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女性性は花に例えられます。ただ美しく咲くだけで十分なのです。
でも、長らく与えることばかりをしてきた女性は、その変化に戸惑い、どうしていいのか分からなくなるのです。
受け取る、ということがカギになります。
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去年はグループカウンセリングとセミナーでお世話になりました。去年の一年を振り返って自分のがんじがらめになっていた心が緩みだしたように思います。
根本先生に指摘された女性性についても最初は受け入れがたかったのですが、今ではこれが私の魅力であり才能なんだろうと思えるようになり、またそれを考えると嬉しく思います。感謝です。ありがとうこまざいました。
今年はリトリートセミナーに行ってもっともっと癒されたいと思っています。
カウンセリング後は変な噂を流されたり、二股?不倫?の誘いを受けたりと何故か変な事ばかり起きていましたが、先生にアドバイス頂いたように良くなる前の前兆だったようで、今では色々な男性が逆にサポートしてくれるようになり、目から鱗が落ちました。
それとともに、今までは自分は雄野良猫に悩まされるタイプだと思っていましたが、自分が雌野良猫になり始めたようです。
例えば同じ職場の男性は仕事で関わることがあれば、色々とサポートしてくれています。
例えば力仕事を手伝ってくれたり、私が他の階へ行こうとしているのを見かければ、エレベーターを開けて待っていてくれたりします。またストレートにポニーテールが良い、素直だ、今日はいるのかなといつも見ている等私を褒めてくれます。
しかし、私は嬉しい気持ちも有りますが、『こいつ何か企んでるんじゃないか?私を陥れようとしてるんじゃないか?』と疑う気持ちが湧いてきます。彼と関わるのが怖いとも思います。これって自分が野良猫じゃね?と思いました。
そんな自分をどう扱っていいのかわかりません。良ければアドバイスお願いいたします。
(Kさん)
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良かったのでアドバイスしたいと思います(笑)
本日の答え。
素直に受け取れ。
以上。
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例によって外堀な話から始めるわけですが、例えば、自分の魅力を許可するとですね、いきなり本家カブトムシくんとか、元祖オオクワガタくんとか、老舗アゲハチョウくんがあなたの蜜を求めてやってくるわけじゃないんですね。
最初はアブラムシくんとか蛾っちゃんとか思わず引いてしまいそうな気持ち悪い男とかが寄って来るのが筋なんですな。
それを「神様のテスト」と呼ぶこともできますし、まだ自分の魅力に怖れを抱いている分、なかなか素敵男子がわさわさと寄って来ることは少ないのです。
でも、花が開いて魅力的な香りが漂い始めた(すなわち、フェロモンが出始めた)から、そういうウザい男がやってきたり、
>変な噂を流されたり、二股?不倫?の誘いを受けたりと何故か変な事ばかり起きていました
ということになるわけです。
だから、変な虫が寄ってきたからといって再びせっかく咲いた花を閉じてしまったら、その後に待ち構えてる本家や元祖や老舗が「あれ?この辺に素敵な花が咲いてるって聞いたんだけどなあ」と道に迷ってしまうわけです。
だから、そういうことが起きたことは「吉兆」なわけですね。
涎を垂らしながら罠を仕掛けつつ、その後の素敵男子たちを待ち構えていればいいわけです。
で、まんまとイタイケな本家・元祖・老舗たちが寄ってきたらパクっと頂いちゃえばいいんですね。
特に女性性、セクシャリティが開き始めると、そうしたセクシャルなお誘いが増えるものです。まあ、それは想像しやすいと思いますけどね~。
ところが、今まで魅力を隠しながらも数々の戦場を渡り歩いてきた傭兵たちにとって、いきなり女性性の魅力が開いちゃったら自分も戸惑うしかなくなります。
だって、未知なる世界ですもの。
長年、サバンナや荒野を跋扈してきた女子が、いきなりモデルとしてステージに立ったら訳が分からなくなると思いません?ま、これは極端な例えでございますけれど。
そもそも戦闘術には長けた武闘派女子なわけですから、ウザい男たちを撃退するのは鼻くそをほじるくらい簡単なことですよね?
小指でピン!てすれば、いとも簡単にしっぽ蒔いて逃げ出しますから。
ところが、それがウザいどころか素敵ジェントルマンが現れたら、さすがのKさんだってお尻をボリボリ掻いてた手が一瞬止まるでしょ?
