恐怖で支配してくる夫との癒着を切り離す方法



怖れは簡単に癒着を作る方法で、怖れに支配されてしまうとなかなか主体的に行動することができません。
分かっていてもできないことが増えるんですね。
そういう時はもう一段深く潜って、そもそもなんで癒着しちゃうんだろう?というその体質に目を向けていくことが多いです。

根本先生、いつもありがとうございます。
先生のブログ、本を暇さえあれば読み漁り、日々戦っている者です。

今、私は自分がどうしたいのかわからずにいます。
暴言を吐き、無職で何もしない旦那とどうにかうまくやっていける未来が見えた矢先、私の携帯を見た旦那が家を出ていきました。
旦那から見て、たくさん傷つく内容があったことや去年から離婚の話が出ていて、もうこれ以上は無理だということです。

ただ、旦那は今回の携帯事件のあとも一緒にでかけたり、やっぱり好きだ、と言ったり、会えば必ずハグやキスをします。
セックスレスでしたが、今回離婚の話になってから旦那から積極的に誘われ会えばするようになりました。

私はというと、「この人を人生をかけて許そう」と思った数時間後に「あなたを手放してあげる。家族じゃなくなっても、あなたのことを祈ってる」と思い、さらにその数時間後「やっぱりあなたがいなきゃ私の人生おもしろくない!」と思ったり、朝は心の中で責めていたのに夕方になると私が悪い、と思ったり、許したり怒ったり、ジェットコースターに乗っているように心が変わり、自分でもどうしたらいいかわかりません。

彼のことは一旦置いておいて、自分のことをするべきだと思っていますがうまくいきません。
彼は、すぐに出せる状態の離婚届を持っていて「俺の好きな時に出す。今日出す」と言い、あなたの好きなようにさせてあげる、と思っていますが「今日出すぞ」のラインが来るたびに心臓がバクバクして手が震えてしまい「お願い。やめて」と言ってしまいます。
覚悟も手放しもできていないようです。
彼はもともと恐怖で人を支配するところがあるので、私はまんまと引っかかっているのかもしれません。
離婚するしないではなく、まずは自分を取り戻す方が先、と思っていますが、旦那の脅しライン、暴言で一気に引き戻されてしまいます。
なるように、なりますでしょうか。
(Kさん)

とりあえず、旦那さんのLINEをブロックしてみてはいかがでしょうか???
・・・・なーんて、そんなことはできませんよねえ。

怖れで人を支配するやり方と言うのは古今東西主流派とも言えるやり方で、お母さんが「ママの言うこと聞かないと怖いおじさんに怒られるよ!」というのも、「勉強しないと将来ロクな大人にならないよ!」というのも同じことでございます。

怖れで人を支配するのは意外と簡単で、ほら、武闘派女子の方々もロケットランチャーをチラ見させて野良猫やロックマンたちを震え上がらせているでしょ?昨日もそんなネタでしたよね?(笑)

で、そういう支配関係が成立すると見事に「癒着」と言う状態になります。

相手の顔色を伺い、相手の言動に振り回され、ずーっと相手のことばかりを考えるようになり、不安と怖れでいっぱいになります。
そして、自己喪失状態になって、自分の意志が持てなくなってしまいます。

夫婦関係でもDVや借金、浮気、離婚などのあらゆる問題でそれが起こります。

で、そういう時は「自分軸♪自分軸♪とやるといいでっせ」と某ブログでは推奨しているわけですが、「分かっているけどできない(やりたくない)」となるんですね。

Kさんのように「まず自分を取り戻すのが先」と分かっているけれど、どうしてもその旦那に引きずられてしまうわけです。

そんな「頭」と「心」の不一致に自分でも自分のことが嫌になってしまうでしょう。

癒着していると、自分の心(感情)が相手に支配されてしまっているために、分かっていてもできない、やろうとするんだけど続かない、大丈夫と思ったら元通り、という感じになります。

こうした心理は「モノとの癒着」である、アルコールやたばこやギャンブルなどの依存症と同じ心理と言えます。

アルコール依存症も「飲みたくないけど飲んでしまう。そして、泥酔するまでやめられなくなり、翌日、ものすごく自己嫌悪して鬱状態になる」ということを繰り返します。
傍目には「そんな辛いなら飲まなきゃいいのに」という状態なんですが、本人はそれがやめられないわけです。

