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女性らしさ、色気ともども「方法論」だけでは語れず、必ず「心」が影響していくものです。
女を楽しむ、自分を楽しむ。
そういう意識でいることが何よりも効果的だと思っています。
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以前、不倫していた彼との関係で悩んでいたときの相談を取り上げていただいた者です。
あれから2年経ち、成長した私はその時の彼とは適度に距離を取れるようになり、たくさん我儘を言えるようになったり、自分ベースでやりとりが出来ているので快適です、が!
今度は別の野良猫男子にとっつかまってしまい、見事に距離をとられてしまいました。端的に言うとフラれてしまいました!
出会ったときにはあんなに熱烈にアピールしてきたくせに、自分の気分じゃない時に来られると嫌がるとかふざんな!と思いつつ、そういうTHE野良猫男子に思いっきりハマる私は、まごうことなき武闘派女子なんだな、、、と噛み締める日々です。
ですが、前回の恋愛もあり、自分軸が少しわかってきたので、彼のことが好きな気持ちはそのままで、彼が気になるときは自分の気持ちに正直になって気にしてあげつつ、なんとなく今は自分から連絡はとらない方が自分にとっていい気がするので、表面上は何もしていません。
(こっそりとSNSのチェックをするくらいです)
このあたりまではいいと思っていて、野良猫男子を転がす魔性の女に少しずつ近づいている気がしています。
こうして根本先生宛に文章を書いているだけでも、イヤン♪私にもちゃんと秘めたる母性と魔性が眠ってそうじゃない?!と思えるので、女優なのかもしれません。
話が逸れました。
それでですね。魔性の女を極めるにあたり、どうも自分の女性らしさを出すのが苦手なことに気がつきました。必要以上に爽やかに見せたり女を感じさせないような、男っぽい、もしくは幼稚にみえる振る舞いをしていまいます。
恥ずかしかったり、今までのクセもあると思うんですが、どうせなら野良猫男子の身も心も虜にしたいので、持っている色気を余すことなく出すためにはどうすればいいかを是非教えて頂きたいです。よろしくお願いします
(Tさん)
魔性の女ってなろうと思ってなれるものというよりも、「あら、気付いたらなっちゃってたわ。おほほほほほほほ」的なもんだと思った方がいいと思うんです。
Tさんもお気付きのように「自分の女性らしさを出して言った結果、どうやらあたしは魔性の女らしい」という風になっていくもんです。
で、確実にその途上にいらっしゃるTさん。素晴らしいですねー。いいですねえ~♪
そのうち「被害者の会」ができるかもしれませんが、生暖かく見守っていたいと思います(笑)
持ってる色気を余すことなく出そうとすると、
>どうも自分の女性らしさを出すのが苦手なことに気がつきました。
こんな気付きがやってくる今日この頃なわけです。
PCCという連続セッションでも、かなりここがテーマになることが多いので、きっと皆さんも思い当たるフシがあるんじゃないかと思います。
「まあ、このセミナー出なよ。」と言いたいところですけど。
↓
「女性性をより開くセクシャリティ解放セッション。」
東京:4/9(火)13:00-16:00
大阪:4/18(木)13:00-16:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/29462
言ってるけど(笑)
たまにこのテーマでグループセッションもやってます。
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恥ずかしい、というのも色気を出す秘訣です。
「恥じらい」という奴ですね。
もちろん恥ずかしさは自分の心も体も固く閉じさせますので、それを開いていく、というのは大切なプロセスになるわけですけれど。
恥ずかしいけれど、ちょっと勇気を出して、少し開く、そんなイメージをしてみたらどんな感じ?
足を開く、胸を開く(心を開く)、目を開く、どれでもいいです。
そうするとふわーッという感覚がやってくるようになって、それがセクシャルエネルギーというものなんですが、その感覚を味わっていると体が少し熱くなってきて、とろんとした気分になっていきます。
その瞬間、色気がぶふぉーっと出ています。
そうしたレッスンをしていくと、そんな雰囲気で自分が纏われるようになっていくでしょう。
もちろん、方法はそれだけではないですけれど。
自立系武闘派女子というのは、もちろんセクシャリティはめちゃくちゃ豊かだし、色気だってたくさん持っているのですが、「自立系」という部分でそのエネルギーを抑圧して恥ずかしいものにしてしまってる人も珍しくありません
また、それを隠さなければいけないような経験をしてる方も多いですから、今、それが開いていないからって自分を責めなくてもいいです。
セクシャリティというか、女性性が成長していく象徴として「花が開く」という言葉を使います。
それを何かの折にイメージしてみるのもお勧めです。
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女らしさを出そう、とすると無理やり感が出ちゃうこともあって、そうするとなんか疲れちゃうことも珍しくないものです。
女であることを楽しもう、という風に意識をしてみてもいいかもしれません。
女だからこそできること。
女だからこそ身に着けられるモノ。
例えば、セクシーな下着もそうですし、真っ赤なルージュもそう。
髪も女性のシンボルですよね。
胸をちゃんと愛したり、女性器を嫌わずに愛してあげたり。
「女」を意識してみるのは女性らしさを出すことにも、色気を解放するにも効果的です。
でも、その「形」だけを採り入れても、「心」が置き去りではハリボテになっちゃいます。
ちゃんと感じてあげること。
自分の気持ち。
女である喜び。
楽しみ。
嬉しさ。
そうした時に内と外が一致して「色気」と呼ばれるものが出てきます。
セクシャリティって別にエロいもの、色っぽいものに限りません。
その人らしさが解放されればされるほど出てくるものです。
自分を楽しみましょう。
女であることを楽しみましょう。
そのために今できることは何?って自分に問いかけていくことじゃないかと思うわけです。