夫婦問題で行き詰ったときは、まずは自分に「自由」を与えてあげるところから。

状況に振り回され、感情がアップダウンし、思考がぐるぐる回る。
そんな時にちゃんと将来的な判断ってできないですよね?
でも、こういう状況でもちゃんと自分を取り戻す方法があるんです。

***
簡潔に質問させていただきます。

私の旦那の浮気が発覚して、1年が経ちました。
別れたと頑なに主張していますが、バレバレの嘘にまみれて相変わらず続いています。
まあ当然、お金がまわるはずもなく借金もしているようです。

一生懸命取り繕っている努力は感じられるものの、私も嘘ばかりで信用できない旦那といることに疑問を感じ、別れた証拠を出せないなら相手の女性に弁護士を通して慰謝料を請求する旨を伝えました。

正直、相手の女性は死ねばいいのにと思うことがあります。
同じ会社の女性で、今までと変わらない毎日を過ごしていると思う憎しみを感じます。

なので、感情に任せて責めたてるよりまっとうな手段を選択したほうが、まだ私自身の傷が浅くて済むんじゃないかとも思いました。

子供が3人いて、まだ小さいこともあり離婚するリスクも考えますが、自分の行動に責任を取れないような旦那が父親として本当に必要なのかも最近はわかりません。

私はやっぱり武闘派女子なんでしょうか?

夫婦は鏡と言いますが、旦那が家族を傷つけてる現実から逃げているなら、私は何から逃げているのでしょうか?

私ももうこれ以上騙されて傷つくのが怖いから逃げたいです。

相手の女性に社会的制裁を与えてやりたいと思うのは自分が被害者から加害者になることを望んでいるからなんでしょうか?

…ちっとも簡潔じゃなくてすみません。

心理学系、再構築系、スピリチュアル系などブログジプシーになり、結局頭と感情がわからなくなっています。
メルマガ等で取り上げてくださっても結構です。
もし、根本先生から見たご感想をいただければ幸いです。
(Mさん)
***

そら、相手の女性を放課後、体育館裏に呼び出そうとしてるわけですから武闘派ですよね。筋金入りの。
(連日同じネタですいません(汗))

ブログ・ジプシーって言葉は初めて見ましたが、確かにそうですよね~
あちこち読み漁ると訳が分からなくなりますよね。

同じような言葉にセミナー・ジプシーというのもありまして。
Mさんはご存知かも知れませんが、「ここじゃない」「ここは違う」みたいな感じで、あちこちのセミナーを放浪するタイプのことを言います。
あちこち行ってるので知識や経験は豊富ですが、がっつり向き合ってきたか?というと、ちょっと逃げちゃうところがあるので問題はあまり解決せず「どこに行ってもあかんかったわ~。あたしに合うところなんてあるのかしら」と煙草の煙を吐き出しながら、斜め右上を見て言うタイプに多いです。

あちこちのセミナーに行くことはOKなんですけど、ちゃんと自分自身にフィードバックして活かさないと時間とお金とエネルギーの無駄になっちゃいますし、振り回されちゃいますよね。

以前からこの手の質問やご相談は多いんです。

「Aさんは離婚するな!大変だぞ!夫と向き合え!って言うんですが、でも、Bさんはもう十分頑張ったから離婚してもいい!って言ってくれるんです。でも、Cさんはまずはとことんその女と戦え!って武器を手渡してくるんです。」みたいに。

Mさんの表現からはとてもよく勉強されてることが分かりますね。
ただ、あれこれ考えすぎて疲れちゃってるようにも思います。

本来は単なる武闘派じゃなくて、情熱系でもありますよね?
だからそこまで憎しみやら何やらが出てくるわけで、ちゃんと自分の気持ち、感情を大事にしてあげることも重要です。

よく夫婦や問題解決のセミナーでこんな話をするんです。

「当然、藁人形はぼろぼろになっちゃうくらい5寸釘打ち込んでますよね?
 呪いの呪文は20種類くらいは覚えてましたか?」

まあ、実際にそういうことやってもいいですけど、大事なことはその感情を認めてあげることなんです。

むかつく。
悲しい。
憎い。
嫉妬する。
ちょー悔しい。
ちくしょー!!(小梅太夫風に)

感情は天気やウンコと同じですから、ただその流れに従ってあげることが大事ですね。
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/14708

感情をちゃんと受け止めてあげないうちに頭で考え始めると、ほんとうにごちゃごちゃになります。

ある時は憎しみから「離婚しかない。こういうことに強い弁護士にきちんと相談して、相手の女も巻き込んで慰謝料請求した上で、今後のことをちゃんと公正証書にまとめてやる。ぜったい譲らへんで!」と気合が入ったと思えば、
ある時は辛さ悲しみから「もうどこかへ逃げてしまおう。こんな苦しい思いをするんだから、何もかも捨てて逃げてしまおう。今なら実家も受け入れてくれるだろうし」と思います。

つまり、感情を「波」に例えれば、思考は「舟」ですから、感情の揺れ動きに思考が思い切り影響を受けてしまうのです。

例えば、慰謝料請求もきちんと筋を通すためにするのならばOKです。それで気持ちに区切りが付くこともあります。
でも、感情に任せて慰謝料請求したり、あるいは、「これやったら懲りて別れるんじゃないか」って計算してやったりすると、あとで気分がすっきりしないことが多いです。

