それは執着?それとも愛情?違いが分かる20例。



恋愛や夫婦のカウンセリングをしているとそれは執着なのか、愛情なのかがごっちゃになることがよくありますね。
でも現実には執着100%ってことはまずなくて、執着6割、愛情4割みたいな感じに混在してるのも確かなんです。

執着していると余裕や自由がなくなり、焦り、不安に襲われ、どんどん辛く、しんどくなっていきます。まるで首を絞められて息が出来なくなっていくかのように。
また、他に素敵な出会いがあっても受け入れられませんし、どんどん自分のことしか考えられなくなっていきますから関係も悪化していくのです。

その執着を手放すことは愛情を取り戻すこと。


「彼以外に私を愛してくれる人はいない」は執着。
「彼は私のことをちゃんと愛してくれた」は愛情。

「彼以外に私のことを分かって(理解して)くれる人はいない」は執着。
「私のことを、ちゃんと分かってくれてありがとう」は愛情。

「彼以外に私を大切にしてくれる人なんていない」は執着。
「私を大切にしてくれる人はたくさんいる。彼もその一人だった。」は愛情。

「私を受け入れてくれる人は彼だけ」は執着。
「私を受け入れてくれてありがとう。」は愛情。

「彼と別れることなんて考えられない」は執着。
「彼と別れたくはないけれど、それが彼のためなら頑張れる」は愛情。

「彼の幸せを祈ることなんてできない」は執着。
「彼が幸せになるなら嬉しい」は愛情。

「彼と別れて自分が幸せになれるとは思えない」は執着。
「彼も私もまた幸せになれる人と出会えると思う」は愛情。

「二度と彼以上の人に出会えるとは思えない」は執着。
「お互いにまたきっと素敵な人に巡り合える」は愛情。

「彼は私じゃないとダメ」は執着。
「彼は私ともうまく行くし、他の人ともうまく行く」は愛情。

「私が彼を助けなきゃ」は執着。
「彼が助かるのであれば私がその相手じゃなくてもいい」は愛情。

「彼のいない未来何て考えられない」は執着。
「お互いにきっと素敵な未来が待っている」は愛情。

「彼以上に素敵な人なんて現れない」は執着。
「彼はとても素敵な人だ。出会えて良かった」は愛情。

「私だけを見てほしい」は執着。
「私を見てくれてありがとう」は愛情。

「彼がいないと生きていけない」は執着。
「彼がいてくれて幸せ」は愛情。

「彼と離れると不安になる」は執着。
「彼と離れていてもちゃんと繋がりを感じる」は愛情。

「彼を自分の思い通りにしたい」は執着。
「彼は自由で、彼の選択を私は応援する」は愛情

「新しく知り合っても彼と比べてしまう」は執着。
「新しく知り合った人にもちゃんと魅力を感じるし、彼もまた魅力的」は愛情。

「彼との別れに納得できない」は執着。
「彼が選んだことだから受け入れようと思う」は愛情。

「なぜ、私じゃダメなの?」は執着。
「彼はきっとそういう人なんだ。分かってあげたい」は愛情。

「気持ちが変わった彼のことが許せない」は執着。
「きっと彼にも事情があるんろう。理解してあげたい。」は愛情。

「彼との別れを受け入れられない。信じられない。」は執着。
「彼の気持ちを尊重したい。だから、受け入れられるようになりたい」は愛情。

執着が悪いというわけではありません。
苦しいから手放す準備ができたら手放した方がいい、ということです。

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