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私たち見ている顕在意識では「よくなった」「自分を責めなくなった」と思っているのに、問題が起きることってよくあります。
それはめっちゃ凹むことなのですが、より深い目で見てみればいろんなことを教えてくれることで、より幸せに、より自分らしくなるためのできごとと言えるのです。
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今日は新鮮なネタを仕入れたんで、私たちの潜在意識についてお話したいと思います。
ある人がこんな話をしてくれました。
「なんで、こんな色々と問題ばっかり起きるんでしょう?
根本さんや他の方のセミナーとかブログで色々と学んで、自分をいっぱい責め過ぎてることに気付いて、自分を大事にしよう、自分を愛そうと思って取り組んでいるのに、今度は婦人科系に病気が見つかっちゃうし・・・。仕事や夫婦関係もよくなってきたと思った矢先に。」
彼女とはそれなりに付き合いが長いので、その責め過ぎてた時代とか、恋愛してた頃とか、結婚して旦那と揉めちゃうとか、本人がふらっと元カレに流されちゃったりとか、職場で上司といざこざ起こしたりとか、そんな武闘派女子的歴史を見聞きしてきました。
「まあ、結局はもっと自分を愛せってことだよね~」って話をしてきたんです。
彼女が続けて言います。
「婦人科系ってことは女性性ってことですよね?以前から根本さんにも指摘されて、女性であることの喜びって前よりは全然感じられるようになったんですよ。それだけにけっこう今回はショック大きいんですよね。まだまだってことですよね~?」
「まあ、まだまだっていうか、自分を愛し始めてたから出て来たものだから、一種のデトックスだあね。やってることは間違いないことだからこのまま継続していいんですよ」
なんて気楽な話を例によってしているのですが、当然彼女としては武闘派ですから、それだけじゃ満足しません。
「具体的にどうしたらいいんです?けっこうやってますよ、私。知ってると思いますけど。」
で、とっかかりにこんなことをしてみたんです。
「子宮の辺りに手を当ててみてね。どんな感じがする?」
彼女は例によって感受性がとても豊かな方なので、そういう質問の方が喜びます(!?)。
「なんかジンジンする感じ。なんか痛いみたい。泣いてるって程じゃないけど。我慢してきたのかな。うん、確かに我慢してきたのかも」
意訳すると「女性として我慢してきた。女の私が痛んでる」という意味でしょうか。
彼女は見た目もどちらかというと華やかな感じで、むしろ女性らしい女性に見えます。周りからも憧れの女性で、まさかそんな思いがあるとはきっと誰も想像しないでしょう。
もう少し解説すると、仕事頑張ったり、戦場を闊歩したりしていると「男性性」が優位になります。
男性性が優位になる、ということは、相対的に女性性は抑圧されることになります。
そうすると、凛として大人っぽい女性で色気もあって「○○さん、素敵~!」って言われる女性なんだけど、その陰に、女性性の抑圧があったのかもしれません。
もちろん、仕事で男性性が優位になった分、プライベートで女性性に意識を傾けてあげればバランスが取れるのですが、仕事が忙しかったり、恋愛などでも男らしい振る舞いを繰り返したりすると、「女に戻る時間」がなくなります。
そして、それに慣れてしまってふつうの状態になると、女性性を抑圧していることすら分からなくなり、男性性優位の状態が続いていきます。
その結果、「(子宮が)痛いのかな。我慢してきたのかな」という状態になります。
「でもね、そういう風に問題として出て来るってことは“デトックス”でもあるの。“問題として出てくることができる状態になった”とも言えることでね。
そうしたものって後追いで出て来るでしょう?
だから、女性性を大事にし始めたら、女性性の問題が噴き出て来るってよくあることなのよね。だから、悪いことじゃないの。
ああ、いよいよ、私本来の女性性が解放されるんだなあ、その合図だなあ、と思っておいていいのよね。」
問題が出てくると、多くの場合、それは最悪のこと、と思います。
しかし、問題というのは「結果」なんですね。
今までの積み重ねの結果。
お酒を飲み過ぎた挙句、医者から「根本くん、33でしょ?若いのに~。このままだったらヤバいよ」と宣告されるのと同じなわけです(10年以上前の話ね)。
ただ、私が思うに、問題として表出した時点で、それは「解放」でもある、ということ。
つまり、女性性を抑圧した結果、婦人科系に病気が出たんだけど、それは女性性の解放を意味している、ということ。
もちろん、それまでの積み重ねがあって痛んでることは確かなんだけど、この時点で気付けたってこともとても大きいのです。
「女性性を解放するためにこの問題が起きたんだよ」という解釈もできますし、そうお伝えして来たのですが、ごくごく正確な表現を使えば「この問題が起きた瞬間に女性性は解放され始めてる。だから、引き続き女性性にフォーカスを当てれば大丈夫」というわけです。
似てるけど、ちょっとニュアンスが違うでしょう?
