ついつい「お金軸」になってしまうあなたがそこから抜け出す方法


「他人軸」の一つに「お金軸」というものがあります。(あると言っても私が勝手に言っているだけですが)

自分よりもお金を優先してしまう状態で、お金に振り回されてしまうことになります。

例えば、お洋服を買いに行ったとします。
素敵なワンピースを見つけて「わー、これいい!かわいい!」と思ってサイズを見て、自分にピッタリだと分かり、テンションがますます上がります。
ところが、値札を見ると「げっ!」と言う金額。
出せないわけではないけれど、思ったよりもずっと高いんです。
そこで、そのワクワク感を封じ込んで、そっとそのワンピースを戻し、見なかったことにして店を後にします。
「もう少し安ければなあ・・・」と思い、違う店に行くのですが、先ほどの運命的出会いが脳裏にこびりついてなかなか気に入った服には出会えません。

こんな体験をされたこと、少なからずあるんじゃないでしょうか?

これは自分のワクワク感やときめきよりも「お金」を優先してしまった事例です。

もし、あなたが「着れるもんだったら何でもええやん」と思うタイプだとするならば、その高いワンピースに後ろ髪を引かれることってないと思います。

ファッションが好きで、しかも、運命的出会いをしたにもかかわらず、お金が原因でそれを手に入れることを自分に許せなかったので、「あれ、かわいかったのになあ。もう少し安ければなあ」と重たい気持ちを引きずることになったんですよね。

この重たい気持ちというのは「ワクワク感、ときめき」を「ダメ!ダメ!高いんだから買えないの!!」と抑え込んでいることから生まれるものです。

だから、そのワンピースにトキメキを覚えた分だけ、きっと気分は重たくなると思います。

ただ、ここでポイントなのは「出そうと思えば出せる金額」だったことです。
もし、そのワンピースが100万円という値札が付いていたなら、そんなに重たくならないと思います。「いやー、そこまで出すほどでは・・・」と納得感があるからです。

でも、ちょっと頑張れば出せる金額であることを知っているからこそ、重たくなって苦しくなるんです。

もちろん、これはお金に限ったことだけでなく、仕事でも恋愛でも夫婦関係でもどこにでも存在するものです。

大阪のおばちゃんという存在は「安さこそ正義」というポリシーを持っている人が多く、1円でも安く購入できることに至上の喜びを感じます。

ある店の軒先にぶら下がっていたワンピースが3000円だったので「これ、高いんちゃう?もっと安なれへんの?」と店主に持ち掛けます。
「じゃあ、2500円でどないや」と言われると、「もう少し安ければ買うねんけどなあ。2000円じゃあかんの?」と答え、店主が「それはきついわ。じゃあ、2200円でどや?」と聞かれたところに「消費税サービスしてくれるんやったら、それでええわ」とお買い上げに至るプロセスを至福の喜びとしているわけです。
当然、その後、顔見知りのおばちゃんから、通りすがりにお兄さんに至るまで、「これ、ナンボやと思う?」と聞いて、「これ、2000円ちょっとやねんで。ええやろ?」と自慢することも喜びです。
(ちなみにおばちゃんにそう聞かれた際は思ったよりも少し高めに言わないといけない暗黙のルールが存在します。下手に安い金額を言ってしまったら、途端にそのおばちゃんは機嫌を損ねてしまい、ご褒美である飴ちゃんを頂けない可能性があるからです。)

さて、このおばちゃんはお金軸なのか?と言うと、そう見えて、そうでもないのです。

安く買うこと!が喜びであるからです。

自分がそれほど価値を感じていないモノに対してお金で購入を決めることはお金軸とは言いません。
「お皿なんて何でもええやろ?」と思っている人が「え?この皿、500円もするの?100均で変えそうなやつなのに?いらんわー」と思うのは、お金軸ではありません。

しかし、先ほどのワンピースのようにトキメキや喜びやワクワクを感じているにもかかわらず、金額を理由にして購入を我慢することはお金軸になります。

だから、この基準は人によってさまざまですね。

自分がワクワクするもの、ときめくもの、好きなもの、テンションが上がるもの、というのは、自分が好きなもの、大切なもの、価値を感じているものですね。

その自分の気持ちよりも、お金を優先してしまうことは、自ら自分の喜びを抑え込むことになりますね。
それって自分を大切にしていないことになるんじゃないでしょうか?

