彼氏さえできれば完璧なのに、は彼氏ができない法則。


私たちは完璧主義なくせに、完璧さを恐れる、という変な習性を持っています。
だから、○○を手に入れたら完璧なのに!と思ったら手に入らないんです。
○○を手に入れてもまだまだ欲しいものはあるぞ!と通過点にしてみませんか。

***
根本さん、こんにちは!いつもブロク拝見しています。根本さんの考え方にいつも深く感心させられ、とても納得させられます。毎日今日はどんな話題だろうと楽しみにしています!

わたしが今日メールを送ったのは最近いつも以上に悩んでいることがあるからです。わたしは大学生なんですが、いま彼氏はいません。好きな人もいません。
最後に彼氏がいたのは2年前の高校生のときです。(その彼氏とはすぐに別れてしまいました。)

その最近の悩みというのが、彼氏や好きな人がすごくほしいと思ってしまうことです。

わたしの友達はわりと彼氏いない子が多いです。でも一番仲のいいグループの子達はみんな彼氏をもっています。その子達のことはとても好きですし気が合います。だけど、彼氏の話になるととても疲れてしまいます。
彼氏の話を相談されてもわたしはアドバイスできないし(経験がないから)、その子達の話を聞いていると人生やっぱり恋愛しないとね、と言っているように聞こえます。いつもわたしもなんかないの~?って聞かれるんですが、内心そのセリフにうんざりしてしまいます。
そして、多分本人になると相談したくなるんだろうけど、他人からみるとどうでもいいことを相談されるとどっちでもよくないか?と思ってしまいます…。

わたしは学校生活もとても充実していてつらいこともありますが、いつも楽しいです。でも、最近はこれで彼氏いたら完璧なのになあって思ってしまいます。周りを見渡して、いい人いないかなあって考えてしまいます。

彼氏がいなくても楽しいのに、どうして友達との会話にこんなに翻弄されてしまうんでしょうか。他人は他人、自分は自分って思いたいのにどうしても彼氏がほしくなってしまいます。

好きな人もいないのに彼氏がほしいって思っても幸せな恋愛できないだろうなって思うんですけど……。

この心理ってなんなんでしょうか…。
もし気が向かれましたら、是非回答をお願いします。
(Mさん)
***

男性からのリクエストに引き続き、今日は大学生から頂いたネタです。
異色の連載が続きます(^^)
そもそも学生さんにまで見て頂けるとは嬉しいですね~

まずは、基本を押さえておきましょう。

>彼氏や好きな人がすごくほしいと思ってしまうことです。

これは自然なことですよね。
でも、好きな人って頑張って作るもんじゃないですよね?
「あいつのこと好きになってやろう。ふふふふふふ」と思ってもなかなか成功しません(笑)
好きな人ってどちらかというと自然にできるものですから。

だから、自分が好きだなあ、タイプだなあ、と思う人を探していたらいいと思います。

あと私はよくこういうこと言っちゃうんですけどね。
「今、いないってことは、今はいらないってこと」

頭では欲しいと思っていても、心は今は欲してないのかもしれませんね。
「今は」ですけど。
Mさんの場合はほかで十分楽しいわけでね~。

Mさんよりずっと年上のお姉さんがこんな話をしてくれました。
「仕事も充実してる。趣味も楽しい。友達もすごくいい人ばっかり。男といるよりも女といる方が面白い。だったら男いらないじゃん!ってことに気付いちゃったの!!どうしよ!」
そう、このお姉さん。この状況で彼氏ができても迷惑なだけなんですって(笑)

だから「今はいらない、でいいじゃない?」ってお伝えしました。

で、彼氏が欲しいんです!という相談はほんとうにたくさん頂くんですけど、私は必ずこういう風にお聞きするんです。

「どうして欲しいの?今、こんなに充実してるのにどうして?」って。
その理由がポイントだったりするんですね。

>彼氏がいなくても楽しいのに、どうして友達との会話にこんなに翻弄されてしまうんでしょうか。他人は他人、自分は自分って思いたいのにどうしても彼氏がほしくなってしまいます。

「友達との関係」ってとても微妙なところがあるんです。
仲が良くて居心地良くて楽しくて大好きでいつも会いたい!って思ったりする一方で、時にライバルになったり、いろいろなことに嫉妬しちゃったりするんです。

Mさんにとっては「彼氏が欲しい」という気持ちももちろんあると思うのですが、その一方で「友達との話題についていきたい」「友達の恋愛相談に何か意見できるようになりたい」という思いが働いているのかもしれません。

これは一種の競争心と言えます。
でも、別に悪いものじゃないですよ。
大事なことはその気持ちを素直に認めることですね。

「○○ちゃん、彼氏がいて幸せそう。いいなあ。でも、あんな自慢気な言い方されるとむかつく!」
とか
「○○ちゃんの彼氏、めっちゃタイプだわ。奪っちゃいたいくらい!でも、ダメか。無理か。うーーーーん。羨ましい~」
とか
「○○ちゃんに彼氏ができて私にいないなんて惨めだわ。情けないわ。ほんと自信なくすわー。」
とか。

