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誰かのためばかりに生きてくると、自分に全然かまってなかったので、自分がしてきたことの素晴らしさや、自分が持ってる価値や魅力、才能というものにまったく無頓着になっています。
だから、改めて「自分」を見つめ直すことで、その価値や魅力を受け取り、その活かし方をデザインしていくと、自分らしい人生を創造することができるようになっていきます。
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私には生きている中での楽しみがありません。
趣味もなく、日々淡々と生きています。
海外旅行にもよく行きますが、特段感動もなく休暇をつぶす、行くことが目的、になっています。
幼少期、両親は不仲で家庭内はケンカが絶えず、父が母に皿を投げ、頭部から出血の流血事件、ガラスは粉々に砕け散る、といった光景を目の当たりにしながら、高校の時には家庭内の空気は冷え切っていました。
私は母の期待を一身に受け、習い事も一通りこなし、中学まではスポーツ万能、中学で生徒会長、学級委員を毎年努め、高校は進学校へ進み、現在は管理職、と、いい子ルートをたどっています。
結婚したいのですが、両親から抱きしめられたり、温かい人間関係を築いたことがないので、おそらく親密感の恐れを大きく持っていて、人と一定の距離を保っているのだと思いますが、
特定の男性と近づきにくいです(お付き合い経験はあります)
しっかり者といわれることが多いです。そんな感じで42歳にして独身です。
将来に希望もないため、いつ死んでもいいと思っています。
一度カウンセリングでそんな話をしたら、「現実的なだけ」と言われました。
こんな私が人生100年時代と言われるこのご時世、この先、希望をもって楽しく生きていくにはどうすればよいでしょうか?
ライフワークをどのように見つければいいか、アドバイスいただければ幸いです。
(Cさん)
なんか、絵に描いたようなドラマティックな人生ですよねえ???(意外?)
家庭では両親が荒れてるけれど、学校や職場では優等生でエリートなんですよね???
自伝的小説書いたらけっこう人気が出そうですよね?書いてみない??
自覚はあまりないかもしれないけれど、Cさんはバリバリの武闘派女子で、肝も座ってて、根性もめちゃくちゃあると思うんですよね。
そう、持ってるポテンシャルが超絶高い人ね。心理学では「才能豊か」なんて表現しますけれど。
あ、たぶん、今日は意外な話がほとんどなのですぐには頭に入ってこないと思います。
「え?だれのこと?私のこと?」なんて思いながら最後まで読んでみるといいですよ。
「狐につつまれたような感じ。ナニコレ?」という読後感を味わってください(笑)
家が荒れてるけれど、母親の期待を一心に背負って学校や仕事である種の成功を収めるということは、かなりの振り幅ですよね。ふつうは不良にでもなって盗んだバイクで走り出しちゃうもんですから(意味分かりますかね?)。
だから、それだけ「器」が大きな人ということが言えます。
そして、そうした虎の穴のような過酷な環境を生き抜いてきたということは、相当、生命力があるもんです。
ということは、Cさんの才能のひとつはセクシャリティですね。
その辺が今後のカギになってくると思います。
つまり、めちゃくちゃ女らしさがあって、色気もあって、芯が強くて、しなやかなんですわね。
もしセミナーとかセッションとかでCさんのお話を伺うなら「とりあえず、毎日オナニーしよう!」って宿題出すと思います(笑)
それに加えて「女であることを楽しもうと思ってくださいな。ファッションとかメイクとかも」という提案をすると思います。
それだけで人生変わっちゃうかもしれませんよ。
生きる希望が湧いて出てくるかもしれませんよ。
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これはたぶん理解してもらえると思うんですけど、Cさんはずっと「誰かのために」生きてきたんだろうと思います。
42年間。
誰かが喜ぶように、誰かが期待するように、誰かが求めるように、ずっと。
そして、おそらくそれをかなりの割合で満たしてあげてきたんだと思います。
そこで相手が喜ぶか、もっと要求してくるかはケースバイケースだと思いますが(まあ、たいてい後者が多いと思うけど)、そうすると、もっともっと相手の期待に応えようとし、相手を喜ばせようと頑張って来たんじゃないででしょうか。
お母さんのために。
会社のために。
みんなのために。
セクシャリティが豊かなCさんは基本、バイタリティに溢れ、パワフルなので、そうした過酷な要求にも応えられてしまうし、何とかしてしまうんですね。
人に頼まれると弱いんですぅ~なんてところ、ありませんか?
