受け入れる、女性性の痛みを愛で癒す。

東京:1/12(日)11:00-18:00 愛で問題を解決する1DAYセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32857

★自分を愛する、自分を癒す3時間WS

『心と体をゆるめて流す、戦士の休日WS~心を解放してすっきりさせる3時間~』
大阪:1/19(日)13:00-16:00
名古屋:2/1(土)13:00-16:00

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東京:1/22(水)~ ジュンコ先生の「大人の性教育講座 体は大人、心は思春期のあなたへ」

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