問題が起きるのは子どもの頃からの夢を叶えるため!?


子ども時代に欲しかったけれど手に入らなかったもの。
それを叶えるために問題を起こすことがあるんです。
意外かもしれませんが、潜在意識の素晴らしい働きがそこから見えてくるのです。

問題が起こる仕組みにこういうパターンがあります。

「子ども時代からずっと望んでいたこと(夢)を叶えるため」

ちょっと意外な感じがするかもしれません。
子ども時代からずっと望んでいたことが叶うなら、それは夢が叶ったようなもので、問題とどうつながるんだ??と。

確かにそういう場合もあります。
でも、「問題を起こさなければその夢はかなわなかった」というケースもあるのです。

そもそも子ども時代、それも幼い頃の望んでいることってシンプルです。
愛されたい、甘えたい、抱っこしてほしい、くっつきたい、一緒にいてほしい・・・などなど。

例えば、こんなケースがありました。

子ども時代、厳しいお母さんの元で育てられたある女性。
甘えることはおろか、小さい頃から習い事をたくさんしてきました。
後から分かるのですが、そのお母さんが習い事をいっぱいさせたのは、自分が子ども時代、貧しい家庭に育ったのであまりしたいことができなかったからでした。
そして、弟が生まれたらお母さんはすごくかわいがって、甘やかしたんですね。
自分への態度とあまりに違うので彼女はすごく辛くなり、弟に嫉妬していました。
でも、彼女は頑張ってお母さんの期待に応えるいい子になり、学校でも優等生でした。

そんな彼女が大人になって結婚し、とても優しい旦那さんに愛されて幸せに暮らしていた頃、仕事で大きなミスが発覚しました。
とはいえ、それまでしっかり実績を残してきた彼女だったので会社からのお咎めはあまりなく、「ま、次はしっかり頑張ってくれ」と上司からも言われたんですね。
でも、彼女、そのミスを必要以上に悔い、そして、職場の人たちへの罪悪感もものすごく強くなり、それを気にするあまり仕事に行くことができなくなっていきました。

「しばらく休んだ方がいい」と会社から言われ、家にいたのですが、逆に時間がありすぎて考えることばかり。
考えるったって当然いいことは考えません。
自分を責めたり、追いつめたり、その失敗のことをずっと考えてばかりいました。

旦那さんはとても優しく彼女を受け入れてくれたのですが、彼女は日に日に弱っていくんです。
彼女としてもなぜそんなことになるのか理解できませんでした。

それでご夫婦でカウンセリングにいらしたのです。

実はこれ、彼女が幼少期からの望みを叶えるために作り出した問題なのです。

それは「誰かに無条件に愛され、許され、そして、甘えたい」という思い。

お母さんは褒めてくれるけれど、それは良いことをしたときだけ。
サボっていたら容赦なく怒られました。
そして、弟のことは受け入れるのに、自分には全然甘えさせてくれませんでした。

その思いを彼女はずーっと持ち続けて、そして、この仕事のミス、という問題を起こし、その後に精神状態を不安定にさせることによって、叶えたのです。
相手はもちろん優しい旦那さまです。

もちろん、彼女は自分にそんな願望があることは全然意識していません。
潜在意識の中にずっとあったであろう思いです。

この見立てが正しいのかどうかは正直分かりません。
けれど、そういう風に見て行くと色々と辻褄が合うのです。

不思議でしょう?
潜在意識はよくそんな仕掛けをするんです。

でも、もっと素直に甘えればいいのに、優しい旦那様なんだから、と思うかもしれませんが・・・それができれば苦労はないんですね。

潜在意識はこう考えます。
「彼女は自分が大問題を起こして、落ち込まなければ、旦那さんにただ甘えるってことはできないだろう」と。

つまり、これほどの問題を起こさなければ、彼女は甘えるってことを自分に許せなくなっていたのです。

「これくらいボロボロになったらもう甘えてもいいですか?」
「これだけしんどい思いをしたらもう頑張らなくてもいいですか?」
「これほど苦しい思いをしたら私を受け入れてくれますか?」

そんな思いがあるのかもしれません。

そして、その問題が起きたタイミングも絶妙でした。
彼女が仕事でミスをしたのは、「そろそろ子どもを作ろう」としていた頃だったんですね。
思い切り旦那さんに甘えるにはこの時期を逃すとちょっと難しくなっていたわけです。

だから私は彼女に「旦那さんに思い切り甘えたらいいですよ」って伝えました。
一緒に来られたご主人にもそれを伝えたのですが、ほんとにいい旦那さんですね。
それを聞いてすごく嬉しそうな顔をされたんです。

「もっと自分に頼って欲しいとずっと思っていました。仕事を休むことを彼女はすごく悔やんで、謝ってくれましたが、自分もそれなりに収入があるので彼女が家に居ても生活は特に困らないのです。だから、先生のその言葉を聞いてとてもうれしくなりました。」

そして、隣で泣かれる奥さんを見ながら、彼もまた目を赤くしていらっしゃいました。
いい旦那さんですね。

でも、その旦那さんと巡り合えたのもまた彼女の潜在意識の計画の一つなのかもしれません。

そんな風に問題は起こるべくして起こるし、ベストなタイミングでやってきます。
私たちはただそれを受け入れ、意味を知り、そして、その奥にある願望を叶えて行くと、その目的は達成され、問題はなくなっていきます。

事実彼女はしばらく休んで会社に復帰し、ほどなくして妊娠が発覚しました。

子どもの頃に満たされなかった強烈な感情が、大人になって予想外の形でそれを満たすことになるわけですから、問題が起こるのもあながち悪いことではないのです。
その苦しみや辛さにはちゃんと意味があるんですから・・・。

ちなみに、この「親に甘えられなかった思いを満たすために問題を作る」という事例はかなりたくさんあります。
先日も似たケースをカウンセリングさせてもらったんです。その体験にインスパイアされて今日の記事を書きました。

さて、皆さんが抱えている問題はどんな子ども時代の夢を叶えようと起きたものなのでしょうね?

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