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最近、個人的にマイブームなので(?)、個人セッションをちょこちょこやっていまして、昨日は2本も似たテーマが続いたのでネタにしてみました。
ちなみに個人セッションは単発でも受けられますが、3回、6回のセットコースもあります。PCCって言います。
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https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/24388
さて、子どもの頃からずーっと欲しくて、でも、親も与えてくれなくて、パートナーに求めても十分得られなくて、もう自分には手に入らないんじゃないかと絶望にも似た気持ちになることってありませんか?
(え?ない?)
(い、いや、それだと話が続けられないので「ある」ことにしてください)
例えば「安心感」がずーっと得られなかった、とか、「豊かさ」とは真逆の人生を送って来た、とか、「セクシャリティ」が傷つくことばかりが人生で起きている、とか。
その裏側を見れば「子どもの頃からずーっと寂しかった」とか「罪悪感に塗れて生きてきた」とか「いつも居場所がなかった」という感覚でも構いません。
それを欲している方にはもしかしたら「絶望的」な気分にさせるような話を今からしてしまうかもしれません。
ずーっと欲しかったのに、手に入らなかったもの。
「それはあなたが与えに来たもの。」
ずーっと求めていたのに、全然手に入らないもの。
「それはあなたがすでに十分持っているもの。つまりそれがあなたの才能。」
まあ、その言葉を聞いて「なるほどー、そうか!あたしがもう持ってたんだ!」なんて思える人は超レアだと思いますので、今から理屈で説明するので、まあ、聞いておくんなさい。
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もし、あなたが100億円の資産を持ってると思ってください。
そんなあなたに人は1万円だの、10万円だのを与えたいと思うでしょうか?
思わないですよね。だって十分持っているんですもの。
むしろ、その資産を奪おうとする人が現れたりするかもしれません。
あなたはそれだけの資産を持っているので、人に1万円とか10万円とかを与えているのですが、十分に資産のあるあなたにとってはそれは大した額ではありません。
でも、あなたから10万円もポンともらった人はあなたに感謝して尊敬しますが、あなたにとっては大したことないし、ふつうのことだし、そんなに感謝されるようなことなのかと思うので、「はい、はい」と流してしまいます。
ところが、問題なのは「自分が100億円の資産を持っていることを顕在意識では忘れている」ということです。
(潜在意識ではもちろん分かっているので与えることに苦はありません。)
持っているにもかかわらず、忘れています。
だから、「自分にはそんな資産はない」と思って行動します。
つまり、「お金がない」という問題にぶち当たります。
そして、誰も与えてくれない、と不満をこぼします。
頑張って与えてもらおうとするのですが、全然与えられないのです。
しかし、人から見ればあなたが100億円の資産を持っていることはバレバレです。
だから、今さらあなたに1万円など与えようとは思わないんです。
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この「100億円」を先ほどの「安心感」とか「豊かさ」とか「セクシャリティ」などに置き換えてみてください。
「子どもの頃からずーっと寂しかった」ならば「つながり」と置き換えます。
「罪悪感に塗れて生きてきた」ならば「許しの才能」と置き換えます。
「いつも居場所がなかった」ならば「居場所を創る才能」と置き換えます。
とはいえ、「全然そんなのあるとは分からない」と思うんですけど、それは「忘れちゃってるから」です。
忘れてる、というのは、潜在意識内にそれを閉じ込めて蓋をしてしまったからです。
じゃあ、なんで蓋をしてしまったの?というと、あなたはその才能がゆえに傷ついてきた歴史があるからです。
「安心感」という才能をふんだんに持っている人はどんな家庭を選んで生まれてくるのでしょうか?どんな環境を選んで生きるのでしょうか?
そう、不安がいっぱいの人の中に生まれ、安心感が必要な人がいる環境を選びます。
だから、あなたに「安心感」を求めてくることはあっても、あなたに安心感を与えてくれる人はいません。
しかも、あなたがその安心感を与えても、その周りの人はそれをもっともっとと欲しがったり、受け取ってくれなかったり、拒否したり、批判したりします。
つまり「安心感」を与えて安心してもらいたいのに、あなたが与えた人たちはそれに飢えていたので全然満足せずに、安心してくれないのです。
ここであなたは「助けたいのに、助けられなかった」という罪悪感(無力感)を覚えます。
才能があるゆえに、その才能で傷ついてしまうのです。
だから、ある瞬間にその才能を封印します。
こんなのいらねー!!と思うのです。
そして、安心感の才能を持つがゆえに、不安にまみれて生きるようになるのです。
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セクシャリティの才能があるがゆえに、セクシャリティが傷つくようなことばかりをしてしまうのです。
豊かさの才能があるがゆえに、貧しさへの怖れを常に感じ続けるのです。
つながりの才能があるがゆえに、孤独な人たちばかりに触れるのです。
許しの才能があるがゆえに、自らが罪悪感に苛まれるのです。
居場所を創る才能があるがゆえに、居場所がなく、寂しさが常にあるのです。
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一代で財をなした人たちの中に、幼少期は極貧だったという方が珍しくないことを皆さんもご存知だと思います。
それは自らの才能を活かした結果だというわけです。
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だから、「与えられないものはあなたが与えに来たものだ」という格言が成り立つのです。
じゃあ、どうしたらその才能を発揮できるんだよ!!と前のめりになってる武闘派の皆さん。まずは落ち着きましょう(笑)
それは、「ある」と思い込んでみることです。
「は?」
「ひ?」
「ふ?」
「へ?」
「ほ?」
って思うかもしれませんけど、「ある」って思い込む(正確には「信じる」)んです。
それだけです。
「おいおい、そんな適当なこと言って・・・ほんま、こいつは・・・」と思われてると思うので、もう少し理屈を述べるので、まあ、聞いておくんない。
検証してみるのはどうでしょう?
