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欲しいものを欲しいと言ったり、人に頼んだりするのは自立系な人たちにとってはなかなかの苦痛を伴うものです。
そんな方々が「受け取り上手」、ひいては「お頼み上手」になるためのちょっとしたヒントをご紹介。
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新しい書籍の発売日が自分の誕生日だったので根本さんからのプレゼントじゃないかと思い即購入してしまいました。笑
これから朝の癒しにしようと思ってます。
根本さんに質問です。
私は助けたい症候群だったり、武闘派なんだろうと気づいてきたのですが
ほんとは自分が欲しいのに与えてしまう癖があるなーと思っています。
例えば、自分が精神的や肉体的にしんどかったりする時にやたら周りの人に「大丈夫?」と声をかけてたりします。本当は自分がそう言ってもらいたいのに…。
根底に「人に迷惑かけちゃいけない」「心配させてはいけない」と思ってるところがあるからかな?と思っています。
ブログや本を読んで「迷惑かけていいよ」と思うようにしたら、迷惑かける人(助けを求められる人)を許せるようになったし、むしろそうできるのはスゴイとさえ思えるのですが、なかなか自分の考えや行動はそうシフトできないんでもがいてます。
何か自分を緩めるいい方法はないでしょうか?
(Mさん)
だいぶ遅くなってしまいましたが(笑)、誕生日、おめでとうございます。
お買い上げありがとうございますっ!!
良かったら皆さんもどうぞ!朝によく効きます!!
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「朝9時までに1分間ください。不安が消えて、心が元気になります。」(キノブックス発行)
>ほんとは自分が欲しいのに与えてしまう癖があるなーと思っています。
これ、思い当たる方、意外と多いんじゃないでしょうか?
いわゆる「犠牲」というモノで、したくないことを何かを怖れてやってしまう心理です。
Mさんのように「迷惑かけちゃいけない」とか「心配させちゃいけねえ」とかの他にも、「どうせ与えてはもらえない」という諦めがあったり、「そんな資格はない」と自己否定していたりしても起こるものです。
そもそもこの癖は何年、何十年にも渡って続けられた習慣なので、おいそれとはなかなか手放せないものだと思うんです。
「習慣」というのは恐ろしいもので、知らず知らずのうちに当たり前のようにやってしまってることが問題を作ってしまうこともよくあります。
むしろ、人間関係の問題の影には何らかの「習慣」が影響してることが多いですね。
だから、私はそうした問題を「生活習慣病と同じようなもの」と捉えてます。
食生活を変えるように、そんな思考を変えようと思ったら、地道に、違和感のあることを続ける必要があるんですね。
でも、そこで大事なことは「医者に言われたから嫌々脂っこいものを控える。くそ!」という後ろ向きかつ他人軸的思考ではなく、「これから新しい自分に生まれ変わるぞ!」という前向きで自分軸な思考を持つことです。
「自分が欲しいものを人に与えてしまう」という習慣を手放すには、Mさんなりに前向きになれる思考を採り入れたいものですね~
何にしましょうか?
もっと楽に人と関われるようになる~♪
助けて!って言えるともっと自由になれる~♪
欲しいものを欲しい!って言えるようになるともっと開放的になれる~♪
受け取り上手になってみんなからの愛を受け取る~♪
何でもいいんですけどね。
そうしたヴィジョンがとっても大切なわけです。
それが明確でなかったり、後ろ向き&他人軸思考だったりすると、どうしたって続けられなくなりますよねー。
そして、焦らないことも大事。
何十年も続けてきた習慣を変えるわけですから、うまく行くときやうまく行くこともあれば、そうでないこともあります。
それを「当然」だとして受け止めることです。
「まあ、焦らず、ぼちぼちやろうや」という思考を採り入れてみてはどうでしょうか?
それだけでだいぶ「緩む」と思います。
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「迷惑かけたってしょうがないよね~」とか「人に心配かけちゃうときだってあるよね~」という風に、今の自分を縛り付けている観念(ビリーフ、思い込み、自分ルール)を緩めてあげることはよくよくお勧めしていることです。
また、「してもらいたいことを人に頼んでもええねんで~」とそこから発展させてあげることもお勧めですねー。
そういう意味では「自分が欲しいものを受け取っても良い」という思考を手に入れることもMさんのご希望に叶うんじゃないかと思います。
「大丈夫?ってあたしも言われてーよ!」と思ったら、「大丈夫って言って!聞いて!」と言えたらいいですよね?
じゃあ、言ってみましょう!!と言って言えたら苦労はしないわけです。
それで最近お勧めしてるのは「ツイッターで呟いちゃう」ということ。
今アカウントをお持ちの方は別アカ作ってもいいと思います。
そこで、欲しいもの、人にしてほしいことを呟きまくるわけです。
誰が見てるわけでもなく(気になるならカギを掛けてしまえばいい)、誰かから突っ込まれるわけでもなく、自分の願望や思いを吐き出す練習場として活用できます。
意外とすでにやってらっしゃる方も多いでしょう。
そもそも「人にしてもらっても良い」という許可を自分に出すことがとっても大切なことなので、この方法は「欲しいものを人に言うのが苦手」という方にはお勧めです。
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さて、与えることばかりしているMさんのような自立系女子は、受け取ることが苦手。
「Mさんを殺すのにナイフは要らねえ。10分間褒め続けたら勝手に生きの根が止まる」という格言もあるくらいですよね(笑)
受け取り下手な人は、人に頼むくらいならば自分でやった方が早い、とか、人にやってもらうと申し訳ない気持ちが先に立つ、などの理由から一人で何でもやっちゃうものですが、そこは「甘え上手」になるためにも学んでおきたいスキルです。
受け取り下手も長年の習慣でしょうから、すぐにできるようになることじゃないかもしれませんが、普段からちょっと意識してもらいたいことがあるんです。
それは「感謝」。
たぶん、Mさんもあちこちで「ありがとう」って言ってらっしゃると思うんですが、それをより意識的に、かつ、今より2割増しにするように意識してみます。
コンビニで買ったものを受け取るとき、喫茶店でコーヒーが運ばれてきたときなどはもちろん、誰かからメールやLINEをもらったときも「ありがとう」って心の中で呟いてみます。
私が以前使っていたノートパソコンにはその意識を忘れないように「ありがとうございます!」という付箋をいつも貼り付けていました。
それで仕事のメールにも1通1通「ありがとうございます~!」と言っていました。
そうして「ありがとう」に意識を向けると、相手の行動だけでなく、そこに込められている思いや配慮に気付けるようになるんです。
「こんな思いでメールを書いてくださったんだなあ」みたいに。
「受け取る」というのは厳密に言えば「行為」ではなく、そこに込められた「気持ち」なんです。
そうするとどんどん感謝できることが増えていく(=すなわち、受け取り上手になる)のです。
ちょっとしたことに感謝ができるようになっていくと、自然と人に頼むこともできるようになっちゃう不思議な現象が起こってきます。
まあ、種明かしをしてしまえば、感謝というのは自己肯定感をあげることに繋がり、自分という存在に価値があることを教えてくれる行為になるんですね。
ということで、とりあえず、この記事を見つけたら「根本さん、あざーっす!!」と声に出して言ってみましょう(笑)
また、感謝というのはヒーリング効果もあるので、自分を緩めることにもなりますね!そういう意味でもお勧めでございます!
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