それだけのものを背負って生きられるってことがCさんの強さであり、セクシャリティの豊かさを表すわけです。
ただ、問題なのは「人のことばっかりやってて自分のことを後回しにしてる」という部分ですね。
親密感への怖れもこの辺から出てくるものです。
相手の喜ぶことはしてあげられるけど、自分を喜ばせることを忘れてる、というわけです。
だから、42歳になって何がきっかけか分からないけれど「ライフワーク」という言葉を目にしたとき、「あれ?あたしって何者?あたしって何したい人?」というところが分からなくなってしまうんですね。
人のために生きてきたから、自分の面倒見ることを忘れていたわけです。
たぶん、Cさん、健康で来たでしょ?
それがもう少し弱かったら、早い段階で自分に意識を向けられたんだけど、ね。
ちなみに、内膜症とか子宮筋腫とか持ってません?
だいぶ早い時期に自立して、どっちかというと男性性で生きてくると、女性性が傷つく(抑圧される)ので、婦人科系の病気になりやすいんです。
神様が「あんたは女の子でしょ?」って教えてくれるわけですね。
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そんなわけだからいざライフワークを見つけよう!とか言われても、全然分からないんですね。
自分には何もないような、自分なんてちっぽけで空っぽのような、そんな存在に思えてくるわけです。
ところがどっこい、ここまで書いて来たように、Cさんは宝物をたくさん持っているんですよね。
でも、それが宝物って気付いていないのです。
素晴らしい価値をたくさん持っているのに、それを受け取れないのです。
いつも人のことを見ていたからね。自分のことを見てなかったんですよね。
仮に「これがCさんの魅力なんだよ~」って言われても、全然その価値が見えてこないと思います。だって、そういう見方を今までしたことなかったんですから。
だから、今は分からなくて当然なんで、これからその宝物の活用方法を考えて行けば良いのです。
ひとりでやるのは難しいからだ誰かサポート部隊を付けた方がいいですね。
とはいえ、不思議、というか、面白いことに、というか、そういう時にカウンセラーなんかに頼ってみると、自分では全然その仕組みに気付いていないから、なぜか、
>一度カウンセリングでそんな話をしたら、「現実的なだけ」と言われました。
とか、冷たい反応されることが多いんですよね。
こういうのも引き寄せなのでしょうねー。
自分に厳しくしたいときは厳しい人に出会っちゃう、みたいなね。
でも、たぶん、そのパターンは変わったので今後は大丈夫だと思いますが、サポート部隊の人選はけっこう気を付けてね。
虎の穴で育ってきた人はとかくスパルタを好むので「まあ、好きにしたらええよ。」とか「大丈夫やでー」とか「順調順調」とかほざくカウンセラーのことを「いい加減で生ぬるい」と感じて、よりハードなことを言う人に惹かれちゃうものですから。
ということで、まとめるならば、
(1)今までの人生を通じて、自分が人に与えてきたものの素晴らしさを知る
(2)それだけ素晴らしいことができる自分の価値や魅力を思い知る
(3)その価値や魅力を受け取って、これからの人生をデザインする
そんなプロセスがお勧めでございます。
「誰かのために生きてきた人が自分らしい人生を見つけるには?」
https://voicy.jp/channel/962/62783
★自分の価値や魅力を知るためのワークが満載な本はこれらだー!!
>『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)
>「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
>「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)
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