初めは向こうの方が熱心だったんだけど、いつしか逆転してて・・・。



ラブ・カウンセリング

「彼から告白されて、私の方はそんなに好きってわけじゃなかったけどOKして。でも、だんだん私も彼のことが好きになり始めて、気が付けば逆転してたんです。」

そんな経験したことないでしょうか?

付き合い始めはそんなによく見えなくても、一緒にいるうちにその人の価値がだんだん見えて来ることってよくあるんですね。
なぜかって言うと、始めにあまり期待がないからです(笑)

「すっごーく素敵な人!」と思って始まった恋は得てして“減点法”になりやすいです。意外なところが見つかって幻滅することが多いんです。
逆に、今回のようなタイプの恋は“加点法”。「へえ、こんないいとこあるんだ」と後追いでいいところが見えて来るからどんどんハマるんです。

これは恋に限らず、仕事でも、趣味でも、漫画でも、ゲームでも同じことです。


さて、失恋クリニックですから、ここからちょっと悲しいお話になります。

そんな後追いで好きになってしまうとなかなか冷めにくいんですね。ずっと好きでいます。
しかし、一方の彼は付き合い当初の熱意は冷めています。

そこで彼の方から別れを切り出されたとき、“加点法”の恋はまだ彼を好きになろうとしている最中です。そんな中でのできごとですから、ショックもまた大きいんです。

しかも、中には彼から別れを切り出された時点で「こんなに彼のことが好きだったんだ」と気付くケースもあります。「彼の方が私を追いかけてる」と思い込んでたんですね。
この場合はそのショックもさらに大きいですね。

ところが、この場合、そんなに好きじゃなかった頃の記憶があります。
また、立場が逆転して「あ、私の方が好きになってる」と気付いたときに何となく屈辱的な感じがしたことも覚えています。
だから、彼から別れを切り出されたことに納得がいかないというか、プライドが傷つけられたというか、そんな気分になる人もいるんですね。

好きな状態で別れを切り出されましたから、とても引きずりやすいんです。
信じられない気持ちも強いかもしれないですね。

こういうときは普段以上に丁寧に丁寧に、一つ一つ気持ちを整理していくのがいいみたい。

「なんで?」という思いが強いときは、まずはその気持ちと向き合っていきます。
手放しを焦ったり、次の恋に行くのはちょっと待った方がいいかもしれません。
まだ準備はできていませんからね。

痛みが強いときは思い切り泣きましょう。
怒りが強いときはそれも吐き出しましょう。誰かに聞いてもらったり、ノートに書き出してみたり。
先日も「今日は全部吐き出しましょうか」って彼に言いたいこと、言えなかったこと、あれこれ涙と一緒に流していただきました。

そうして少しずつ恋を手放していきます。

最初は向こうの方が好きだったのに~という傷ついたプライドがある場合はそこが最後まで引っかかることが多いかも。
だから、なおさら今出てきた気持ちを整理していくことをお勧めします。
「今」に足をしっかりつけて。

人を好きになれた、ということは素敵なことですよね。
またいずれ立ち直って笑って前に向ける日は来ます。

その日を目指して、一歩、一歩。今日できることをしていきましょう。

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