ピーク時からは15kgも痩せたのです。が・・・(笑)



「痩せましたね~」という声を頂くことが相変わらず多い。
昨今ではそれが当たり前になってしまった感もあるが、久々に出会う方などは驚きの表情を見せてくれることもまだまだ多い。

2年ほど前と比べると12,3kgは体重は落ちている。ピークから見れば15kgほど。
嬉しいのだが、服がことごとくブカブカになってしまった点はちょっと悲しい。

どうやって痩せたんですか?と聞かれるので、「あまり参考にならないと思うけど」とか「あまり強くお勧めはしないけど」と前置きしてこんな話をする。


要は食事を変えたのである。第一弾は食べるものを、第二弾は食べ方を。

妻の療養に付き合うため、1年半ほど前から自宅では玄米菜食を始めた。
病気はすっかり良くなったけど、玄米も菜食も気に入って続けている。
だから、基本、我が家の冷蔵庫には動物性のものはほとんど入っていない。

ちなみにそれを機に料理を始めた。一人暮らしをしていた昔はよくやっていたが、結婚してからは相当久しぶりである。
今でも夕方家にいる日は夕食は強引に私が担当している。
そんな話を酒の席でしていたら、ぜひみんなで料理作って食べよう!と盛り上がってしまい、今度友人宅で包丁を握ることになってしまったりもしている。

「でも、根本さん、打ち上げとかではバンバン肉とか魚食ってますよね?」と思われるかもしれない。
そう、出されたものは素直に感謝して頂く主義なので、外ではふつうに食べている。
だから、五反田等で肉にがっついていたとしても「ええ?ビーガンって聞いてたのに違うんですかあ?」とか突っ込まないで頂きたい。

それで10kgほど痩せた。
(本当は12,3kgなのだが若干リバウンドしたのであった)

そして、今年の春に「少食がいい」だの「1日1食がいい」だのという話を立て続けに聞いた。
本も読んだし、講演会でもそんな話を聴いたので、そういう時期なんだろうと素直に従い、食事の回数や量を減らしている。

これで5kgほど痩せた。
だから、この春から「また痩せた?」という声が増えたのである。

しかし、わくわくしながら「どうして痩せたの?」って聞いてくれた皆さんは、私が「食事の回数を減らして・・・」という言葉を言った瞬間、シャッターが下りる音が響くのである(笑)

まあ、無理もない。
つい半年前までは「食べることが大好き!」で、常に次の食事のメニューを考えていた私が、1日1食にするなどとは想像もつかなかったからである。

今では日によって異なる。
お腹が空いて「欲しいなあ」と思う時には朝食も食べるし、昼食もありがたく頂く。
ただし、量はなるべく少なめにする。基本、食パン1枚で大抵お腹は満たされる。
そして、「大丈夫だなあ」と思う時は食べない。

そもそも「お腹が空いたから食べる」のではなく「時間が来たから食べる」という生活は問題があると思うのである。

そうして平均すると1日1.5食くらいなんじゃないかな?と思われる生活である。

栄養面については玄米菜食の本をあれこれ読み漁ったり、そんなセミナーに出たりして学んだ結果、おそらく問題はないはずである。

さて、だいぶ前置きが長くなった。ここからが本題である。
実は「痩せたねえ~」という声が9割以上を占めるのであるが、一部“心ない人々”からは「顔、大きくなった?」との声を聞く。

痩せるのは肉であって、骨格ではない。
故に、それなりにぽっちゃりしていたときは隠れていた顔のデカさが、痩せた結果、目立つようになってしまったのである。
先日も、試着室でシャツを着たときに「痩せたなあ」と思う同時に全身鏡に映る我が身のアンバランスさに驚き、「顔、デカッ」と我ながらしばし見入ってしまった。

そもそも頭も顔に比例してデカく、似合う帽子がなかなかなくて苦労するほどである。

新たなコンプレックス出現か?とざわざわしてみたのであるが、そもそも自分の顔なんて見えないし、「その分、脳みそがたくさん詰まってるので~」とか言い訳できるし、ま、笑いを取れたらそれでいいし、ということで、気にしないことにした。

改めて姿見に映ってみたのであるが、やはりなかなか笑えるシルエットである。
自分としては気に入ってるので問題なしとしよう。

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