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心と体と意識と三位一体で捉えるようにしています。
そして、それらは繋がっているので、どこかのバランスが崩れるとやはり思うようにはいきません。
ちゃんと自分の価値を認めて自分を大切にすることなど、できることはたくさんありますね。
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私はフリーで仕事をしています。根本先生とは異分野ですが、セミナーや個人セッションなどの活動をしています。
以前は仕事が楽しかった。もっと頑張りたいと思っていました。
今でも気持ちはあります。が、更年期でしょうか。体調が悪くて以前の三分の一ほどの活動量でも身体がしんどいです。
でも、先生や皆さんのご活躍を見ると焦りや嫉妬、私ももう一度頑張りたい・・・の気持ちが起こります。
でも、体調を崩して出来る事が限られます。これが現実。
現実を受け入れよう、と思う一方でなんか情けない気持ちもあります。
どう気持ちの折り合いをつければいいのでしょうか。
ネタにして頂けたらと思います。
(Tさん)
やりたい気持ちはある、頑張りたいと思う、けど、体が付いて行かない、というのはなかなか辛いものがあると思います。
周りを見れば焦り、嫉妬も出てくるし、自分を責めちゃうものですね。
私もこの年になるとやる気はあるんですけど勃つも、、、、あ、まあ、今日もいい天気ですね(汗)
で、昔から「体は正直だのぉ」というセリフがありまして、頑張りたいけど体が付いてこないってことは、体の方が正しい、という見方をします。
体というのは簡単に言えば「無意識」が表れるところです。
例えば、ストレスがかかる状況にいるとすると、まず感情が反応します。
しんどい、疲れてる、行きたくない、やりたくない、という風に。
その感情に従っていればいいのですが、それを無視したり、抑圧したりして頑張っていると、それが体に出ます。
始めは軽めの症状です。だるさとか倦怠感とか。
そして、それでも無理をしていると病名が付くことになっていきます。
体質的なものもあって人それぞれなんですけど、体に出てくるってことは「相当何かを抑圧していませんか?」って見るんですね。
東洋医学では「心の問題体から、体の問題心から」と言われるそうです。
だから、体調を崩しやすいということはTさん自身、何らかの心の問題を抱えているのかもしれないなあ、と思うわけです。
その心の問題の中で最も影響力があるのが罪悪感という感情で、これがあると猛烈な自己否定が起きて、内面から自分を破壊していくような動きをします。
この自己否定というのがめちゃくちゃ自分自身を傷つけ、時には体調にまで影響を与えるんですね。
体が思うように動かない、体調を崩す、そんなときに「こんな自分が情けない」と自己否定しちゃうじゃないですか。
でも、その自己否定って体調を崩す前にもあったんじゃねーの?という見方もできるんです。
ところが、その罪悪感やそこから生まれる自己否定って、当たり前すぎて無感覚になってしまってることも珍しくありません。
今度、罪悪感本が出るのでその打ち合わせを編集者としてきたのですが、私の原稿を読んで彼女は「自分が罪悪感を持ってるなんて気付いていない人も多そうですね。私も当てはまるところがたくさんあって夢中になって読んじゃいました」とおっしゃってました。
(これはもちろん本の宣伝を兼ねた一文です。)
だから、「体調を崩して自己否定する」のではなくて「体調を崩すと自己否定に気付く」というのが案外正しいんじゃねーかと思っているのです。
で、こういうブログを読まれる方は自分なりに自己否定をやめようとあれこれやってきて、実際、以前に比べるとマシになってる方も多いと思うんです。
なのに、体調を崩したときに自己否定が出てくると「まだ自己否定がある。もうよくなったと思うのに!」と「自己否定をしている自分を自己否定する」というプレイに勤しむことがあります。
一生かかってやっていくつもりで自己否定を手放し続けることがお勧めなんです。
それくらい罪悪感ってでかいものですし、また人生を彩るものでもあります。
焦って早く良くなろうとしていると、自己否定が出てきたときにそんな自分を否定しちゃいますからねー。
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で、体に出てるんだったら、そんな内面を見つめつつ、体を治すことにエネルギーを注ぎましょ!というのが私の提案です。
この業界に長くいると幸い怪しげな整体師とか鍼灸師とかヒーラーとか治療家の情報に接することが多いので、私も彼らを頼って体を診てもらっています。
ちょっと前にある整体師に「無呼吸になってない?」と言われたので一念発起して「筋肉を落とさずに体重を落とす」ということを始めまして、今のところ6~7kg落としました。お酒の量もだいぶ減らしております。
