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ずっと戦場を生き抜いてきた武闘派女子は「周りは敵だらけ」という意識を持ちやすく、怖れをベースには頑張れるけれど、やりたいことをやることに罪悪感を覚えがちです。
それは愛を罪悪感に置き換えてしまっているせいで、改めて与えられた愛に意識を向けてみることが役立つものです。
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仕事?の悩み…良かったら聞いてもらえないでしょうか。
20代はガンガン仕事に明け暮れ、20代前半で大きな会社の責任者になりました。転職後も責任者や頭を使うお仕事をさせていただき、仕事をやってる感ムンムンだった20代。
30代は一気に結婚と子育て期になり…仕事はフリーランスでやったりやらなかったり…な30代。
そして今、少しだけ子供の手が離れ40代に突入したのもあり、フリーランスの仕事に力を入れ始めたところ…どの企業も採用していただけることに(><)その中の会社でコンサルタント的な仕事をしています。
学歴はたいしてないのですが…20代、30代、そして40代でも、ほぼ面接は受かってきました。そして、今の契約先にも仕事ぶりを大変評価いただいていますが、実は…私自身のやる気がおきません。
他にやりたい事があるのですが、そこに転換する勇気が出ないのです。
それで収入を得られるわからない事と、毎日毎日大変な思いをして仕事をしてくれている主人に罪悪感のような申し訳なさがあるからです。
心のどこかで、真っ当(?)な道で稼がなければ!とか…やりたい事をやって収入を得られなかったら…と思うと足がすくんでしまいます。
でも、既に40代に突入し自分のしたい生き方も見えてきました。
私はもともと、代々続く機能不全家族の一家に育ちました。虐待や借金、精神疾患、アルコール依存などなど…子供の時に見る大人達は全員辛さを抱えた人ばかり。
「私は私」そう念じながら40歳まで突っ走ってきたら、仕事・愛してくれる旦那さん・優しい子供達に恵まれました。
この状態で、自分のやりたい事をして良いかわかりません。なぜか?ストップがかかります。先生、私は自分のやってみたいことに挑戦しても良いのでしょうか。
変な質問ですみません。
宜しくお願い致します。
(Yさん)
たぶん、Yさんがもっと自分の価値とか器をもっと受け止めたほうが良いのかもしれないなあ、と思いました。
・・・気付きました?昨日とまったく同じ書き出し。コピペしましたもの笑
ちょっと旦那様の気持ちになってみましょうか?
奥さんがやりたいことやってキラキラしてたら旦那さまとしてもうれしいんじゃないでしょうか?
やる気が起きない中で無理して今の仕事を続けていくことを旦那様は喜ぶんでしょうか?
「私は私」で突っ走ってきたから相手の気持ちを受け取ることを忘れてしまってるのかもしれないですよねー。
そこまで気が回らなかったのかもしれないし。
そんな旦那様の愛情を「罪悪感」として受け取ってしまうことってめちゃくちゃよくあるんですけれど、でも、それは「感謝」や「愛」にすぐに変えることができますよね。
「愛」を「罪悪感」に変えてしまうのは自立系な方々によくある傾向なので要注意ですね。
>他にやりたい事があるのですが、そこに転換する勇気が出ないのです。
その理由が旦那様への罪悪感であるならば、ある意味Yさんに余裕が出てきたんだろうと思います。
今までは自分のことで精いっぱいな人生だったけど、ちょっと余裕ができたから旦那や子どもたちのことを考えられるようになってきた、というか。
*「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
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ずっと戦場で戦い続けてきて、今は平和になって「さあ、これから好きなこと、やりたいことをやっていこう!」と思ってもすぐには動けないものかもしれません。
どっちかというと今まで頑張ってきたのは「怖れ」が原動力になってたから。
機能不全な家庭では生き残りをかけたサバイバルが展開されますよね?
生きることに必死というか。
だから、とにかく頑張る、自立する、実家の悪影響を断ち切る、そんな意欲で頑張ってきたんだろうと思うのです。
そして、それ相応の評価も得られてきましたよね。
だから、それがYさんにとっての「成功法則」になってしまってる部分もあるんです。
追い込まれ、追い詰められ、ナイフをチラつかされたら頑張れるけれど、「好きなようにしていいよ。」と言われたら途端に何を根拠に頑張っていいか分からなくなるんです。
生き残るためには戦うしかない!という環境から、「まあ、のんびり行こうぜ~♪」みたいなのどかで平和な環境に変わったらほとんどの人は呆けてしまうものです。
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最近は起業とか経営者とかにも関わる時間が増えてきたので「チャレンジしたいんすけどねー、なかなか一歩が踏み出せねえんすよ」という方のお話をよく伺います。
頭では分かってるし、家族も認めて応援してくれているにも関わらず、怖くて動けないって話。
そこには様々な理由があるものです。
Yさんのケースのその一つで、ここまで書いてきたように
・旦那様の愛を罪悪感に変換してしまう問題
・怖れを原動力にしてきた問題
もありますし、今まで「勤め人」としてやってきた方は「雇ってもらう」ということに慣れてしまってるので、いざ自分でビジネスを始めようと思っても経験値がゼロだから怖くなっちゃうってこともあります。
それが30歳ならばまだ動きやすいのですが、家族を抱えた40代になると躊躇してしまうこともよくある傾向です。
Yさんは30代でフリーランスの経験もありますから、そこまで怖れが強いのは、おそらく環境要因(怖れが原動力)なんだろうな、と思いました。
けっこういらっしゃるんです。
「やらなきゃいけないことは頑張れるんだけど、やりたいことをやろうとすると足がすくんでしまう」という方。
これってやっぱり自己肯定感というか、自己愛に関する部分でして、「自分を喜ばせる」というところに罪悪感が紐づきやすい環境で生きて来られたんですよね。
だから、愛を受け取ることにも躊躇しちゃうんです。
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Yさんがやりたいことをやってニコニコご機嫌に過ごしてるとするじゃないですか。
それを見て旦那様とか子どもたちはどう思うんでしょう?
