自分が成長すると周りは「攻撃」という方法でそれを教えてくれる。



あなたが成長すると今までとは違うステージに招かれます。
そうするとそれまでは仲良くしていた人たちと馬が合わなくなることが出てくるんです。
でも、なかなかそれって自覚しにくいので、周りの人はわざわざ嫉妬して攻撃してくれることによってあなたにそれを教えてくれるのです。

根本さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
根本さんの昔のこのメルマガを読みましたが、言葉ひとつひとつが、ものすごぉく心に響きました。

最近、とても近しい人が私のことが嫌いだと言ってたらしく、人伝えで言われました。
私は何をした訳でもないし(ちょっと嫉妬してたかな)、悪く言ったことも記憶になくさらに、伝えてきた本人からもあれこれ言われ、ショックと悲しみでしかありませんでした。

その方たちは、私よりもずっとずっと素晴らしい人たちなのですが。
人にそれを言ったら、嫉妬だよと言われ、ああ、鏡の法則で、嫉妬が返ってきたんだなと思いました。

娘に言ったら、人気があると悪く言われるよ!と即答されました。娘のほうがわかってる。笑

私はその人たちと、これからどう付き合って行けば良いか?と考えたとき

付き合いたいか?付き合いたくないか?

のどちらか選択すると、付き合うのはもうやめようと。
今まで何年も散々付き合ってきた中で、私の気持ちも、その人になかなか心をオープンに出来ないし、ならば、これからもずっと同じことの繰り返しだなぁって。

このときに出てきた本音は、

女ってめんどくせー
考え方までいっしょにツルもうとする
私は激しく苦手だ
ベタベタするのが、イヤ
女はすぐに裏切る
心を許しても離れる
だからイヤ
信用にならない
男のほうがマシ

でした。

攻撃されると、私はそれがものすごい原動力になるようで、私ってめちゃくちゃ気が強い女だな、ともわかりました。

気がつくと、根本さんのカウンセリングを受けてから、私の周りには、男の友達がたくさんできていましたし。
でも、よく考えてみると、私は女性に心をオープンにすることが怖いんだなと思っていることにも気づきました。

その人が言うには、女性客を商売にしているなら、女性と仲良くならなきゃ上手く行かないでしょ!と

私もそう思うところはあります。

だけど、私の良いところ(色)を考えたときに、近しい人は、サバサバした私が良いと言ってくれるし、良いところを消したら自分じゃなくなるしで、もう、なんだかわからなくなりました。

結局、自分のやりたいようにやる、のですが、女ってめんどくさい以降の本音をどうやって解決していったらいいのか?なんです。

これも、解決したかったらアファメーションで思い込みを変えていく、そのままで良いのならそのまま突っ走る、で良いのですか?

私の色は、なくならないですか?

また違った新しい色になっていくのかな。

私が心地良いと思う距離は、つかず離れずの距離で、人と付き合う距離は、今がちょうど良い感じなのです。

もし、よろしかったら、ネタにでもしていただけたら嬉しいです。
(Mさん)

>攻撃されると、それがものすごい原動力になる

自立系武闘派女子の定義の一つに加えておきたい名言、頂きました!(笑)
でも、ほんと、そういう女子、多いですよね・・・。

今、書いてる本のネタが欲しくて「あなたがやる気になるときってどんなとき?」って質問を投げかけたら、複数の人がMさんと同じ回答をしてくれました。

さすがです(笑)

さて、近しいと思ってた人から攻撃されたり、嫌われたりするって経験は、思春期以降の女子ならばきっと一度や二度はあると思うのですがいかがでしょうか?

