出会いがないのは過去に手放せてない恋があるから!?



出会いがなかなかないというご相談。
職場には恋愛対象でない年齢層の人か、すでに売却済みの男性のみ。
合コンに行くけれど、なかなかいい男性はおらず。
出会い系サイトで知り合う人ともなかなか前に進めない。
友達の多くは結婚していて、なかなか紹介の口もない。

そんなある種、八方ふさがりの状態の人をカウンセリングすることもよくあります。

絶望しますよね。
焦りや不安も出てきます。

その思いが強ければ強いほど「結果」にこだわってしまうようになります。
あるいは絶望が強すぎて、頑張らなきゃいけない、何とかしなきゃいけない、けど、希望が持てずに空回りを繰り返すこともあります。

そういう場合はまずはグラウンディング。地に足を着けるところから始めます。
具体的には、なるべく話を聞く姿勢を取ります。


焦っているとき、絶望が強いときに意見を言っても、それが入る容量がありません。
また、どんな効果的な方法であっても、焦りや不安があるとうまく行かない可能性の方が高いのです。
だから、まずは吐き出すところから、と思っています。

それに話をしていただくと、「今」から「少し前の過去」「もっと昔の話」までどんどん遡ることができます。
もちろん、その内容や話し方、言葉の使い方、表情などから、その人となりが伝わってきますし、行動や考え方のパターンも見えて来ます。
長所も見えて来るし、場合によっては「ちゃんとメイクして自分を美しく演出することを覚えたらコンパでもパッと花が咲くのに」とか「そういう感受性の強さがあるんだから、きっと気の利いたことができるだろうし、そこは男性を刺激すると思うんだけどなあ」などと具体的な作戦や方向性が浮かぶこともあります。

とはいえ、私はじっとできない性質で、けっこうしゃべってしまうんですけどね(笑)

さて、そんな中で「たいしたことないんですけど」なんて前置きをされながらも、昔の恋の話を伺うことも良くあります。
このブログ等でも「執着」については何度も触れているので、自分なりの過去の恋を振り返ってみたり、手放したりして来られてる場合も多いですね。ありがたいです。

「今の恋がうまく行かない」=「過去の恋の後遺症?」という見方ができると、癒しも新しい恋のプロセスもスムーズに進むような気がします。
(気付くだけでずいぶんと違うものだと思いますが、いかがでしょうか。)

じゃあ、なんで今さらこのタイトル?と思われたかもしれませんが、今日はより潜在意識のパワーにも触れつつお話をさせていただこうと思うのです。

“引き寄せの法則”って聞いたことありますか?
思いが現実を引き寄せる、という意味です。心理学でもとてもよく扱うテーマです。

過去の失恋の痛みを手放す一つに「恋に対するイメージ」や「異性に対するイメージ」をポジティブなものにしておくプロセスがあります。

例えば、こんなケースを紹介しましょう。

出会いの場を作るけれど全然うまく行かないとカウンセリングに来られた30代前半の女性。いろいろと話を伺っていったところ、3年ほど前に好きになった人がいて、でも、片思いで終わったそうです。
実は、その数年前にも同じ経験をしていましたし、それ以前にはあまり好きでないタイプの人と付き合って、やはりうまく行かなかったそうです。
彼女はそうした経験を積み重ねた結果「私の恋なんてどうせうまく行かないんだ」とすごく絶望されたそうです。
でも、年齢的なこともあるし、やはり彼氏は欲しいし、と頑張ってここ1年、出会いを求めて活動されているんですが、うまく行かない、というのが現実でした。

「その絶望感ってどうなりました?」

とお聞きすると「まだあると思いますが、でも、そんなこと言ってられないですよね」との答え。

「じゃあ、『私は素晴らしい出会いをして、素敵な恋をして輝きます!』と言ってみてもらえますか?どんな感じがします?」

「うーん。なんかすごく抵抗を感じます・・・。」

おそらく、それが出会いがないという答えなんですよね。
前の失恋のときに自分自身にかけた“呪文”のようなものです。

「私の恋なんてどうせうまく行かない」

という。

現実ってその通りになっていますよね。
出会いもないし、うまく行かないし、という現実を“引き寄せて”しまってると言えるのです。

『意識』(顕在意識)のレベルでは「彼が欲しい、出会いが欲しい」と思っています。
しかし、『潜在意識』のレベルでは「どうせうまく行かない」と思っています。長年の刷り込みによって。

残念ながらパワーの比較で言えば、圧倒的に『潜在意識』>『顕在意識』です。
私はよく「Excel(潜在意識)と電卓(顕在意識)くらい違う」と例えるんですけどね。

だから、「うまく行かない」という言葉のパワーってものすごいってこと知ってください。
「私にはいい出会いなんてないのよ」の「ない」という否定言葉の持つパワーもシンプルな分、とても強力ですからあなたはどんどん「ない」世界に引きずり込まれていきます。

出会いもない、うまく行かない、いい男はいない、振り向いてもらえない・・・「ない」の言葉、どんどん連鎖しませんか?そして、溜息、絶望、悲しみ、諦め・・・。

だから、その絶望感や「どうせうまく行かない」という呪文を解かなければいけないのです。

そのために過去の恋を手放すんですね。

感情レベルの手放しは、その絶望の中に入っていくこと、その3年前の辛いできごとにもう一度向き合うこと、そして、そこで選択し直すことで可能です。
ま、この1文で言い切ってしまうほど簡単じゃないかもしれませんが、セラピー等で直接その感情に触れることでプロセスは加速します。

また、意識レベルの手放しは、「私は素晴らしい出会いをして、素敵な恋をして輝いています!」(現在形であることが大事!)とのアファメーションを毎日してもいいですし、また、恋がうまくイメージを毎日想像してもいいですね。もちろん、両者とも意識レベルから入って潜在意識に働きかける方法です。

よくカウンセリングで、彼ができたらしたいことを100個、どんな彼がいいのかの条件を100個書いてください、なんて宿題を出しますが、それも恋愛に対してポジティブなイメージを作り出す狙いがあります。

でも、そのためには腰を据えて3年前の出来事に向き合う必要があり、アファメーションにしても、書き出しにしても、心に余裕がなければ取り組むことはできません。

だからまずは、話を聞きながら心を落ち着けるところから始めるのです。

出会いがない、とお嘆きの皆さん。
出会いに対して、恋愛に対して、異性に対して、どんなイメージを持っているのか、自分に素直になってみませんか?

もちろん、今日私がお話ししたようなことはすでに理解されていて「私は大丈夫なのよ」と思う方ももう一度チェックしてみてください。
本当に大丈夫なら、きっと出会いは起きているはずですから。

そして、もし「ない」というイメージにぶち当たっても絶望する必要はありません。
乗り越えるべき壁をひとつ見つけただけです。
そこと向き合っていきましょう。

「時間がない」というのも一つの観念です。
地に足が着かないまま突っ走るよりも、一旦、自分と向き合ってからの方が効率的です。

お盆休みの方、ぜひ、この休みのうちに1日、自分のための時間を作ってあげてください。
そうでない方も、電車が空いていたり、休み中の人がちらほら職場にいたりと普段と違う雰囲気かと思いますから、ちょっと違うところに意識を向けて、自分の心と向き合ってみましょう。

また一歩、素敵な恋に近づくと思います。
そう、大事なことを言い忘れてました。
あなたには素敵な恋をする資格が十分にあることを、ぜひ知っておいてください。

あわせて読みたい