それから最近はジョギングにハマってるわけですが、何かしら体力をつけることはずっと意識して来ました。
「更年期かな~」で済ませちゃうと「しょうがない。それを受け入れるしかない」と思ってしまうものですが、そうであったとしても、今より元気になる方法をあれこれ試行錯誤することはできますよね。
とはいえ、否定的な思いが強いと精神的に参ってしまって「前向きな行動をとる」ということ自体ができなくなっちゃうこともありますね。
疲れすぎてたら何もできなくなるように。
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で、Tさんのような職業の方に限らず、あらゆる方におすすめしてるのは
「遊べ」
ということ。
とりあえず、ハワイ行っちゃいなよ、とか、東南アジア行ってエステ三昧しちゃいなよ、とか、1週間くらい温泉に浸かって毒出ししちゃいなよ、と、某Jさんばりのノリで遊びをお勧めします。
遊びっていうか、休暇ですけどね。
それでニューヨークでブロードウェイと買い物三昧してきた人もいるし、ベトナムでひたすらエステしてきた人もいるし、乳頭温泉でしばらく湯治してきた人もいるし、沖縄でひたすら海を眺めて日焼けしてきた人もいるし、まあ、それぞれ。
体が付いてこないと心も元気になれないのですが、そこで今できる「好きなこと、楽しいこと、面白いこと」を最優先にすることをまずはお勧めしているのです。
「今、楽しめることって何?」というのがポイントで、できれば家から出てできることがいいですね。
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実際、Tさんがどんな風にお仕事をされてきたのかが分からないので何とも言えないのですが、その仕事のやり方を変える時期に来ているのかもしれません。
ひとりでやっていたものを誰か人を雇うことにする、とか。
単価を上げて、個人セッションの本数を減らしても回していけるようにする、とか。
自分が現場で頑張るのではなく、後進を育成して現場は彼らに任せるようにする、とか。
人は成長していく生き物なので、「かつて楽しかったこと。好きだったこと」が「しんどいこと、めんどくさいこと」に変わることも珍しくありません。
でも「これは自分が好きなことなんだ!」と決め付けてしまうと、その成長を自ら止めて(間違った解釈をして)、無理にそれまでの仕事(サービス)を続けてしまうんです。
それは自分もしんどいし、お客様もしんどいし、誰も得しないんですよね。
その辺はコンサルさんに相談するなり、人に聞いてみるなりして工夫してみるのがいいかもしれません。
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で、結局のところは「自己価値」の問題に帰着するものでして。
Tさんは自分のお仕事、そして、何より自分の存在そのものにどれくらい価値を認めていらっしゃるのでしょうか?
自分が提供しているサービスがどれくらい人を喜ばせ、感動させているかが想像できるでしょうか?
Tさん自身の存在がどれくらい人を幸せにしているかをどれくらい受け取れているでしょうか?
ちゃんと自分の価値を認めてあげると、体調が悪くて動けないときにも「ちゃんと休むべし」と許可を与えられます。
「休むのが今のあたしの仕事よ!」と言えるようになります。
「心と体と一緒に生きていく」
そういう意識を持てるようになっていきます。
もっともっと自分の価値を認めてあげてほしいな、と思います。
価値を感じているものを私たちは大切にしようとします。
お気に入りのバッグはちゃんと丁寧に布に包んでクローゼットに置き場所を作ってあげるでしょう?もし、ちょっと傷が付いたら修理に出すでしょう?
私たちは価値を感じているものに対しては当然のように大切にします。
自分に十分価値があると思えば、自分のことを当然大切にします。
もしかしたらTさんは今、そのことを学び、さらなるステージにステップアップされようとしているのかもしれません。
「今できること」はたくさんありますよね。
それをやって行けば、心と体と折り合いを付けながら仕事ができると思います。
私もそこは日々実践中でして、まだまだできてないことも多いので、一緒に取り組んでいきましょうね。
●自分の価値を認めて自分を大切にする3時間WS
↓
ワークショップ『自分を愛する、ということ』
広島:4/20(土)13:00-16:00
札幌:7/13(土)15:00-18:00
仙台:7/15(月祝)15:00-18:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/27420
〇パッと開いたページのエクササイズをしていると元気を取り戻せます。
「朝9時までに1分間ください。不安が消えて、心が元気になります。」(キノブックス発行)