お似合いの相手っているの?不釣り合いな相手とはどうなるの?


失恋や離婚に関するカウンセリングで、「彼ってどんな人なんでしょう?」と人となりを伺っていくことがあります。

彼の性格や価値観、物の考え方を少しでも知って、なぜ、そんな行動を取ったのか?どうしたいと思っているのか?どうすればうまく行くのか?などを考えていくためにお聞きするんです。
もちろん、それは彼女目線だから本当の彼とは別人かもしれないし、また、分かったところで彼の心をほんとに読めるわけではないので一つのアイデアに過ぎませんけど。


そこで「それなら二人の価値観は近いわけだし、お似合いだし、別れるってのはおかしいんだけどなあ」なんて思うことも良くありますし、それとは逆に明らかに合ってないよなあ・・・と感じることもあります。

彼が幼すぎて(彼女が大人すぎて)、どう転んでも彼女が「保護者」にしかなれないんじゃないの?というケースや、安定志向の彼女に対して自由業な彼氏、とか。

もちろん、合ってないからって、うまく行かないとは断言できないのが人と人との世界です。
そこが面白いところですね。

だから、周りの友達がみんな「彼とは合ってないから早く別れた方がいい」と大合唱していても、私はなるべく「彼とうまく行く方法」を探していくタイプです。
それで幸せになった方も知っていますしね。

だから、「あなたはどうしたいんでしょう?」という問いをすごくよくします。

もし、そんな合わない彼だったとしても「頑張りたい!彼が好き!」って言うなら、なんとかできる方法を探していきますし、「ほんとは別れた方がいいと思ってるんだけど」という場合には思い切って執着を手放していくプロセスを提案します。
「どうしたいのか分からないんですよね」という場合には、両方の可能性を提示しつつ、どうしたいのか分かるように心を楽にしていく方法を提案するでしょう。

どんな相手でもうまく行く、というのが心理学の基本的な考え方です。
愛があれば如何様にも自分を変えることができるし(彼に合わせる、とは違います!)、2人の関係を成長させていくことができます。

逆に、2人はよくお似合いなんだけどなあ、という方からお話を伺うことも多いです。
大抵周りも「二人はベストカップル」的な見方をしてたりします。

それでも、別れ話が出てくるのが恋というものですね。
きっとお互いにとって何らかの学びがあるのです。
もっと成長を求められているのです。

例えば、どちらかが自己嫌悪や罪悪感が強くて“自己破壊的に”別れを切り出すケースもあります。
相手の愛情にあぐらをかいてしまい、別れを切り出されることもあります。
安定した関係に退屈をし、刺激を求めて浮気をするケースもあります。

そこでは問題にぶつかって痛い思いをするんだけど、2人がよくお似合いな分、相対的に別れる率は低くなるような気もするんです。
よく揉めていても何だかんだ元に戻っていたり。

昨年末もそんな事例に2件ほど出会いました。
何かと言うと別れ話になってケンカばかりしているんだけど、結局は仲良く元鞘に戻っているカップル。

「それが二人のコミュニケーション方法なんですよね」
「そうして二人の間の壁を崩しているのかな。前より近くなっていくでしょう?」
「お互いいけないところもあるけれど、大丈夫、と思ってていいですよ」

そんなお話をしたかと思います。

だから、無理せずに自分に合う“お似合いな”相手といるのがほんとは一番いいんですよね。

お似合い、ということは自分も相手も楽で、自然体で居られる相手のことです。
無理しなくてもいいような関係性。
そこには性格はもちろんのこと、育ってきた家庭、親子関係、職業、年収、趣味、友人関係などあらゆるものが影響します。

そういう人って必ずいるものです。
パズルの隣り合ったピースのような人。

こういう話をすると「そんな人、ほんとにいるんですか?私にはいないような気がして」と言う質問が必ず出てきます。

そう思った方にお勧めなのはもっと自分をよく知ること。長所、価値、魅力を。
自分にダメ出しをするんじゃなくて、できるだけ日常生活を頑張らずに、自分らしく過ごすこと。

自然体で居られる相手に出会うには自然体で居た方が可能性が高まると思いませんか?

『自分にお似合いな相手って必ずいる!』
そう思うだけできっと引き寄せられるものもあると思うのです。

参考になりましたら幸いです。

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