「気付くことで問題の8割は解消されている」という格言みたいなものが心理学の世界にはあるんですが、そういうことだと思っていいです。
そこから治療したり生活習慣改めたり思考パターンを変えたりしていくことも確かなのですが、すでに一歩目は踏み出しているわけです。
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子宮の声を聴いてもらった後も、彼女とは色々と話を進めていきました。
最近の夫婦のこと、仕事のこと、女性性を高める工夫のこと。
私の本も読んでくださってるので自己肯定感をあげるって話も出てきます。
確かに以前の彼女に比べれば断然自己肯定感があがってるんですよね。
もちろん、そんな中で問題が起きればそりゃ凹むわけですけれど、でも、よく見れば「その問題を扱えるくらい成長した証」でもあり、さらに深い自分を癒すために出て来た慢性的な問題とも言えるんです。
彼女の話ばかりでアレですが、元々彼女は母親との関係があまり良くなく、昔気質の厳しい母親と自由な彼女はいつも戦いを繰り返してきました。
専業主婦のお母さんみたいな人生を嫌って、彼女は仕事に情熱を燃やし、それで成果もガンガン挙げてきました。
だから、結婚してからも彼女は仕事にこだわり続けている側面もあります。
とはいえ、長年の付き合いの中で母親との葛藤もだいぶ和らぎ、今ではそれなりにいい関係を築けています。
だからこそ!のショックもあるんですが、より深いところに目を向けると、実は、本人もまだ気付きにくいパターンが隠れていたのです。
「どこかでまだ自分を嫌ってるんだよね。責めてない?自己肯定感もずっとあがったし、旦那さんのことも愛せるようになったし、お母さんともいい関係でご飯も食べに行けるけど、どこかにまだ受け取り切れないものがあるよね」
ま、当然ですけど、彼女は「ピンと来ないっす」という反応です。
で、「証拠を示せ」という武闘派らしい攻め方をしてくるのは百も承知なので、彼女の話の中にある、細かい点を指摘していくことになりました。
ちなみに細かすぎる故に私はその会話を全然覚えていないのですが。すいません(笑)
要約すると
・深いところ(潜在意識)でまだ女性であることを恨んでいる自分がいて、つい男のような行動をしてしまう。
・愛してくれなかった両親に対して復讐心が残っていて、両親の愛を素直に受け取れない。
・私なんて愛されるに値しない、という思い込みがまだ少しあって自己犠牲的な行動を採ってしまう。
・男は敵だ、という思いがどこかに残っていて拭い去れないために、他人と競争してしまう。
・自分自身をまだ解放することへの怖れがあるので、自由を感じきれていない。
というところでしょうか。
日常のふつうの生活では幸せに暮らすことができています。
以前から見ればそれも奇跡と言っていいものです。
しかし、そうした問題が起きて来たということは、彼女の潜在意識はそれでは飽き足らず、もっともっと自分らしく、自分の本能に素直に、喜びや幸せを感じたい!!!!という欲求を持っているのです。
これ、すごく大事なこと。
問題がまだ起きているということは、潜在意識のレベルで言えば、もっともっと自分らしくなるぞー!!という決意表明なんですね。
だから、問題だらけの方に私は「おお、○○さん、今世はやる気満々ですなー!!」なんて声をかけるんです。
それだけ本気で生きてる証拠なのです。
だから、夫婦でも仕事でも健康でもお金でも問題がある、ってことはいいことです。
それだけ自分には伸びしろがあり、本気で生きていて、もっと素晴らしい世界を感じられることを知ってる、という証ですから。
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彼女にはあるヒーリングをしました。
ヒーリングというとかっこいいですけど、シンプルなセラピーです。
それはテーマに則した女性性に関するもの。
お母さんも与えることができず、お母さんもそこで苦しんでいた、女性性の愛(女神性とも言えます)をただ受け取ること。
もちろん、そこで浮かんだ言葉など覚えてるわけもないので(笑)、だいたいこんなニュアンスのことを伝えました。
もし良かったら皆さんも深呼吸したのち、ゆっくり声に出して読んでみてください。
「私はただ今のままで十分愛されるにふさわしい。
いつも私は守られていて、いつも大きな愛に包まれている。
私がどんな状況に陥ろうと孤独ではなく、いつもそこにある愛でちゃんと守られている。
私は柔らかく温かいおくるみに包まれた赤ちゃんのように、ただ、そこにいることが許されている。
大いなる母はいつも私を見守り、そして、私を愛し、私を包み、私を優しく抱きしめてくれている。
私はそれに素直になります。
私はもう自分自身を責める必要はありません。」
続いて、パートナーシップバージョンへ。
「私は愛を受け取ります。
男性(夫)からの愛をただ素直に受け入れます。
男性(夫)に私を愛することを許可します。
男性(夫)に身を委ねます。
たゆたう水に流れに身を委ねることに喜びを感じ、ただ愛を感じることを喜びとします。
私はいつも愛されていて、私はいつも愛しています。
それが私を喜ばせ、私が私であることを示しています。」
一応、これにて女性性と男性性の愛を受け取り、サレンダー(身を委ねる)し、統合するプロセスを描いてみました。
本当はここに「母」のエネルギーがあって、直接そのエネルギーに包まれたら良かったのですが、残念ながら個人セッションだったので、女神さまを見たててのイメージワークになりました。
(そういうところが個人よりもグループの方が効果的と私が思う理由の一つ)
その後頂いた彼女からのメールによれば、セッションの後、子宮が痛くなったけれど、それを愛おしく感じて受け入れたらすぐに痛みは去ったとのこと。
さらにどうしても旦那さんとエッチがしたくなってヤッてみたら、今までにない感じ方をして、あっという間にイッてしまったこと。
などが綴られていました。
ちなみにそのメールのほとんどは旦那さんとのセックスのことで放送禁止的内容が散りばめられており「ああ、そう言えば、こいつはいつもセックスの話ばかりしていたなあ」と昔を思い出しました(笑)
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表面的にはそのつもりはないのにうまく行かないならば、ちょっと潜在意識を除いてみると、表層意識(顕在意識)とは違う思いがあるかもしれませんよ、というお話でした。
あと問題ってそれだけやる気なんだ!という証拠なので、できれば前向きに取り組みたいよね!というお話でした。
そして、そんな一人ではなかなか見えない潜在意識の世界を見て癒すのなら、このセミナーがお勧めっすよ!というステマでした!(笑)
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