女子だよなあ・・・と思う反面、実は男子にもそういうところあります。

批判の仕方がたいてい論理的(まあ、筋は通ってないことも多い)なだけで、やってることは同じです。

嫉妬というと女性の専売特許のように思われてますが、実は男性の嫉妬というのは女性よりもはるかに暗く、ねちっこく、狡猾に表れることも珍しくないのです。

で、その辺は娘さんがよく分かってらっしゃるみたいですね。
そう、こういう状況でもMさんの味方になってくれる人はちゃんとして、その人たちはMさんの価値を相変わらず見続けてくれるので、「ま、無視したらええんちゃう?」などの快活な答えを返してくれるものです。

ま、中には「あー?Mさんにそんなこと言う奴だれだ!?オレが文句言いに行ってやる!!」って木刀掴んで駆けだしそうになる武闘派女子も珍しくないので、むしろ、周りが暴れ出さないか注意をしといてくださいね。
(ほら、類友って言うじゃない?それにMさんもそういう突撃部隊を配備してるでしょうし。気を付けましょう。)

さて、Mさんの質問を軽快に流しながら自分の話したいことを話すのが私の主義でして(笑)、ちょっとエネルギーの話をしましょうか。

Mさんがなんやかんやで成長するでしょう?
RPGならば「ピンポン!」とか音がなってレベルが上がるわけです。

そうすると、以前と今とではステージが変わっていくので、今まで快適だったものが、突然不快になったりすることもあるのです。

分かりやすく言えば、今までは出張するときに安さを求めて狭いビジネスホテルを渡り歩いていた人が、仕事で業績を上げて職位が上がったらシティホテルに泊まれるようになる感じ。
そしたら、なんかもう狭くて暗いビジネスホテルには戻りたくないなあって気分になるでしょう?

で、問題はその時なんですね。
それまでビジネスホテル・ラブ!時代に仲間だった人たちは、「最近、あいつ、シティホテルに泊まってるらしいで。今まではビジネスホテルが一番!って言ってたのにな!」などと言い出すようになります。

それで、自分は今まで通り彼らとお付き合いしようと飲みに行ったとしても、「えー、シティホテルに泊まるような方がこんなお店で飲むんですかー?」とか言われちゃったりするんですね。挙句に会計まで押し付けられたりして。

もちろん、ここではビジホがあかん、とかいう話をしたいわけじゃなく、あくまで例えですので、誤解なきようお願いします。

だから、Mさんはそういう声を聴いたときに、

「あ、そうかー。自分はステージが変わったんだなあ。残念だけど、成長しちゃったんだなあ。ぐふふふふふふふふ。うふふふふふふふ。おほほほほほほほほー」

とやっておくのが正解!

で、自立系武闘派女子というのは先ほども書いたように

>攻撃されると、それがものすごい原動力になる

という性質があります。

攻撃は最大の防御!とか言って、攻撃されたら3倍返しはしないと気が済まぬ!となっちゃうことも多いのです。

すなわち、銭湯好き、あ、違う、戦闘好きなんですね。

だから、基本「戦闘モード」になっちゃってることが多いと思うのです。

それで武闘派の中でも好戦的なグループというのがあって、お互い切磋琢磨しながら腕を磨いている(まあ、虎の穴みたいなもんですね。私は絶対立ち入りたくないですけど)わけですが、その中でチャンピオンになろうものなら、次の日から次々と手合いを求められたりするのです。

だから、Mさんが武闘派集団にいて、その中でレベルがアップしたりすると、まさに集中砲火の如く攻撃を受けるようになるのです。

女ってめんどくせー、というテーマも重要ですけど、それよりも「戦いを放棄する」という、すなわち、武器を捨てる、という勇気も必要ではないかな、と思うわけです。

競争を手放す。
正しさを手放す。

例えば、ビジネスの世界でも生き馬の目を抜くような闘争心旺盛な世界に身を置くのが好きならばいいんだけど、そうじゃなければ、売り上げや実績ばかりを追い求めるのは辛いですよね。
だから、そうした競争をベースにしたビジネスを手放すのも大事なこと。

そのために、お勧めしてるのが、あれです、あれ。

「白旗を揚げる」

すなわち、

「負けを認める」

自分を攻撃してきた人たちに「ごめんなさい」と頭を下げて、負けてあげるわけです。

言い方を変えれば、子どもとゲームしていて本気になりなさんな、というわけです。
もちろん、Mさんを攻撃してきた方が子どもだと言ってるわけではありません。

ステージの違う、タイプの違う、性格も考え方も違う相手とそんなに争わんでもええやないか、というわけです。

Mさんも書いてらっしゃるように、鏡の法則で嫉妬が返ってきた、と思うのであれば、自分自身の中にある競争心にも気付けますよね?

