(1/17)名古屋にて(2)



もう10年経つんですね・・・。
僕は住んでたマンションにひびが入った程度で、直接被災したわけではないのですが、友人が亡くなったり、神戸に住んでいる友人宅が悲惨なことになったり、色んな記憶が蘇ります。
先ほどNHKで特集をしていましたが、10年経っても解決されない問題がたくさんあるようで、残した傷の大きさを感じます。

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15日(土)の名古屋ワークショップに来て下さいました皆さんありがとうございました。
雨の中、たくさんお越し下さいまして。
難しいテーマを扱いましたので、その後の様子も気になるところですが、何か一つでも気付きがあれば嬉しいです。

なお、ワークショップが始まる前、再び、名駅地下街で半分迷子になってました(笑)
7番出口はどこだ?と探しあぐねて、同じところをぐるぐる回ってました。
「大名古屋ビルヂング」の入り口を何度見たことか・・・。

大阪でも東京でも地下街で迷子になったことないのになあ・・・。

ま、とりあえず近くの出口から地上に出たらいいじゃん・・・というツッコミは、根性で7番出口を見つけた僕に失礼なのでやめておくように(笑)

それに、時間的に本当にやばかったら、迷わず地上に出るか、駅員さんに聞く人だから。

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そもそも何でそんなことになったのかというと、ホテルのベルスタッフが壊れた旅行カバンを直してくれる工房を探し出してくれたんですよ。
で、それが地下鉄鶴舞線の荒畑という駅近くにあるので、出かけていたんです。

その駅は都心からさほど離れていないのに閑静な住宅街って感じの静かなところで、その工房も年老いた夫婦が経営してるとても味のあるお店でした。
「熟練の職人がいいカバン作ってます」という雰囲気ありありで。

すぐには直らないので、大阪まで送っていただくことになったんですが、無事、復活することになって本当にありがたいです。
半分諦めかけていたので、とてもホッとしています。

また、あちこちに問合せして調べてくれたベルスタッフの皆さんには本当に感謝です。
このグランコート名古屋にはもう1年半近くお世話になっているんですけど、スタッフの皆さんは本当にいい方ばかりで随分と助けられています。

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そんな名古屋の最後の夜は、例によって、長旅の疲れを解消すべく美味しいものを食べて過ごそうと、今回は3階にある日本料理店に出かけました。

格式溢れる入り口の図。
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店内の様子。
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どう?
こんなお店にカジュアルないつもの服装で、一人で入れる自分(の恥知らずさ)を褒めてあげたい。

いやー、正直緊張しました~
一人でこういう店に入るの初めてなんで・・・。
やはり心許なくて寂しい。

必死にリッツカールトン大阪でよく見かける、
・上品な物腰で食事をしている紳士
・そのオーラで給仕さんを呼んでしまう気品溢れるおば様
をイメージしながら頑張ってみたんですけど、そもそも姿勢も服装も気品も何もかも無理無理。

このお店は会食やお見合い、接待、打ち合わせなどで利用されるところのようで、店内は緊張感が溢れていました。
だって、奥のテーブルで食事されてたお客さんはずーっとひそひそ声だもの。

でも、料理もお酒もとても美味しかったです。
天ぷらが食べたかったので、その会席を頂いたんですが、きちんと手をかけられた料理は美味で、ぬるめにリクエストした燗酒もちょうど良い温度で、さすが・・・と唸ることしきりでした。

手酌で日本酒を煽りながら、さっとコブ締めの刺身や程よく揚げられた天ぷらを口に運ぶ・・・。
なんか、それだけで酔ってしまいますね・・・。

美味しいものを食べるととてもとても幸せになります・・・。

でも、寂しく一人でだったから、お酒のペースも早く、かなり酔ってしまいましたが・・・。

ただ、なんで、そんなお高い料理を食べれるのかというと、ホテルのメンバーズポイントが溜まりまして、お食事券を頂いたんです。
出張で何泊もしてるから、ポイントも溜まりやすく、実費は2000円ちょっとくらいで済みました。

「そんなんだったら、私に奢ってよ」
という名古屋のお客様の皆さん、すいません(^^)

天ぷら、とても、美味しかったですっ!!


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