新しい彼は、元彼とは正反対。



ラブ・カウンセリング

「新しい彼、元彼とは全然違うタイプ」という話を良く聞きますよね。
これは経験ある方も多いと思うのですが、たとえば「元彼がジェットコースターみたいな情熱的な人」だったりすると、「今彼はとても物腰が落ち着いた癒し系の人」だったりするんです。

スパイシーな彼の後は、スイートな彼。そして、その彼と別れて、再び、スパイシーな彼に。
※参照:『スパイシーな彼とスイートな彼』(2010/8/9)

もちろん「スパイシーな彼、一辺倒です」という方もいらっしゃいますけれど。


無いものねだりで「元彼に無いものを新しい彼に求めました」というケースもありますが、実は「元彼とは散々嫌な目にあったので、今度は違うタイプがいい」という選択も実に多いのです。
『痛みからの選択』なんですが、もちろん、あまり、意識してやってることではないんですよね。

たとえば、

「元彼はジェットコースターみたいな人で、あれこれ気を使うし、振り回されて、ほんとしんどかった。自分にも自信が持てなくなるし、彼の顔色を伺ってばかりで全然、自分らしくなかった。でも、今の彼は私のことを第一に考えてくれて、いいところもいっぱい見てくれるし、私は私のままでいいんだって自信を付けさせてくれるんです。」

と感じるのですが、もちろん、この物語には裏もあります。

「元彼はジェットコースターみたいでしんどかったけど、でも、楽しいときはめちゃくちゃ楽しくて、本当に人生であんなに笑ったってことないくらい、二人で笑ってたけど、今の癒し系の彼は落ち着いてる分、感情の起伏がなくて、つまんないというか、退屈に思うことも実はあるんです。」

それで「やっぱり退屈。飽きた。しんどいときや疲れてるときに今の彼はいいんだけど、元気になってきたら、やっぱりつまんない。」と別れを決意したりするのです。

もちろん、こうしたスパイシー&スイートな組み合わせばかりではありません。
リッチな彼&ボンビーな彼の取り合わせもありますし、バリバリのビジネスマン&ニートの彼、という組み合わせもあり得ます。
また、友達が多い彼&友達いない彼とか、家族仲良しな彼&家族バラバラな彼というのもあります。

ただ、どれにせよ、問題なのは、新しい恋に向かうとき、どれくらい元彼の影響を受けているのか?というところなんです。

「癒し系の彼がやっぱり好きだから」と言う感覚があればいいのですが、「スパイシーな彼ではしんどいから」との理由で反対のタイプを選んだとすると、後々すごく後悔しますね。

カウンセリングでは、「そういう彼と結婚してしまって、今、すごく後悔してるんです」というご相談だってあるくらい。

たとえば、元彼が「とてもワイルドで、男気があって、そういうところが好きだったけど、反面、自分の世界にこもりっきりで、私なんていなくてもいいと思った。それでうまく行かなくなって別れた」などの場合、「ワイルドで男気があるタイプ」はきっと“好み”であり、“タイプ”だと思うんです。

でも、心の痛みから『そういうタイプの彼は私を放っておいて寂しくさせる』と学習すれば、本来自分が好きなタイプじゃない人を選びやすくなってしまうのです。もちろん、後でとても後悔し、自分の選択を嘆くこともあるでしょう。

さらには、そこに「年齢的にも早く結婚しなきゃ」とか「周りがどんどん結婚してるし、私も乗り遅れたくない」とかの“思考的”“感情的”要因が入ってしまうと、後先考えずにタイプじゃない彼を選択してしまったりするのです。

そのとき、自分にいっぱい言い訳をします。
「元彼の○○くんみたいな男と付き合うと、絶対女が苦労するに決まってる」
「寂しいって訴えても、彼にはそれが分からないらしくて、きっと今の奥さんだって、同じような思いをするはず」
などなど。

でも、それってあまり幸せではないですよね・・・。

新しい恋には古い恋が少なからず絡んでくるのですが、でも、できるだけそれは排除して、自分が好むもの、自分がいいと思うものを選んでいきたいものですよね。

欲しいものを欲しい。
こんな彼が好き。

はっきり言えてますか?
あいまいになったり、ごまかしたり、分からなくなっていませんか?

心を開いて素直になってみましょうか。
そして、なんに対してもいいです
自分が「いいなあ」と思えるものを、素直に「いいなあ」と思えるレッスン。
今から始めてみませんか?


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