とりあえず気持ちを吐き出すものを見つけましょう。
よくお恨み帳をお勧めしてますが、Mさんはもう8冊目に突入くらいですか???
自分の気持ちをひたすら書き出すのは有効なセルフ・カウンセリングです。

もちろん、人に相談するのもおすすめですね。
何よりも味方ができて心がだいぶ安らぎます。

さて、私の立場は離婚するしないはどっちでもいい派です。
離婚しても、しなくても、いいので、幸せを感じる方を選んでくださいって言います。
今時点でどっちが幸せかなあ?て感じです。

こんな男、父親としてサイテー!と思うのならば、子どもたちの教育のためにも離婚してもいいですし、逆に、こんな父親でもかけがえのない存在に違いない、と思うのならば、子どもたちのために修復を企図してもいいでしょう。

選択は自由です。
どちらを選んでもいいので、こっちの方が自分は幸せだなあ~と思う方を選べるようになりましょう。

質問にお答えしましょう。

>夫婦は鏡と言いますが、旦那が家族を傷つけてる現実から逃げているなら、私は何から逃げているのでしょうか?

夫が逃げてるように見えるのならば、逃げてるのは私自身、というのが「鏡の法則」であり「投影」ですね。
ここに着目されるのはほんとうに素晴らしいです。

逃げてること、実はこれだけの文章からははっきりと言えません。
だから、あるある話をしたいと思います。要するに一般論って奴ですね。

ただ、自分で何から逃げてるか分からないくらいですから、どれもピンとこないかもしれません。だから「きっとこういう部分もあるんだろうな」という謙虚な気持ちで読んで下さいね。

1.旦那と向き合うことから逃げている。
辛い、悲しい、悔しいなどの感情に引っ張られることで、自分では向き合ってるけど、現実は向き合えてないことが多いです。
旦那の話を冷静に聞けなかったり、相手の女性の方に意識が向いてしまったり、傷つくことを恐れて旦那から目を逸らしてしまったりしている状況です。
自分では向き合えてるつもりだけど・・・ってケースが案外多いです。

2.自分の気持ちから逃げている。
自分の気持ちが分からない、というのは典型的な例ですが、怒りや悲しみが強すぎて、それを何とかしたくて(何とかしてほしくて)もがいているときもありますが、実は「頭で考えることに必死で感情をちゃんと見れていない」というケースが多いです。
頭で考えすぎるときって感情を感じたくないときが多いんですね。
だから、頭では「離婚しかない!」と思いながらも、感情は「離婚したくない!」という気持ちがあることも多いです。
だから、現実が動かせません。

3.夫婦不仲の原因から逃げている。
これはほんといろんなケースが考えられますが、そもそもなんでこんな問題が起きたのか?という原因に目を向けずにいることも多いです。
起きたことから夫を責めているんだけど、でも、そこまで夫を追いつめた自分自身の問題からは目を背けてる、みたいな感じね。
罪悪感が強すぎてそうなってる場合も多いですし、被害者心理が影響することも多いです。

4.より大きな問題から逃げている。
これはあまりないケースなんですが(浮気の問題ってめちゃくちゃ大きいですから)、それ以上に実は経営している会社の状態が最悪だったり、実は大きな病気を持っていたり、子どもに何らかのトラブルが発生していたり、本来向き合うべきほかの問題があるのに、そこと向き合うのが痛すぎて、夫婦の方に意識を向けてる場合です。

これらのうちのどれかに必ず当てはまる!というわけではありませんが、何から逃げてるのかな?と思ったときは参考にしてみてください。

>私ももうこれ以上騙されて傷つくのが怖いから逃げたいです。

逃げることって悪いことなんでしょうか?
逃げるときは思い切り逃げましょう!(笑)
とりあえず、しばし、南の島に旅行してみるのもいいですよ。
あるいは、思い切りオシャレして女を取り戻して街を歩いてナンパされるのも悪くないですよ。

ご存知かもしれませんが、私、Mさんのような方をカウンセリングするときってまずは自分を取り戻すことからお勧めすることが多いんです。
Mさんはもうすでに取り組んでらっしゃるかもしれませんが、多くの方は状況や感情に振り回されて「自分」を見失ってるんですね。
だから、オシャレをする、美味しいものを食べる、メイクを意識する、下着をセクシーなものに変える、自分の身体のケアをちゃんとする、等々、自分に意識を向けるところから始めます。

そうして少しずつ自分を取り戻して「自由」であることを思い出して頂くんです。

子ども3人抱えて離婚して幸せになってる人もいますよ。
やろうと思えばできるんです。

また、こんな状況から夫と向き合い続けて修復した方もいますよ。
つい数日前にもそういう方とお会いしました。

さて、もし、自分が自由で何でもしてOKなら、どうしたいでしょう???
そういうことを考えられる心の余裕をまずは作りましょうか。

オシャレして、美味しいもの食べて、お恨み帳書いて、藁人形に五寸釘ぶっ刺して、笑えるようになって、時には泣いて、自由に振る舞いましょう。

そうすると見えてくるものがあります。

恩恵を受け取っちゃうって方法もあるんです。
なんでこんな問題作ったのか?って言うと、人生をかけてやることを見つけるため。
ライフワークを見つけるためです。

私、なんでこんな問題必要としてるんだろう?ってやはり「自由」になった頭の中で考えてみましょう。
様々なアイデアがやってきて、今、それを受け取れるようになるかもしれません。

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