とはいえ、自分のワクワクやトキメキよりもお金を優先する癖は子ども時代から習慣づけられていることも少なくありません。

すっごく欲しいおもちゃがあったのに、高いという理由で親に買ってもらえなかった経験などが、今に続いている場合もあるんです。

だから、その意識を変えるには「自分の喜び、トキメキ、ワクワクを優先する」すなわち「自分を、自分の気持ちを大切にする」ことを決めることから始まります。

ライフワーク本の中で「自分に最高のものを与える」という話を書きました。
その中で出張先のホテルをどう選ぶか?ということで、私や私の友人たちのケースを紹介しました。

私はホテルは仕事場でもあるので広めでパソコンで作業ができるデスクのある部屋を好みます。
ある友人はホテルは寝るだけだからと狭くてもいいから安いホテルを選んで、浮いたお金で飲み食いを楽しんでます。
別の友人は足を伸ばしてお風呂に入りたいので、駅から少々離れていても大浴場が付いているホテルを選びます。

これは自分の価値観をお金(あるいは駅から距離)よりも優先させている姿と言えます。

ライフワーク本はこちら

「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

さて、このお金軸ですが、ネガティブに働くと、こんな事例が出てきます。
実際、グループや個人セッションをしている中ではこちらのケースの方がよく目に着くものです。

「今の仕事は楽しくもないし、面白くも感じない。しかし、生活費を稼ぐためには仕方なくやっている。今の仕事を辞めても次の仕事が見つかるか分からないし、それで生活できる保証もない。だとしたら、つまらなくても今の仕事を続ける方がいい」

さて、そういう時に私は無闇に「そんな仕事辞めた方がいいよー」なんて言うことはありません。

「あなたの価値観は何?あなたが大切にしたいものは何?」という質問をします。

生活費を稼ぐためだけの仕事であっても「それによって家族が安心して暮らせる」ということに喜びを感じているのであればいいと思うんです。

仕事が全然つまらなくても「それによって好きなサーフィンができるから」という趣味に喜びを感じているのであればそれでいいと思うんです。

そういう話をお聞きした時は「家族のことを愛しているんですね。その家族への愛にもっと意識を向けてみると、きっと仕事への思いは楽になりますよ」とか、「もっとサーフィンに夢中になってもいいかもね。そしたら、仕事に対して感謝ができるようになりますよ」なんてアドバイスをします。

その人たちにとっては、「家族への愛」や「サーフィン愛」が「お金」や「仕事」よりも重要なんですよね。
そしたら、その愛をより高めることによって、仕事に対してやる気を取り戻したり、感謝が湧いて出て来たりするようになるんです。

そもそも私たちの「好き」「愛」という思いはものすごいエネルギーを持っています。
しんどい仕事を楽しくしてしまうくらい、すさまじいパワーを持っているのです。

しかし、そうであったとしても、あるいは、そもそも自分の愛がどこに向かっているか?(=価値観)が分からない状態で、つまらない仕事に時間とエネルギーを割いているのであれば、もしかすると、それは「お金軸」なのかもしれません。

自分よりもお金を優先している。
自分の思いよりも生活費を優先している。

つまらない、面白くない、というだけであればいいかもしれませんが、それが、しんどい、苦しい、体調を崩す、精神的に不安定になる、なんて状態になっているのであれば、要注意だと思います。