腹黒い気持ち、純粋に喜んであげたい気持ち、嫉妬心、なんでもいいので、今ある気持ちをそのまま認めてあげるとそれだけでも心は楽になります。

その上で「あたし、ほんとに彼氏、欲しいんかな?」と本音を見ていくのがお勧めですね~。

質問。
1.どんな彼氏が理想ですか?
2.彼氏ができたらどんなことを一緒にしたいですか?
3.彼氏にどんなことをしてあげたいですか?
4.彼氏ができたらどんなことをしてほしいですか?
5.理想のデートコースを5つほど考えてみてください。

本気で彼氏が欲しい、と思っている人ほど、この質問に具体的に答えられるんです。

例えば「3」の質問に対して、彼氏欲しい度が低い人は、
「ご飯を作ってあげたい」
って感じ。
でも、ほんとに欲しい人は、
「彼が喜ぶ料理をたくさん勉強して作ってあげるの。男の人ってお肉が好きな人が多いでしょう?だから、お肉料理とか研究してあげたいなあ。」
とより具体的になります。

あまりこのアイデアが浮かばないな、というときは「今はまだ彼氏がほんとは欲しくないんだなあ~」と思っておくといいですよ。

それがイイの悪いの、ではなく、ただ、今はそんな気分、という風に。
「欲しいと思わなきゃいけない」とか「欲しくないけど欲しい振り」とか辛いですからね。

>好きな人もいないのに彼氏がほしいって思っても幸せな恋愛できないだろうなって思うんですけど……。

賢いですね~(^^)
そこが分かっていれば大丈夫ですよ。

好きな人ができるといいですね~。
でも、気になる人、がいたら付き合ってみてもいいですよ。好きになれるかもしれませんしね。

ただ、女性にとって「恋」「彼氏」ってとても大切なアイテムなので、特に好きな人がいなくても欲しいものだろうと思います。

さて、実は今日の本題はこちら。

>最近はこれで彼氏いたら完璧なのになあって思ってしまいます。

いいセリフ、頂きました!
「彼氏いたら完璧なのにな!」というのは私たちの心理ですごく面白い(?)ことを表しているんです。

私たち、完璧を目指すのに完璧なのは嫌みたいです(笑)

Mさん、目の前に完璧な男性が現れたらどうします?
めちゃくちゃイケメンで背も高く、スタイルもいいんです。
とてもオシャレでセンスもよく、モデルさんに間違われます。
仕事も勉強もできて、友達も多い。趣味も多彩で人生をすごく楽しんでます。
5か国語を話せて世界もあちこち旅していろんな経験を積んでいます。
もちろん性格もすごくいいんですね。優しいし、穏やかだし、聞き上手だし。
それでいて言うときはバシッと言うし、とても人の気持ちを理解してくれます。

素敵~!って思います?
それとも近寄りがたい~!って思います?

完璧に見える人ほど周りの人はちょっと臆病になってしまうんです。
「私なんかが相手にしてもらえるんかな?」
「私なんて見向きもされないんじゃないのかな?」

それは自分にも当てはまっていて
「完璧だったら人に相手にされないのでは?」
「完璧になったら孤独になるのでは?」
「完璧になったら目標がなくなるんじゃ?」
みたいな思いを残すのです。

だから、敢えて「完璧じゃない私」を作っておくんですね。

才色兼備なのにファッションセンスがない、とか、
ものすごく仕事ができるのに部屋の片づけができない、とか、
すごく男前なのに女運に恵まれていない、とか。

「そんなことしなくてもいい!!」って叫びたくなると思いますが。
この辺も「人生は壮大なるアトラクション」と言えてしまいますね。
「完璧になったらつまんないじゃないか!」と。

だから、Mさんにとっては「彼氏が欲しい」とか「好きな人が欲しい」と思うのと同じくらい「完璧になっていい」という許可を自分に与えてほしいわけです。

逆に言えば、完璧になることなんて難しいので、「彼氏ができてもまだまだ私には成長の余地がある」とか「彼氏がいてももっと私は素敵な女になる」とか、『彼氏ができることを通過点にする』といいですね。

「彼氏を作ること」をゴールではなく「通過点」にするわけです。

だから、彼ができたらどんなことしたいか?みたいなさっきの質問はとても大切なんですね。

この「完璧さを求めるのに、完璧を恐れる」という心理は「幸せになりたいのに幸せになるのが怖い」とか「成功したいのに成功を恐れる」といったものに共通します。

ところが実際、以前完璧だと思っている状況に自分がなったとしても、まだまだ課題があり、成長分があることに気付けます。
だから、完璧になることなんてないんだ!という気付きをそこで得るわけですね。

「あと○○さえあれば完璧なのに」という思いはその「○○」を手に入れない努力を自分にさせてしまいます。
だから、「○○があってもまだまだ私は不完全。まだまだ私は成長の余地がある!」てアファメーションしてみると、○○を受け取りやすくなるんじゃないでしょうか?

ちなみに私は「本を出せたらカウンセラーとしてもう完璧じゃないの?」って思ってた時代がありました。
でも、いざ出してみると「あんまり売れない(涙)」と今度は「たくさんの人に喜んでもらえる本を書く」というのが次なる目標になりました。

「沖縄でリトリートセミナーをやることが夢」で、それを叶えてしまったら「また来年もやりたい!沖縄以外でもやりたい!」と欲張りな私がガンガン顔を出してきました。

Mさん、もっともっと「欲張り」になっていいみたいですよ!

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