そのまま機関銃をぶっ放して戦闘状態に入ることは簡単だけど、それ以外の方法って知らないわけです。
すなわち、「ねえ、今日も色っぽいね。僕の愛人になっちゃわない?たくさんエッチなことしようよー」みたいなセクハラ系キモい男子に対して、「うっせー、誰に口聞いてると思ってんねん!アホか!ぶっ殺すぞ」て返すことは簡単なわけですが、
ジェントルマンな男性に渋いバリトンの声で「これはこれは素敵なレディがそんなお荷物をお持ちになるなんて!私にぜひ持たせてくださいませんか」とそっとカバンを持ってくれたりすると、「あ?い?う?え?お?」となってしまうんです。
したことないですからね、そんなこと。
常々戦場では50kgもの武器や荷物を背負っていたわけですから。
すなわち自立系の掟に従ってフリーズするわけです。
で、たいていそこでどういう態度に出るか?というと、たいてい次の2つです。
A.シャッターを下ろし、戦場で鍛えた鉄壁の防御の姿勢を取る → ロックウーマン
B.怖くてしょうがないし、気持ち悪いので逃げ出す → 野良猫(♀)
ということで、Kさんの場合はBパターンってことですね。
でも、その逃げ出す途中で気付いたのは素晴らしいです。
で、どうしたらいいのか?というと、親切な根本くんはこれまた冒頭に答えを言ってしまってるわけです。すごい。
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自立系○○な女子は(男子も同じだけど)、ずっと与えることばかりしてきました。
家族に対しても、パートナーに対しても。
「誰かのために」というモードで、ガンガン攻めてきた、あ、いや、与えてきたわけです。
ところが、与えることばかりやってきたので、受け取るレッスンということが超苦手になります。
セミナーでバリバリの武闘派女子によくこんな話をするんです。
「○○さんを殺すのに武器はいらねえ。みんなで10分褒め続ければ勝手に心臓が止まる」
いわば、サッカーで言えば、フォワード陣はめちゃくちゃ強いけれど、ディフェンスがめちゃくちゃ弱いチームみたいなもんです。
攻めてる分にはいいけれど、受けに回ると途端に弱くなっちゃうんです。
しかも、ここでポイントなのが「女性性」。
女性性は「受け取る」がキーワードなんですよね。
だから、女性性が開き始めると、マインドとしては「受け取る体制」に入るわけです。
だから、女性性「花」に例えられるんです。
美しく咲くことはできるけれど、自分からカブトムシくんを捕まえに動くことはできないわけです。
逆に、美しく咲いていることが大切なんだぞ、と教えてくれるんです。
だから、女性性が開き始めただけでげーげー吐き気が来るほど気持ち悪がる自立系女子も履いて捨てるほどいるのです。
誰かのために、みんなのために、迷惑をかけないために、安心させるために、ずっと愛し、与え続けてきた時代が一つ区切りを迎え、今度は、愛される側、受け取る側に回るわけです。
これは怖いです。苦手です。どうしていいかわかりません。
だから、あれこれと「良からぬ想像」をしてしまうんです。
>『こいつ何か企んでるんじゃないか?私を陥れようとしてるんじゃないか?』
こんな風にね!
でも、やったことないんだから初心者マーク付けて受け取る練習をすればいいんです。
Kさんは車運転します?
免許取り立てでいきなり路上で走らせるの、怖いでしょ?
それと同じです。
だから、いきなりちゃんと受け取ろうとしても難しいので、よくお勧めするのは「そういう風に相手が勝手に思ってるんだって知っといてね」です。
感情レベルではざわざわしちゃうので、まずは思考レベルで「へえ、この人にはそう思えるんだ」と意識しておくだけでいいってことです。
そこから徐々に心の中に勝手に染み込ませていくイメージです。
すなわち、「この人にとっては褒めたくなる存在なんだ。荷物を持ったり、エレベータの扉を開けて待っていたくなるような存在なんだ。へえ」って感じで。
それをただ知識として持っておく、という感じです。
そして、現実面では「とりあえず、棒読みでいいから『ありがとう』って言っとけ」てことです。
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また、頂いたネタからこんなアファメーションを作ってみましたので、ぜひ、トイレに駆け込んでげーげーしながら声に出して読んでみてください。
「私は力仕事を手伝ってあげたくなる魅力を持っている。
私は素敵な男性がエレベーターを開けて待っていたくなるくらい魅力的な女である。
私は素敵な男性に褒められるだけの素直で魅力的な女であり、いつも目に留めておきたくなる存在である。」
アファメーションも潜在意識への効果的な語り掛けのアプローチですね。
さらに拡大して自立系武闘派受け取り下手女子の皆さんにはこんなアファメーションはいかがでしょうか?
「私は愛されるに値する魅力的な女性で、
男性はみな、私の役に立つことに喜びを感じます。
私は彼らのその奉仕をただ感謝して受け取るに相応しい存在であり、
彼らは私に与えることで幸せを感じます。
私は美しい一輪の花で、ただありのままに咲き続けているだけいいのです。
そう、私は存在しているだけで男性の役に立ち、愛を与える女性なのです。」
ちなみにセクシャリティを強化したい方は、このアファメーションの「女性」を「女」に、「男性」を「男」」に置き換え、さらに「ですます調」を「である調」に変換するだけでまた違うニュアンスを味わえると思います。
「私は愛されるに値する魅力的な女で、
男はみな、私の役に立つことに喜びを感じる。
私は彼らのその奉仕をただ感謝して受け取るに相応しい存在であり、
彼らは私に与えることで幸せを感じる。
私は美しい一輪の花で、ただありのままに咲き続けているだけいい。
そう、私は存在しているだけで男の役に立ち、愛を与える女。」
新世界をどうぞ、お楽しみくださいませ。
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