それを手放して、もっと自分がしたいこと、自分が生きたい道、自分が好きなこと、自分がわくわくすることにエネルギーを割きましょうぜ、というわけです。

そしたらね、女のいいところも見えてきます。

女にもいいところもあれば、悪いところもあり、それは観察者の視点によっていかようにも変えられます。

皆さんも「女の嫌なところばかりが目に付く」と言う時は、めちゃくちゃ気分が悪くて、自己嫌悪に陥って、誰かを攻撃したくなっている時。
つまり、ご機嫌じゃない時なんです。

そんな時にカフェで美味しいスイーツをたらふく食べて、お友達と何時間もあれこれしゃべってご機嫌が直ったら、「女って最高!女でよかった!」ってなったりするわけです。

※武闘派女子の皆さんは「カフェで美味しいスイーツ」を「高架下の大衆酒場でコップ酒」に置き換えてお読みください。

人の嫌なところばかりが見えるなあ、というときは、自分のご機嫌が斜めな時。
だから、まずは、自分の気分が良くなることをする必要があるわけです。

そしたら、アファメーションとかしなくても、女でよかったわ~という思いになるのです。

>その人が言うには、女性客を商売にしているなら、女性と仲良くならなきゃ上手く行かないでしょ!と

ま、その人の考えだからね。
それに女性の中にも「仲良くなりたい女性」と「仲良くなりたくない女性」がいるでしょう?

女性全般と仲良くするなんて、そら、無理でしょ?

Mさんの魅力が武闘派女子らしくサバサバしてるところならば、同じく武闘派女子でサバサバして「男と飲む方が楽だわ~」って朝から迎え酒飲んでる奴はMさんのことが好きなはず。

心地よい人と付き合っていくことを優先することはすごく大事なことだと思ってます。

ちなみに私もそうですよ。私は好き嫌いはっきりしてます。
私なんて、けっこう顔に出るタイプらしく、まずい酒を飲んだ時のテンションの下がり方は10メートル先からでも分かるそうです。

相性が合う、合わないもあるので、だから、合う人と一緒に楽しく商売することが一番だなあ、と思うのです。

料理屋さんに行くでしょう?
料理の味だけでリピーターになることってまずないんです。
その店の雰囲気がすごく大事だし、その雰囲気を作っているのは調度品ではなくて従業員の皆さん。
料理を愛し、この店が好きだ~!て人が集まっている店は、やっぱりリピートしたくなりますよね。

神楽坂に大好きなお店があるんですが、そこは食べログの点数も高くないけど、すごくいい雰囲気で、料理も実は美味しくて何度も通っています。
女将さんが体調を崩されたので、今は営業時間を縮小して、娘さんと二人でやってらっしゃるんですが、それまでも働いている方々がほんとうに楽しそうで、ご機嫌で、また、常連さんもそのお店を愛していて、いい味なんです。

私もそういう雰囲気のチームを作りたいなあ、と常々思っているのです。

「私は私だから、私にしかなれないので、私は私のままでいい」

そう思いながら心地よくお仕事していけばいいんじゃないでしょうか。

※参考
「あなたの成長を周りは怖れる。」
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/9362

そんな人間関係の作り方を書いた本はこちら

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

自分自身と向き合い、知り、そして、自立を手放して、ありのままに自分を愛する。

東京:5/27(日)10:00-18:00
大阪:8/4(土)10:00-18:00
「根本裕幸の1DAYセミナー~問題を解決して幸せな自分になる~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23795


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