「その才能がある前提で、今までの人生を振り返ってみては?」
安心感の才能がある人は友だちやパートナーから「安心する」という言葉を頂いたことがあるんじゃないでしょうか?
セクシャリティの才能がある人は女性らしさ(男性らしさ)を褒められたり、バイタリティがあったり、セックスを褒められたり、求められたりした経験はないでしょうか?
・・・とはいえ、そういうのは先ほどの例により「大したことない」と思い込んでいるので、すでに忘れちゃってることも多いんですけどね。
もう少し説明を続けます。
「欲しいのに誰も与えてくれない」と思うのは「依存心」と言います。
依存の状態は「くれくれ星人」に代表されるように、もらうこと、奪うことばかりに意識を向けています。
そして、その依存心は「え?安心感を与えるの?もらってないのに?やだ」と反発します。
今日の記事をここまでお読みになって「嫌な気分がする」「無理」「ダメ」「やだ」等のざわざわした不快感を覚えていらっしゃる方は、あなたの中の依存心がざわざわしているのです。
(あなたが依存的だと言っているわけではありません。依存心が抵抗しているのです)
「与える」というのは自立心が必要です(正確には相互依存レベルなんですが、分かりやすくするためにここでは「自立心」とします)。
「依存心」から「自立心」にチャンネルを変える必要があるんです。
ところが、長年「ほしいーよー、ほしいーよー、なんでも誰もくれないのーー」と依存心をガンガン使っていたために、急に「自立せよ」と言われたら反発したくなるのも当然です。
しかも、「えー!?じゃあ、誰もあたしには与えてくれないの?」と絶望的な気持ちになったりするかもしれません。
だから、ここで意識の切り替えという作業がもっとも重要になってくるのです。
「もらう、欲しい」と思う立場から「与える」という立場へのシフトチェンジです。
たいてい、ここで挫折します。
「与え方なんてわからないしー、うまくできないしー、そんなの誰も受け取ってくれないし―、あたしの才能なんて価値ないしー」と言い訳がわんさか出てきます。
これも依存心のなせる業です。
そこで「根切り」という意識が必要になってくるんですね。
依存心を切っちゃう作業です。
例えば、こんな絶望的な話を某カウンセラーさんはするらしいですよ。
「今までウン十年生きてきて誰も与えてくれなかったんでしょう?じゃあ、これから先、誰かが与えてくると思えるの?」
ひ、ひどい!ひどすぎるわ!
依存から自立へのシフトは「頑張る」ということが必要になるし、けっこうな厳しさや覚悟が必要なので、うだうだしやすいものです。
ある種の「開き直り」に達するまで、「もらう、奪う」から「与える」への意識のチェンジは時間がかかり、心理的抵抗も大きいんです。
なので、そこで某カウンセラーさんは都合のいい言葉を考え付いたらしいのです。
「ライフワークを生きよう」
才能とライフワークはイコールと言ってもよく、自分がほんとうにしたい生き方、やりたいこと、好きなこと、楽しいこと、面白いこと、ワクワクすることに意識を向けていると、勝手に才能が開かれていく、という特徴があります。
つまり「安心感をだれもくれない」と思っている人が、「安心感を与えよう」という意識に変化するのは、依存心の激しい抵抗に遭ってとん挫しやすいので、「あなたのライフワークはなんなの?」ということを考えてもらうんです。
そうするとそのライフワークには必ず「安心感を与えてしまうできごと」が生まれてくるのです。
昨日の個人セッションではこんな会話になりました。
クライアントさん:「接客とかがほんとうはやりたいんですよね。」
カウンセラーさん:「いいんじゃない?カフェとかも向いてるけど・・・でも、スナックは??」
クライアントさん:「あー、みんなに言われるんですよ。スナックのママが向いてるって」
カウンセラーさん:(思い切りドヤ顔で)「ほらね?」
彼女は安心感という才能をふんだんに持っている方で、ライフワークを考えると接客業をしたいみたいなんですね。
カフェとかお店とか、お客さんに安心してもらう場所、楽しんでもらえる場所を提供したいみたいです。
ライフワークを考えると自然とその100億円の資産を使うものが出てくるってわけです。
というわけで、まずは「ずーっと欲しかったけど手に入らなかったもの」については「それが私の才能なんだ」と“思い込み”、与える側(自立心)にシフトしていくために、「ライフワークを描こう!」というお話でした。
纏めるとこれだけの文字になっちゃうの。
それをこんなにも長い文章にしちゃうの。
これって才能じゃね?ね?ね?(笑)
★ライフワークを描く際の参考にしてみてください。
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