自分よりもお金や仕事を大事にしてしまっていませんか?というわけです。

この前提には「私は大丈夫だ。私の心身は健康だ」という思い込みもあります。
「え?そんなにボロボロになってるのに、まだ自分は大丈夫だ。余裕がある。と思ってるの?」って聞いちゃうこともあります。

自分の心や体が悲鳴を上げているのに、その声を無視して、お金を優先している、ということについて、「それでいいの?」というわけです。

もし、「仕方ないです。それでいいです。」とおっしゃる場合には、私は何も言えません。「それがあなたの価値観、考え方なんですものね。何とか凌ぎましょう。」と思います。

そこで「そんなことしていたらいつか病気になっちゃうよ」なんてことは言わないのでご安心ください。
そうなる人もいれば、そうならない人もいますから。意外と持ちこたえちゃう人も多いんです。

そういう時、例えば「病気になれば仕事を休める」という思い込みを潜在意識に持っている人って意外と多いんです。
皆さんの周りの人にもそういう方いらっしゃいませんか?

そういう思い込みを持っている人は、周りから何を言われても体が動くうちは仕事に行きます。そして、病気になったときに初めて自分を休めさせてあげる、という許可を出せるのです。

つまり、病気が悪いものではないんですよね。
そうなる必要があるんだろうという見方もできますよね。

だから、そういう価値観があることを認め、「この状況は自分が選んでいるんだ」という自覚をしておくことがまずは大切です。

また、罪悪感は自分を幸せにせず、自分を傷つけ続けようとします。
だから、頭では分かっていても、そのしんどい仕事を続けてしまうのです。
そうすることが何よりも自分に与えるバツになるから。

だから、起きていることはすべて正しく、必然なのです。

もし、その価値観を変えたいというのであれば話は別です。

お金よりも自分を優先できるようになりたいのであれば、やり方は無限にあります。

でも、まずはそれを決めることです。

お金よりも、自分を大切にする。
お金よりも、自分の心や体の声を聞く。
お金よりも、自分の喜びや楽しみを優先する。

それを決めることです。

「お金軸」を手放す一歩はまずはコレなのです。
ぜひ、毎日その言葉をぶつぶつ呟いてみてください。
抵抗する気持ちは無視して、そういう自分になるんだ!と決意していきましょう。

そして、罪悪感を手放すなり、自己肯定感をあげるなり、自分の喜びやワクワクを優先するなりしていきます。

その上で仕事を辞める、転職するということになったっていいんです。
今の仕事がお金軸の上に成り立っているのであれば、自分を優先することでその図式は崩れますから、いずれ辞めざるを得なくなります。
自分の意志で辞められなければ、クビになったり、病気になったり、会社がつぶれたりしますから。

そういう時ってやっぱり自分と向き合うことが役立つと思うんですよね。

私がほんとうにしたいことは何?
私がほんとうに大切にしたいことは何?

そういう問いをひたすら投げかけ続けるのもお勧めです。

そして、1日の中でほんの少しの時間でもいいから「お金よりも自分を優先する時間」を作ってみてください。
丁寧にお茶を淹れるでもいいし、美味しいご飯を食べるのもよいし、マッサージを受けるのもいいし、温泉に浸かるのもいいです。

「自分の喜びを優先する」ということを意識的に続けていくことで、だんだん準備が整ってくるでしょう。

結局のところ、自分を信頼する、という話になるんです。
これは他人軸の話に共通するところです。

先ほども少し書きましたが、私たちの好き、愛、ワクワク、トキメキが持つエネルギーを甘く見ないでください。
自分が好きなこと、楽しいこと、ワクワクすることに対しては無限とも思えるエネルギーが湧いて出てくることを思い出してください。

そしたら、生活費も、ワンピース代も、お皿代も「何とかしてやるー!!」というエネルギーが湧いてくるんです。

それだけのポテンシャルをみんな持っているんです。
そんな自分を信じてあげて欲しいなあ、と思うのです。

そう、だから、セミナー代だって何とかなるんでっせ!!(笑)

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