【本の感想】根本先生の本では、自分に優しくそして自分をわくわくさせながら、心も頭も使って自分の中心軸に迫っていくような感じがあります。




7日間で自分で決められる人になる』(サンマーク出版)の感想をいただきました。!ありがとうございます!!!
(メルマガで「ゲラをお渡しするので感想を書いてくださいませんか?」とお願いしていたのです。)

このたびはゲラをありがとうございました。

根本先生の本は、論理的で構造的に整理されているのに、心の細かいところまでじんわりと染み入るなあと、つくづく思いました。
今回の本は、決断がテーマですが、自己肯定感や怒りのことなど、根本先生が話していらっしゃる色々なテーマが集結しているような気がしました。
決めるために「削ぎ落して自分に自信をもつ」というところが印象的です。自分の気持ちの中心に迫っていくような感じがして勇気づけられます。
そして何というか、自分を認めることができたら、決断ができないこと自体も別にいいじゃないかという気持ちにすらなってきました。
「今は無理なんだよ!でもそのうち見えてくるよ」という余裕ができたようにも思います。

私は自他共に認める優柔不断です。
今までに読んだ決断系の本では、しっくりきませんでした。
例えば一見論理的な、ビジネス的に重要度を付けるようなやり方では、数値的に結論は出ますが、重要度の比重の決め方が結局恣意的で、どんな結論でも出せたりします。
逆にスピリチュアルすぎるものだと、「直観に任せろ」と言われても、決断できないときは直観とそれ以外の思考(エゴ?)の区別はつかなくなっているもので、余計に迷います。
気休め系もありました。「決断の理由は一つでいいからえいやと決めろ」とか「とにかく今が軸でいい」「まず決めてから進め」などです。標語や格言のように一面的に言い切るものだと、前提が異なる場合の思考に耐えられません。
恫喝系もありました。「決断力のないやつは仕事もできないだめだ」的なものです。そんなことを言われると余計に決断できません。
学術的すぎる本だと、なるほどと思えても、自分の場合にどうすればわかりませんでした。
今までの多くの本では、考えても矛盾が出てしまうし、気持ちとしてもしっくりこなかったものが多かったのです(部分的にはよいものもありました)。
根本先生の本では、自分に優しくそして自分をわくわくさせながら、心も頭も使って自分の中心軸に迫っていくような感じがあります。

今回の本では、思考と完璧主義と正解主義が分離されているのも印象的でした。
今まで自分ではそのあたりが混じっていたように思います。
優等生と調整役というのも混じっていました。
そして気づいていなかったのが、「頑張りすぎ」による決められなさでした。

気持ちを認めながらも、最終的には「思考」も否定されていないところがまた救われます。
「考えることの何が問題なの? 気分だけで生きるのはかえって苦しいよ」と思っていたところもあったからだと思います。

根本先生自身のエピソードも心にきました。
会社をやめたときの話や、神楽坂を引き継いだ時の話です。

本の中でちょっとだけ違和感を感じるところがあるとすれば、
「高学歴=周囲の期待に応えてきた」
というのが(そうとばかりは書いていないのかもしれませんが)ちょっとステレオタイプすぎないかなということです。
自分の周囲だと、親の期待を背負って努力して塾に通ったりしていたのは、成績が「中の上」くらいの人でした。
成績トップクラスの人は塾も家庭学習もそれほどせずに、ただ好きなことをやって普通に成績も良かった印象があるからです。
ただ、ここに違和感を感じるということ自体、本ではなく自分の中に何かがあるのかもしれません。

私自身のことを書きますと、
高校まで理系で、物理や情報を目指していましたが、
第二希望で入った学科が全く合わずに留年後、中退しました。
実は入学後初日に違和感を感じていたのに、何年も無駄に頑張ってしまっていたと思います。自己肯定感はありませんでした。

退学して無職になったときには泣きましたが、それは頑張れなかった涙ではなく、やっと自分を認めてあげられた涙だったのかもしれません。
その後気持ちがずいぶん楽になり、人生が楽しくなりました。
そして文系の大学に編入し、そこで学んだことを生かした仕事をし、今は旅も趣味も仕事も家庭もそこそこ満足しています。
「〇学部が就職に有利」「学費を払ったのだから入った大学は卒業しなくては」
当時はそんなことにしばられていたのかもしれません。

今、現状に満足していますが、やりたいこともあり、
迷うこと、決められないことばかりなのは変わりません。
多分自分は、「合わないことをもっと早くやめてよい」ような気がするし、「なんとなくしたいことをもっとすぐしてよい」気がします。
決める不安にはまだ簡単には耐えられないです。
決めて迷っての繰り返しはこれからも続くのでしょうか?
でも、そんな自分の背中を押してあげられる本になりそうです。
根本先生の色々な本の中でも何度も読み直してみたい本になりました。

ところで、今回どうしてこのようなゲラを配るという試みをなさっているのか気になりました。
あのときすぐにメールを見ていてよかったと思いました。
本の感想になっているかわかりませんが、このあたりで送らせていただきます。

昨日(今朝?)感想を送ったのですが、ちょっと付け足したくなったことがありました。

それは、決断したあとに、なかなか行動できないという問題です。
意思としての決断をしたのに、行動としての決断ができていないのか。
やるということ自体は決めたのに、踏み出す不安があるのか。
これってはたして、決めているのか決めていないのか。
先延ばしなのか。これも迷いなのか。

決めたことをやめることは、
やめるという前向きな決断なのか
それとも単に決めたことを踏み出していないだけなのか。

自分としては、
「やった方がいいこと」→やらなくても別にいい。
「やってみたいけれどちょっとこわいこと」→ぜひやろう。
となるべく見極めるようにしていますが
P105あたりの思考と感情の話あたりがそうなのでしょうか。

もし次回作があるとしたら、決めたのに実行できない問題について読んでみたいと思い
また送らせていただきました。
何度も失礼いたしました。
(Mさん)

Amazonのサイトへ

>この本の詳細なご案内ページ(概要・目次・はじめに・感想集)
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/36542

「7日間で決められる人になる」発売記念講演会

・大阪/オンライン:10/10(土)14:00-15:30
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/36555

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