旦那依存症(?)というのも似たようなものですね。
Kさんならその気持ちはよく分かるかもしれません。

癒着もひどくなると自分の意志では動けないので、誰かに強制的に切り離してもらう必要が出てきます。アルコール依存症の人が専門の病院に入院するように。

しかし、夫婦や親子だと他人がなかなかそこまで入ることが難しいので、知らず知らずのうちにどんどん悪化して、時には事件化してしまうこともありますね。

見るに見かねた親が強制的に実家に連れて帰る、とか、ずっと相談していた親友の手引きでシェルターに入る、とか、そういう話になる場合も珍しくありません。

そして、こうした癒着の問題って、当人は意外と「まだ大丈夫」と思っていることも多いんです。

「茹でガエルの心理」とも言われますが、癒着関係って急に強まることはなく、じわじわ、じわじわと強まっていくものです。
だから、本人たちは「癒着?全然そんなことないよ」と思っていることも多いし、「そんなにひどい状態とは思えない」と本気で感じていたりします。

つまり、「自分ひとりでは分かっていても抜け出せない」ということをKさんは認識されるといいと思います。

だから、定期的にカウンセリングに通う、とか、動けるうちに実家に避難する、とか、何らかの外的要因に頼るのがまずはお勧めです。

目的は「旦那さんから心理的に距離を置く」=「癒着を切り離す」ということです。

で、Kさんもそうですが、頭の良い人はこうしたブログを読んだり、セミナーに参加したりして「頭」では状況を理解し、何とかしようともがきます。

それで「手放しが大事なんだ」と思い、根本先生のセミナーに参加したり、DVDを購入して実習をしたりするんです。

DVD『本気の手放しワーク』
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/27607

東京:7/6(土)13:00-16:00
「本気の手放しワーク。」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/30661

※どう、この完璧なステマ戦略!流れるような導線でしょう???(笑)

ところが、「手放しが必要だ」ということは「頭で理解している状態」で、心の方は全然準備ができていません。

そうすると一応実習はやってみて、それなりに感情が出るんだけど、全然状況が変わらない、という現実がやってきます。

私の「手放しワーク」というのは「手放す目的、理由、覚悟」をまず最初にきちんと意識するところから始めるのですが、この段階で躓いてしまうんですね。

だから、DVDを何度見たとしても「思うように手放せない」という状況が繰り返されます。

それは「心」がまだ手放す覚悟ができていないからなんです。

だから、リトリートや1DAYセミナー、あるいは、個人セッションなどでは、そこを一気に飛ばしてKさんの「癒着体質」に注目していくことが多いのです。

なぜ、そんなに恐怖心で支配されるのか?
なぜ、そんな奴隷マインドがあるのか?
なぜ、癒着してしまうのか?

という理由を探っていくわけです。

そうするとたいてい「親子関係」もしくは「過去の恋愛」にその原因を見ることができます。

この支配関係が実は「母」との関係で出来上がっていたり、過去に強い罪悪感を覚えるできごとが原因だったりするんですね。

となれば、そちらを最初に扱おうってのが私の考え方です。

旦那さんを手放すにはまだまだ覚悟が足りねえ、じゃあ、その根っこの方を扱ってみようじゃねーか、というわけです。

もし、PCCの連続セッションであれば、そこで「棚卸」を宿題にします。
親との関係、過去の男女関係をすべて俎上に載せるために、年表を作ってみるわけです。

そうすると本当に手放すべきは「夫」ではなく「母(父)」であることが分かってきます。
今のKさんの状況だと、旦那さんとは癒着していても、両親とは距離がそれなりに離れていると思いますから、そっちの方が手放しが早く進むんですな。

そうして「親を手放すこと」を先にやると、旦那さんに対する癒着も少し緩んでいきます。
そんなLINEが飛び込んで来ても、心臓のバクバクがマシになったり、旦那の脅迫を冷静に受け止められるようになったり、これからの自分の人生に目を向けることができるようになったりしていくんです。

そしたら、今度は旦那さんを手放していくわけです。

それは離婚を選択する、ということではなく、自分の人生を生きる選択をする、というイメージです。

自分らしく生きるのにパートナーはこの人で良いのか?という目で見られるようになるんですねー。

さて、その辺を参考に一度、自分なりに人生の棚卸をしてみてはいかがでしょうか?

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