幸せだと思いません?喜んでくれると思いません?
たぶん、頭では重々理解してることだと思います。
けれどそんなシーンを今まで見たことなかったし、おそらくYさんのお母さんも幸せそうじゃなかったからイメージしづらい上に、「母を差し置いてあたしがそんなニコニコ生きてていいんだろうか?」という謎の罪悪感だって出て来ちゃうこともあるくらいです。
だから、テーマは「リーダーシップ」ということになります。
「私が、まず幸せになる」というリーダーシップです。
これはほんと自分の価値や魅力をちゃんと受け取る(=自己肯定感をあげる)ことが必須になるんです。
すなわちそれは自らの影響力を認めることに他なりません。
今までのYさんはどちらかというと「下から支える」ということをやってきたんだと思います。だから、家族を背負う、仕事を背負う、ということについては十分鍛えられてきました。
でも、リーダーシップを取るということは、自らが先頭に立って見本を示す、ということになります。
つまり「一歩前に出る覚悟」が求められるのです。
自分が笑顔になって幸せになって、それで家族や周りの人たちを幸せにする、というあり方です。
これはめちゃくちゃ大きなパラダイム転換ですから、そりゃあ怖いに決まってます。
でも、やりたいことがあって、それが無視できないくらい大きな気持ちになっているのであれば、チャレンジしないことは「後悔」につながります。
だから、さっさとやりなはれ、と言いたいんですけどね(予想通りでしょ?笑)。
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>心のどこかで、真っ当(?)な道で稼がなければ!とか…やりたい事をやって収入を得られなかったら…と思うと足がすくんでしまいます。
このことをご主人に相談されましたか?
ご主人は何ておっしゃってましたか?
「え?いいんじゃねえの?」的なことを言われたかと思うのですが、それをどう受け止めていらっしゃいますか?
素直にご主人のその言葉を受け取れますか?
もっと言えば「ご主人のことを信頼できていますか?」です。
でも、今までも多くの人に助けられてきましたよね?
ひとりで生きてきたようで、でも、実際はひとりじゃなかったですよね?
大きな会社の責任者になるのもYさんを認めてくれた人たちがいるんです。
Yさんにそれを任せよう!と決断した方々がいたわけです。
今の会社でコンサルのような仕事をしているのも、それを認めてくれた方々がいて、契約先もYさんを認めてくれてるんですよね?
面接を通りまくるのもそれだけの能力を会社が認めてくれたからですよね?
そして、「愛してくれる旦那さん・優しい子供達」もまたママのことをたくさん認めてくれてるんですよね?
そうして結局、いろいろな人たちに認められてここまで生きて来られたのはそれくらいYさんが魅力的であり、能力があるからに他ならないわけです。
でも、たぶんそうした他者からの承認をYさんはあまり受け取れないのかもしれません。
だから、まずはそのことに感謝をささげる必要がありますし、自分をそうして認めてあげる必要があるんです。
他人が認めてくれたように、自分で自分をもっと認めてあげるんです。
これが「自己信頼」になります。
そしたら、やりたいことを自分が始めたら「きっとまた周りの人たちがあたしを認めてくれるし、助けてくれる」と信じることができます。
ひとりじゃなくて、チームとしてのつながりを感じることができます。
そうするとYさんがやりたいことをやって成功するために、周りの人たちが応援してくれ、助力してくれることにも信頼できるようになります。
そしたら「まあ、なんとかなるやろう」という根拠のない自信を感じられるでしょう。
機能不全家庭に育つとどうしても周りは敵だらけのように思えてしまうものです。
でも、よくよく見たら敵じゃなくて味方だったし、ひとりで戦わなくても自分のために戦ってくれる人もいるし、そこに愛があることに気付かされるわけです。
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目を瞑って今まで自分を助けてくれた人たち、自分を応援してくれた人たち、自分の幸せを喜んでくれる人たちを思い浮かべてみてください。
その人たちの「愛」をただ感じてみてください。
罪悪感が出そうになったら改めて「愛」を感じることに意識を向けてみてください。
そうして心が温かくなったらOKです。
そしたら、今までの経験上、恐る恐るながらもやってみようと思えるでしょう。
今の環境で燃え尽きる前にその一歩を踏み出せたら理想だなあ、と思うのです。
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