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今ある状態が自分が望んだ状態。だとしたら、パートナーがいないのも心のどこかで望んでいるのかも。
そこでタイトルのような質問をよく投げかけるのです。
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「彼氏(彼女)が欲しいのにできない」という相談をカウンセリングから、飲み屋のカウンターから、銭湯の湯船から頂く今日この頃です。
カウンセラー的見方に寄れば「なぜ、いらないの?」ということになるのですね。
“今、手に入っているものが望んでいるもの”
という観点がありまして、そりゃあ、納得できることではないかもしれませんが、「もし、そうだったとしたら?」と思ってみてください。
新しい世界の扉を開くことになります。
そこで一歩踏み込んでみて、「パートナーを望んでいないからできない。なぜならば、パートナーがいない方ができることがあるから」という見方をしてみます。
そこでそんなお悩みをお持ちの皆さんに質問です。
「パートナーがいないからこそ、できることって何でしょうか?」
これはパートナーがいない、という点だけでなく、仕事がうまく行ってないから、家族がバラバラだから、お金がないから、友達がいないから、できることって何?という見方もいけそうですね。
いないからこそ、できること・・・。
最近、この問いを頻繁に投げかけておりまして、ざっと思いつく限りの答えを挙げて見ますと・・・。
・仕事に没頭できる
・好きな趣味を優先できる
・自分のための時間を作ることができる
・友達と会う時間が増える
・家族に本当のことを言える(嘘を付かなくてもいい)
・平穏な気持ちで毎日を過ごせる(不安になったり、心配したりしなくてもいい)
さあ、皆さんの問いはいかがでしょうか?
もし、パートナーがいないからこそできることの方が魅力的だとしたら、いらないですよね。居ない方が楽しいですよね。
以前、この問いを投げかけたとても仕事人間な女史が「あっ!」と叫んで「そんなの、男がいなくて困るのってセックスだけじゃん。わー、ほんとに要らないかもー。どうしよー!」と“覚醒”されたことがありました。
彼女は編集という仕事をしているのですが、もっと没頭したいくらいに大好きで、かつ、多趣味で交友範囲も広く、とても毎日を楽しんでいらっしゃいました。
「できない」のではなく「いらない」としたら「必要な理由」をしっかりと作りたいですよね。
「パートナーがいないからこそできること」よりも「パートナーがいるからできること」の方がワクワクしたら、マインドはパートナーを作る方に展開し始めます。
そういうわけで、次なる質問です。
「パートナーがいるからこそ、できることは何でしょう?」
さあ、少し頭を捻って考えてみてください。
先ほどの問いの答えとどっちがワクワクするでしょう?