セミナー動画:心理学講座「自分は毒であるという観念~そんな私は愛されないし、幸せになってもいけない~」



自分は毒であるという観念は「罪悪感」から来るものが多いのですけれど、これがあると人生は矛盾だらけの“遊園地”になるものです。

「恋がしたい!」けど「あたしのこと好きだというやつがキモい」

「素敵な人が現れた!」けど「あたしなんかが近づいたら迷惑をかける」

「あの人といちゃいちゃしたい!」けど「きっと相手を汚してしまう」

「好きなことを仕事にしたい!」けど「あたしなんかにそんな資格も能力もねえ」

「やりがいのある仕事を見つけたい!」けど「あたしなんか迷惑ばっかりかけるからきっと無理」

「もっとお金を稼ぎたい!」けど「お前なんかにそんな才能はない!」

「みんなから愛されたい!」けど「そんなこと思っちゃいけない。無理に決まってる。」

「もっと自分をオープンにしたい!」けど「そんなことしたらみんな自分から去っていく」

「もっと自由に生きたい!」けど「自分にはそんなの許されるわけがない」

「好きなことだけして生きたい!」けど「そんなのダメに決まってるだろ!」

そんな風に葛藤が生まれるんです。

前に進みたい自分と、後ろに引っ張る自分が、
良くなりたい自分と、自分を傷つけたい自分が、
幸せになりたい自分と、自分を不幸におとしめたい自分が、喧嘩しているのです。

この「自分は毒である」という観念は多く思春期に、潜在意識の中で生まれます。

だから、知らないうちにそういう思いを持ち、なんならその観念を持っていることすら気づかず大人になっていきます。

そうすると上に並べたことが、理由も分からず起きることになるんです。

結婚したいんだけど、パートナーと距離が近づくにつれて関係が微妙になってくる「親密感への恐れ」を作り出す原因ともなります。

アプリで頑張って婚活しているんだけど、なぜか良い人とマッチングせず、たまに良い人と出会えても相手には気に入られず、さらに珍しくうまくいったと思ったら、だんだん自分が距離を取りたくなる、みたいな。

結婚を意識し始めると早くもマリッジブルーが訪れて、自分は結婚に向いてない、この人でほんとうにいいのか?この人にとってあたしでほんとうにいいのか?と悶々し始める、とか。

罪悪感は「幸せ」を拒否しますから、ホワイトなお仕事より、ブラックなお仕事の方を選ばせようとします。

条件はとてもいいのだけど社内の雰囲気がぎすぎすしていて、モラハラが横行している職場。
好きな仕事なんだけど、給料がものすごく安くて生活が厳しい職場。

ライフワークを生きようと思っても、自分がお金を稼ぐなんておこがましいとブレーキをかける。
やりたい仕事に就いたはいいけど、ハードルを高く設定しすぎて自分の能力に疑問を持ち始める。
やりがいのある仕事を任されたけど、ハードワーク過ぎて体調が思わしくない。
自分の能力を全く認められず、自分に価値なんてあるのか分からなくなり、ただただ面白くもない仕事をし続ける。

あらゆるところにこの「毒」は蔓延していくものです。

この「自分は毒である」という観念は、何があったから、というわけではありません。

子どもの頃から経験している「細かな傷」が折り重なっていることもありますし、
生まれ持ってきたミッションを果たせないことで生まれることもありますし、
そして、何よりセクシャリティと深く関係しているのがこの観念なのです。

思春期になると体が大人になり始めます。
勝手に体が変わっていくわけです。

そうすると男性は自らの性器に対して潜在的に「女性を傷つけるナイフ」という思いを抱き、それが罪悪感となります。
だから性欲を強く持つ一方で、自らの「力」に罪悪感を覚え、それを畏怖するようになります。

一方、女性は生理が始まって以来、それを潜在的に「穢れ」として受け止め、それが罪悪感となります。
女性禁制の聖地が多くありますが、その理由は「女性はけがれているから」でした。それが社会通念だった時代もあるのです。

そうして、それぞれの潜在的な経験(しかし、それは大人になるために必要な変化ではあるのですが)を罪悪感に変えてしまい、この観念が形成されていくのです。

だから、私たちはその「誤解」を解いてあげなければいけません。

セクシャリティは悪いものではない、素晴らしいものだと自分に教えてあげる必要があります。
あなたが持つ力は、決して人を傷つけるものではない、と自分に教えてあげる必要があります。
あなたは決して穢れているのではなく、美しさをたくさん持っていることを自分に教えてあげる必要があります。

ただ、自らその観念を打ち破るのは難しい部分もあります。

長年、潜在意識の中で重要な位置を占め、人生に影響を与えてきたものですから、そう簡単にその思い込みはなくならないのです。

それは毒ではなく、薬であると理解できるように、自分に教えてあげる必要があります。
思考的な理解はもちろん大事ですが、何より感情的、感覚的な理解が大切です。
頭で理解するだけでは心は反発しますから。

自分を愛する、ということが大きなテーマとなりますが、もう少しかみ砕けば「自分を許す」ということになります。
それはある意味、自分に素直になる、ということです。

自分が穢れている、自分が毒である、その思いと正面から向き合ってみることも効果的です。
また、自分を「感覚的に」清めることも役立つものです。
そして、さらに毒だと思っていたことが薬であるならば、どんな効用があるのかを知ることもすごく役立ちます。

毒だと誤解していたものは、実は大切な人を癒し、多くの人に救いを与えるもの、つまりは、才能を教えてくれる可能性が高いのです。

今回は講座形式ですが、いくつかのワークを採り入れています。
潜在意識にアクセスするにはイメージがとても役立ちますので、そんな時間も作っています。

【サンプル動画】


※動画の冒頭から22分32秒をお楽しみいただけます。

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この動画はLTCの岩橋隆盛氏からのご案内となります。
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料金:7,700円(税込み)

(セミナーご感想)心理学講座「自分は毒であるという観念」のご感想をご紹介!!


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