自己肯定感をあげたら彼と別れたくなったり、仕事を辞めたくなったりするのはなぜだろう?



「嫌だけどしなきゃいけないから」と思っていたり、「この人しかいない」と思っていたりする動機は、自己肯定感の上昇と共に徐々に消えていきます。
その結果、より自分らしいことをしたくなって、仕事を辞めたり、別れたりしたくなるのです。

根本先生、こんばんは、秋田のMです!

どうか、お知恵をお貸し下さいませ。
不倫の彼が離婚届を書いて、奥様に郵送したのですが、そこから、進みません。
それは、まぁ、仕方ないかなと思いますが、あちらの問題だと思うのです。

今回は、私自身の恐れについてです。

前は彼しか考えられない!!そう思って、執着をしていました。
でも、いろんなことを経験してカウンセリングとか、先生のセミナーや先生のDVDを買ったりして、お勉強してきたら、自己肯定感が上がったのか、彼への執着はなくなったようにおもいます。

そうしたら「彼を選ばないかもしれない」、そんな恐れが出てきています。
ネタとして取り上げて頂けたら幸いです。
(Mさん)

そしたら、それで、いいと思いますけどね・・・
彼を選ばなかったら・・・
っていうことではなく???

不倫の恋に限らないのですが「自己肯定感があがったら彼と別れたくなった」というお話は意外と耳に届いているもので、同様に「仕事を辞めたくなった」「習い事をやってる意味がわかんねー」などの声もちょくちょく聞きます。

ちょっと今日はMさんの話を飛躍させて、自己肯定感があがるとなんでそんなことが起きるのでしょう?って話をしたいと思います。

さて、皆さんが今していらっしゃることに注目してみましょう。
仕事、恋愛、習い事、趣味、友達付き合い、実親や義父母との付き合い、等々。

それらを「したくてしていること」と「したくないけどしてること」に分けてみます。

もっとも厳密にこの2色に塗り分けられるか?っていうと微妙なものもあるでしょう。

「お花が好きで習いに行ってるんだけど、先生が怖くてちょっと引き気味」

とか

「彼のことは大好きで一緒にいたいんだけど、やっぱり先が見えない野良猫は辛い」

とか

「仕事は単純で飽きててつまんねーんだけど、うちの会社意外とイケメン多くて目の保養になる点は〇」

とか。

本当はもっと厳密に細分化してもいいのですが、その辺はざっくりと。

で、その「したくなくてしていること」に書かれたものは、あなたが“今”より自己肯定感があがっていくうちにいずれ無くなっていくもののリストなんです。

「したくなくてしてること」のリストを今一度注目してみましょう。

それで「したくないのに、なぜしてるの?」という質問を考えてみてください。

例えば、そこに「仕事」というものがあったとき、あなたは「なぜしてるの?」の疑問にこう答えられるかもしれません。

「しないと生活していけないし」
「働かざる者、食うべからずだし」
「自分には特別な才能もないし」
「いい給料もらえるし」
「福利厚生とか今の時代に珍しく充実してるし」
「興味あることが見つかるまでの腰掛みたいな感じ?」
「いずれ結婚して辞めるつもりでいるし」
「一応、成果を認めてくれるいい会社だし」
「まず、潰れないから」
「この会社くらいしか自分雇ってくれるとこないし」
「特にやりたいことも見つからないし」
などなど。

また、そこに「彼氏」なんて書かれちゃう場合もあるのですが、

「独りでいるよりも彼といる方がいいし」
「ていうか、一人になるのが怖いし」
「ほかに、私を愛してくれる人なんているのかな」
「せっかくのご縁だから大事にしなきゃ」
「彼には私が必要だから」

とかまあ、いろんな理由があがると思います。

で、「したくなくてしてること」の理由の大半は「自己肯定感の低さから生まれるもの」ではないでしょうか?

つまり、自己肯定感があがっていけば、自然とその理由たちは消滅し、やがて、それによって支えられていたものを辞めたくなります。

つまり、「したくないけどしてること」が「なくなる」わけです。

おぉ!!!おめでとうございます~!!!

でも、そこで思いません?

「え?でも、そんなことしたら仕事はどうなるの?」と。

ま、そんなことは気にしなくてもいいんです。その時、考えましょうね。

自己肯定感が高くなったあなたは「ま、何とかなるわな」とか「したいことしなきゃ損だわな」みたいに考え方が変わっています。

もちろん、だからと言って「仕事をしなくなる」「会社を辞める」「彼と別れる」というわけではなありません。
「仕事」が「したくてしてること」に移ってる可能性もあるからです。

自己肯定感というのは「無理してガマンして頑張ってやること」が「好き」ならばゴーサインを出し、「好きじゃない」ならばストップをかけてくれる素敵な監督です。

もちろん「好きじゃない仕事をやってる自分」のことも肯定してくれます。
「おー、偉いねー。すごいねー、苦手なのに?嫌なのに?この仕事頑張ってるって!最高じゃん!!」という風に。

さらには「お前には価値があるんだぞ!すごい魅力があるんだぞ!」という風にいつも自分の価値を認め、自信を付けてくれます。

でも、そんなこと言われたら・・・ね?「やりたいことやろう!」とか「したいことにもっとエネルギーを注ぎたい!」ってモチベーションが動いちゃうわねえ~

ということで、自分のよりフィットした生き方ができるように、自己肯定感というのはあなたをリードしてくれるのです。

さて、だいぶ話が逸れましたけど、Mさん。

お話を見れば自分軸できちんとモノを考えられてると思います。
「あちらの問題だと思うのです。」ってね。

「彼を選ばないかもしれない」というのがなぜ、怖れに繋がるのでしょうか?

約束したのに?
私が離婚させたようなものなのに?(罪悪感)
彼に期待させたのに?
私もずっと楽しみに待っていたのに?

はい。これらも自己肯定感がますますあがっていくと消えていきます。

「ま、しゃあないよねえ~」って言えるようになります。

だから、あんまり心配しなくていいんです。

その時はその時だ、と。

いつもお伝えしてますが、「その不安は“今”起きてること?それとも?」ということです。

今に意識を向けてみましょう。
今できることしましょう。

ということで、ぜひ、自己肯定感をあげていきましょうね!!

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